PR
カレンダー
キーワードサーチ
しばらく前のことですが、ネット上で面白い記事を見つけました。
詳しくは 元記事 を参照して頂きたいのですが、要点を一言で言うと、
花粉症の人は、花粉症でない人に較べてがんによる死亡率が52%低下していた。
という内容です。 「花粉症などのアレルギー疾患を持っていると、免疫機能が活発になる傾向があり、それが特定の原因による死亡を防ぐのかもしれない。」 という研究者のコメントもありましたが、私はこの記事を読んで、
あっ、これは体感的に間違いないな。
と思いました。
毎日毎日多くの患者様を診察させて頂いている経験から、 花粉症の患者様には全身的な病気が何故か少ない
ということを実感していたからです。
そしてこの記事からは2つのことが示唆されると思います。
1. 花粉症の症状が強いことはトータルで見てその患者様の長寿に繋がっている可能性がある。
2. そのため花粉症に対して[過剰で強力な治療]を行って症状を押さえ込むことは、患者様の免疫機構を過度に抑制することになり却って健康を損なうかもしれない。
私はもうずっと以前から、 花粉症の患者様に対して常に「必要最低限」の治療 を心掛けてきました。ほとんどの方は 短期間適切にお薬を使えばすぐに症状が改善するから ですが、今回の記事を見て、よりその方針を徹底して行こうと思いました。
3次元眼底撮影装置OCTの制御パソコンをア… 2024.06.30
さよなら、US-4000。 2024.06.03
近視の進行を抑える魔法の方法を教えます。 2024.05.17