日本語で話そう
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10年以上前一人のドイツ人研究者をホームステイに受け入れた。日本の学術事業で先進国のPh.D(博士課程後期)やポストドクターの研究者を国立大学或いは有名私立大学に夏季期間招待する制度だ。ウサギ家はずっと何年も毎年そこからの研究者をホームステイに受け入れていた。そしてもうほとんどが家族ぐるみ、子供世代の交流になっているのだが。10年程前ドイツ人の彼を受け入れた時、ホテルで和食をご馳走した。家族はカジュアルフォーマルっぽい服装。彼はTシャツで参加。2、3年後、ベルリンで再開し勤務先のフンボルト大学の図書館とか案内して貰った時ボソッと言われた。「日本のホテルで食事した時ドレスコード伝えてくれなかったからヨレヨレの服でちょっと恥ずかしかった」あちゃあ、我が家にステイした時フォーマルは滞在ホテルに置いてきたんだろうからと逆に告げなかったのがまずかった。2年ほど前コロナ終了後虎視眈々と狙っていた日本で働くと言う願望を果たしたポスドクの彼。大学で働きながら、ある地方大学の教授職を得た。「田舎だから嫌だなあ」と言う彼の愚痴を聞きがてら家族でお祝いしようと中華街の行きつけの店を予約した。現地集合。予約した席に現れた彼、「ドレスコードがわからなかったから」と背広を来てきた。観光客も来る中華街、ドレスコード伝えるのまたすっかり忘れたよ。
November 22, 2024
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