スマホにして、ようやく気づきました。
楽天ブログをスマホで見るのは・・・字が小さくて見にくいですよね。
この先どうしようか悩んでいます。
「ノアの箱舟」に横付けされた「第38大宝丸」・・・・この船だってそんなに小さな船ではないんです。
遠洋漁業に行けるほどの船ですから、船員が寝泊りできて食堂や風呂までついているような・・・それほどの大きさですが・・・・「ノアの箱舟」に比べると鯨といわし・・・いやいやもうちょっと大きいかな?・・・鯨と鰹ぐらいの違いはあるでしょう。
「神様」たちが船から「はしご」をつたって降りると・・・・「ワアーッ」という大歓声に包まれました。
どうやら・・・・この「蓬莱山」に住む仙人や動物たちがすべて歓迎に現れたようです。
その数なんと!・・・・・・あれ?・・・・仙人50人と動物が100匹ほど・・・・
よく見てみると・・・・あちこちに・・・・こちらから見えないよう「アンプ」が隠されていました。
大歓声に聞こえたのは、このアンプのせいだったのでしょう。
「いやあ・・・何十年ぶりの訪問者でしてのう・・・・・歓迎式をやろうと思ったんじゃが・・・今これくらいしかおらんのじゃわ・・・・おととい昨日と・・・準備はしたんじゃが・・・なかなかはかどらんで・・・・お待たせをしたしだいで・・・・ハハハは・・・お恥ずかしい」
「東王父」は照れ笑いをしたのです。
さっきは「イエス」の処遇のことで「西王母」と相談していて、出迎えが遅くなったと言っていましたが、どうやら「歓迎式典」のほうの準備で遅くなった・・・・と思えるほど飾りつけは豪華でした。
50人ほどの仙人は・・・ほとんどが道教の仙人のようで、中国風の着物を着ていましたが、中には「コテカ」という民族衣装?(日本ではチンコ・ケースと呼ぶ?)だけのインドネシア、イリアンジャヤ州(パプアニューギニア)ダニ族の魔法使いもいたり、中南米の魔法使いなんでしょう・・・小さく小さくしてしまった人間の頭だけの「ミイラ」を杖の先端につけたものもいました。
ここで、きっと読者の皆さんは、「コテカ」に興味を示されたことと思います。
そこでちょこっとだけ解説を・・・・・
よくテレビなんかで見ることもあると思いますが・・・「牛の角」のようなものだと誤解されていますが・・・あれの材料は一種のひょうたんです。
ひょうたんの中身をくりぬいたものとど理解ください。
日本で買う場合には、一般の商店でなかなか見つけることはできないと思いますが、「ネットショッピング」で見つけることができると思います。
種類はかなりありますが・・・青年用はまっすぐなもの・・・・壮年用はクルンと曲がったものとなっていて・・・長さは40センチくらいかな?
値段は、日本国内で買う場合・・・7000円から1万円ほどだと思います。
どうぞ興味のある方は・・・男性の方はご自分用に・・・女性の方はだんな様へ・・・あるいは恋人へ・・・プレゼントされても喜んで使っていただけるのではないでしょうか?
え?「どうもナイトの話しは寄り道が多くていかん!!」ですって?・・・
すみません、ごめんなさい・・・・
いい加減な性格なんで勘弁してください。
じゃあ続きを・・・・・
「それでは、早速歓迎の朝食会を・・・・」
そうなんです・・・夜明け前に迎えに来られたもんですから・・・「神様」たちは朝食がまだだったのです。
目の前に置かれた皿には「霞」が山盛りありました。
仙人は「霞」だけを食べているから小がありませんが・・・・「神様」以外の3人は初めて霞を食べます。
「これって味があるんですか?」
「漱石」が「神様」に聞きます。
「ああ・・・自分の好きなものの味を想像するんじゃ・・・そうすればその味になっていく・・・マロの場合は”焼きそばパン”の味にするがのう・・・」
「じゃあ私は・・・・・ミカンの味にしましょうかね」
伊予松山の中学校で教鞭をとったことのある「漱石」はミカンの味が懐かしいようです。
「この茶碗に入った飲み物らしきものはなんですか?」
今度は「ヨセフ」が聞きました。
「あ・・・それは水だと思えば水にもなるし・・・酒だと思えば酒にもなる水じゃ・・・日本に養老伝説というのがあるじゃろ?・・・・・親孝行な息子が親に酒を飲ませたいと思っていたら・・・滝の水が酒になったという・・・あの話しじゃがのう・・・あの水は・・・・自分の好きな味に変えられるんじゃ・・・・おいイエス・・・お前はまだ未成年じゃから・・・酒はだめじゃぞ」
「大丈夫だよ・・・おいらパンと水が好きなんだ」
4人が銘々・・・自分の好きな味の「霞」と「養老の滝の水」を飲んでいると・・・・なにやらショーが始まるようです。
「レディース・アンド・ジェントルメン・・・・ウイ・プレゼンチュー・ショータイム!・・・本日のエンタァーティナーは、遠く日本からやってまいりました・・・不屈のマジシャン・・・○▲×※・・・・・・」
何しろ司会も老人の仙人ですから、いればの具合が悪いのか・・・最後のほうは聞き取れませんでしたが・・・・・
その司会者が手招きして呼んだのは・・・・・
色白の中年男性がひとり・・・・色白といっても、なぜか日焼けしていて肌が赤くなっていて・・・ところどころ皮がむけていたのです。
歩き方もなぜか・・・足が不自由なようで・・・まともに歩いてきません・・・・
なんて言えばいいのか・・・・「通風」で足が痛いのを我慢しているような歩き方でした。
「神様」は思い出していました。
「この人・・・どこかで見たことがあるなあ・・・・・そうだ”魔法の広場”で”伝説の魔法使い”って呼ばれてた人だ。・・・・悪魔から逃れて・・・そういえば日本に住んでるって言ってたな・・・・えっと・・・出雲のほうだと思ってたんだけどなあ」
その男は、自分でも気持ちが悪いのか腕でめくれ上がっている日焼けした皮膚を一枚むきました。
そしてやおら・・・・マジックをはじめたのです。
「今取り出しましたのは、簡易印刷機です。どんなものでも印刷してご覧に入れます。」
そういうと真っ白な「紙」を取り出しました。
「そちらにいらっしゃるお客様の顔に良く似たお札を印刷します」
そちら?・・・・指差す方向を見ると「漱石」がいました。
(は はあ・・・千円札を印刷するんだな?・・よく似たお札って・・・本人じゃないか)
案の定、白い紙は「千円札」に変わったのです。
「オオーッ」・・・・会場中からどよめきが聞こえました。
ここは仙人の島「蓬莱山」ですから、「タネ」の無い「魔法」はみんな使えるのですが、「タネ」や「仕掛け」のあるマジックは珍しいのです。
しかし、お札が使われるようになったのは・・・・このマジシャンの今暮らしている時代だけの話しで・・・・・古代や近世ヨーロッパなどの仙人たちは「金貨」や「銀貨」のほうが尊ばれるのです。
「その、お札を両替して見せてはくれんかね?」
「千円札」の両替ですから・・・・・細かい貨幣にしなければなりません。
「いや・・・そのう・・・これは印刷機でして・・・・」
汗っかきのマジシャンは・・・白いシャツの中が透けて見えるほど汗をかき始めました。
そして、隠しておいた「タネ」がすべて白日のもとに晒されたのです。(シャツの中だから白日ではないわなあ・・・・)
その時・・・・
「すごい!・・・すごすぎる・・・・・すべてのタネを一瞬のうちに公表したぞ!」
沸きあがる歓声・・・スタンディング・オベーション・・・・
「出雲からやってきた不屈のマジシャン」は一礼して・・去って行きました。
「さて・・・皆さん・・・・続いてはニットのファッションショーをごらんいただきます。」
司会者が登場し、新しいショーの幕開けです。
司会者とは別に男性が登場しました。
どうやらこのニットの洋服のデザイナーのようです。
「あたしが解説しますからね・・・・・どんどん質問しちゃってください」
こうして始まったファッションショーですが、出てくるモデルは全部男性モデルでした。
「すみませんねえ・・・・この”蓬莱山”は男性の仙人がほとんどで、女性の仙人は数えるほどしかいないんですよ・・・・ほとんどが”西王母”のいる”崑崙山”のほうにいましてね。・・・・」
そばにいた「役の行者、小角」は言うのですが「神様」が見ていると・・・ひとりひとりのモデルを見る「デザイナー」の男性の目が怪しく光り・・・・どうやら、この「デザイナー」の希望で「モデルは男性のみ」と決められたようでした。
つづく
HirokochanさんCalendar
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