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この中で特に勉強になったことを自分用のメモ書きとしてまとめておきます。以下、眼科専門医向けのやや特殊な内容となっていますので御了承下さい。
CCC中に流れかけたら、戻したい部分に粘弾性物質を追加する。(流れかけた部分に入れると、その操作で流れてしまうことがあるので×) これは要は、これからCCCが進みたい方向を押し下げることによって自然に戻りやすくなる、CCCがそちらに向かう流れを作る、ということ。(これは知らなかった!)
CCC中にフラップを引っ張る位置は、CCCが小さい時は遠い場所で、CCCが大きい時は近い場所で、と常にCCCの切れ方を見ながら可逆的に瞬時に柔軟に使い分けることが必要。(これは何度も教科書で読んではいたのだが、このところちょっと意識から抜け落ちていた!)
核分割時、「両手を同時に動かさない」ことが大切。2分割の時は具体的には、右手のUS tipを核の底に当ててまず左方向に押す、そこで固定して止めて、次に左手のフックを右に押す。要は「同時ではなく順番に」ということ。(これも忘れがちだが実際の手術時に意識しておくと非常に割りやすい!)
いつもの溝堀で割れなければ、無理せずに溝を追加する。(まさに名言)
柔らかくて割りにくい時には、「円周方向に割る」のも有用。(やってみると本当に役立つ)
この第1部、素晴らしい内容でした。ここだけでも来た価値がありましたね。(続く)
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