昨日は「選挙速報」をずっと見ていて・・・・その後「サッカー・ワールドカップ決勝」まで見てしまいました。
眠い・・・・・・
それじゃ、「小説もどき」の続きをどうぞ。
《トンネル(2)》
私が「特殊工事班」に配属になり・・・・最初の現場は「A町地下道工事」でした。
前回お話しした通り・・・・通りを一本隔てた「H町」は・・・・昔「遊郭」があった町ですから・・・・法律で禁止されてからも、影で営業が行われていた町ということで・・・・アウトローの人たちが多かった町なんです。
毎日のように・・・「うるさくて寝られない」とか・・・「工事のおかげで客足が鈍って営業妨害だ」とか・・・・苦情がたくさん来たのですが、うちの「S工事長」の人格というか・・・・徐々にその人たちとも仲良くなってきたんです。
「ねえ・・・ナイト君・・・・今晩客が来なかったらあんた来なさいよ?・・・・今まで味わったことのないようなサービスするから・・・」
冗談半分にそんなお誘いも受けるようになりました。
こんな笑い話も教えてもらいました。
「本妻さん、二号さんなんて言葉があるけど・・・あたしたちはその次だね?」
「え?三号さんなんですか?」
「それよりちょっと手前・・・・・」
「??????」
「セカンドの次はサードと思うのは間違いだよ・・・・野球だとショートっていうのがあるんだけど知らないの?・・・だからベースっていう布団もないんだよ・・・あたしたちは・・・・アハハハハ・・・・」
私がわからないのを良いことによくからかわれました。
皆さんでも、わかる人は少なくなって来たでしょうね?
わからない人は置いて行きますけど・・・・・
だから、最初のうちは「対住民対策」で苦労しましたけど・・・・そのうちこの現場が楽しくなってきたんです。
そんな時でした。
本社から「移動命令」が来たのです。
「一通りの住民対策が終わったんだから・・・・一人トンネル工事の研修に出してくれ・・・・・大手ゼネコンへ出向だ。」
「S工事長」はすぐさま要員に私を指名しました。
「お前独身だから・・・・良いだろう?・・・・他のやつは家族がいるし・・・・なあにほんの一年だから・・・・・」
簡単に言ってくれます。
「一年・・・・そのトンネルってどこにあるんですか?」
「えっとね・・・仙台のそば」
私はその転勤のことを、すぐさま仲良くなったお姉さんたちに報告しました。
「それじゃ送別会しなくちゃね?」
7~8人のお姉さんたちが集まってくれることになったのですが・・・・私一人で、・・・その魔物の巣窟のようなところに行く勇気もありません。
すぐに、「S工事長」ほか2名にも参加してもらうことになりました。
ですからことなきを得たんですが・・・・・
「仙台か・・・・仙台というと七夕があるよね・・・・もしあれなら・・・・みんなで仙台に行こうか・・・・ナイトちゃんの慰問にさ。」
そのお姉さんたちが、仙台まで来てくれる・・・・・涙の出るような申し出ですが・・・・七夕の時期に仙台で宿が取れるとは思いません。
そのことを話すと・・・・・
「いいわよ・・・ナイトちゃんの部屋で・・・・」
そこへ「S工事長」が追い打ちをかけます。
「あ、ナイトは飯場暮らしになるから・・・・他にもトンネル工事で鍛えられた若い衆がたくさんいるから・・・姉さんたち・・・ちょうど良いよ」
無責任な話しをしました。
そんな話しになってそれから1週間後に仙台に出発・・・・・
宮城県は「利府町」という場所に着いたんです。
ここは新幹線のトンネル工事の現場・・・・・・
あ、この当時はまだ「東北新幹線」が出来ていなかったんです。
ごめん・・・時間だ・・・・続く
HirokochanさんCalendar
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