今回の原発の機能回復については未知の要因が多い。信頼性工学は故障のメカニズムを{故障の木}の手法で分析すると故障診断の道筋ができる。さらにFMEAという故障によってシステムに及ぼす影響を分析することで対策が考えられる。これらは過去の経験と科学的論理(physical law)によって実施できる。しかし複雑で経験のない故障の解析にはトライアンドエラーを積み重ねるしかない。重大な故障に立ち向かう時マーフィーの法則の「Everything that can possibly go wrong」などと言っていられないと思う。これは法則というのには余りにも言葉の綾であり、ブラックユウモアであり、文学的である。