沖縄シュタイナーに学ぶ会 虹のたね

2005年10月05日
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カテゴリ: 交流会
秋、強い風が吹くようになると、
ちいさなたね は遠くへ運ばれていきます。


本日のたねまき ミヒャエル祭 ゴッズアイ作り
◇大人 3人 
◇子ども 4歳1人 3歳2人 1歳1人 0歳2人


今日はシュタイナーサークル初めての交流会でした。
最初に予定していたミヒャエル祭当日の29日は、
私と息子が熱を出して当日の朝に中止となり、
1週間後に延期したところ大幅に参加者が減って、親子3組のちいさな会となりました。


この日は交流会なので子ども向けの手遊びはしない予定でしたが、
最初に何となく円座に腰を下ろしたまま子どもたちが静かにしていたので、
急遽ろうそくに灯を燈して朝の挨拶をすることにしました。
おはよーだいちーと歌い始めると、1年前まであんなに非協力的だった娘が
一緒に歌ってくれてびっくり!
知ってるお友達だからか、成長したからか、気分が良かったのか?
その全部なんでしょうね、個人的なことですが嬉しかったです。
でも、みんなにも「真似して一緒にやってネ♪」とひとこと言えばヨカッタ(;^_^A

その後、ミヒャエル祭と霊的な存在としての天使ミヒャエル(=ミカエル)について
少しだけ話しました。

ドラゴン(悪の象徴)を退治した大天使ミカエルは、自我の守り手であり、

このドラゴン退治の物語りは『八股のおろち』とよく似ているので
日本のシュタイナー幼稚園では、『八股のおろち』のお話しをするところもあります。
日本人には耳慣れないお祝いなんですが、とても大切な深い意味あいを持っています。
シュタイナーによると、夏場は外へ外へと向かって拡散していた人々の魂が
秋からは少しずつ内面に向かうそうです。

夏の間に意識が拡散して朦朧と自分を失っていると、
そこへいろいろな良くない作用がやって来るので
それを追い払うために自意識を呼び戻す必要があるんですね。
ミカエルは、秋の気分を通して人間に協力してくれるのですが、
人間が自分の中でしっかりと決断をしないと助けてくれないんだそうです。
そして、絶えず問いかけをして来る存在でもあるのですが、
私たちはそれにきちんと答えて行かなければならないそうです。

と言ったような、とても解釈の難しい内容なので、
もちろん私自身も完全に理解出来てません。
今日のところは、私に正しい勇気を与えて下さいと願いを込めつつ、
こつこつ系手仕事をしました。

インディアンの魔除けのゴッズアイ。
別名“くもの巣”を作りました。
なぜこの手仕事を思い付いたかと言うと、ミカエルデーには
小さな凧を作ってドラゴンの象徴として飾ったりするそうなので、
その外国風の凧になんとなーく似てる“くもの巣”にしよう、
魔除けでもあるし簡単だし材料費もかからないし、というわけでした。

ヘンプウールゴッズアイ

グラデーションに染めてある糸を使ったので、途中で色を変えなくても
簡単にカラフルなゴッズアイが出来ました。
素材も、ヘンプとウールが半々なので季節の変わり目にぴったりかも(!?)
本日のお茶も「季節の変わり目」にこだわって“甜茶”です。

その間、子どもたちはマイペースに遊んでいました。
少しの間一緒に手仕事する子。
おもちゃに糸を巻く。
ままごとのお料理。真似っこするおちびさん。
ケンカになりそうかな?ちょっとお手伝いしてここを持ってて!
ぐるぐるぐるぐる。
うわーきれい。
ねんねの赤ちゃんはちょっと眠たい。

さあそろそろお片づけしようね。
お姉ちゃんがシュタイナーを取り入れた幼稚園に行っている子が
お母さんと『お片づけのこびと』のお歌をうたってくれます。
私も覚えたいのでまた聞かせてね。

朝の集まりをしたので帰りの集まりもしたけのだけれど、
下の子がぐずり始めたので授乳しながらになってしまいました。
それに練習も心の準備も無く、行き当たりばったりではだめですね。
声も音も定まらないし、何も伝わるものが無いであろう
中途半端な雰囲気になってしまった気がします。

それから手仕事の前にやろうと思っていたのに忘れてて最後になっちゃった~。
『魂のこよみ』のミカエルの情景の節を読みました。

第1回めの集まりなのに、結局気の利いた挨拶も出来ないまま(汗)
それでも「楽しかった」と言ってくれた優しくて心強い
うちなーんちゅ母と子どもたち。
短かったけれど一緒に過ごした時間は、まさに天使の訪れのようでした♪


虹のたねを 起こすのは
大地と太陽 雨と風


これからも細く長く、こつこつたねまき続けたいと思います。
どうぞよろしく!

(ママランチ改め ミ~ニャ)

★『魂のこよみ』訳者違いで2種出ています。どちらがお好みでしょうか?
雰囲気がかなり違うので機会があったら読み比べてみて!(巌訳も新訳になりました)
高橋巌 訳
魂のこよみ
秦理恵子 訳
魂のこよみ






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最終更新日  2005年10月24日 15時40分32秒
コメント(4) | コメントを書く


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ミヒャエル祭  
待ってました!ミ~ニャさんのリポート。
ミヒャエル祭で、凧からゴッズアイを手仕事にするところが、
なんというか、さすが造詣の深さを感じるよ!
人数が集まっているみたいで良かったね。
遠くから来ているのかな? (2005年10月11日 02時37分09秒)

Re:ミヒャエル祭(10/05)  
虹のたね  さん
プリマーターさん♪
ありがと~初コメントすごく嬉しいっ(≧∇≦)
まだまだ人は集まらないよ~。
いきなり第1回め『ミヒャエル祭』って言葉で引いたかもね・・・(;^_^A

くもの巣作りは簡単にきれいなのが出来て好評よ~。
写真に写ってるバッテンに巻いてあるだけのやつは娘が真剣な面持ちで作ったやつ。どんなふうに巻いてもそれなりに作品になって面白い^^

今回は隣りの市からと、そのまた隣りの市から来てくれたので遠いと言えば遠いけど。車で20分くらいだろうか?
次回は、初おやつ作りを試みる予定なのでドキドキー。 (2005年10月11日 22時52分50秒)

今日はお会いできて嬉しかったです^^  
しおん さん
まさかプレーパークでお会いできるなんて!
虹のたねさん(すてきなお名前^^)の、
意外な(?)一面も伺えて <ガールでの虫の話
また、お会いできたらいろいろお話聞かせてくださいね。

ゴッズアイ、懐かしく写真を拝見しました。
モンテッソーリ園でも作りましたよ^^
秋~冬の、子ども達には大人気の手仕事でした。
あ、でも幼稚園では普通の毛糸と割り箸で作っていました。
こうやってミックスの毛糸や、木の小枝を使うとすっごく温かみが増しますね。
今度、チビしおんにも教えてみよう。
(↑自分の子に教えるのは、意外と忘れていたりするんです。。)

>シュタイナーによると、夏場は外へ外へと向かって拡散していた人々の魂が
秋からは少しずつ内面に向かうそうです。

うんうん、これもなんとなく、感覚的に納得。
少し肌寒くなってくると、自分の内面の声を聞くようになりますね。
(2005年11月05日 22時35分48秒)

Re:今日はお会いできて嬉しかったです^^(10/05)  
ミ~ニャ  さん
しおんさん♪コメントありがとう!

>意外な(?)一面も伺えて <ガールでの虫の話

ふふふ、ガールスカウト歴9年は役に立っている部分もちょっとはあるかも。
そういえばゴッズアイ作り、ガールでもやったような気がして来た・・・!?
モンテ園でもやっていたのね^^
まぁる園では割り箸&綿紐で作ってあった気がする。
本当は毛糸よりも、細くとった原毛の方が小さい子にはいいみたいよ。

プレーパークへはなるべく出向くと思うので、また会えるかなヽ(^◇^*)/
(2005年11月17日 23時30分22秒)

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