ろうそくの火を灯すと

ろうそくの火を灯すと

PR

×

Profile

nezima

nezima

Freepage List

Comments

まりん@ Re:もっと力を(07/03) はじめまして ブルゴーニュでお買い物代行…
どぴゅ@ みんなホントにオナ鑑だけなの? 相互オナって約束だったけど、いざとなる…
ドライブ好き@ 風呂入るのメンドクサイ! http://feti.findeath.net/9rb9tl9/ 今日…
もじゃもじゃ君@ 短小ち○こに興奮しすぎ(ワラ 優子ちゃんたら急に人気無い所で車を停め…
しおん@ ヤホヤホぉ★ こっちゎ今2人なんだけどぉ アッチの話…

Calendar

Archives

2026.08
2026.07
2026.06
2026.05
2026.04

Favorite Blog

暑さと夏休みと。 New! risa9537さん

☆happy goods&food☆ momoankenさん
京の食 kyohahayoさん
2007.05.09
XML
カテゴリ: カテゴリ未分類
小田実は、彼らのアイデンティティの特徴を、地縁・血縁的な「祖国」とは別に、



小田によれば、脱走兵たちは

「『アメリカの原理』が現在のアメリカにないなら、自分個人の原理と
『アメリカの原理』があいいれないなら、いさぎよく『祖国』
アメリカを立ち去」った。
しかし同時に、彼らのなかでは「自分たちの原理が彼らの考える『アメリカの原理』
である以上、自分たちはどこへ行こうとアメリカ人なのだ」とされている。

そうである以上、「自分の原理と同一の原理をもつ、すくなくとも同一視できる

それを新しい自分の『祖国』にしてもよい」。

だが日本の場合、「ごく少数の例外を除いて、人々が自分と祖国との
『同一性』の根拠として話すのは、地縁・血縁であり、たとえ『大和魂』や
『日本精神』のような定義しがたいものであれ、原理的な根拠ではなかった」。



一つの答が、ここにある。

国=政府ではない。

護られるべき祖国とは、「自分の原理と同一の原理をもつ、すくなくとも同一視
できる」理念をもち、そのようにふるまおうと努力する制度である。

そしてまた国とは、既存のカテゴリーながら、同時に不断に、
私たちが再構成しつつあるものである。

ゆえに祖国を護ることとは、自分自身の原理(理念)を検討し、

そのようにふるまおうと努める制度を護る/安定させる/組み上げることである。


私の原理。自分でもきちんと把握していないし、揺れがあるし、甘くて弱い。
でも、9条の理念には、強く共感している。

日本の現況が、憲法9条にそぐうものであるとは考えない。
しかし小熊(2002)の言うように、「『現実』と乖離しているものは欺瞞であり、



日本人か、と訊かれた時は、その国籍だ、とだけ答えていた。
次にこれを尋ねられた時には、憲法9条の続く限りそうだ、と言おうと思う。




――――――――――――――――――――――
大統領選挙の報道を見て、考えたこと<1>~<3>での、
脱走兵の声明および小田実の引用は、
小熊英二『<民主>と<愛国>―戦後日本のナショナリズムと公共性』
新曜社(2002)からの孫引き(pp.781-784)です。
ごめんなさい。帰国したら、原典を確認します。
――――――――――――――――――――――






お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2007.05.24 23:55:38
コメント(2) | コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X

Design a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: