なにかを観るとなにかを思い出す
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今年初めての歌舞伎、「雷神不動北山櫻」見てきました。このお話、歌舞伎十八番の「鳴神」「毛抜」「不動」という三つの演目が入っていて、すでになじみのある部分が多く出てきます。しかしながらこの通し狂言は12年ぶりなそうだ。又、主演の市川海老蔵丈が五役、不動明王、鳴神上人,粂寺弾正、早雲王子、安倍清行を演じます。とにかく海老蔵丈の演じるキャラクターが愛すべきキャラクター揃い。特に「エロス」3役。切り口は違うはとにかく女が好きというエロキャラクター。粂寺弾正みたな男も女もとにかくきれいどころが大好きというオープンスケベも入れば、ストイックな上人がこっそりと女の懐に手を入れてるむっつりスケベまで、共通して言えることは女を追い掛け回す男はどこかユーモラスである。正統派のハンサム俳優、海老蔵丈がみせるかわいらしさ。かと思えば、その一方で、孤高の悪役、早雲王子はとにかくかっこいい。皇位を弟から奪い取ろうとする、悪のヒーロー。登場が鎌を持ち、蓑を着ているのですが、美しい人がこの格好をすると、すごみが増します。ああ、早雲王子ににらまれてみたい。そして、踏まれてみたい。そして、不動明王の空中浮遊。所謂、宙乗りとは違い、イリュージョンです。あれはどういう仕掛けなんでしょうね。目を皿にして要チェック。ファンにしてみれば、成田屋の十八番が楽しめ、かつ色んな角度から海老蔵丈を楽しめる、まさに一演目で二度おいしい作品。年初にふさわしい豪華な作品です。
2008年01月15日
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