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冬場の根腐れを回避する為,植え込み資材をミズゴケから発酵バーク(花ごころ 洋らんバーク)に変更していた胡蝶蘭ですが,ミズゴケ使用時と同じような管理をしてしまった為,水分不足でステムが駄目になってしまいました. 花ごころ 洋らんバーク12L特に先月初旬にステムが萎れ始めていたピカソは,3本全てのステムが萎れてしまいましたので…先月半ばに全てカット!しかも先月初旬の時点で異常がなかったアマビリスのステムも,先端が枯死してしまって….はぁ~orzもう滅茶苦茶ショックです.実は,蕾が成長する頃って水分要求量が高まるって判っていたのに,週に一度しか給水していなかったのですよ~.通常,植え込み資材にバークを使う場合は保水性が高いプラスチックの鉢を使うのが定番なのですが,自己流でソコソコ排水性の良い駄音鉢を使っちゃっていましたしねぇ~.にも拘らず,株周辺の保湿対策は全くしていなかったという….こりゃぁ~来年からまた発泡スチロールで作った簡易温室を復活させないといけないかなぁ~.あれなら保湿効果はバッチリです.でもあれって温度が上がりすぎるデメリットがあったので,廃棄しちゃったのですよネェ~.また作るのも面倒臭いし….う~む~,一体どうしましょう?植え込み資材を再びミズゴケに戻すべきでしょうか. ニュージランド産水苔 500gそれとも鉢をプラスチック製に変更すべきでしょうか?ただミズゴケを用いる場合,鉢は素焼きの物を用いるのが定番なのですが,最近ホームセンターで3.5号の素焼き鉢って見かけないのです.それに焼き鉢って強度が低いので,個人的に好きではありません.だからできれば素焼き鉢+ミズゴケの組み合わせは使いたくないわけで….こりゃぁ~間を取って,ミズゴケとバーグの混合で植えつけちゃおうかなぁ~.容器は今の駄温鉢のままでw上手くいくかどうか判りませんけど.ただ保肥力の高いミズゴケを加えた方が,夏場の株の成長は期待できます.バーグのみの植え込み資材で育てた昨年は,かつて無いほど胡蝶蘭の成長量が少なかったですからねぇ~.とりあえず植え替え適期の6月になったら,何らかの処理をしたいと思います.屋内管理ならもう植え替え可能な時期かもしれませんが,アマビリスの方はステムの節から新たなステムが顔を出しておりますので(↓),それらが開花に至ってから植え替えようかなぁ~と.『今シーズンは開花の望みが無いピカソ』だけでも先に植え替えておくという選択肢もありますが,面倒な事はまとめてやってしまいたいので….ステムもそうですが,先月末に出た新葉(↓)も順調に育ってもらいたいっす!------胡蝶蘭のその後の様子はこちら(作成中)
April 14, 2011
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トラブルシリーズ3日目です.登場するのは胡蝶蘭.私のブログでトラブルネタが最も多い植物です.前回ブログに登場した時もトラブルネタでした.w今回は何が起こったかと言うと….先ずは葉焼け.例年2月は網戸+ガラス越しで管理していました.そして気温が上がる3月になったら遮光用のカーテンを設置しておりました.今年もその管理を行っていたのですが,なんと2月前半に葉焼けを起こしちゃって….まさかそんな時期に葉焼けを起こすなんて思ってもみませんでした.特に保温なんてしていなかったのに….『あまりに寒く暖房(ガスファンヒーター)をガンガンかけていた(つっても20℃設定で,胡蝶蘭置き場とガスファンヒーターの位置は4m以上離れていますし,間にはソファーなどがあって直接温風は当たりません)』&『晴れていて窓際(カーテンと窓の間)の温度が上がった』のW効果で,胡蝶蘭周辺は かなりの高温になってしまっていた,としか考えられません.とりあえず遮光用のカーテンを設置いたしましたので,その後は再発しておりませんが,上部の綺麗な葉が傷んでしまったのは少し痛いところです.更にその後,今度はステムの先端が萎れだして….最初は1本だけだったのですが,いつのまにやら3本全てのステムが萎れてしまったのです.しかしこれ,ステムに何かをぶつけたとかいう訳ではありません.特に一番小さなステムは何かにぶつかるほど伸びていないのです.それゆえ,何かがぶつかったというなら,その手前にある葉にも傷が付くはずなのですが,そんな痕跡は全く無いのです.従って考えられる原因は湿度不足しかありません.実は最近,霧吹きによるミスティングをサボっていたので….そういや一昨年は湿度不足で蕾が黄化してしまっておりました.それをすっかり忘れていて….『喉元過ぎれば熱さを忘れる』ですね.それとも私の場合は単なる老化といった方が正しいのかな?とりあえず今年も昨年に続いて開花は諦めた方が良さそうです.ただし上記トラブルが発生したのはピカソ(↑)だけで,同じ場所で同じ管理しているアマビリス(↓)には全く障害が発生しておりません(目で見えるレベルのダメージが無いだけかもしれませんが).こちらは来月には開花してくれるのでは無いでしょうか.う~ん,やっぱアマビリスは育てやすいっす!------胡蝶蘭 のその後の様子はこちら
March 5, 2011
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昨年の11月下旬~12月上旬にステムが出た胡蝶蘭ですが,ピカソの最も成長が早いステムが鉢からはみ出しそうになってきましたので,今月半ば(2011/1/15)に仮支柱へ誘引致しました.先月下旬(2010/12/23)今月中旬(2011/1/15)誘引前株自体は殆ど成長しておりません.誘引に用いたのは以下の物.支柱(洋らん支柱線)とセロテープと『小枝ささえ』です. 洋らん支柱線 φ3.2 x 700ミリ(10本入) ワンタッチで誘引!誘引クリップ「小枝ささえ」ステンレス仕上げ SP-38一般的にステムの支柱への誘引はビニタイなどで行いますが,今回はあくまで仮支柱への仮誘引でしたので,お手軽な『小枝ささえ』を使おうとしたのです.しかしこれには弱点があります.昨年それで失敗したのですが,『小枝ささえ』は縁がシャープで,ちょっとした事でステムに傷が付いてしまうのです.そこで『小枝ささえ』にセロテープを貼り付け,ステムが直接『小枝ささえ』の縁へ触れないようにしました.これを使ってステムを誘引するとこんな感じになります.これなら余程の事が無い限り『小枝ささえ』が原因でステムが傷付く事は無いと思ったのです.しか~しその翌々日,『余程の事』が発生してしまいました.次女(3歳)が誤って仮支柱に物を引っ掛け,胡蝶蘭を引きずり倒してしまったのです!会社から帰った私に無残な胡蝶蘭の姿が….でも驚く事にステムは無傷でした.いやぁ~,本当に運が良かったとしか言いようがありません.ただし葉はかなり傷付いていましたが….とりあえずこんな状態のままにしておく訳にはいきませんので,一旦鉢から株を取り出し,改めて植えつける事にしました.そのついでに根の様子を観察する事に.春の植え替え時にあった古い根(↓)の大半が枯れてしまっていますが,新たに伸びた根は健在のようです.昨春の植え替え時の根の様子 これなら今後も通常の管理で大丈夫でしょう.枯死した根を切除しようかとも考えましたが,この時期に切るのはメリットよりもデメリットの方が大きいと考え,そのまま植え付ける事に決定っす.さて,これで無事冬を越して花を咲かせてくれるかな?------胡蝶蘭 のその後の様子はこちら
January 26, 2011
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例年に比べて成長量が少ないまま成長期(成長が旺盛な時期)を終えた胡蝶蘭ですが,その後も成長を止める事無く,ゆっくりとしたペースで成長を続けています.10月上旬(2010/10/7)の様子アマビリス(奥:親株 手前:子株)ピカソ(奥:親株 手前:子株-高芽-)現在(2010/12/23)の様子アマビリスピカソそして11月下旬~12月上旬にはステムが出てきました.しかも意外な事に,ピカソには3つも….ピカソ親株の第1号ステム親株の第2号ステム高芽(子株)のステムアマビリスう~ん,こんな充実していない株に3つもステムがあって大丈夫かなぁ~.開花に体力を使い切ってしまい,株自体が枯死するほど衰弱しなければ良いのですが….もし無事に冬を越したら,ピカソの高芽は親株から切り離して単独で育てたいと思います.綺麗な根が数本出ていますので,きっと株分けしても成長可能でしょう.ピカソの子株一方,アマビリスの子株は当分今のままの状態で育てるつもりです.だってあまり発根していなさそうですし,過去に株分けが上手く行かなかった経験があるもので….------胡蝶蘭 のその後の様子はこちら
December 23, 2010
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今年は例年に比べて胡蝶蘭の成長量が少ないっす!屋外へ出した6月半ば以降,アマビリスの子株1号もピカソ(親株)も2枚しか新葉が出ておりません.屋外管理開始直後(2010/6/16)アマビリスピカソ現在(2010/10/7)アマビリスピカソまぁ~成長した葉はそれぞれ3枚ずつなんですけどねぇ~(屋外に出す時点で成長途中の葉が存在したため).でもどの葉も小さくって….||||||||||||||(* ̄ロ ̄)ガーン||||||||||||||||アマビリスの子株1号からは孫株2号が,そしてピカソ(親株)からは子株1号が出た為,仕方ないといえば仕方ないのですが…(成長に回すエネルギーが分散してしまった).しかしそれらもさほど成長しておりませんので,この成長量の少なさは異常と言っても良いでしょう.だって3年前(2007年)のアマビリスは『親株』&『子株1号』&『子株2号』が1鉢に植わったままの状態でしたが(後に『親株』が枯死して『子株5号』まで増加),『子株1号』だけで新葉がワンシーズンで4枚出ましたから….で,この成長量の差の原因として考えられるのは昨年までと今シーズンの植え込み資材の違い.昨年の9月初旬まではミズゴケを使っていたのですが,(その後紆余曲折があって)約一年前から発酵バークに切り替えていたのです. ニュージランド産水苔 500g 花ごころ 洋らんバーク12Lこの発酵バーク,保水性が低く通気性が非常に良いおかげで,胡蝶蘭の根腐れを防ぐ効果は抜群です.梅雨時,秋雨の時期,また冬越し時に株を弱らせない事を主眼に考えるなら,非常に優れた植え込み資材と言えるでしょう.ただしその利点は欠点の裏返しでもあります.だって『保水性が低い』=『保肥性も低い』と言う事ですからねぇ~.とりあえずミズゴケ使用時よりも施肥ペースを上げて,週に1~2度 液体肥料を与えていましたが(ハイポネックスハイグレード洋ランの2000~1000倍希釈液),もっと頻度を上げてよかったのかもしれません. ハイポネックスハイグレード洋ランというのも,発酵バークは通常プラ鉢と組み合わせて使うのですが(ミズゴケは素焼き鉢とペアで使用),私はプラ鉢よりも鉢内部が乾きやすい駄温鉢を使用しているのです.『プラ鉢だと重心が高くなり(鉢重量が軽い為),株が倒れやすくなってしまう』と考えての処置だったのですが,まさかこんな落とし穴に嵌るとは….夏期の成長量低下はある程度覚悟していましたが,ここまで低くなっちゃうとネェ~.もうソロソロ屋内に取り込む時期になっておりますが(最低温度が18℃未満),ある程度旺盛な成長が見込まれる間(屋内管理の場合,当地では11月イッパイくらいまで)は2~3日に1回のペースで施肥を行っていこうと思います.だって地上部の成長量はイマイチでしたが,地下部(根)は良い感じで成長しているみたいですから~.アマビリスピカソ一見するとアマビリスの根は少ないようですが(地上部に出ていない),実は鉢の下の穴から出てきちゃったりしておりますので(↓),鉢内部にそれなりの量の根が張っているのでしょう.ピカソも子株の茎部分から新根が出てきておりますので(↓),来シーズンに株分けができるのではないかなぁ~と期待しております.まぁ~その前になるべく株にダメージを与えないようにして冬越しをさせねばいけないのですけど.w------胡蝶蘭 のその後の様子はこちら
October 7, 2010
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例年までに比べると非常にゆっくりとしたペースで成長を続ける胡蝶蘭ですが(植え込み資材を,肥料持ちが良い『ミズゴケ』から肥料持ちが良くない『洋らん用のバーク』に変更した事が原因?),ちょっとショッキングな事が発生しました. ニュージランド産水苔 500g 花ごころ 洋らんバーク12L丁度一週間前になるのですが,給水のためにピカソを引っ張り出してみると(梅雨明け以降一滴も雨が降っていなかったので,2日に1度のペースで給水していました),上から二枚目の葉(成長が既に終わった,ひとつ前の新葉)が何者かに食われていたのです. ||||||||||||||(* ̄ロ ̄)ガーン||||||||||||||||慌てて犯人を捜しましたが,影も形もありませんでした.残されていたのは黒くて比較的小さな大量の糞だけで…(写真は撮り忘れました).一体何者の仕業?蘭類の葉に食害を与える定番といえばナメクジなのですが,ヤツラなら這った跡は何処にも存在しませんでした.また胡蝶蘭を置いているフラワースタンドの脚部には(ナメクジが上がって来られないように)ナメ駆除テープを貼ってありますし,周辺にはナメクジ誘引駆除用のナメクジ駆除剤バイオスラッグミニペレットもセッティングしてあったのです. ナメ駆除テープ 雨に強いナメクジ駆除剤バイオスラッグミニペレット800g(徳用サイズ)従ってナメクジが犯人ではないと思うのですが….とりあえずその後食害は進行していませんので,鉢周辺(植え込み資材の中等)に犯人が留まっている事は無いでしょう.また傷付いた葉は他の葉に比べて早期に枯れ落ちるでしょうが,食われた場所が葉の中央部でなかったのは不幸中の幸いでした.コチョウランの葉はバルブの働きを兼ねており,葉が枯れ落ちる際は葉に溜めた養分を再吸収するのですが,葉の中央部に傷があると,そこから先(葉の先端部側)の養分を再吸収できないのです.しかし今回のような傷のつき方なら,余すことなく養分を再吸収できると思います.まぁ~とにもかくにも株自体の調子は悪くありませんので(=成長が止まっていない),今後の成長に期待したいと思います.ピカソ全体半月前(2010/7/14) ↓現在(2010/7/30)新葉半月前(2010/7/14) ↓現在(2010/7/30)根半月前(2010/7/14) ↓現在(2010/7/30)子株半月前(2010/7/14) ↓現在(2010/7/30)アマビリス全体(奥:子株1号 手前孫株2号)半月前(2010/7/14) ↓現在(2010/7/30)孫株(2号)拡大半月前(2010/7/14) ↓現在(2010/7/30)アマビリスの子株1号は次の新葉(↓)が顔を出しましたしね.w------胡蝶蘭 のその後の様子はこちら
July 30, 2010
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胡蝶蘭の屋外管理を開始して一ヶ月少し経過しました.その間,モロに梅雨と重なって日照量が激減しましたが,遮光ネット(遮光率60%)を簡単に捲り上げる事が出来るようにしていたおかげで,株自体が日照量不足になった様子はありません. 切り口がほつれにくい!ラッセル編物ハトメ穴付遮光ネット 【園芸用品】心配した降雨による気温低下も大したレベルにはならず,かえって胡蝶蘭に心地良い気温になったようです.屋外管理開始直後は成長が鈍い事を心配しておりましたが,今月初旬頃から成長が目に見えて判るようになりだしました.アマビリスの子株1号約一ヶ月前(2010/6/16)現在(2010/7/14)ピカソ約一ヶ月前(2010/6/16)現在(2010/7/14)いずれも頂芽から新葉が展開し始めました.またピカソは根が成長を再開しました(成長が止まった根の先端が再び成長開始).ちゅ~か,どっちも子株が出てきちゃってるし.wまぁアマビリスは株自体が子株ですので,正確に言うと孫株(2号)ですけど.それにしてもピカソの方は,形状&出た位置&出た時期からステムだと確信していたのですけどネェ~.もしかして気温が上がりすぎてステムが(高芽ができるみたいに)子株に変化しちゃったのかな?とりあえずピカソの子株とアマビリスの孫株2号は,当分の間このままの状態で育てていこうと考えております.だってある程度株が大きくならないと,株分けしたところで枯れちゃいますから~.実際,アマビリスの子株1号から意図せず外れてしまった孫株1号は,残念ながら今春に枯死しています.さて,果たして両品種とも無事株数を増やせるでしょうか?また,来春~来初夏に親株(アマビリスは子株)は無事開花できるでしょうか?------胡蝶蘭 のその後の様子はこちら
July 14, 2010
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最低気温が十分高くなった(18℃以上)こともあり,2週間前(2010/6/6)に胡蝶蘭を屋外へ出しました.先月下旬(2010/5/25)にステムを支柱へ誘引したばかりで,本来なら今頃屋内で開花を楽しんでいるはずでしたが….またステムを駄目にしてしまったのですぅ~!まさかワンシーズンに同じ株から出たステムを二度もオシャカにしてしまうとは….今回ステムを駄目にしてしまったのは,支柱がシッカリ固定できていなかった&誘引にステンレス製の金具『小枝ささえ』を使ったから. ワンタッチで誘引!誘引クリップ「小枝ささえ」ステンレス仕上げ SP-38先ず過去に書いた理由から支柱を植え込み資材(バーク)には直接突き刺さしませんでした. 花ごころ 洋らんバーク12L代わりに『オーキッドハンガーに似た物』を作り,それを鉢の縁に引っ掛けて支柱としたのですが,その『オーキッドハンガーに似た物』を作るのに用いた洋らん支柱線が細身の物だった為に強度不足となり,ちょっとした事でずれて(=動いて)しまったのです. ステンレス駄鉢掛け 45cm 逆フック 1本 【あす楽対応】 洋らん支柱線 φ3.2 x 700ミリ(10本入)その結果,『小枝ささえ』で結束したステムはあらぬ方向に引っ張られる事になってしまったのですが,この『小枝ささえ』は縁がシャープで….そんな訳でステムに傷が付いてしまったのです.『小枝ささえ』は薔薇やクレマチスなどの固い枝の誘引に用いるなら問題ないのでしょうが,蘭の柔らかいステムに対し何の工夫もなく用いるのは自殺行為だったようです.今後は何かクッションになるようなものを挟んで使おうと思います.あぁ,楽天市場にステムクリップのような物が売っていれば,何の心配もせずに誘引できるのに….今後どこかの店舗で販売してくれないかなぁ~(もしかして私の検索方法が悪くて見つけられないだけ?).とりあえず,今後は洋らん支柱線の先端を不精せずに折り曲げて植え込み資材に突き刺したいと思います.根を傷めるかもしれませんけど….っで,屋外に出した様子ですが,昨年同様のセッティングになっております.上面も遮光ネット(遮光率60%)で覆った事ぐらいしか違いはありません. 切り口がほつれにくい!ラッセル編物ハトメ穴付遮光ネット 【園芸用品】また肝心の株の状態ですが,あまり良い物ではありません.植え込み資材にバークを用いると,ミズゴケを用いた時より成長速度が鈍るのが一般的ですが(バークを用いた育成に慣れたプロが管理した場合,同等の結果を引き出す事が可能らしい),それにしても成長量が少ないのです.アマビリスの子株1号ピカソa>果たして今後マトモに成長してくれるのでしょうか….ピカソのステムもほとんど成長していませんし….------胡蝶蘭 のその後の様子はこちら
June 20, 2010
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胡蝶蘭・アマビリスの子株1号に今春発生した2つ目のステム(1本目はミスで枯らしてしまいました)が鉢からはみ出すサイズになってまいりました.そこで支柱に結束する事に決定!本来なら先ず仮支柱に仮結束するところですが,このステムはあまり伸びないと思われますので,いきなり本支柱を設置です.通常よりもステムの長さが短いのは,株自体に余力が無い(2本目のステム&昨シーズンの育成失敗で葉が少ない)ので仕方ありません.先ず支柱ですが,以前宣言したように『オーキッドハンガー』に似た物を作る事に(理由はこの日記を御覧ください).とりあえず手持ちの『ラン用の支柱(洋らん支柱線)』とラジオペンチを用意して作業を開始しました. 洋らん支柱線 φ3.2 x 700ミリ(10本入)最初に支柱の先端から12cm,9cm,5cm,9cmの位置に印をつけ,ラジオペンチを用いて印をつけた位置で支柱を順に曲げていきました.しかしカナリ不恰好な出来に….う~ん,不器用だなぁ~.尚,今回の支柱のクリップ部分の作成は『kojimaさん』のウェブサイトの『蘭の技術 - 蘭の設備 必要だが安く上げたい』の『蘭を吊る(蘭の吊り具をつくる)』と,『ハッピーパイパーさん』のウェブサイトの『洋蘭の世話の仕方』を参考にさせていただきました.お二方には厚く御礼申し上げます.さて,完成した支柱をセットするとこうなります.もしホールド感がイマイチなら『12cm』の部分と『9cm』の部分を軽く曲げて調節すると良いそうです.続いて支柱へのステムの仮誘引ですが,今年2月に購入した『小枝ささえ』を使ってみました. ワンタッチで誘引!誘引クリップ「小枝ささえ」ステンレス仕上げ SP-38実物を見ずに購入したのですが(写真は見ましたけどw),ナカナカ使い勝手が良いものです.ステムを傷つけることなく,誘引作業が一瞬で終わりました.ただ見た目がイマイチで….本当は緑色の植毛タイプ(ペイントタイプ?)が欲しかったのですが,私が買おうとした少し前(2010/1/28)に売切れてしまい(ミセスリビング)仕方なくノーマルタイプ(?)を購入したのです.楽天市場内の他店(アグレ)にはまだ植毛タイプがあったのですが,如何せん送料が高くて….500円の商品に800円の送料を払うのは考え物です.一方のミセスリビングはメール便が使えて送料が160円でしたので,尚更馬鹿らしくって…(ただし商品の価格は525円ですけどw).まぁ~『小枝ささえ』を使うのはステムが伸びている部分に対してのみで,伸びが止まった(固まった)部分から順にビニタイに取り替えますので(その方がディスプレイ時に目立たず見栄えが良い),今見栄えが良くなくても関係無いのですけどね. ビニタイ 洋ラン用 15cmx200それに同じ値段で『植毛タイプ』は8個入り,『非植毛タイプ』は12個入りですので,かえってお得だったかも.wさて,本来ならばソロソロ胡蝶蘭を屋外管理へ切り替える時期ですが,今シーズンは暫く本格育成にシフトできそうにありません.遅くても来月末までには屋外へ出したいのですがネェ~.果たしてそれまでに花が咲ききってくれるのでしょうか?咲いてくれれば切花にするのですが….ちゅ~か,根本的にこのステムを咲かせてしまって大丈夫なのでしょうか?下葉2枚は黄変してきていますし(新陳代謝),その上の2枚の矮小葉は葉焼けさせちゃっていますし(先々週),一番上の新葉の成長は遅いですし,新根も出てきていませんので….------胡蝶蘭のその後の様子はこちら
May 28, 2010
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一昨日で今年のGWが終わってしまいましたが,昨日&今日は会社に行くのが億劫だったです.朝起きるのが辛くって.wおかげで両日とも,いつもより家を出る時間が遅れてしまいました(&園芸にかける時間が殆ど取れませんでした).また昨日の朝は曇り空だったので,胡蝶蘭用の遮光カーテンを開けっ放しにしてしまったのですが….出社途中でおもっきり晴れだしたしぃ~!しかしその事に気が付いたのは電車の中.携帯電話を所持していない私にはどうする事もできません.降車駅に着くまでイライラするだけ~.wそんな訳で,駅に着いたらダッシュで公衆電話へ!っで,家に電話して『胡蝶蘭にカーテンを』って頼もうとしたら,妻から予想もしなかった衝撃の言葉が!!『PCで生協の注文している間に○○(次女の名前)が胡蝶蘭(アマビリス)を鉢から引っこ抜いてたよぉ~』って….ま~じ~か~!!なんと私が電話する直前,(どう処理したらいいか判らず)妻はその事を伝える為に職場へ電話をしたそうです.『植えつけておこうか?』と妻に言われましたが,根やステムを傷つけられたら一大事ですので,ミスティングして日陰に置いとくように頼みました.そしてその日の残業を終え,恐る恐る家に帰ってみると….とりあえずステムは無事でしたし(多分…),どこも傷んでなさそうで一安心.う~ん,よかったぁ~.でも相変わらずマトモな根が無い(新根が出ていない)事が判明~!ちょっと前から給水&施肥(ハイポネックスハイグレード洋ランの2000倍希釈液)を再開していましたが,こりゃぁ~もう暫くミスティングのみで遣り過ごした方が良さそうです(発根を促進させる為). ハイポネックスハイグレード洋ランちゅ~か,今回の一件で僅かに残っている根が多少なりとも傷んでいるでしょうから,少なくとも数週間は水遣りが出来ないのですけどね.wとにかくいつまでもこのまま放置しておく訳にもいきませんので,ちゃっちゃと株を鉢に詰め込んで再植え付け完了~.果たして今後,無事に開花&発根&成長してくれるのかなぁ~.------胡蝶蘭 のその後の様子はこちら
May 7, 2010
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今月初旬の植え替え実施後は葉水だけで管理していた胡蝶蘭に対し,先週末(2010/4/24)から給水を再開しました.実に3週間ぶりの給水になります.果たして断水の効果(発根促進)がちゃんと出ているかな?アマビリスの子株1号ピカソって,単に給水したのではないことがモロ判りな写真ですね.w鉢内部から浸透した肥料成分が鉢表面に白く浮いてるし.ww本当は給水だけにしようと思っていたのですが(施肥はGWから開始予定でした),液体肥料(ハイポネックスハイグレード洋ラン)の希釈液の作り置きがあったので,ついつい使っちゃいました. ハイポネックスハイグレード洋ランだって早く消費してしまいたかったのですよぉ~.いくら遮光気密気味に保管していると言っても,無菌操作なんてしていませんから,あまり長期間放置しておくとカビたり,藻が発生しちゃいますからねぇ.そうなると捨てないといけない訳で….まぁ~希釈液は2L程度しかないので,原液に換算すると2mL以下なのですけど.wとりあえず植え替え直後(↓)の様子と比べると新葉(それぞれ一番上の小さな葉)が少し大きくなったようですので,施肥を実施しても大丈夫でしょう.それに『アマビリスの子株1号』のステムは順調に(?)成長していますし….アマビリスの子株1号のステム現在(2010/4/24)今月初旬(2010/4/3)ピカソにまでステムが出てきちゃいましたからぁ~.ピカソのステムアマビリスは1月,そしてピカソは2月にステムを駄目にしてしまい,もう今シーズンの胡蝶蘭の開花は諦めていたのですが,もしかしたら1輪ずつ程度花を見る事ができるかもしれません.ただしそうなると本格的な育成開始(屋外管理)が遅れてしまいますが….まぁ~こればっかりは致し方ありませんので,花が咲いたらとっとと切花にしてしまおうと思います.さて,植え替え直後の写真(上から5枚目)に写っていた『アマビリスの孫株』がまだ登場しておりません.というのも….アマビリスの孫株(2010/4/16)植え替え前から落葉が進行してヤバゲな状態だったのですが,唯一残っていたも植え替え直後から萎れだしたのです.そこで植え込み資材(花ごころ 洋らんバーク)から抜いてみると…. 花ごころ 洋らんバーク12L見事に全ての根が枯死しておりました.植え替え実施時には,まだ綺麗で出たばかりの新根らしきものが有ったのですがねぇ~.植え替え実施時の『アマビリスの孫株』の根付近もうこうなってしまっては再生は望めませんので,即廃棄致しました.ちゅ~事で『アマビリスの子株1号』は『ピカソ』と共に何とか死守せねばなりません!今夏にシッカリ成長させ,来冬は細心の注意を払ってケアしたいと思いま~す!!------胡蝶蘭 のその後の様子はこちら
April 27, 2010
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先週の土曜日(2010/4/3),子供達のピアノ教室が突然休みになったので(先生が軽い事故にあったそうで…)午後から随分空き時間が出来ちゃいました.そこで翌週(今週末)に予定していた胡蝶蘭の植え替え(必要性の理由はこちら)をやってしまう事に決定~!実は今週末はやらなければならない園芸作業が沢山あるにも拘らず,日曜は朝から夕方まで子供達のスイミングの大会に付き合わねばならぬ為,全く時間が取れないのです.それなのに土曜日もいつもの様に子供達の習い事に時間を割かれてしまうので….従って無茶を承知で決行です(温度が十分上がっていないので危険).先ずは植え替え前の状態.アマビリスの子株1号アマビリスの孫株ピカソ相変わらずピカソに変化が無いだけでなく,アマビリスの孫株も落葉が進んで葉が残り一枚だけになっちゃいました.しかも植え替えのために株を植え込み資材から引き出してみると….アマビリスの子株1号アマビリスの孫株アマビリスはどちらもマトモな根がありません.冬場,もっと水分を切っておいた方が良かったかも….しかしそんな状況にも拘らず,『子株1号』にはステムっぽいものが出てきていました.でも,あまりありがたくないなぁ~.どっちかって~と新たな孫株だったほうが嬉しいかも(形状から根ではない事は確実).もしくは『孫株』から出ているような『新根(?)』(↓)が出て欲しかったです.一方,葉に変化が無いピカソは根も変化が無いまま.ピカソ根腐れが進行していないのは嬉しい事なのですが….とまぁ~不安要素イッパイですが,このまま放置する訳にも行きませんので,洋らんバークを用いてサクッと駄温鉢(4号)へ植えつけちゃいました. 花ごころ 洋らんバーク12L左奥:ピカソ右奥:アマビリスの孫株手前:アマビリスの子株1号ただし『アマビリスの孫株』は3号のスリット鉢へ植え付け,それを4号の駄温鉢に入れ,隙間にミズゴケを詰めて固定しています. 兼弥スリット鉢 モスグリーンスリット鉢だけだと軽すぎるため,屋外管理にしたときに風で倒れてしまう可能性が高いのですが,これなら余程の強風で無い限り倒れる事は無いでしょう.また2重鉢にする事で鉢内部の温度変化を抑える事ができますので一石二鳥なのです.とりあえず発根を促進させるため,今後2週間は給水を止めて葉へのミスティングのみで遣り過ごす事になるのですが,果たしてどうなる事やら….------胡蝶蘭のその後の様子はこちら
April 8, 2010
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冬の間,殆ど遮光をせずに育てていた胡蝶蘭ですが(12&2月は網戸で遮光,1月はガラス越しで遮光せず),今月初めから本格的(?)な遮光を行うようにしています(晴天時のみ).例年のパターンだと,まだこの時期でも網戸による遮光だけでも大丈夫だったりするのですが,今春は暖かすぎて,晴れた日は胡蝶蘭を置いている場所(リビングの窓際)の温度が上がりすぎてしまったのです.実際,先月下旬の異様な高温日(2010/2/25)には,アマビリスの孫株が葉焼けを起こしてしまって…(その後枯れ落ちました).ただ不幸中の幸いだったのが,大ダメージを受けたのが新葉では無かったこと.つっても,新葉も少しダメージを受けちゃったみたいなのですけどねぇ~.まぁ~その後成長が止まったわけではありませんし,少し変色した程度(写真では判りませんね)ですので,大事には至っていないと思うのですが….尚,同じ場所に置いていた他の株(アマビリスの子株1号&ピカソ)は,葉焼けなどの障害が発生しませんでした.ただし,ピカソは生きているのか死んでいるのかよく判らない状態ですけど….アマビリスの子株1号現在(2010/3/27)40日前(2010/2/15)ピカソ現在(2010/3/27)40日前(2010/2/15)例年なら冬期も成長を止めず(非常にゆっくり成長),この時期なら成長が明らかに判る状態になっているものなのですがねぇ~.う~ん,ちょっとやばいかも.実際,アマビリスの子株1号は今月上旬に新葉が出てきていますし….ただ一つ前の葉が矮小葉で終わってしまいましたけどね(新葉が出たということは,ひとつ前の葉の成長が終わった事を意味する).例年の癖で冬期も施肥を継続していましたが(ハイポネックスハイグレード洋ランの2000倍希釈液を週に1回),ピカソに関しては何か動きがあるまで(新根が出るor新芽が出るor新葉が成長する)水のみで管理したいと思います. ハイポネックスハイグレード洋ランもしかしたら下葉が枯れ落ちるかもしれませんが(葉に蓄えられた栄養分の再吸収&消費),ピカソに関してはその方が助かりますので一石二鳥です.だってピカソに残った下葉はどれもシワシワで『光合成する場』としてあまり機能していないと思われるからです(バルブとしてのみ機能).それなのにこの下葉,植え替え時には邪魔になって….残っている下葉のせいで株を鉢内に押し込めず,地上部が非常に不安定なのです.植え込み資材にミズゴケを使っていればさほど問題にならないのですが,発酵バーグ主体の植え込み資材を使っているので,鉢内が乾くと株がちょっとした事でぐらついて….結構ギュウギュウにバーグを詰め込んでいるのですが,それ以上に株自体がアンバランスなのですよぉ~(地上部が大きく,植え込み資材の内部の茎や根が少ない).とりあえずこれらの株は昨秋緊急避難的に植え替えを行ったままの状態ですので,来月~再来月にちゃんとした植え替えを行う予定ですが,それまでに成長を再開していると共に,ピカソは下葉が減っていてもらいたいっす!いくら邪魔だからと言っても,葉を切除するのは避けたいので…(葉に残っている栄養分が勿体無いですし,切り口から病原体が進入する可能性が0ではない為).って,もう植え替えを行う必要は無かったりして(=枯死)….一般的に熱帯性の植物の枯死判定は十分に暖かくなった(暑くなった?)7月頃に行うそうですが,果たして結果は如何に!------明日から数日間ブログの更新が滞ります.理由はこのブログ内の記事過去一か月分全てに目を通せば判るかも….------胡蝶蘭のその後の様子はこちら
March 27, 2010
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昨年4株あった胡蝶蘭(1つはまだ開花が望めない『幼苗』)の内,残念ながら1株は枯死してしまいましたが,残り2株には何とかステムが出現していました.しかし今年の年明け,アマビリスのステムを切除しなければならない羽目に陥り,残るはピカソのステムだけになっておりました.ピカソのステム(↓)はアマビリスのステムより成長が遅く,どうなる事かと危ぶんでいましたが,僅か10数cmの長さで先端に多数の節が出てきてしました(=蕾が着く場所).約6週間前(2010/1/9)約2週間前(2010/2/8)そこで仮支柱なしでいきなり本支柱を立てて誘引する事に決定~!支柱は前回宣言したように『ラン用の支柱(洋らん支柱線)』で『オーキッドハンガー』に似た物を作る事とし(理由は前回の日記を御覧ください),誘引用には『小枝ささえ』を購入しました(2010/2/8に楽天市場にて購入). 洋らん支柱線 φ3.2 x 700ミリ(10本入) ワンタッチで誘引!誘引クリップ「小枝ささえ」ステンレス仕上げ SP-38しかしここでまたも悲劇が発生しました.『小枝ささえ』が届いたら直ぐにでも作業を実施しようとテグスネ引いて待っていた5日前(2010/2/10)の朝,ステムをチェックすると傷が….||||||||||||||(* ̄ロ ̄)ガーン||||||||||||||||まじかよぉ~!前日の朝に確認した時は何ともありませんでした.そしてその日の晩は暖かかったので,鉢の移動は行っていませんでした(日照量を稼ぎつつ寒さから守る為,普段は朝に窓際へ置き,晩に部屋の中央へ移動させている).従ってステムを傷つけた犯人は私以外の家族です.また他の植物との位置関係上,子供達が胡蝶蘭に直接ぶつかる可能性はなく…(手前に置いている他の植物の鉢にぶつかり,玉突きでそれが胡蝶蘭に当たる可能性はありますが,その形跡はなかった).ちゅ~事で,犯人は間違いなく妻!妻は掃除の際に鉢を動かすのですが,私が帰宅して確認すると『やばいなぁ~』と言う状態になっている事が多々あったのです.私が朝に鉢をセットする時は胡蝶蘭の周辺に一定の空間ができるように配置するのですが,帰宅後に他の植物の鉢が胡蝶蘭のステムすれすれの位置になっていたり,軽く当たっていたりで….あぁ,ちゃんとその事に気がついた時点で注意しておくべきでした.本当に『後悔先に立たず』です.オマケに妻に抗議すると『じゃぁもうその場所の掃除はしないから,あなたが週末にでもやってよ』って逆切れされるし.子供に散々『悪い事や失敗をしたら,(理由はどうあれ)言い訳せずに先ずは謝れ』って怒るくせに,自分は全く出来ていないのです.『子どもは親の言うように育たないが,親がやるように育つ』だっつ~の!先ず『ごめんなさい』の一言があって,その後『また同じことをやっちゃうかもしれないから,申し訳ないけどその場所の掃除はあなたがやってくれない?』って言い方が出来ればこっちも素直に聞けるのに….元々掃除の邪魔になる場所に置いている事をこっちは自覚して『申し訳ないなぁ~』と思っている訳ですからねぇ~.まぁ~他人の愚痴は聞いても楽しくない物ですので,この辺でこの件に関しては終わりと致しましょう.wとりあえずこんな部分に傷が出来てしまっては,もうこのステムに開花は望めません.そんな訳で一番株元に近い節の直上で切除いたしました.株元から2番目の節の上で切れば節から新たなステムが伸びてくる可能性もありましたが,あえてその可能性を捨てたのです.これで今シーズンの胡蝶蘭の開花は0となってしまいますが仕方ありません.だって株自体の劣化がマスマス進行していて,とても新たなステムを期待できるような状況ではなかったのですぅ~.こんな状態で新たなステムを伸ばしたら(出そうとしても出なかった可能性が高いですがw),株は体力を使いきって枯死してしまいかねないと判断しました.今回切除したステムがやたら短かったのも,株に体力が殆ど残っていなかったからでしょう.だって昨年はもっとステムが伸びましたし,ステムが多数枝分かれしましたから….とりあえず昨年の10月以降,全く成長が認められていません.緊急植え替えを実施した時はとても健康的な状態(↓)だったのですがねぇ~.しかも根腐れまで起こしているし….こんな事なら植え替えなんて行うのではなかったなぁ~と後悔しています.根腐れの症状が出ていた白花大輪株(枯死)やアマビリスと違い,ピカソは全く植え替える必要性が無かったのですから….さて,果たして今夏に株は無事復活してくれるのでしょうか?そして来シーズン以降に開花してくれるのでしょうか?不安が募ります.と,悪い事ばかりが続いた今シーズンの胡蝶蘭ですが,少しだけ明るい話題もあります.アマビリスの孫株(子株1号から株分けした幼苗)に新たな葉が出てきたのです.ただ下葉から順に古葉が枯れちゃってきていますけど.wまぁ~新葉が出ていれば(&育っていれば)古葉から順に枯れるのは正常な事ですので(新陳代謝)問題ありません.今シーズンは『胡蝶蘭のためだけに加温を行うような事&保温処置』は一切せずに育てていますので(先に述べた朝晩の鉢の移動のみ実施),この時期に成長しているだけでハッピーな事です.ちなみにこの株の親株に当たる『アマビリスの子株1号(↓)』は,成長を再開しているのか,成長が止まったままなのかよく判りません.現在(2010/2/15)約7週間前(2010/1/3)僅かに新葉(右上の葉)が大きくなっているような,いないような….------胡蝶蘭のその後の様子はこちら
February 21, 2010
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年明け(2010/1/3)に仮支柱を立て,それ以降も順調にステムが伸びていた胡蝶蘭・アマビリスの子株1号ですが,あってはならぬハプニングが発生してしまいました.先日の連休明け(2010/1/12)の事,出社する際(夜間部屋の中央に取り込んだ株を窓際へ移動させるついで)に株をチェックした時は全く異常無かったのですが,帰宅して(窓際から部屋の中央に取り込む際に株を)みると下から二つ目の節に傷が…(以降,写真は翌朝の物 & 結束用のビニタイは除去済み).そして下から一つ目の節と二つ目の節の間の部分が萎れていて….||||||||||||||(* ̄ロ ̄)ガーン||||||||||||||||こうなってしまっては折れてしまったと同じです.仕方なく下から一つ目の節の少し上でステムを切除しました.運が良ければ下から一つ目の節から新たなステムが伸びてくるでしょうが,花数は減りますし,開花時期も遅れます.そしてそれは株の体力を過剰に削る事につながると共に,来期の育成開始時期が当初よりも遅れることを意味します.はぁ~.2005年から胡蝶蘭を育てていますが,胡蝶蘭の育成に慣れて扱いがイイカゲンになった所為なのか,昨年からミスが多発しています.特にステムをは昨シーズンと今シーズンで3本を駄目にした事になります.2007年~2008年のシーズンなんて,一株から複数出たステムをちゃんと咲かせきったのですがねぇ~.さて今回ステムが駄目になった直接の原因ですが,『妻が掃除の際に荒っぽく動かした(日中はリビングの窓際の床に置いているので掃除の邪魔になる)』or『次女が鉢を無意識に揺り動かした(手前に置いているポインセチアの鉢にぶつかり,そのポインセチアの鉢が胡蝶蘭の鉢にぶつかった)』の何れかだと考えられます.置き場所が置き場所だけに仕方ないようにも思えますね.しかし根本的な原因は別にあるのです.それは仮支柱立て&誘引を大雑把にやってしまった事.先ず(仮支柱に限らず)支柱を立てる際は『支柱が回転しないように植え込み資材に挿す部分は折り曲げた方が良い』のですが,植え込み資材がミズゴケではなく発酵バークだったので『先端を折り曲げた支柱』を突き刺しにくかった&少ない根を少しでも傷めたくなかった(辺で突き刺すより,点で突き刺した方が根にぶつかる率が低い)と言う理由で,曲げずにそのまま挿していました. 花ごころ 洋らんバーク12Lまた(仮支柱を立てた際の写真を見ていただければ判るのですが)根をなるべく傷めないように仮支柱は鉢の縁に鉢の外壁に沿って挿したのですが,そのままだと支柱が斜め方向へ突き出してしまうため,緩やかなカーブをつけて垂直方向へステムが伸びるように仮支柱を曲げていました.でも仮支柱がクルクル回転してしまうため,時には誘引したステムが引っ張られるような変な力が加わる事に….更に誘引には専用のビニタイを用いたのですが,定番の『8の字』や『適度な強さでの結束』を行わず,かなりルーズな状態にしてしまった結果,ごそごそ動いて節に傷が付いたようなのです. ビニタイ 洋ラン用 15cmx200ちゅ~訳で,次回の支柱立てからは少し工夫してみようと思います.先ず仮支柱は植え込み資材には挿さず,鉢の外壁に固定してぐらつかない様にするつもりです.具体的な方法は『kojimaさん』のウェブサイトの『蘭の技術 - 蘭の設備 必要だが安く上げたい』の『蘭を吊る(蘭の吊り具をつくる)』や,『ハッピーパイパーさん』のウェブサイトの『洋蘭の世話の仕方』の『オーキッドハンガーの作り方』を御覧ください.写真つきで判りやすく作り方が解説されています.『NHK趣味の園芸 よくわかる栽培12か月 コチョウラン』にも同じような原理の物が載っていますが,こっちの方が安定感が良さそうです. 『NHK趣味の園芸 よくわかる栽培12か月 コチョウラン』とりあえずオーキッドハンガーは名前の通り『胡蝶蘭を吊るすための物』ですが,仮支柱の一端を『オーキッドハンガー』と同じようにして使用する事は可能でしょう.そして仮支柱への誘引はビニタイではなく専用のクリップを使いたいと考えています.ただ専用の物(ステムクリップ等)を扱った店舗が楽天市場内にはありません.もう少し汎用性の『小枝ささえ』という商品は売っているのですが,これってどれくらい胡蝶蘭に適しているのですかね? ワンタッチで誘引!誘引クリップ 『小枝ささえ』緑 SPS-38実物が見られないので,どんな物なのかちょっと心配!これこそネット通販の欠点ですね.w------胡蝶蘭のその後の様子はこちら
January 21, 2010
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11月下旬にステムの存在が確認された胡蝶蘭・アマビリスの子株1号ですが,その後も順調にステムは伸び続け,先週末の時点で約9cmに達していました.そこで仮支柱を立てて誘引作業を行いました.早め早めに誘引していかないとステムが上方へ伸びず(前方へ伸びてしまう),見栄えが悪くなってしまいます.また,誘引が遅れてしまうとステムが固くなり,無理に誘引するとステムが折れてしまいます.更に,ステムが前方に伸びてしまうと,ふとした弾みで傷つけてしまう確率が高くなります(最悪の場合,ステム全体が枯死する).過去何度も失敗しているので,いいかげん同じ轍は踏まないようにしなければなりません.とりあえず今後はコマメに誘引作業を実施するつもりです.それにしてもアマビリスのステムは柔らかくて扱いやすいです.昨シーズンはアマビリスにステムが出なかったので比較が出来なかったのですが,ピカソや大輪白花種(品種名不明&約4週間前に枯死)のステムとは全く固さが異なります(昨シーズンはピカソ&大輪白花種にステムが出現).今シーズンはピカソにもステムが出ているので直接的な比較が可能なのですが,まだ5cmにしかなっていないピカソのステム(↓)よりも,既に9cmに達したアマビリスのステムの方が遥かに柔らかいのです(ステムは成長が終わった部分《基部に近い部分》からドンドン固くなる).さすがに原種だけあって,アマビリスはいろんな意味で育てやすいのだなぁ~と再認識致しました.これだけ気温が下がっても株本体の成長も止まっていませんしねぇ~(秋季の2度にわたる緊急植え替えによる悪影響で,カナリ動きが鈍いですけど).子株が出て結構簡単に増えますし(子株が出るのは親株の成長点に不具合がある場合が多いのですが…),『てきとう』な私にはうってつけの品種だと思います.子株1号から出た孫株現在(2010/1/9)約4週間前(2009/12/11)『子株1号から出た孫株』は3号のスリット鉢(プラ鉢)で育成していますが,それなりの速度で新葉(左側の一番上の葉)が成長しています. 兼弥スリット鉢 モスグリーン一方,ステムがなかなか伸びないピカソはと言うと….葉や根の成長が認められないばかりか,更に葉が減ってしまいました.しかも落葉したのは下葉ではなく,途中の葉(上から3枚目,下から6枚目)で….落葉前-約4週間前(2009/12/11)う~む~.下葉から順に黄変して枯れ落ちるのは単純な新陳代謝ですが,途中の葉が枯れるのは一般的に良くない兆候です(病気や何らかの生理障害).もしかしてカナリやばい状況なのかな?ただこの葉,株が元気だった頃(=秋の緊急植え替え前で,全ての葉に張りがあり,新葉が順調に成長していた頃)から少し様子が変だったので,残っていた葉の中で真っ先に落葉しておかしくなかったのかもしれません.ブログを読み返してみると,アマビリスや白花大輪種でも同じような事があったようですし(覚えちゃいねぇ~w).とりあえず残っている葉も状態が良くない(萎れ気味&色が薄い)物ばかりですので,間違いなく今年の成長旺盛期(6~9月)中に全て落葉して新葉と入れ替わるでしょう.ただし胡蝶蘭の成長速度は遅いので(新葉が出て完成するまでに成長旺盛期で1~2ヶ月必要&一枚ずつしか葉は成長しない),確実に葉数が減る事になりますが….でも下から数えて1~3枚目の葉は5月初旬までに落葉していてもらいたいっす!だって下葉が邪魔になって,株を鉢内部にシッカリと押し込む事が出来ないのですよぉ~.現在,根量が少ないにも関わらず植え込み資材から出た地上部が大きく,株自体が傾いている(斜め方向に成長していた)影響で重心が高く,株が少しぐらついています.植え込み資材にミズゴケを使っていれば鉢の奥まで株を入れなくても問題なくホールドされるでしょうが,空隙の多い発酵バークを使っているので,株のバランスが悪いとどうしても株が傾いて浮き上がってきてしまうのです. ニュージランド産水苔 500g 花ごころ 洋らんバーク12Lそうならないくらい植え替え時に発酵バークを鉢へギュウギュウに押し込めばよいのですが,そうすると必然的に根傷みが激しくなります.元々根が傷んでの植え替え(&冬期に寒さで根が傷む事を防ぐために行った植え替え)でしたし(植え込み資材が不適切で再度植え替えを実施),植え替えを行った時期が悪く(胡蝶蘭の成長が鈍くなる時期)根を出来るだけ傷めたくなかったので,少し甘目にバークを詰めざるを得なかったので仕方ありません.そんな訳で来春(GW頃)に植え替える予定ですので,その時までに植え替えしやすい姿(w)になっていてもらいたいものです.ただしそれまでピカソが存命しているか判りませんけど….尚,現在は素焼き鉢を用いていますが,植え替え時に駄温鉢へ切り替えるつもりです.胡蝶蘭育成に当たり,水持ちが良いミズゴケを用いた場合は素焼き鉢が最適なのですが,水持ちが良くないバークを用いた場合はプラ鉢やビニールポットを用いるのが一般的なのです(素焼き鉢だと鉢内部が乾きすぎる).しかしプラ鉢は軽いため,どうしても重心が高くなり,株が倒れやすくなってしまいます.そこで前回は素焼き鉢の鉢底に少量のミズゴケを敷いて鉢内部の保水力を高めて使用してみたのですが,ミズゴケがあまりに少量だったため,保水性を高める効果は殆どありませんでした(鉢底から固形肥料がこぼれ落ちる事を防ぐのには十分役立ちましたけど).そこで素焼き鉢よりも保水力があり,素焼き鉢同等の重量がある駄温鉢に白羽の矢を立てたのですが,果たして上手くいくのかな?------胡蝶蘭のその後の様子はこちら
January 9, 2010
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先月半ばに異常が発覚した白花大輪系胡蝶蘭ですが,僅かな可能性を信じて再生に向けた処置を施したものの,残念ながら願い叶わずに枯死してしまいました.前回紹介した数日後(2009/11/28)には,新葉を除く2枚の葉(株元から切れ込みが入っていた下葉)が黄変しないまま落葉してしまい….その後,水分不足にならないよう,生き残っていた根と新葉部分にはコマメにミスティングしていたのですが,唯一残っていた『成長を停止していた新葉』の基部にも症状が拡大し,遂にはこんな状態に….もう茎は完全に干からびています.こんな事なら無駄な足掻きなどせず,直ぐに株を処分しておけば良かったです.ただ再生処理にチャレンジした事で,ブログネタは出来ましたけど.w再生処理で消費したのは『ダコニール1000』を 1mL と 『ビスダイセン水和剤』 を 1.2g (1袋) だけですから,ブログ記事一回分の代償として許せる範囲かな.ww ダコニール1000 ビスダイセン水和剤そうそう,ボロボロになった茎や葉と異なり,残っていた2本の根は健康そのものでした.表面の海綿状組織が綺麗な白色のままでしたので,株を廃棄する前に一部剥ぎ取ってみると,中から青々とした根本体が出てきたのです.根だけに被害が及ばないなんて事があるのですねぇ~.少しでも茎にマトモな部分があれば,根とその部分をミズゴケで包んでおく事で腋芽が簡単に出てきそうな雰囲気でした.しかし残念ながら茎はシワシワで….結局この株は2007年の秋に我が家に来て以来,一度も開花する事無く終わってしまいました.昨シーズン(今春)は2本もステムが出たのに,両方共駄目にしてしまった事が非常に悔やまれます.せめて1輪だけでも花を見たかったよぉ~!さて,我が家にある胡蝶蘭で調子が悪かったのは上記の株だけではありません.昨年ナオリンさんに戴いたピカソもまた絶不調だったのです.先月にステムが顔を出してきましたが,萎れた葉は元に戻らず垂れ下がったままで,落葉が下葉から順に進行しています.また一番上の新葉が成長する様子もありません.現在(2009/12/11) 約2週間前(2009/11/25) ステムは非常にゆっくりしたペースで伸びていますが,開花に至る前に株が枯死してしまうかも….とりあえずこんなに葉が萎れるのは,間違いなく植え込み資材内部の根が傷んで機能していない証拠.ですから,ステムが伸びるより一刻も早く健全な新根が出てきてもらいたいっす!ナオリンさん,戴いた株をコトゴトク駄目にしちゃってゴメンよぉ~!一方,我が家に昔からあるアマビリス(と言っても,親株は既に枯死していますが…)は成長速度が鈍っている物の,あからさまな劣化は認められていません.アマビリス(子株1号) 現在(2009/12/11) 約3週間前(2009/11/18)例年ならこの時期,まだそれ程成長速度が鈍化している印象は無いのですけどねぇ~やはり秋季の2度にわたる緊急植え替えは,あまりにも株に与えたダメージが大きかったようです.こちらもステムが伸びていますが,このまま伸ばしてしまっても良いのかなぁ….現在(2009/12/11) 約2週間前(2009/11/25)尚,秋季の第1回緊急植え替えに株分けせざるを得ない状態になってしまった『アマビリスの孫株(子株1号からポロリと取れた)』は恐ろしいほどゆっくりとしたペースで成長を続けています.現在(2009/12/11)6週間前(2009/10/30) 株分け直後(2009/9/6)株分け直後は『子株1号』共々根が殆ど無い状態でしたが,もう一本くらいは新根が出てくれているのかなぁ~.引っこ抜いて確認したい衝動を抑えるのは大変ですが(w),このまま何もせずに見守っていきたいと思いま~す.------胡蝶蘭のその後の様子はこちら
December 11, 2009
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我が家の白花大輪系胡蝶蘭に軟腐病っぽい症状が発生した事を先日報告いたしましたが,その後 患部自体の拡大は認められないものの,基部が傷んだ葉は急激に黄変してしまいました(↓).症状発覚直後(2009/11/15)症状発覚3日後(2009/11/18)症状発覚4日後(2009/11/19)また,鉢から取り出した際に少し傷みが認められていた根も急速に枯れてしまいました(↓).症状発覚直後(2009/11/15)症状発覚4日後(2009/11/19)ただ軟腐病状の患部は広がっていないようですので(↓),駄目元で救命処理を実施してみる事に(2009/11/19の会社から帰宅後).症状発覚直後(2009/11/15)症状発覚3日後(2009/11/18)症状発覚4日後(2009/11/19)だってこのまま放置していてもジリ貧なだけですからねぇ~.もし上手く株が復活してくれれば儲け物です.さて,先ずは枯死した部分とその周辺部をザックリとカット.黄変中の葉は数日中に自然落葉しそうな状態でした(葉の基部ある落葉ポイント-落葉する際,必ずそのラインから取れる節部分-に切れ込みが発生していた)ので,ハサミを使わなくても簡単に除去出来ちゃいました.葉の黄変は葉に蓄えられた養分が株本体に再吸収中であることを示しますので,少しでも長く残して置いた方が株にとって好ましいのですが,葉を残すと次作業が行いにくいですし,(既に節がぐらついていた為)今後の養分再吸収がどれだけ効率的に行われるか疑問でしたので,思い切ってもぎ取ったのです.続いて株は薬浴へ.ダコニール1000の1000倍希釈液に浸漬です. ダコニール1000実は『真の軟腐病(細菌性)』であればストレプトマイシン(ヤシマ ストマイ液剤20等)しか効果のある薬剤はありませんが,『悪臭がしない』&『葉の軟腐化速度が遅い』等の理由より,細菌性の軟腐病ではないと判断したのです. ヤシマ ストマイ液剤20そこでフザリウム菌やリゾクトニア菌による疾病の可能性も考慮し,念の為『ダコニール1000』を用いたのです.どれくらいの時間が適切か判りませんでしたので,てきとうに30分ほど薬浴させました.そして室温放置でシッカリ乾燥させて次ステップへ.用意したのは↓.これ,なんだか判りますか?実はビスダイセン水和剤に極少量の水を加えてペースト状にしたものです. ビスダイセン水和剤ちょっと調べてみると(真偽の程は判りませんが)軟腐病に良く似た症状が真菌(かび)によって発生するようで,悪臭が無く,細菌性のものに比べると進行も遅いようなのです.そしてその場合はペースト状に濃く溶いたビスダイセンを患部周辺に塗布すれば良いと書いてあったのです.そこでペースト状に調製した上記のビスダイセン水和剤を患部&切除部周辺に塗布して作業終了~.さて問題は今後の管理方法.暫くはこの状態のままミスティングだけでやり過ごすつもりでしたが,マトモな葉が無い(成長が止まった新葉と葉焼けを起こした葉が2枚)ので,早く施肥を再開しないと拙い気もします.だって施肥を行わないと,新根が出てくるにも,新葉が成長を再開するにも,今ある葉に蓄えられた養分が消費されるわけですから….でも根を湿らしてしまうと発根が促進されませんし….な~んて悩んでいる内に,残した葉の1つ(一番下の葉)が株元から黄変し始めて….って,良く見たら葉が基部から取れかかっているし….そんでもって,もう一つ上の葉も基部から落ちる準備に入っているみたいで….こりゃぁ~もう駄目っすね.ちゅ~事で,植え付けを急いでもを無駄にしてしまう恐れがあるため,当初の予定通り裸のまま管理することに決定!とりあえずあと10日間は様子を窺い,その間に根が動き始めるか,新葉が成長を再開すればその時点で植え付けを行いたいと思います.尚,ステムらしきものが顔を出したピカソですが,もうハッキリとそれがステムであると判るようになっています.相変わらず どの葉も皺がよってダラ~ンと垂れていますが….まぁ~ここまで葉が劣化してしまったら元の状態には戻りませんので仕方ありません.来春までに多くの葉が下から順に落葉していくでしょう.今後は新葉(↓)に注目し,成長が確認できるようならステムをそのまま育て,成長が認められなければステムを除去しようと思います.ただこのステムを廃棄してしまうと,今シーズンはもう開花しそうな株が無いのですが…. ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・と思っていたら,アマビリスの植え込み資材の中に緑の物体が!判りにくいので植え込み資材を少し除去して確認すると….もう完全にステムっす!!いやぁ~まさか落葉しまくりで葉が少ししかない株にステムが上がってくるとは思いませんでした.さすが原種は強いっすねぇ~.もしかして『ピカソの葉の萎れ』と『アマビリスの落葉』が急速に進んだのは,ステムを株内部で作るためだったのかな(胡蝶蘭の葉はバルブの役目がありますので…)?------胡蝶蘭のその後の様子はこちら
November 25, 2009
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8月に調子を崩し始めた(根腐れ)のでやむ得ず植え替えを行った胡蝶蘭ですが,植え込み資材が適切でなかった所為で更に状態を悪化させてしまい,立て続けに植え替えを行う羽目になってしまいました.当然植え替えのたびに大切な根が傷んでしまう訳で,その後もあまり調子は上がらず….特にアマビリスとピカソは落葉が進み,植え替え前よりも葉数が減ってしまいました.アマビリス(子株1号)現在(2009/11/18)2009/9/6(左が子株1号)ピカソ現在(2009/11/18)2009/9/6とりあえずアマビリスは残っている葉に張りがあり,新葉の成長も止まっていませんので今後に希望が持てます.しかしピカソは….葉が減る一方で,残っている葉は萎れ具合の進行が止まりません.なんとか新葉の成長が認められており,その成長箇所(新葉の茎に近い部分)に張りが認められる程度です.現在(2009/11/18)の新葉の状態先月末(2009/10/30)の新葉の状態う~ん,参ったなぁ~.また心配なのは葉だけではありません.葉が萎れるのは水分不足に陥っている証拠ですから,それを解消するために根の成長が活発になるはずです.しかし植え替え以降,既存の根(成長点が生きている物)が全く伸びないだけでなく,新根が全く出てきていないのです.見えない部分(植え込み資材内部)で発根してくれていれば良いのですが….早く『目で確認できる場所』に発根するか,『目で確認できる既存の根』が活動を再開してくれぇ~!一方,植え替え以降一枚も落葉が認められていなかった『白花大輪』株ですが,先週初めに一番下の葉が黄変し始めました.しかし一番下の葉が枯れ落ちるのは新陳代謝の一環であり,それ程深刻な症状ではありません.問題はその一枚上の葉が少し黄変し始めた事.しかも葉先からではなく,茎に近い葉の中央部から色が変わりだしたのです.って,写真では判り辛いですね.とりあえず気になったので株をよ~く観察したところ,その葉の付け根部分の組織が壊死していることが判明しました.見た目が水っぽくなっており,手でこすると『ベロン』とその部分が剥がれてしまったのです.||||||||||||||(* ̄ロ ̄)ガーン||||||||||||||||悪臭はしていなかったので軟腐病ではないと思われますが,(何らかの細菌による症状と考え)慌てて鉢から引っ張り出し(植え込み資材は廃棄)他の株から隔離しました.成長中の根(先端が白っぽくなっていない物)は皆無ですし,葉の壊死部分も結構な大きさでしたので,もう諦めて廃棄してしまった方が良い気がします.葉先に症状が出たのなら,症状がある部分を大きめに切り取れば株本体に被害が及ばずに済む事もありますが,今回の患部は株元ですからねぇ~.ただし『植え替え時に傷つけた部分が壊死しただけで細菌には侵されていない』という可能性も0ではありませんので,まだ廃棄せずに観察中です(患部以外へ毎日数度ミスティング実施).とりあえずこの数日間は患部が拡大する気配は見受けられませんが,患部直下の茎がやたら黒ずんでいますし,数本の根が機能を停止し始めましたし(黒ずんでシワクチャに…),患部が存在する葉の黄変が急激に進行していますので,株が無事である可能性は限りなく0に近いでしょうけど….とまぁ~こんな具合にマトモな状態の株が1つもありませんので,今シーズンはステムが上がってこないとだろうと今日まで思っていました.しかし写真撮影の際,ピカソにこんな物(↓)を見つけちゃって….まだカナリ小さいですが,形状,時期,位置からして,ステムと考えて先ず間違いないでしょう.w( ̄▽ ̄;)wワオッ!!これはちょっと嬉しい誤算です.でも株の今後の事を考えると,今シーズンは開花を諦めてステムを折り取ってしまった方が良いかもしれません.しかし今ステムを折ってしまうと,新たに別のステムが株内部で作られてしまい,余計に株が疲弊するかもしれず….う~ん,対応が難しいなぁ~.とりあえず,この時期は例年なら花芽形成促の為にリン成分がリッチな肥料(ハイポネックスハイグレード開花促進単体や,他の液肥との混合液)を与えるのですが,今シーズンは株の成長を優先させるために3要素が等量の肥料(ハイポネックスハイグレード洋ラン)を与え続けています. ハイポネックスハイグレード洋ラン ハイポネックスハイグレード開花促進 だからアマビリス&ピカソは早く健全な葉が育ってくれぇ~!------胡蝶蘭のその後の様子はこちら
November 18, 2009
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例年ならこの時期,屋内に取り込んだ胡蝶蘭は成長が衰えず,株によってはステムが顔を出したりしているのですが,今年はカナリやばい状況です.イレギュラーな植え替えを先月&今月と立て続けに2回実施した所為か,どの株も元気がありません.アマビリス(子株1号)ピカソ白花大輪20日前(2009/10/10)から新葉が成長していませんし,全体的に葉の萎れが進行しています.20日前(2009/10/10)特にピカソなんて新葉までシワシワになってきているし….こりゃぁ~とても来春の開花なんて期待できそうにありません.ちゅ~か,無事に冬越ししてくれるかも怪しいところです.とりあえず葉が萎れるのは水分不足(&肥料不足)が直接的な原因でしょうが,それは健全な根が少ない証拠.保水力が低い(=根腐れしにくい)植え込み資材(花ごころ 洋らんバーク)に植え替えたので,根が少ないのは致命的です. 花ごころ 洋らんバーク12L毎日数度ミスティングを行っているのですが,湿度が下がったこの時期,とてもそれだけでは水分が足りないのかも.一刻も早く発根し,健全な根が鉢内部に張り巡らされてもらいたいっす!そうでないとこのままドンドン萎れていってしまう気が….ただ~し,アマビリスだけは安心して良いかなぁ~.だって新葉が出てきたし~.下葉の黄変は進行していますが,これなら枯死することは無いでしょう.さすが原種,園芸品種よりも強健っす!尚,9月の植え替え時に上記のアマビリス(子株1号)からポロリと取れた孫株にも最近新葉が出てきました.現在(2009/10/30)20日前(2009/10/10)果たしてこのまま無事開花可能な大きさまで育ってくれるのでしょうか?それとも最終的に子株3号のように枯死してしまうのでしょうか?無事育って欲しいと思う反面,これ以上の株数が増加しても育てる場所&飾る場所が無いため,押し付け先を探す手間が増えるだけなので鬱陶しいなぁ~と思ったりして….------胡蝶蘭のその後の様子はこちら
October 30, 2009
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先日報告した様に,我が家における台風18号の被害範囲は僅かなものでした.ただし『被害を受けた植物(サルフレア&コリウス)』は『甚大な被害』を被りましたけど.wとりあえずポインセチアや胡蝶蘭は屋内に取り込んでおいて正解でした.胡蝶蘭の置き場所なんて,ぐっちゃぐちゃになっていましたからねぇ~.しかし胡蝶蘭には別の問題が発生して….実は『胡蝶蘭の置き場所』から株を取り出す際,うっかり葉を遮光材(遮光ネット)に引っ掛けてしまい….鉢から株が抜けちゃいましたぁ~!(* ̄ロ ̄)ガーン普通その程度の事で株が植え込み資材から抜けることは無いのですが,先月上旬(2009/9/6)に緊急植え替えを実施したばかりで根張りが不十分だった&植え込み資材をミズゴケではなくバークチップを使っていたため,株が抜けやすい状態だったのです.実際新たな根は僅かしか出ていませんでした.まぁ~葉が千切れたりしたわけでもありませんし,気を取り直して植え込み直そうとしたのですが….植え込み資材がカビってるぅ~!どうやら何の処理もしていないバークチップを胡蝶蘭の植え込み資材として使うのは無理だった様です.そんな訳で,慌てて他の2株も鉢(スリット鉢)から引っこ抜きました.左上:アマビリス右上:ピカソ下:白花大輪約一ヶ月前の植え替え時に残しておいた根が幾つか傷んでいましたが,どうにか手遅れ(=根にカビが生える)にはなっていなかったようです.今回偶然にも問題が発覚しましたが,もし気が付かずに冬期(=植え替え不可)を迎えていたらと思うとゾッとします.まさに怪我の功名と言って良いでしょう.さて,とりあえず全ての株を鉢から出し,傷んだ根を除去しましたが,このまま放置するわけにもいきません.かといって,手持ちで使える植え込み資材はミズゴケしかなく,それを用いて植えつける時間はありませんでした(出社前の僅かにしかない時間に作業を行っていたため). ニュージランド産水苔 500gミズゴケを使った植え付けって結構時間がかかるのです(手を抜けば直ぐに終わりますが…).またそれ以上に,ミズゴケで植え付けるのが嫌でした.だから前回バークチップを使って植え替えたのですから….そんな訳で,ビニール袋に『水分を与えた少量のミズゴケ』と『株』を入れ,フックを使ってカーテンレールへ吊るしてみることに.これなら株周辺の湿度を高く保てますし,根を過湿で腐らせる事もありません.また密閉していないので呼吸や酸化炭素吸着を阻害しないでしょうし,カーテン越しの日光も当たるので光合成に支障は無いはずです.短期間ならこれで何とかなるでしょう.しかしあくまでこれは緊急避難措置としてのもの.施肥やディスプレイ(特にステムの誘引処置)の事を考えると,このまま育てる訳にはいきません.そこで先週末(2009/10/10)に蘭用植え込み資材の発酵バーク(洋らんバーク)をホームセンター購入して植え付けを行いました. 花ごころ 洋らんバーク12L尚,ちょっと悩んだのですが,鉢は素焼き鉢に戻しました.前回の植え替えでスリット鉢を用いて以降,以下の問題を感じていたからです. ・鉢が軽いため重心が高くなり株が不安定になる(今後成長して葉数が増えれば倒れそうな予感) ・軟質のプラ鉢だと鉢が簡単に変形するため,鉢内部で根や植え込み資材がゴソゴソ動く ・与えた固形肥料がスリットからポロポロ落ちる2番目&3番目の問題はバーグチップを用いた事も原因でしょうけどねぇ~.SSサイズの物を用いたのですが,蘭の植え込み用のバークに比べれば粒が大きいですし,鉢内部に詰め込むには適していない形状でしたから….左:バークチップSSサイズ右:洋らんバーク肝心の植え付け方法ですが,ここを参考にしてやってみました.ただしこのページの説明で使われている透明のポットは,底に開いた水抜き穴が小さくバークが落ちない中敷紙不要タイプですので,全く同じように実施する訳にはいきません.例えば手順『9』の前に鉢底ネットなどを入れる必要があるのですが….過湿による根腐れ誘発の危険を承知で,少量のミズゴケを敷いてみました(白く見える粒は緩効性固形肥料-マグァンプK(中粒)-です). マグァンプK鉢底ネット等を敷いてしまうと,内部が湿っているのか乾いているのか判断が難しくなりますが,ミズゴケを敷いた場合は底の穴からミズゴケを触って鉢内部の湿度状態を類推する事が可能だからです.まぁ~ミズゴケは極少量しか使っておりませんので,根腐れの可能性は殆ど無いと考えています.とりあえずその上にバークを薄く置き,株を押し込んでから更にバークを詰めました.その際,葉が邪魔で株を鉢内へ押し込みにくかったピカソは,一番下の葉を除去しています.黄変こそしていなかったもののシワシワでしたし,軽く引っ張るだけでポロリと取れましたので,もう寿命の葉だったのでしょう.元々葉数が多かったですし,今後の成長に悪影響は出ないと思います.さて,既に最低気温がコンスタントに18℃を下回っているので,これを期に終日屋内管理へ移行するつもりですが,果たして暫くしたらちゃんと復活してくれるかな~.------胡蝶蘭のその後の様子はこちら
October 14, 2009
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やば~い症状が現れていた胡蝶蘭ですが,更に状況が悪化しました.先ず根腐れの兆候(給水しているのに葉が萎れる)が現れていたアマビリスですが,萎れ始めていた『4月に出た葉』が更に萎れ,それ以外の古葉も萎れだしたのです.4月に出た葉古葉新葉は成長を続けていますし,発根も確認できましたので,原因は病気ではなく根腐れと判断しました.続いて,先月下旬の時点では目立った症状が認められていなかった『白花大輪種』ですが,その後複数の古葉が萎れだしました.しかも上部2枚の葉は葉焼けさせちゃったし….先週の木曜日,ヤフーの天気予報で『終日曇り』となっていましたので遮光材を捲り上げて出社したのですが,昼前から晴れだしやがって….家に電話しても妻はお出掛け中.昼過ぎに帰宅した妻が『留守電のメッセージ』を聞いて対応した時には既に手遅れで….まぁ~葉焼けの件はさておき,こちらの株も古葉が急速に萎びるのは根腐れが原因と判断しました.そこで時期外れですがこの2株の植え替えを行う事にぃ~(2009/9/6)!!まず鉢から株を引っこ抜き,ミズゴケをどけてみると….アマビリス 左:子株1号 右:孫株白花大輪種ミズゴケ内部にはマトモな根が一本もありませんでした.つ~か,アマビリスは孫株が子株から取れちゃったしぃ~.まぁ~不可抗力って事で仕方ありません.wとりあえず『傷んだ根』と『ワサビ状になった下方の茎』を処分するとこんな感じに.アマビリス 左:子株1号 右:孫株白花大輪種整理が済んだ株は再び植え付けないといけない訳ですが,これまでと同じようにミズゴケを用いると,また同じ事を繰り返してしまう危険性が高いと思われました.根腐れを防ぐには水遣りを控えて鉢内部が過湿になる時間を極力少なくすれば良いのですが,夏場に屋外管理をする際,雨に濡れる事を完全に防ぐ事が出来ないため(我が家には十分な軒下が無い),水遣りを控えても過湿になってしまうのです.そこで植え込み資材を代えてみる事にしました.用いたのは手持ちのバークチップ(SSサイズ)です.楽天市場の『そのきや』さんから年に1~2回アウトレット品(木屑が混ざっている)として販売される物(松の木の樹皮)で,一昨年の春に購入した時は50L入りで2,000円(送料込み)という格安価格でした.普段は寄せ植え等のマルチングに使っています.植え付け方法ですが,愛華園芸の楽天市場店にバークを用いた時の手順が掲載されていますので,そちらを参考にしてやってみました.ただし,同じバークといっても種類が全く違いますので,これで育成が上手くいくのか判りません.また透明のポリポットなんて持っていませんので,代わりにスリット鉢(4号)を使いました. 兼弥スリット鉢 12cm モスグリーン右:アマビリス(子株1号)左:白花大輪種本当は3.5号サイズに植えたかったのですが,スリット鉢に○.5号サイズって無いのですよぉ~.まぁ~胡蝶蘭は4号サイズの鉢で育てても問題無いらしいですから(それ以上鉢サイズが大きくなると,内部が乾きにくくなって根腐れを起こしやすい)大丈夫でしょう.それに胡蝶蘭と違ってバークは鉢内部の水分量が圧倒的に少ないですし.そうそう,胡蝶蘭の植え付けには素焼き鉢を使うのが一般的ですが,素焼き鉢とバークの組み合わせだと鉢内部が乾きすぎるので,バークを用いる場合はプラ鉢を使うのが常道だそうです.ただアマビリスの孫株は,作業途中で面倒臭くって3号のプラ鉢(スリット鉢)にミズゴケで植えちゃいましたけど….もしかして枯れちゃうかな?尚『白花大輪種』の葉焼けですが,そのままにしておくと傷口から病気に感染する恐れがあるので,葉焼けを起こしている部分より先は切り取ってしまい,切り口を瞬間接着剤で塞いだ方が安全です.しかし植え替えを行う場合は少しでも葉を残して置いた方が有利ですので(植え替え後,暫くは施肥を控えるため根から栄養を取れない→バルブである葉が少しでも多く必要),殺菌剤(ダコニール1000の1000倍希釈液)をたっぷり撒いて,そのままにしておく事にしました. ダコニール1000………気休めにしかならないかな?さて,以上で根腐れ株の植え替えは終了ですが,ついでに根腐れは起こしていない(ただしウィルス感染の疑いがある)ピカソも植え替える事にしました.1株だけ異なる資材で植えつけてあると,水遣りのタイミングが違って扱いにくいですからねぇ~.それに冬場の管理の事を考えたら,過湿になりにくい資材へ植え替えておく事は大きなアドバンテージになります.引っこ抜いてみると鉢内部にも綺麗な根が多かったですが,そのままでは鉢に収める事ができなかったため,健康な根もザクザク切ってからスリット鉢へ~(バークチップ使用).これでどの株も良好な育成を示すようになってくれれば良いのですが,もし育成不良に陥ったら『洋らんバーク』や『ネオソフロン』などを購入して植え替えないといけないかも. 花ごころ 洋らんバーク12L ネオソフロン 12L------胡蝶蘭のその後の様子はこちら
September 8, 2009
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『無難に成長している』と書いた胡蝶蘭でしたが,ど~も雲行きが怪しくなってきました.どの株も負の症状が目立ってきたのです.先ずは,我が家で最も古株になるアマビリス(2005年から育成).古株といっても根腐れで枯死させかけた株を再生し,そこから生えてきた子株(&孫株)を昨年株分けした物であり(結局親株は枯死),その後の育成に失敗したので,まだ成株(花が咲く大きさの株)になっていませんでした.しかし今シーズンは順調に葉の数が増えていましたので,来春は花が拝めるかと期待していたのに….20日前(2009/8/6)子株1号孫株現在(2009/8/26)子株1号孫株先ず今月半ばに子株へ新葉が発生しています.それ自体は悪い事ではないのですが,タイミングが好ましくありません.だって一つ前に出た新葉,『6月末~7月に出た葉』が十分な大きさに育っていませんでしたから~.胡蝶蘭において新葉の発生とは,1つ前に出た新葉の成長終了を意味するのです.実際『6月末~7月に出た葉』の成長は止まり,あまり大きな物にはなりませんでした.せめて一つ前に出た『4月に出た葉』よりも大きく育って欲しかったのですけどねぇ~.しか~し,実はそんな事など些細な事なのです.もっと拙いのは『4月に出た葉』が萎れ始めた事です!写真では判りにくいかもしれませんが,葉の先端に張りが無くなっています.『ちゃんと施肥しているのに何故?(胡蝶蘭の葉はバルブの役割を兼ねているので,栄養不足になると古い葉から順に枯れ,葉に溜めてあった栄養素が株の生命維持や成長の為に使用される)』と思いながら良く株を観察してみると,健全な根が全く存在しない事に気が付きました.そりゃぁ~いくら施肥(ハイポネックスハイグレード洋ランの1000~2000倍希釈液)しても無駄ですね. ハイポネックスハイグレード洋ランこりゃぁ~暫く給水を控え,発根を促さないといけないでしょう.とりあえず根腐れの原因は間違いなく過湿でしょうから,来年の植え替え時(ミズゴケを用いた場合,隔年の植え替えが基本)はもっと水捌けが良い植え込み資材を試そうと思いま~す.さて次は,昨年ナオリンさんから戴いたピカソ.こちらは根が大量に出ており,鉢底から見える根も綺麗な色をしています.また葉数も順調に増えているようですが,良~く見てみると….『6月に出た葉(右側の一番上の葉)』に変な模様が出ているしぃ~!これってウィルスによる病斑でしょうか?それとも単なる生理障害でしょうか?ナオリンさんから一昨年戴いた『白花大輪種』にも昨年怪しい模様が出ましたので(その後,同症状は出ていないため生理障害と判断),それと同じように生理障害だったら良いのですけど….あぁ,心配だなぁ~.一方その『白花大輪種』ですが,鉢上部の成長を止めた根(先端が緑色でなくなり,伸びなくなった根)の途中から大量に新たな根が出ており,新葉も順調に成長しています.ただし下部の葉から順に黄化&落葉が進行しており,株全体で考えると殆ど成長していない(葉数が増えていない)のです.もしかすると(アマビリス同様)こちらも鉢内部の根がことごとく腐っていて,施肥した栄養素を吸収できていないのでしょうか?う~ん,鉢内部がどうなっているのか気になるなぁ~.------胡蝶蘭のその後の様子はこちら
August 26, 2009
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丁度一ヶ月前(2009/7/6)に順調に成長している様子を公開した胡蝶蘭ですが,その後もそれなりに成長を続けています.ピカソ一ヶ月前(2009/7/6)現在(2009/8/6)白花大輪種一ヶ月前(2009/7/6)現在(2009/8/6)アマビリス(子株1号&孫株)子株1号一ヶ月前(2009/7/6)現在(2009/8/6)孫株一ヶ月前(2009/7/6)現在(2009/8/6)ただし例年(昨年を除く)に比べて満足できる成長量ではありません.胡蝶蘭は7~9月の間に2枚の葉が完成するペースで育つのですが,どの株もその成長量を下回っているのです.梅雨明けが遅れ,気温が上がらず,日照量が少なかった事が影響しているのでしょう.とりあえず数日前に梅雨が明けましたので,今月に成長の遅れを挽回してくれるとアリガタイのですが….まぁ~一般的に温室等の設備を用いなかった場合,ワンシーズンに2枚の葉を完成させれば合格らしいですので(『NHK趣味の園芸 よくわかる栽培12か月 コチョウラン』参照),そのラインだけはどうにか死守できそうです. 『NHK趣味の園芸 よくわかる栽培12か月 コチョウラン』いずれの株も今春(3月)以降に出た葉が既に1枚は完成していますからねぇ~.現在成長中の葉も,今月中に完成してくれたら良いなぁ~(胡蝶蘭は成長中の葉が完成してから次の葉が育ち始める:古葉と新葉の成長が重なる時期があるが,ホンの僅かな期間).それならば『育成期(3~10月)に3枚の葉を完成させる』という目標を達成できると思うのですけど….尚,7月の成長が思わしくなかったのは,施肥方法が適切でなかった事も影響しているかもしれません.7月上旬までは通常希釈倍率の液体肥料(ハイポネックスハイグレード洋ランの1000倍希釈液)を用いて施肥していたのですが(週に1度のペース),7月半ばからは更に半分の濃度に希釈した物(ハイポネックスハイグレード洋ランの2000倍希釈液)に変更していたのです. ハイポネックスハイグレード洋ラン7月半ばには梅雨が明け,気温が上昇すると共に鉢内部が乾きやすくなると考え,高濃度の肥料成分で根が傷まないように&水遣り代わりに施肥しようという意図があったのですが,梅雨が長期間に渡ってしまったため見事に裏目に出てしまったと思われるのです.週に2度のペースで施肥できると思っていたのに,雨で鉢が濡れて週に1度の施肥ペースにしかなりませんでしたから….来年からは『いつから』と時期を決めて施肥条件を変えるのではなく,ちゃんと気候を見て臨機応変に対応していきたいと思いま~す.------胡蝶蘭のその後の様子はこちら
August 6, 2009
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丁度一ヶ月前(2009/6/6)に屋外管理を開始した胡蝶蘭ですが,昨年と違って粛々と成長を続けています.昨年は植え替えに失敗してしまって(植え替え時に根を傷めた or ミズゴケを固く詰めすぎて過湿になって根腐れを起こした or 雨曝しにしていた為に過湿になって根腐れを起こした),8月に季節外れの植え替えを実施する羽目になっちゃいましたからねぇ~.とりあえず今年はそんな事にならずに済みそうです.ピカソ正面から一ヶ月前(2009/6/6)現在(2009/7/6)上から一ヶ月前(2009/6/6)現在(2009/7/6)新葉一ヶ月前(2009/6/6)現在(2009/7/6)白花大輪種正面から一ヶ月前(2009/6/6)現在(2009/7/6)上から一ヶ月前(2009/6/6)現在(2009/7/6)新葉一ヶ月前(2009/6/6)現在(2009/7/6)アマビリス(子株1号&孫株)正面から一ヶ月前(2009/6/6)現在(2009/7/6)子株1号側から一ヶ月前(2009/6/6)現在(2009/7/6)孫株側から一ヶ月前(2009/6/6)現在(2009/7/6)この一ヶ月間で減った葉(新陳代謝による黄化&落葉)は『ピカソの下から二番目の葉』の一枚だけです(『アマビリスの孫株の一番下の葉』も落葉寸前ですけど).何故か『ピカソの一番下の葉』は残っていたりしますが….まぁ~少しイレギュラーですが,過去にアマビリスで同じような事がありましたので,大騒ぎするほどのことでは無いでしょう.さて,現在成長中の新葉は無事一ヵ月後に完成しているでしょうか?『アマビリスの子株1号』は4月中旬に出た新葉が完成し,次の新葉が確認できるようになったばかりなので無理でしょうが,他の2株に関しては一ヵ月後に次の新葉が顔を出しており(=現在成長中の新葉が完成した事を意味する),二ヵ月半後までにそれが完成しているのが理想なのですけどねぇ~.『アマビリスの子株1号』の新葉それならば年末までに更にもう一枚(計三枚)の葉が完成してくれると思うのですが….そしてそれだけ株が充実すれば,必ず来春に開花しているはずです(アマビリスの来春の開花はほぼ確定的).ただし,今年のように不注意でステムを折ったり傷付けたりしなければの話ですけど.w------胡蝶蘭のその後の様子はこちら
July 6, 2009
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植え替えを行わない限り,5月下旬から屋外で遮光した日光をシッカリ当てて育てるべき胡蝶蘭ですが(ただし最低温度15℃を下回る日の夜間は屋内に取り込む),スナップエンドウが居座っていたために屋外に出す事ができませんでした.しかし,先週末にスナップエンドウを移動させましたので,漸く屋外での管理を開始する事ができました.と言っても,エイヤッで胡蝶蘭を屋外へ出すわけにはいきません.遮光対策&雨避け対策&ナメクジ対策を実施しなければいけないのです.先ずは設置前の状態.ここへ胡蝶蘭置き場を作るのですが,基本的には昨年と同じ手法です.ただし昨年は『雨避け対策』を実施していませんでしたし,『遮光対策』も不備がありました(遮光材を張った面積が足りず,直射日光が当たる時間帯があった).そこでその2点を改良する事にぃ~!とりあえずナメクジ対策を施したフラワースタンド(脚部等へナメクジ避け(ナメ駆除テープ)を添付)を設置し,株元へ自作容器に入れたナメクジ誘引駆除剤(ナメクジ駆除剤バイオスラッグミニペレット)を置きました(容器底の青色の物:石は風で容器が飛ばされないようにするための重し). ナメ駆除テープ 雨に強いナメクジ駆除剤バイオスラッグミニペレット800g(徳用サイズ)続いて遮光材を張るための支柱立てです.昨年はこれが思うように出来なかったのですが(支柱を3箇所しか立てられず,しかも一箇所が家の基礎部分に当たったため土壌が浅く,シッカリ固定できなかった),今年はスナップエンドウへ防鳥ネットを張った手法を取り入れたのでバッチリっす!この支柱側面に遮光率60%の遮光ネットを張り…. 切り口がほつれにくい!ラッセル編物ハトメ穴付遮光ネット 【園芸用品】上面へ不織布を張って完成~. 霜除け・保温・虫除け・鳥よけなどに効果的です。べたがけシート ふわふわ 1.8m×5m不織布は奥から手前に向けて傾斜をつけていますので,雨避けの役割を果たしてくれるでしょう.雨避けなら透明のビニール袋を張った方が効果的でしょうが,通風不良で蒸れや温度上昇の原因になりかねないので不織布を用いました.尚,今回用いた資材は全て手持ちの物を使用しましたので,費用は発生しておりません.wさて,この胡蝶蘭置き場へ株を置くと,こんな状態になります.側面奥の支柱は移動可能ですので,普段は内部が見えない(=直射日光が当たらない)状態になっております.まぁ~この置き場の右側(東北東側)は庭木(コニファー)があり,そちら側から直射日光が当たることは殆ど無いので開放形にしていても大丈夫だと思うのですけどね.wとりあえずこれで今シーズンの胡蝶蘭育成は大成功間違いなし…………………かな?尚肝心の株達ですが,10日程前に比べてハッキリとした変化が表れています.先ずナオリンさんから戴いた『ピカソ』と『白花大輪系』の2株には新葉が出始めました.ピカソ白花大輪系ただ写真でも判るように,『一つ前の新葉』が十分な大きさに育ってなくって….特にピカソのそれはカナリの矮小葉です(新葉が出る=ひとつ前の葉の成長が止まる).そんな訳で『嬉しさ半分』と言ったところです.とりあえず今度の新葉は立派なサイズに育って欲しいなぁ~.一方のアマビリスは子株1号の新葉が大きくなり,孫株の最初の葉(一番古い葉)が黄変して落葉致しました.正面から2009/5/272009/6/6子株1号側から2009/5/272009/6/6孫株側から2009/5/272009/6/6まぁ~例年の成長パターンを踏襲した感じです.昨年は株分け&植え替えでマトモに成長しませんでしたが,今年は期待が持てるかな.w------胡蝶蘭のその後の様子はこちら
June 8, 2009
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胡蝶蘭を扱いだして4年弱になりますが,今シーズン(昨シーズンが正しいの?)ほど不調に終わった年はありません.先ずは今月上旬(2009/5/9)に開花したミディ胡蝶蘭のピカソ(ナオリンさんから昨秋戴いた株).開花を報告した時には蕾が4個残っておりましたが(1つは萎れ始めていた),その4日後(2009/5/15)には全ての蕾が萎み始め,開花していた花まで枯れてしまいました.通常,胡蝶蘭の花は一ヶ月以上枯れませんので,明らかに何か問題があったのでしょう.湿度不足の可能性が最も高いのですが,温室など持っておりませんので どうしようもありません.昔使っていた『発泡スチロール製の簡易温室』を使用可能なら湿度も保てるのですが,次女の襲撃を回避するために使えないのです(サイズからしてリビングにしか置けないのですが,リビングに置くと間違いなく次女が襲い掛かる).早く次女が善悪を判断して欲求を我慢できる状態になって欲しいっす!とりあえず,ピカソのステムは切り落としました.結局リビングには飾らずじまいです.う~ん,残念!!続いて『正月にステムを折ってしまった』白花大輪の胡蝶蘭(これもナオリンさんからもらった株).ステムを折った二ヵ月後に新たなステムが出現し,先月からグングン伸びて蕾が出そうになっていたのですが….約10日前(2009/5/16)のステム先端付近5/15の朝,鉢が乾いていたので液体肥料(ハイポネックスハイグレード洋ランの2000倍希釈液)を与えた際,鉢表面についていた汚れ(緑藻?)を取り除くために洗面所で水を流しながら鉢表面を指でこすっていました(たわしを使わなくても十分取れる). ハイポネックスハイグレード洋ランその時にステムを軽く壁面にぶつけちゃったのです.慌ててステムをチェックしましたが,無傷のようだったので安心して出社しました.しかし会社から帰宅後に株を見ると,ステム先端が左側に不自然に曲がっていたのです(ステムの左側が萎れていたため). ( ̄Д ̄;) あぁ,まさか同一株のステムをワンシーズンに2回もオシャカにしてしまうなんて….あまりの事に何もする気になれず暫く株を放置していましたが,そのままでは株に良くないと思い,先週末(2009/5/23)に株元からステムを切除致しました.切除直前のステム現在(2009/5/27)ナオリンさん,ピカソもこの株もこんな結果になっちゃってゴメンヨォ~. m(。≧Д≦。)m来シーズンはどちらの株も何とかディスプレイできる状態に仕上げたいっす!そのためにも今後は育成に励んで株を充実させるぞぉ~!!幸いにもどちらの株も新葉が順調に大きくなっていますしねぇ~.ピカソの新葉18日前(2009/5/9)現在(2009/5/27)白花大輪株の新葉18日前(2009/5/9)現在(2009/5/27)尚,そろそろ最低温度がコンスタントに18℃程度になってきましたので屋外管理へ移行しても良い時期です.現在は2階の子供部屋の窓辺(この時期は早朝のみ直射日光が当たる)に置いていますが,屋外の方が日照時間を稼げるので育成には有利なのです.しかし胡蝶蘭を屋外で育成するスペースにスナップエンドウが居座っているため,屋外へ出す事ができません.遅くても来月上旬には屋外管理を開始したいのですが,スナップエンドウは何時まで収穫が続いちゃうのでしょうか?収穫が続く事は嬉しいのですがねぇ~.wスナップエンドウのプランターを動かせば済む話ですが,サイズがでかいので土が入った状態だと重たくて動かせないのですよぉ~.しかもネットを張っている支柱をプランター外にも立てているため,単純にプランターだけ動かせば良いって事じゃありませんし….でも胡蝶蘭を置く場所は遮光材を張る関係上,(スペース的にも見た目にもw)他の場所って訳にはいかないのです.とりあえず来シーズンはスナップエンドウの置き場所を『昨シーズンの置き場所』に戻そう~っと.最後に,今シーズンはステムが出てこなかったアマビリス(子株1号と孫株)ですが,成長は継続しているので特に問題ないのでしょう.正面から18日前(2009/5/9)現在(2009/5/27)子株1号側から18日前(2009/5/9)現在(2009/5/27)孫株側から18日前(2009/5/9)現在(2009/5/27)子株の新葉18日前(2009/5/9)現在(2009/5/27)孫株の新葉18日前(2009/5/9)現在(2009/5/27)昨年に株分けして調子を崩して以降は矮小葉しか育っていませんので,今シーズンは健全なサイズの葉が育って欲しいなぁ~.------胡蝶蘭のその後の様子はこちら
May 27, 2009
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ナオリンさんから昨秋戴いたミディ胡蝶蘭・ピカソが,一昨日(2009/5/9)漸く開花いたしましたぁ~!2009/5/09綺麗な開花姿を無事拝めた事はメッチャ嬉しいっす!しかも新葉が展開を始めているし~.ただ残念な事に, 以前報告した落蕾が更に進行していて…(ピンボケ写真ばかりで失礼!).先月半ばの時点で『主幹(?)のステムについた4つの蕾』が失われていましたが,その後『枝分かれしたステム』にも被害は広がり,現時点で13個の蕾が失われています.なんと残った蕾(開花済みを含む)は6個だけ(主幹のステムに3個,最初の枝分かれステムに0個,2番目の枝分かれステムに3個,3番目の枝分かれステムに0個).しかも主幹ステムの蕾の1つは6日前(2009/5/5)に開花直前の状態になってからピタリと変化がなくなり,ついには萎みだしたし….2009/5/5数日前(2009/5/9)同じ胡蝶蘭でも2006~2008年に開花させたアマビリスは,3年間で1つの蕾しか枯らさなかったのですがねぇ~.品種によって扱いやすさがぜんぜん違うっす!いやぁ~,やっぱ胡蝶蘭(特に園芸品種)は難しいわぁ~.尚,蕾黄化の原因ですが,水分不足だったのではないかと考えております(根の周辺の問題ではなく,湿度の問題).さて,ステムが出ていたもう1つの株(これもナオリンさんから戴いた株)ですが,現在ステムは35cmに達しています.にも拘らず,まだ支柱を立てておりません.なぜなら,ステムが支柱へ誘引できるような方向へ伸びてくれなかったからです.3月末(2009/3/31)4月半ば(2009/4/16)無理に誘引すれば,間違いなく今度もステムを折ってしまっていたでしょう.さすがにワンシーズンに2回も同一株のステムを折るのは回避したいところです.wそこでこの株に関しては,今シーズン支柱レスで開花させようと思います.蕾の数も少なそうですし,花の重みでステムが『たわんで』折れてしまうような事は無いでしょう.また全ての蕾が開花した時点で直ぐに切花にするつもりですので(最初のステムを折ったせいで開花が遅れ,開花時期が育成時期に突入するため),ディスプレイ中に引っ掛けてステムを折る危険性も少ないと考えられます.この株は昨年の育成に失敗した為に葉数が少なく,健全な葉がありません(下から1&2枚目の葉はサイズ&色ともに良好な葉でしたが3月から垂れ始め,下から3&4枚目の葉は矮小)が,3月に出た新葉(一番上)は綺麗な色艶をしており,葉幅も広く今後に期待が持てます.この株を我が家で開花させるのは初めてですので,花を見るのも楽しみなのですが,新葉の成長も加速してきていますし,来期以降の事を考えると,ステムを株につけたまま長期間楽しむ(=本格育成開始が遅れる)よりは,サッサと切花にして株の成長を優先させた方が賢いと思うのです.3月上旬(2009/3/9)3月末(2009/3/31)4月半ば(2009/4/16)現在(2009/5/9)尚,新葉の中央付近が白く汚れているのは,一ヶ月前(2009/4/11)に殺菌剤(ビスダイセン水和剤)を散布したからです. ビスダイセン水和剤汚れよりも株元側が殺菌剤散布以降に成長した部分になります.葉が汚れる殺菌剤を撒くと,葉の成長具合が判っていいですね.wって,葉が汚れていると光合成で不利になるから,あまり好ましい事ではありませんけど.とりあえず写真撮影後に濡れたティッシュで汚れをふき取っておきましたぁ~.さて,最後に(株分け&育成失敗で)今シーズンはステムが出なかったアマビリスの様子です.今年の1月に成長を再開していましたが(子株1号と孫株に新葉発生),その時に出た葉は残念ながら矮小葉として4月上旬には成長を終えていたようです.だって4月中旬には次の新葉が出現していたのですぅ~(胡蝶蘭は一枚の葉が完成してから次の葉が出てくる),側面から3月末(2009/3/31)数日前(2009/5/9)子株1号側から3月末(2009/3/31)数日前(2009/5/9)孫株側から3月末(2009/3/31)数日前(2009/5/9)子株の新葉孫株の新葉今度の新葉は矮小葉ではなくマトモなサイズに育って欲しいのですが,株の大きさからすると『マトモなサイズの葉』が育つのは『今シーズンの終わりに出る葉』or『来シーズンに出てくる葉』になっちゃうかなぁ~.そうそう,3月末の時点でミズゴケからニョッキリ突き出していた根は,ミズゴケの中(表層)へ収めました.アマビリスの根は園芸品種の大株に比べると柔らかく細い為,比較的簡単に向きを調整できるのでアリガタイっす!------胡蝶蘭のその後の様子はこちら
May 11, 2009
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つい先日まで開花に向かって順調に蕾が膨らんでいた『ナオリンさんから昨秋戴いたミディ胡蝶蘭・ピカソ』ですが,立て続けにショックな事が発生しました.2009/3/312009/4/11ほんの数日前までは↑のような状態だったのですが….最初の悲劇(w)に気が付いたのは10日前(2009/4/7).帰宅後,夕飯を食べながら株の状態をチェックしていた際,株元から数えて『4番目の蕾』が株元から数えて『5番目の蕾』(よりステムの先端側の蕾)に比べても小さく,少し皺が寄っている事に気が付いたのです.それからアレヨアレヨという間に蕾は萎み….2009/4/11あっと言う間にポロリと枯れ落ちてしまったのです.はぁ~.蕾がこのように萎れてしまう原因はいくつかあるようですが,一般的に言われているのは以下の6つ.1: 環境が変わったことによるストレス 2: (空気中の)湿度不足 3: (コンポスト中の)過湿による根傷み4: 低温5: 接触などによる外的刺激6: 蕾にケナガコナダニが入った今回,この中で考えられるのは5番目の要因だけ.先ず他の蕾に全く異常が見られない事から,1~4番目は違う事が判ります(2番目の可能性も0%ではありませんが…).またケナガコナダニは高温多湿(温室など)で発生するので,この時期の我が家の環境では発生しえないのです.そして原因が5番目の要因にあるなら思い当たる節もあるわけで….現在胡蝶蘭は↓のような環境に置いているのですが,『ハイハイ』&『伝い歩き』で暴れまわっている次女がカーテン越しに株に接触し,帰宅してみるとステムが奥のカーテン(というか,その更に奥のガラス窓)に押し付けられている事が多々あるのです.先日なんて,枝分かれしたステムが窓に押し付けられて変な方向に曲がってしまい,数日元に戻らなかったくらいです.wしかし次女を叱っても理解できる年齢ではなく….そんな訳ですので,今年は多少犠牲が出ても仕方ないと考えています.ステムが折れたり,鉢が倒れて葉が傷んだりしていないだけマシでしょう.しかし悲劇はこれだけでは終わりませんでした.『4番目の蕾』が失われて数日後(2009/4/13),会社から帰宅した私の目に映ったものは….無残にもげた丸々とした2つの蕾と,スカスカになって寂しくなった株の姿でした.||||||||||||||(* ̄ロ ̄)ガーン||||||||||||||||どうやら犯人は当日強かった風のようです.数日前から気温が高かったので胡蝶蘭を置いている場所の右側の窓を開けていたのですが(3つ&4つ上の写真参照),吹き込む風でカーテンが大きく捲れ上がっていたそうです(妻談).『あまりにカーテンが捲くれ上がるので,胡蝶蘭が次女に見えてしまい悪戯されると困るので窓を閉めた』と妻が証言しています.実際翌朝に屋外をチェックすると,スナップエンドウのエカキムシ防除のためにセットしていた『粘着トラップ』が飛ばされてスナップエンドウ本体にくっ付いており(w),ひっぺがすのに葉が破れてしまいました.この風により,遮光のためにセットしている短いカーテン(4つ上の写真参照)も捲れ上がり,空いている穴(カーテンの柄)に蕾が引っかかってしまい,蕾がもげてしまったと考えられるのです.だって,妻や子供たちが誤ってぶつかってしまった事が原因なら,鉢が動いていたり,ステムが窓に押し当てられた格好になっていたりするはずですが,そのような痕跡は認められなかったのです.そこで胡蝶蘭の置き場所を2階の子供部屋の窓際へ変更いたしました.『真冬の子供部屋の温度は低すぎる』&『この窓辺には冬越しさせていた植物を置いていたのでカーテンを引く事ができなかった』との理由で,晩秋以降はこの場所に胡蝶蘭を置いていなかったのです.しかし気温が十分上がってきましたし,冬越しさせていた他の植物は全て屋外に出して(遮光のために)カーテンを閉じる事ができるようになりましたので,この場所に胡蝶蘭を置く事が可能になったのです.とりあえずステムが折れた訳ではありませんし,(節から出たステムを含めて)まだ15個以上の蕾が残っていましたので,これ以上被害が拡大しなければ今月末には開花し始め,来月は満開の状態を楽しめるかなぁ~と気持ちを切り替えていたのですが….今朝株をチェックしたら,残った蕾の中で一番大きかった『3番目の蕾』ももげちゃっていたし~! (T_T)あ~ぁ,もしかして置き場所を変えたのがストレスになっちゃったのかなぁ~.昨年まで毎年開花させていた胡蝶蘭・アマビリスはこんな事になった事が無いのに….やっぱり同じ胡蝶蘭でも品種毎に耐○○性(○はストレス,寒,病,光 etc.)が大きく違うのですねぇ~.とにかく今後は置き場所をかえず,なるべくストレスをかけないようにして,何とか残った蕾は全部咲かせるぞぉ~.さて,ステムが出ていたもう1つの株(これまたナオリンさんから2007年に戴いた白花大輪の品種)ですが,この2週間で急激にステムが伸びました(現在17cm).先月末(2009/3/31)現在(2009/4/16)下方の葉が垂れてきたのが気懸かりですが(根腐れで水分不足に陥っている可能性がある),単にステムを伸ばすために葉に蓄えられた養分を消費した結果とも考えられます(胡蝶蘭は葉がバルブの役割を兼ねる).なんせ,思いっきり伸びて蕾まで出ていたステムを折ってしまって,株のエネルギーを浪費してしまいましたからねぇ~.wその後新たにステムが出て現在の状態になったのですから,通常よりも株がくたびれても致し方ありません.おまけに根や新葉も成長中ですから,そっちにも溜め込んでいたエネルギーを回しているでしょうし….先月末(2009/3/31)の新葉現在(2009/4/16)の新葉それならば施肥回数を増やすか,肥料の濃度を上げればいいと思い方がいらっしゃるかもしれませんが(現在は週に1度のペースでハイポネックスハイグレード洋ランの2,000倍希釈液を与えています),根からの給水量が思ったほど上がっていない(ピカソより明らかに鉢が乾く速度が遅い:根腐れで鉢内部に健康な根が少ない可能性あり)現状で施肥回数を増やしたり,気温が十分高くないこの時期に肥料の濃度を上げたりすると逆効果になる(根腐れが進行する)可能性が高いのです. ハイポネックスハイグレード洋ランとりあえず毎日可能な限りミスティングを行っていますので,何とか気温が十分上がるまでは葉を落とさずに耐えてもらいたいっす!------胡蝶蘭のその後の様子はこちら
April 16, 2009
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二年前(2006年)は3月末,一昨年(2007年)は2月上旬,昨年(2008年)は2月下旬に開花していた胡蝶蘭ですが,今年はまだ開花の兆しがありません.まぁ~過去三年間に開花していたのは今年開花の見込みが無いアマビリスですし,今年早期開花が見込めた『ナオリンさん から戴いた白花株』はステムを折ってしまい,その後そのステムが枯死してしまったので仕方ありませんが….とりあえず来月中旬には,これまたナオリンさんから戴いた『ピカソ』が開花してくれると思います.尚,4番目の写真でも判るように,下から3~5番目までの節から出ていた物は蕾ではなく,全て枝分かれして出てきたステムでありました.前回は下から3番目の節から出た物だけステムでそれ以外は蕾と報告しておりましたが,思いっきり嘘でしたね.w結局メインのステムに付く蕾は6つだけになりそうですが,枝分かれした3つのステムにどれだけ蕾がつくか楽しみです.まだ葉の成長は再開していないようですが,根の成長は止まっていませんし,花後の成長にも期待が持てます.成長中の根約2ヵ月前(2009/1/23)現在(2009/3/31)更に幾つか新根が発生していますしねぇ~.来年はもっとステムが伸びる様に,シッカリ夏場に育てたいと思います!一方,ステムを折ってしまった株ですが,頂芽から出た新葉と新たに発生したステムは共にゆっくりと成長を続けております.新葉約3週間前(2009/3/9)現在(2009/3/31)新ステム約3週間前(2009/3/9)現在(2009/3/31)でもこのステムから花が咲くのは,早くても再来月になっちゃうだろうなぁ~.少しでも早く本格的な育成を開始させたいのに…(開花中は本格的な育成開始が出来ない).まぁ~新根も出てきましたし,のんびりと構えるしかなさそうです.最後はアマビリスの子株1号&孫株の様子です.全体約3週間前(2009/3/9)側面から子株1号側から孫株(手前)側から現在(2009/3/31)側面から子株1号側から孫株(手前)側から子株1号の新葉約3週間前(2009/3/9)現在(2009/3/31)孫株の新葉約3週間前(2009/3/9)現在(2009/3/31)一本しか確認できなかった新根も伸び,死角に伸びていた別の新芽も発見しております.これなら来年は間違いなく開花姿を拝めそうっす!う~ん,良かった良かった.w------胡蝶蘭のその後の様子はこちら
March 31, 2009
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我が家には現在3株の胡蝶蘭があります.今シーズンはそれらのうち2株にステムが出ました.しかし一方の株(ナオリンさんに2007年の秋に戴いたもの)は正月に私が不注意でステムを折ってしまい….その後,折れた部分より下の節から別のステムが出たのですが,元のステムの枯死部分が予想以上に拡大し,新たなステムの節より下方まで変色してしまった結果,新たなステムは全く成長しなくなってしまいました.そこで仕方なくこの株の今シーズンの開花は諦め,ステムを根元から切ってしまったのです.既に現在の胡蝶蘭置き場(屋内)は成長に適した温度になっており(晴れた日の日中の置き場所は30℃程度まで上昇&夜間の置き場所は18℃以上),施肥も5日おきに水遣り代わりに行っておりました(ハイポネックスハイグレード洋ランの2000倍希釈液を鉢底から水分が流れ出すまでたっぷりと). ハイポネックスハイグレード洋ランその結果,頂芽から新葉が出てきたのです!まだ写真では判りにくいですかね?昨年の晩秋以降は成長を止めていたので心配していたのですが,とりあえずこれで不安が解消されました.最近の2枚の新葉は十分成長してくれませんでしたが,今度の新葉はなんとしても立派な大きさに育てたいと思います.と言っても,何か特別に策があるわけではありませんけど.wまぁ~適切な遮光&適切な施肥&適切な給水を行っていれば何とかなるでしょう.ただし,ウィルスに感染していなければですが….さて実はこの株,出てきたのは新葉だけではありません.右側の一枚目と二枚目の葉の間から….新たなステムが出てきましたぁ~!!ヾ(@^▽^@)ノ 今シーズンの開花を諦めていただけに,メッチャ嬉しいっす!でもこんな事なら,先端を折ってしまったステムはトットと株元から切除しておくべきでしたね.そうすればエネルギーを浪費(=結局成長しなかったステムを発生)させる事無く,この新ステムがもっと早く出てきていたかもしれません.まぁ~全ては後の祭りです.これからステムが伸びだすと開花がかなり遅くなり(5月上旬?),本格的な育成を開始させるのが遅れてしまうでしょう.来シーズンに全てをかけるなら,思い切ってこのステムを切除してしまうのも手ですが,まだこの株の花を見た事がありませんので,出来れば今シーズンに咲かせたいと考えています.従ってステムの成長は成り行きに任せ,ついた全ての蕾が開花した時点(花が全く枯れていない状態)で切花にしてしまおうと思います.そうすれば株の育成開始を少しでも早める事ができるでしょう.開花数はあまり望めないでしょうが,今度こそステムを折らずに(w)無事開花まで辿り着きたいなぁ~.さて,もう一方のステム発生株であるピカソ(2008年の秋にナオリンさんから戴いた)ですが,ステムを仮結束して以降もステムは順調に伸び,蕾も顔を出し始めました.しかも写真で確認できるステムの一番下の節(ステム全体としては下から3番目の節)からは,蕾ではなくステムが出ております.これなら7輪程度は花が楽しめそうです.尚,ピカソは濃いピンク花であり,今回新たにステムが出た株は白花です色の対比が美しいので,出来れば同時にディスプレイさせたかったのですが,果たして花期が上手く重なってくれるかなぁ~.ついでになりますが,最後に今シーズン唯一ステムが出なかった株,アマビリスも公開しておきます.他の株よりも一足早く今シーズンの成長を開始していましたが,相変わらずスローペースで成長を続けています.約6週間前(2009/1/23)側面から子株1号側から孫株(手前)側から子株1号の新葉孫株の新葉現在(2009/3/9)側面から子株1号側から孫株(手前)側から子株1号の新葉孫株の新葉子株1号の一番古い葉が新陳代謝で枯れ落ちてしまいました(2009/3/1)が,まぁ~妥当な動きでしょう.現在成長中の葉 及び それ以降に発生する新葉が通常サイズに成長するなら,今存在する全ての矮小葉は今シーズン中に全て枯れ落ちてしまうものと思われます.なるべく多くの葉が残っていた方が好ましいのですが,矮小葉は株の生命維持のために緊急的に発生したものですので(私の独断と偏見かもしれませんけどw)寿命が短くても致し方ありません.とりあえず早く健全(?)な大きさの葉が4枚揃ってもらいたいっす!そうすれば開花が望めますからぁ~.------胡蝶蘭のその後の様子はこちら
March 9, 2009
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昨秋(2008年10月)ナオリンさんから戴き,無事ステムが出た胡蝶蘭・ピカソですが,ステムの長さが14cmを超えて鉢からはみ出すようになってきました.そこで,誤って折ってしまわないように昨日支柱へ仮結束(緩く誘引)を行いました.本来ならば先ず仮支柱を用いて誘引すべきですが,既に節から蕾らしきものが出始めており,今シーズンはステムがあまり伸びないと考えられますので(昨年の夏~秋に開花した株で,その後殆ど成長していない事が原因),いきなり本支柱を用いてみました.今後 支柱に沿ったコマメな誘引が必要になるでしょうが,とりあえずステムを折らずに初期誘引が済んで一安心です.だってナオリンさんから2007年に戴いた株のステムは本支柱へ結束する際に折ってしまいましたからねぇ~.2月も後半になって暖かくなってきましたし,このまま無事に成長を続ければ3月末~4月上旬には開花してくれるかな?一方,正月にステムを折ってしまった株ですが,今シーズンの開花は諦める事に致しました.折れた部分より下の節からステムが出ていたので『何とか開花してくれないかなぁ~』と思っていたのですが,折れた部分の直ぐ下の節から出ていたステムが枯死したのに続き,もう1つ下の節から出ていたステム(赤丸部分)も枯死目前で…. まだ赤丸部分のステムは綺麗な色をしていますが,元のステムの変色部分がその節よりも下方まで進行しているので,成長する事は無いでしょう. ステムを折ってしまった時点で切断面に瞬間接着剤を塗布しておくべきだったなぁ~.そうすればステムの枯死範囲が広がらずに済んだかもしれないのに….まぁ~後悔してもどうにもなりませんのでスッパリ株元からカッ~ト!今後再びステムを折るような事があれば,今回の事を教訓にして直ぐに傷口を塞ごうと思います.そんな事より,ステムを折らない事の方が重要ですけど.wこの株はピカソ同様,ステムが出てから株の成長が止まっていますので,早く成長を再開してもらいたいっす!そんでもって来年こそは絶対に開花させてやるぞぉ~!!ただ最近出た二つの葉が大きく育たず,葉の表面も凸凹していてウィルスに感染しているのではないかと不安ですが….------胡蝶蘭のその後の様子はこちら
February 26, 2009
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先月下旬(2009/1/23)に2枚の新葉(子株1号&孫株にそれぞれ1枚づつ)が出たことを報告していた胡蝶蘭・アマビリスですが,その後順調に葉は育っており,写真でもハッキリ確認できるサイズになってきました.子株1号の新葉3週間前(2009/1/23)現在(2009/2/12)孫株の新葉3週間前(2009/1/23)現在(2009/2/12)屋外での本格的な育成を開始させるまで(最低温度が18℃以上:6月中順頃)に,これらの葉が完成して欲しいところです.まだ4ヶ月もある事ですし,何とかなってくれないかなぁ~.さて,順調な成長を見せているのは地上部だけではありません.根の成長(発生)も確認する事ができました.茎が完全に植え込み資材に覆われているため,ミズゴケからにょっきり突き出しています.昨春(2008/5/10)に株分けを行い,その後,ミズゴケの詰め込み過ぎ&過給水(雨が当たる場所に放置していたため)による根腐れで調子を崩し,仕方なく昨秋に植え替えを実施したのですが,その植え替え以降で確認できた最初の新根となります.植え替え以降,4ヶ月近く新根が確認できなかったのでとても心配していたのですが,これで安心する事ができます.昨秋の植え替えでは昨春の株分け時に比べて使用したミズゴケの量を減らしましたし,今夏は屋外の胡蝶蘭置き場に雨除けを設置するつもりですので(まだボンヤリとした構想しかありませんけどw),生育不良に陥るような根腐れは決してさせないつもりです.今シーズンは残念ながらステムが出ませんでしたが,来シーズンは絶対に開花させてやるぞぉ~!一方,先月にステムが出た胡蝶蘭・ピカソ(ナオリンさんに昨秋戴いた株)ですが,株の成長は完全にストップしているものの,ステムは順調に伸び続けています(9.5cm).約一ヶ月前(2009/1/13)約3週間前(2009/1/23)現在(2009/2/12)この調子なら,何とか4月上旬には第一花が開花してくれるかな?ピカソは濃いピンクの花が咲くようですので,開花がとても待ち遠しいっす!最後に,年始早々ステムを折ってしまった胡蝶蘭(2007年の秋にナオリンさんから戴いた株)ですが,折れた部分の直ぐ下の節(下の写真の赤丸部分)から出ていたステムは諦めざるを得なくなってきました.だって『折れた部分』から『折れた部分から数えて2つ目の節』までの間のステム(下の写真の黄色で囲った部分)の色が明らかに変色してきたのですよぉ~.こりゃぁ~枯死しているとしか思えません.それならば『折れた部分の直ぐ下の節から出ていたステム』になんて栄養は回らないでしょう.全く伸びる気配がありませんでしたが当然ですね.救いは『折れた部分から数えて2つ目の節』から出たステム(上の写真の黄緑丸部分)に僅かながら成長が認められている事です.2週間前(2009/1/29)現在(2009/2/12)但し,元のステムの変色部分が『折れた部分から数えて2つ目の節』の少し下まで進行しているっぽいので予断を許しません.昨年はステムが出なかった株ですので,何とか今年は花を拝んでみたいところですが,果たして無事開花まで辿り着く事が出来るかなぁ~.------胡蝶蘭のその後の様子はこちら
February 12, 2009
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年始早々にステムを折ってしまった胡蝶蘭(2007年の秋にナオリンさんから戴いた株)ですが,折れた直ぐ下の節から出ていたステムが一向に伸び始めません.ステムを折った直後の写真が↓.『管理温度が低いから仕方ないかなぁ~』と思っていたのですが,その後別の株にステムが出現し,非常にゆっくりとしたペースながらも伸びている事から,『もしかしてステムじゃなくって蕾?』と思いジックリ見てみたのですが…(黄色で囲った部分).別に先端が3つに割れている(=蕾)わけではなく,ちゃんと先端が扁平(=ステム)なのですよねぇ~.う~ん,単純に温度不足or水分不足?ど~も今シーズンは胡蝶蘭の機嫌を上手くとれないっす!そんな訳で『もう今シーズンの開花は無理なのかなぁ~』,『今後ステムの成長が再開したとしても,今シーズンの開花はメッチャ遅れてしまうよぉ~(=夏期の本格的な育成開始が遅れる』と思いながら株を眺めていたのですが,直ぐに別の事に気が付きました.『伸びないステム』が出た節のもうひとつ下の節を見てみると…(赤色で囲った部分).もう1つステムが出てるジャン!!こちらも形状からしてステムに間違いありませ~ん.もしかしてこちらを優先して成長させるために,1つ上の節から出ているステムの成長を止めているのでしょうか?もしそうだとすると,この新たなステムがある程度伸びたら,成長してくれないステムも伸びだすのでしょうか?う~ん,よく判らない事だらけっす!とりあえず今後,それぞれのステムがどう変化するか注意深く見守りたいと思います.そのためには,水分不足に陥らないようにするため(=ステムが伸びる際は水分要求量が上がる)週に一度の給水を欠かさないようにするつもりですが(リビングの窓際〈窓とカーテンの間〉に置いている為,一週間経たないうちに鉢内部までミズゴケが乾く),果たして与えるのは水だけでよいのでしょうか?葉の成長が止まり新根も全く出てこない状態ですが,(ステムを折ってしまうまでは)ステムが伸びるためのエネルギーを補充すべく施肥を兼ねて液体肥料(ハイポネックスハイグレード洋ランの2000倍希釈液を200~250mL:鉢底から水分が流れ出すまで)を与えていました.栄養を与えないと葉に蓄えたエネルギーをステムの成長へ回してしまうため(胡蝶蘭は他のランのような単独のバルブを持たず,葉がバルブの役目を果たす),古い葉(下の葉)から順に黄化して枯れ落ちてしまうからです.まぁ~例え施肥を続けていても,根が傷んだりして肥料を吸えないと葉は黄化するわけですが…. ハイポネックスハイグレード洋ラン低温時の施肥は根を傷めてしまいますし,間を取って(w)隔週で液体肥料を用い,施肥しない週は給水のみで管理してみたいと思います.冬季の温室が無い場合の胡蝶蘭への給水方法としてコマメに葉水を与える事も有効な手段になるのでしょうが,勤め人が平日にそんな管理方法をとるのは無理な話です.家人が花好きなら霧吹きによるミスティングを頼むのも手ですが,我が家の場合はとてもそんな事まで頼める人物はおらず….あ~ぁ,いつも言っていることですが早く定年を迎えたいよぉ~!まだ定年を迎えるまで20年以上ありますが….------胡蝶蘭のその後の様子はこちら
January 29, 2009
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ナオリンさんから昨年(2008年)戴いた胡蝶蘭・ピカソにステムと新根が出た事を10日前に報告致しましたが,その後まったく根が伸びる気配がありません.現在(2009/01/23)10日前(2009/01/13)気温が低すぎるor過湿になっている(乾燥気味にした方が根の発達が促進される)のかな?しかしどっちにしても対処できないのですよねぇ~.保温&加温を今年は実施できませんし(先日のブログ記事参照),ステムの事を考えるとあまり乾燥気味に扱うわけにもいきません.水分不足になるとステムの伸びに悪影響が出るらしいのです.胡蝶蘭は雨季と乾季がある熱帯雨林気候帯に自生しており,乾季は成長を止め,葉に蓄えられたエネルギーで厳しい時期を乗り切ります.そして雨季になるとステムを伸一気に伸ばして花を咲かせ,その後(orほぼ同時に)成長を開始するのです.従ってステムが伸びる適温で管理していても,水分不足だと株が乾季だと判断し,ステムの伸びが鈍るのです.とりあえず低温管理ながらステムはゆっくりと伸びておりますので,現時点では根の成長よりもステムの成長に力点を置いた管理をしていきたいと思います.現在(2009/01/23)10日前(2009/01/13)ただ根腐れだけはさせないように気をつけないと….低温の過湿は最も根腐れしやすい条件ですからねぇ~.他の株ですが,昨年の植え替えでミズゴケを高密度で詰めすぎたために,夏場であるにも拘らず,見事に根腐れさせちゃいました.素焼き鉢を用いた場合、ミズゴケを高密度み充填した方が内部の水分が均一になり,管理しやすいのは確かです.しかしミズゴケは他の植え込み資材に比べて給水させた時に気層が少なくなる特徴があります(吸水して膨張する為).従って高密度充填を行うと,鉢内部の気層が更に少なくなり,根腐れの可能性を高めてしまうのです.実際,ミズゴケを固く詰めた場合は 1.潅水頻度多い(ミズゴケが湿った状態で潅水) a. 潅水量多い(鉢底から水が出る) → 酸欠・根腐れ b. 潅水量少ない(鉢底から水が出ない) → 塩類集積・根傷み 2.潅水頻度少ない(ミズゴケが完全に乾いてから潅水) a. 潅水量多い → 生育良好 b. 潅水量少ない → 水欠乏・生育不良・塩類集積となるそうです.逆にミズゴケを柔らかく詰めた場合は 1.潅水頻度多い a. 潅水量多い → 生育良好・肥料溶脱 b. 潅水量少ない → 生育良好 2.潅水頻度少ない a. 潅水量多い → 水欠乏・生育不良・肥料溶脱 b. 潅水量少ない → 水欠乏・生育不良・塩類集積となるそうです.以上の相関は『ファレノプシス 栽培と生産』に記載されております. 『ファレノプシス 栽培と生産』従って次回の植え替え(2010年5月を予定)は根腐れ防止を第一に考えて,ミズゴケを柔らかく詰めたいと思います.私は胡蝶蘭用に3.5号の鉢を使っているのですが,どの程度のミズゴケを用いれば気相を適切に保てるのか良くわかりません.しかし上記の本によると『0.5L容器に9g程度のミズゴケ量が適量っぽい(吸水後の気層が50%程度になる:これはバークやココナッツチップを用いた時と同等)』&『3号鉢及び4号鉢の容量はそれぞれ0.3L及び0.6L(鉢上部を1cmウォータースペースとして空けた場合)』との事ですので,1鉢あたり8~10gのミズゴケを使ってみたいと思います.尚,手元にSSサイズのバークチップ(松の樹皮製)があるので(『そのきや』のアウトレット品を購入:不定期に販売している.割高だが粒の揃った製品は常時(?)取り扱いあり)それを植え込み資材として用いれば手っ取り早いのですが(バークはめいいっぱい詰めても軽く詰めても気層率は余り変化しない=根腐れしにくい),買い込んでしまったミズゴケが大量にあるので使わざるを得ないのです. マルチング材(バークタイプ)インドアグリーン向け1リットル入り ニュージランド産水苔 500gあぁ,ミズゴケって他に何か使い道がありませんかねぇ~.来春(2010年の5月)にエビネのバルブ(芋)吹かしに使う予定ですが,それ以外は思い浮かばなくって….…………と余計な話を長々書いてしまいましたが(w),本当に書きたかった事は別にあります.それはタイトルにあるようにアマビリスの事.アマビリスの成長が止まったと10日前に報告していましたが,新葉が2枚も出てきたのです!側面から子株1号側から孫株(手前)側からって,この写真じゃさっぱり判りませんね.w成長点を拡大すると….子株1号孫株なんと子株1号(写真だと確認できないかなw)だけでなく,昨年(2008年) の10月には成長を止めていた孫株にまでも新葉が出てきたのです.完全に成長を諦めていた(=バルブとしてのみしか機能しないだろうと考えていた)だけに嬉しい誤算です.まぁ~『孫株』が復活したのではなく,『孫株』の頂芽部分から新たな株(『孫株2号?』)が出たのかもしれませんけど(良く似た経験あり).まぁ~真相がどうであれ,目出度い事に変わりありません.来年はアマビリスにもステムが出てきてくれるように,シッカリ育てていきたいと思いま~す.------胡蝶蘭のその後の様子はこちら
January 23, 2009
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年始早々胡蝶蘭(ナオリンさんから2007年に戴いた株)のステムを折ってしまったと10日前に報告しましたが,その時に株自体の成長が停止している事も報告しておりました.しかし成長が鈍化していたのはその株に限った事ではなく,他の二株(ピカソ(ナオリンさんから2008年に戴いた株)&アマビリス)も殆ど成長が止まっていたのです.アマビリスピカソ例年は保温措置を講じていた(手作りの発泡スチロール製簡易温室に入れる&風呂に一緒に入る&夜間は発泡スチロール箱に入れ毛布などで包む)ので,この時期でも余裕で成長を続けておりましたが,今年は一切保温対策をしていないので仕方ないかなぁ~と思っておりました.だって簡易温室に入れた場合,強い光を当てると温度が上がりすぎて葉焼けを起こしてしまうため,リビングのカーテン越しの日光が当たる場所へ置く必要性が出てくるのですが,次女(1歳)の目の付く場所にそんな物を置いていたら結果は明白です.実際ポインセチアは酷い目にあいましたし….我が家には南に面する部屋が4つ(リビング&和室&子供部屋×2)あるのですが,それなりに場所を取る胡蝶蘭を3株も子供達の部屋に置くわけにもいきません(スペース的な問題:既に多くの挿し芽越冬株を供部屋の窓縁に置いている).それに子供部屋はリビングより温度が低いのです.また和室は畳が焼ける為,障子を開け放ちたくはありません.そうなると,リビングの『窓とカーテンの間』にしか胡蝶蘭を置く場所が無いわけです.薄いカーテンですが,そこなら次女も気づきませんからぁ~.でもその場所で簡易温室を用いると内部の温度が上がりすぎてしまうため,今シーズンは簡易温室無しで管理せざるを得ないのです.尚,念の為に網戸でやや遮光していますが,この時期なら遮光レスでも大丈夫だろうなぁ~と思っております.また簡易温室以外の保温方法も,株数が増えると狭い我が家では非現実的で….子供たちが皆巣立ってくれたらやりたい放題できると思うのですけどねぇ~.wさて,前振りがえらく長くなってしまいましたが話を本題に戻しましょう.そんな理由で成長が止まった(と思っていた)胡蝶蘭に施肥を続けると根腐れを誘発しかねないと考え,そろそろ施肥(ハイポネックスハイグレード洋ランの2000倍希釈液)を止めようと思い,株をよ~く確認して見ると(2009/1/8)…. ハイポネックスハイグレード洋ランピカソに発根を確認っす!ナオリンさんからこの株を戴いて以降,一本も新根が出ていなかったのでメッチャ嬉しかったです.こりゃぁ~施肥を止めるわけにはいかないなぁ~と思いつつ,もう少し上方に目をやると….なんとステムを発見!!いやぁ~,本当にこれには驚きました.ずぅ~とN-P-Kが等価の肥料しか与えていませんでしたし(通常ステムを出させるためにNが少なくPリッチの施肥管理を行う:私はハイポネックスハイグレード開花促進 or ハイポネックス原液を使用),12月上旬までにステムが出ていなかったので,今シーズンは完全に開花を諦めていたのです. ハイポネックスハイグレード開花促進 ハイポネックス原液どんな花が何輪咲いてくれるのか非常に楽しみで~す.とりあえず早目(=ステムが硬くなる前)に支柱立て&誘引を行い,折らないようにしないといけないなぁ~.w------胡蝶蘭のその後の様子はこちら
January 13, 2009
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今シーズン唯一開花の可能性がある胡蝶蘭(ナオリンさんに一昨年戴いた株)のステムが順調に伸びて43cmに達し、蕾も顔を出し始めました。株自体の成長は完全に止まっていますが、温室に入れているわけでもないので仕方ないでしょう。ステムが伸びるのは嬉しい事ですが、明るいほうへ向かって伸びますので、ステムの先端が窓ガラスに当たるようになってきました(窓際で管理しているため)。そこで本支柱を立てを行うことに決定(2009/1/1)!支柱は余裕を持って100cmの物を用意しました。まず、鉢に挿した支柱がくるくる回らないように、支柱の一方の先端をまずこのように折り曲げました。この方法は、『NHK趣味の園芸 よくわかる栽培12か月 コチョウラン』に記載されております。 『NHK趣味の園芸 よくわかる栽培12か月 コチョウラン』この支柱を鉢に突き刺したのが↓。かな~り長すぎたようです。w続いてステムの形状に合うように支柱を折り曲げ、ステムを結束していくわけですが、ここで事故が発生しました。一昨年(2007年)同様、ステムを折ってしまったのですぅ~!はぁ~…十分に注意していたつもりだったのですが…。何とかならないものかとセロハンテープでくっつけてみましたが、駄目っぽかったので潔く(?)破棄することに。も~、新年早々縁起が悪いよぉ~。ナオリンさん、真に申し訳ございません。m(_ _)m以後気をつけますぅ~。唯一の救いは、折れた部分のすぐ下の節から新たなステムが出ていたことです。花数は減るでしょうし、開花開始も遅れるでしょうが、何とか花を見ることはできると思います。今後はこまめに誘引して少しでも綺麗な姿に仕上げるぞぉ~!といっても、立てた支柱(↓)の先端までステムが伸びないかもしれませんが…。------胡蝶蘭のその後の様子はこちら
January 3, 2009
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先月半ば(2008/11/15)に仮支柱立てを行った胡蝶蘭(昨年ナオリンさんに頂いた株(白花))のステムが25日前から17cm伸び,33cmに達しました.途中で何度か結束し直した為,ステムがクネクネ曲がっているのは御愛嬌という事で.wさて,この株は最終的に一体何cmまでステムが伸びるのかなぁ~.初めて開花させる株はそのあたりが読めません.まぁ~昨年まで開花させてきたアマビリスよりは長いステム&大きな花となることでしょう.早春(?)の開花時期が楽しみです.しかしその一方,株自体の成長は残念ながら完全に止まっています.根も葉も25日前から全く変化ありません.25日前(2008/11/15)現在(2008/12/10)昨年の今頃(2007/12/8)はまだ成長を続けていましたから,気温不足って事はないのでしょうけど….やっぱりステムを伸ばすのに一生懸命で,成長にエネルギーを回す余裕は無いのでしょうか?昨春のアマビリスも開花前に成長を止めていましたし….まだ週に一度のペースで施肥を続けていますが(ハイポネックスハイグレード洋ランの2000倍希釈液),根腐れを防ぐために施肥は控えるべきかもしれません. ハイポネックスハイグレード洋ランでも施肥しないとエネルギー不足に陥り,ますます葉が黄化&落葉してしまう気がしなくもありません(胡蝶蘭の葉はバルブの役目があるため).実際,一番下の葉はスッカリ黄色くなって枯れ落ちる寸前だし….それに他の株は成長を継続していますしねぇ~.果てさて,どうしたものやら.wところで,その成長を続ける株と言うのは『アマビリスの子株1号(&孫株)』と『(今年ナオリンさんから戴いた)ピカソ』の2つ.アマビリスの子株1号(&孫株)ピカソ但し,アマビリスは孫株が全く成長せず(おそらく今後成長を再開する事はない),本体の子株1号もゆっくりとしか成長していません.また,ピカソもこの25日間で1~2cm程度しか成長していません.更に,いずれの株も新根が全く確認できず不安一杯です.窒素過多になると発根が抑制されるそうですが(『ファレノプシス 栽培と生産』),その場合は葉の成長が促進されるみたいですし…. ファレノプシス 栽培と生産単に現存の根(ミズゴケ内部に存在)が十分に機能していて本数も足りているために新根が出てこないのかな?それとも夜間も明るい場所においている時間が長いので,二酸化炭素を十分に取り込めていないのかな(胡蝶蘭はCAM植物であり,光合成に必要な二酸化炭素を夜間に取り込む)?あるいは管理温度が低すぎるのかな?先月からガラス越しの直射日光に当てているので,日照量不足だけは無いと思うのですけど….とりあえず数日前から保温&二酸化炭素吸収促進の為に夜間はダンボールを被せて管理していますが,果たして効果は出るのかなぁ~.------胡蝶蘭のその後の様子はこちら
December 10, 2008
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今シーズン,唯一開花の可能性がある胡蝶蘭(昨年ナオリンさんに頂いた株(白花))のステムが順調なペースで伸びています.先月末の時点で3~4cmくらいでしたが,10日程前(2008/11/7)には10cmを超え,先週末にはついに16cmに達しました.27日前(2008/10/21)17日前(2008/10/31)2日前(2008/11/15)ステムが伸びてくれるのは嬉しいのですが,御覧のように鉢からはみ出すようになってしまい,このままでは誤って折ってしまう可能性が高くなってきました.そこで,一昨日(2008/11/15)に仮支柱立てを行いました.もともとステムが15cm程度になった時点で仮支柱へ仮結束するつもりでしたからねぇ~(本には『20cmになったら』って書いてあることが多いです).作業内容(そんなに大層なものではありませんがw)は過去に書いておりますので割愛いたします.とりあえず作業後の状態は↓.かなり雑な結束状態ですが,本支柱に結束する際に一旦取り外しますので,今回は適当でいいかと.w今後綺麗な姿になるようにステムが伸びて欲しいっす!さて,ステムはこのように成長著しいのですが,その一方で株自体の成長は鈍化している気がします.17日前(2008/10/31)現在(2008/11/17)気温が低くなったこともありますが,花を咲かせるために窒素分が含まれていない液体肥料(ハイポネックスハイグレード開花促進)を与えていたから(10/18~)ですかねぇ~. ハイポネックスハイグレード開花促進元の施肥管理(ハイポネックスハイグレード洋ランの2000倍希釈液を週に1度)に戻すと言いつつ,作った窒素レス肥料の希釈液が余っていたから,先週までそれを使っていたし…. ハイポネックスハイグレード洋ランとりあえずN-P-Kが等価の液肥に戻しましたので,今後は葉もしっかり成長を続けてもらいたいっす!実は一番下(左下)の葉の黄化が進行中でして,このままだと少ない葉数で開花を迎えることになってしまうのです.そうなるとアンバランスで,ディスプレイしてもかっこ悪いと思うのですよねぇ~.せめて一番上(左上)の葉が,その下の葉(左の真ん中)と同じサイズまで育っていて欲しいなぁ~.でも成長が鈍い原因が本当に肥料にあるのか少し怪しかったりします.だってN-P-Kが等価の液肥を与え続けている『アマビリスの子株1号(&孫株)』や『(ナオリンさんから今年頂いた)ピカソ』の成長も鈍くって….アマビリスの子株1号(&孫株)17日前(2008/10/31)現在(2008/11/17)ピカソ17日前(2008/10/31)現在(2008/11/17)置き場所が,我が家で最も暖かいリビングではない(2階の長女の部屋)ので,単純に温度不足なのかな?でも最高最低温度計で測定すると,15~30℃の範囲内の変化なのです.しかも夜間はPCの廃熱でもう少し温度が高い(w)書斎に移動させているし….う~む~.まぁ~最低温度は問題なくても,最高温度がやや低目である事は事実ですので,成長速度が鈍っても仕方ありません.昨年&一昨年のように(我が家で一番暖かい)リビングの窓際(床に直置き)で管理できれば成長速度も上がるでしょうが,それは以前書いた理由で大きなリスクを伴い現実的ではありませんので(来シーズンは何とか大丈夫だと願いたいですがw),今シーズンは冬季の株の成長を諦め,冬越しのみに焦点を当てた方が賢い気がします.まぁ~ほとんど成長が認められないかもしれませんが,皺がよっていた『ピカソの下から3枚目の葉』に張りが戻って来ていますし,『昨年ナオリンさんに頂いた株(白花)』の根の成長は止まっていませんので,悪い方向に進んでいるわけでは無いと思います.昨年ナオリンさんに頂いた株(白花)27日前(2008/10/21)現在(2008/11/17)尚,いずれの株の葉も白っぽく汚れていますが,これは殺菌剤(ビスダイセン水和剤)を散布したためであり,病気ではありません.ビスダイセン水和剤とりあえずどの株も無事に来春を迎えてもらいたいものです.そのために今年の冬はこれまで以上に給水ペースを落として臨みたいと思いま~す.------胡蝶蘭のその後の様子はこちら
November 17, 2008
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約一年前にナオリンさんから戴いた胡蝶蘭にステムが顔を出した事を約一週間前に報告しましたが,その後も順調にステムは育っています.10日前(2008/10/21)現在(2008/10/31)だいたい3~4cmくらいでしょうか.これなら来月中には仮支柱へ仮結束する必要があるかもしれません(ステムが15cm程度で実施する).昨シーズンはアマビリスの(仮)支柱立てが遅れて花姿が悪くなってしまいましたので,今年は早目に手を打とうと思います.尚,全体像はこんな感じ(↓)で,一番上の葉も少しずつ成長を続けています.現在(2008/10/31)10日前(2008/10/21)来シーズンの本格的な成長が始まるまで(~5月)に,1つ下の葉と同サイズの完成形まで育っていてくれるとありがたいのですが,流石にちょっと無理かなぁ~.まぁ~無事に冬を越して花が咲いてくれたら良しとしましょう.wさて,残念ながら今シーズンの開花は望めそうに無い『アマビリスの子株1号(&孫株)』ですが,20日前(2008/10/11)の植え替えを物ともせず(?)新葉の成長がスローペースながら続いています.20日前(2008/10/11)現在(2008/10/31)但し成長が認められるのは子株1号だけで,孫株は全く動きがありません.20日前(2008/10/11)(植え替え前)(子株1号(手前)&孫株(奥) )現在(2008/10/31)おそらくもう成長する事は無く,実質バルブとしての機能しか示さないでしょう.まぁ~その方が将来的に株分けを実施しなくてすむので楽ですけど.wとりあえず現在存在するのは矮小葉ばかりですので,来シーズンは一枚でも多くの通常サイズの葉が育ちきるようにシッカリケアしたいと思います.その為には雨避けを如何にするか(=根腐れを防ぐか)がキーポイントだと考えています.昨年まで(根腐れの経験なし)と今年(夏場に根腐れしまくり)で違ったのは,雨避けを実施したか否か.今年は株が増えて育成場所を変えたために,昨年までの雨避け(発泡スチロールの蓋を上に置く)方法がとれなかったのです.さて,一体来年はどうやって雨を防ごうかなぁ~.簡単な方法じゃないと,平日妻に頼む事が出来ないし….まぁ~半年以上時間があるので,ゆっくり考えたいと思います.w最後は,約2週間前(2008/10/19)にナオリンさんから届いたピカソ.コンポスト(一般的に堆肥として用いられるが,蘭では植え付け資材の事を指す)無しで届いた株をミズゴケで植え付けて以降,水遣りを絶ってミスティングだけで管理してきましたが,萎れたりする事なく乗り切る事が出来ました. ニュージランド産水苔 500gまだ新根が出てくる気配はありませんが,栄養分を与えればそのうち発根してくるでしょう.明日から薄めの液体肥料(ハイポネックスハイグレード洋ランの2000倍希釈液)による施肥を開始し,カーテン越しの窓際で日光に当ててやりたいと思います. ハイポネックスハイグレード洋ランただ,下葉二枚はそれほど遠く無い未来(半~1ヶ月程度かな?)に黄変して(=葉に蓄えられた養分の再吸収が行われて)落葉しちゃうだろうなぁ~.既に色が変わってきているし…(葉の傷は元からです).ちゅーか,下から3枚目の葉まで皺がよってきていて….まぁ~温室が無い環境なので,下葉が年々落ちて葉数が多くならないのは仕方ないかなぁ~と思っています.それも一種の新陳代謝ですからねぇ~.来シーズンは育成に励んで,大きな葉を増やすぞぉ~!そんでもって,再来年(2010年)の春は花を楽しむぞぉ~!!------胡蝶蘭のその後の様子はこちら
October 31, 2008
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季節外れ(2008/10/11)の植え替えで一足早く終日屋内管理へ移行した胡蝶蘭・アマビリスの子株1号(&孫株)に続き,他の株もその翌日(2008/10/12)には屋内へ取り込みました.最低気温が15℃を下回る事が多くなったからです.取り込んだ株は長女の部屋(2階)の窓際に置いています(数日前に紹介した『ナオリンさんから戴いたピカソ』は屋内の日陰で養生中).右:アマビリスの子株1号(&孫株)左:ナオリン株(白花)晴れた日はカーテン越しに日光をあて,雨天や曇りの日はカーテンを開け放していますが,気温が更に下がり光量も弱くなる来月になれば,常時カーテンを開放するつもりです.昨年&一昨年はリビング(の窓際の床)で管理していましたが,そんな場所に置いていると今年は次女に襲われる可能性が高いので,一昨々年同様,開花を開始するまでor来春に屋外管理に戻すまで長女の部屋に置く予定です.尚,今シーズン我が家で唯一植え替えを1度しか実施していない(w)アマビリスの子株2号は(ナオリン株(白花)とアマビリスの子株1号は根腐れを起こした為に2回目の植え替えを実施)先週末にナオリンさんの元へ旅立ちました.旅立ち直前(2008/10/19)御覧のように中心から新葉が出始めています.充実した葉数が少ないので花数はあまり望めませんが(せいぜい5輪程度でしょう),来春に開花してくれるのではないかなぁ~.ただ,地上部に成長中の根が認められないのが気がかりですが….ミズゴケ内部で根が伸びてくれていると良いのですけどねぇ~.一方,根の成長が旺盛なのがナオリン株(白花)です.ミズゴケ表面近くに成長中(先端が緑色)の根が多数確認できますし,地上部の茎からも新根がドンドン出ています.おまけに茎の側面から見慣れたものが….位置&形状からして『ステム』に間違いありません!来春花が楽しめそうな株はこれだけですので,ステムが確認できて一安心.この株だけは9月末から施肥方法を変更していましたが(ハイポネックスハイグレード洋ラン(~9/24)→ハイポネックス原液 (9/28~10/11)→ハイポネックスハイグレード開花促進(10/18~)),そろそろ元の施肥管理(ハイポネックスハイグレード洋ランの2000倍希釈液を週に1度)に戻そうと思います. ハイポネックスハイグレード洋ラン ハイポネックス原液 ハイポネックスハイグレード開花促進だって屋内管理に移行しているので,葉が成長するのに十分な温度が確保できていますからねぇ~.気温が下がりきる前に,成長中の新葉(↓の左上の葉)を少しでも大きくしておきたいっす!ただ気になるのは,新葉に出てきた不吉な模様(↓).これってヤッパリ,ウイルスに感染しているのかなぁ~.例えウイルスに感染していたとしても,生育に支障が出ておらず,花も綺麗に咲けば問題ないのですがねぇ~.どんな花が咲くか,早く結果を知りたいです.もしウイルス感染が決定的なら,他の株への感染を防ぐために早く処分しないといけないのだろうなぁ~.でも捨てるのは可哀想&勿体無いし….感染を無視できる『他に蘭植物を育てていない人』に譲る(押し付けるが正解か?w)のが一番良い方法と思うのですが如何でしょう?ナオリンさん,大変申し訳ないのですが,万一の場合はこの株を他人に譲っちゃっても良いっすか?------胡蝶蘭のその後の様子はこちら
October 22, 2008
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色んな物を送ってくださるナオリンさんから本日(2008/10/19),マタマタ贈り物が届きましたぁ~!先ずは胡蝶蘭が4株.ミディサイズでピンク花(だったかな?)のピカソ(1株)は私が頂戴し,大輪白花の3株は会社の後輩等3名に譲る事になっています.って,どれがピカソだ?唯一裸ん坊の↓の株で良いのかな?とりあえずこの時期のポット苗は素焼き鉢などへ移し変えるだけの処理に留めるのが一般的で,本格的な植え替えは適期の5~6月を迎えてからとなります.本格的な植え替え(傷んだ根をカット&ミズゴケを取り替える)を行うと,どうしても健全な根までダメージを受けてしまうからです.育成シーズンが終わりに近付いたこの時期に根を傷めると,胡蝶蘭にとって最も過酷な冬季を根の回復が不十分なまま迎える事となり,株が枯死する可能性が高くなってしまうのです.但し,温室で育成可能な場合は年中本格的な植え替えが可能です(理由はわかりますよね).当然我が家にそんな高価な設備はありません.wしかし裸ん坊の株をこのままで管理するのは大変です.そこで先日に続いて季節外れの植え替えを実施する事にしました.先ずは株が3.5号の鉢に収まるように根をカ~ット!しかしココで時間切れ(11:30頃).どうしても外せない用事があり,一旦作業を中断です.作業を再開したのは夜になってから(19:30頃).その間にミズゴケをふっくら状態に戻し,素焼き鉢にも給水しておきました.ニュージランド産水苔 500gその詳しい手順は過去の記事である『胡蝶蘭の株分け&植え替え作業内容報告(前編)』を御覧ください.さて,いざ作業を再開しようとした時にショックな事が判明しました.準備してあった(手元にあった)素焼き鉢は全て3.5号だったのですが,本格的な植え替えを実施するつもりがなかった3株が鉢に収まりそうに無いのです~!そこで仕方なく全ての株を本格的に植え替える事にしました.wそんな訳でとても写真を撮る余裕はなく,途中経過は省略していきなり植え替え完成後の写真です(植え替えの詳細は上記リンク先を御覧ください).結構根をバキバキに折っちゃったけど大丈夫かなぁ….まぁ~これが原因で枯死しちゃうって事は無いと思うのですけどネェ~.さて,次はトケイソウの苗(挿し木株).これは来春(4月),今年までアサガオを植えていた場所に定植する予定です.すなわち,来年以降はアサガオを育てないと言う事で….長女から育てたいとの要望があれば(今年小学1年生なので,学校で育てた株から自分で採った種がある)鉢で育てるかもしれませんが,場所をとるのであまり気乗りがしないっす!ところでこの苗,一体どこに春まで置いておこうかなぁ~.ヘタな場所においてツルが巻き付いちゃったら困るし….短く刈り込んでおいた方が良いかな?続いてカリフォルニアローズ・フィエスタ(八重咲インパチェンス)の挿し芽苗.スパークラーローズかオールドローズの何れかの筈ですが,私にはサッパリわかりません.ナオリンさん,一体どっち?尚,上の写真でも判ると思いますが,右端の苗は残念ながら途中で折れておりました.折れた茎がシッカリしていたし,捨てるのも勿体無かったので上部は水挿しにし,下部は日陰に放置してみる事に.下部はあまり期待できないけど,水挿しにした上部からなんとか発根してくれないかなぁ~.ちなみにこの苗,hanasakiさんが購入してナオリンさんに送った苗が親株になっています.ナオリンさんの話によると,私が2年前から育てているディープオレンジよりも育てやすい(花付がよく暑さにも強い)との事で,来シーズンの定植&ディスプレイが楽しみです.そのためにもシッカリ冬越しさせるぞぉ~!最後は謎の観葉植物(?).ハートカズラかなぁ~と思うのですが,ナオリンさん,あっていますか?しかしこれ,トケイソウと一緒でどこで冬越しさせようかなぁ~.あと来シーズンどこに飾ろうかなぁ~.庭が狭いと悩みが尽きないっす!ナオリンさん,沢山のお宝,本当にアンガトねぇ~!次女がもう少し大きくなって遠出が出来るようになったら,家族揃って信州へ会いに行くよぉ~.------追記謎の観葉植物の正体は,斑入りのワイヤープランツだそうで~す.------胡蝶蘭のその後の様子はこちらトケイソウのその後の様子はこちらワイヤープランツのその後の様子はこちらカリフォルニアローズ・フィエスタのその後の様子はこちら
October 19, 2008
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成長が思わしくないと心配していた胡蝶蘭・アマビリスの子株1号(&孫株)ですが,その原因は根腐れにあると考えました.施肥も適切なペースで行っているし,遮光率も適度で日照量に問題が無い(=与えた肥料を株が吸えていない)からです.根腐れを起こした胡蝶蘭には,腐った根を取り除いて植え替えるのが一番の良薬です.ただし胡蝶蘭の植え替えは成長期に行うのが鉄則で(成長開始直後がベスト),温室が無い場合は5~6月の植え替えが一般的です.しかし根腐れの可能性が高い場合はそんな悠長な事を言っていられません(真冬は除く).この株は寒い場所へお嫁に行く予定だったので植え替え実施に二の足を踏んでいたのですが,つい最近,他の株が代わりに嫁ぐ事が決定いたしました.すなわち,屋内管理ならあと二ヶ月は余裕で成長期間となる当地大阪で管理できる事になったのです!それなら植え替えを躊躇する理由はありません.そこで先週末(2008/10/11)に思い切って植え替えてしまいました.先ずは植え替え前の様子.子株1号(手前)&孫株(奥) 通常,上部の葉ほど大きく育つものですが(ある程度充実した株なら同一サイズの葉になりますけど),新葉も矮小葉のサイズまでしか成長してくれていません.これを植え込み資材のミズゴケから引っこ抜くと….ニュージランド産水苔 500g見事にミズゴケ内部にはマトモな根がありませんでしたぁ~.(T_T)代わりに新たな孫株が2つ確認できましたが….先端の形状や色から,ステムや根で無い事は明らかです.う~ん,素直に喜んで良いのやら….株を増やしても置き場所が無いし,貰ってくれるアテも胡蝶蘭はそうそう見つかりませんからネェ~.まぁ~株分け可能な状態まで無事育つかわかりませんし,今あれこれ考えても無意味でしょうけど.wとりあえず,生きた根や孫株候補(w)を傷つけないように注意しながら,8月下旬(2008/8/24)に実施した『時期外れの植え替え』と同じ手順(腐った根の除去&鉢は再利用)で植えつけ直して作業終了です.これで順調に成長するようになってくれるかなぁ~.尚,植え替え後は屋内に取り込み,カーテン越しの窓際に置いて管理しています.逆光になるため暗く写っていますが,それほど暗い場所ではありません.昨年&一昨年も冬季にこの場所で管理していた時期がありますので,日照量が少なすぎるという事はないでしょう.本当に寒い時期(1&2月)は暖かいリビングに移す予定ですし…(次女の動向が気になりますがw).さて,植え替え自体とは関係ありませんが,植え替え終了後に気がついたのが↓.子株1号の拡大写真なのですが,中央に新葉が僅かに顔を出しているのが判りますかね?ちゅー事で,子株1号はユックリながらも成長を止めていなかったようです.よかったぁ~!でも新葉が出たという事は,1つ前の葉の成長が終わったということを表しているので,ちょっと複雑な心境です.絶対に今度出た新葉は大きく育てるぞぉ~!そんな訳で,この株は来春の開花を期待せず,葉の育成に力を注ぎたいと思います.開花は充実した葉が複数枚ある『ナオリンさんから戴いた株』に任せるっす!従って当分の間,『アマビリスの子株1号』の施肥にはハイポネックスハイグレード洋ランの2000倍希釈液を用い,『ナオリンさんから戴いた株』の施肥にはハイポネックスハイグレード開花促進を用いたいと思いま~す(『アマビリスの子株2号』は今週末に嫁入り予定w). ハイポネックスハイグレード洋ラン ハイポネックスハイグレード開花促進でも別々に希釈液を作るの,面倒臭いなぁ….------胡蝶蘭のその後の様子はこちら
October 15, 2008
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初夏(2008/6/6)以降,屋外での管理を続けていた胡蝶蘭ですが,先月末(2008/9/27)以降は最低温度が15℃を下回りそうな日は夜間のみ屋内に取り込むようにしています.アテにならない『Yahoo!天気情報』で最低気温を予測しているので不安イッパイですが(w),『気象庁の過去の気象データ検索』で確認する限り,これまでは問題なかったようです.そんなに心配なら『毎晩取り込めば良いのではないか』と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが,胡蝶蘭が花芽を作るには一定期間 最低温度が18℃前後の環境に株を曝す必要があるのです.当地で屋内の最低温度が18℃前後になるのは当分先であり,屋内で花芽を作らせると開花時期が遅くなってしまいます.開花開始が遅くなると当然開花終了も遅くなり,来期の育成開始の遅れに繋がるのです.従ってなるべく早期に最低温度が18℃前後の環境に曝したいわけで,そうなるとこの時期に可能な限り屋外で管理する必要があるという事になるのです.ただ問題は,15℃を下回る環境は胡蝶蘭には望ましくない事で….まぁ~10℃までなら水管理に気をつけていれば枯死する事は無いのですけどねぇ~.そんな訳で,もう暫く『Yahoo!天気情報』と毎日『にらめっこ』する日が続くと思います.コンスタントに最低気温が15℃を下回るようになれば終日屋内管理に移行しますので,あと数日~10日程度かなぁ~.ただ問題は屋内の取り込んだ後の置き場所.昨年まではカーテン越しの日が当たるリビングの床に置いていたけれど,今年はまもなく1歳になる次女がいるわけで….発泡スチロール製の手作り簡易温室は温度が上がりすぎる欠点があったから,先日処分しちゃったしなぁ~.一体どうしたものか….冬場の低温による枯死を避けるだけなら2階の子供部屋に置けばなんとかなるかな?アマビリスの子株1号(手前)&孫株(奥) アマビリスの子株2号ナオリンさんから戴いた株とりあえず,どの株も一ヶ月前(2008/9/10)よりは成長しています.一ヶ月前(2008/9/10)アマビリスの子株1号(手前)&孫株(奥) アマビリスの子株2号ナオリンさんから戴いた株ただ,その成長力のバラツキが大きいのが気がかりです.『ナオリンさんから戴いた株』は春の植え替え(2008/5/10)に続いて夏に再び植え替えを断行した(2008/8/24)にも関わらず,新葉(左上)が大きく成長しています.夏の植え替えで腐った根を取り除き,生きた根が栄養分を吸収できるようにミズゴケ内部に押し込んだのが功を奏したのでしょう.思い切って植え替えて正解でした.また成長中の新葉(↓の左上の葉)にはウィルス病っポイ症状は出ていません.1つ前の新葉(↑の右上の葉)に怪しい病斑が出ていたので心配していましたが,どうやら単なる生理障害だったようです.もしかしたら単に株が元気になったので,ウィルスの活性化を押さえ込んでいるだけで罹患しているのかもしれませんが….次に『アマビリスの子株2号』ですが,特に述べる事も無いのでスルー.まぁ述べる事が無いというのは順調な証ですけど.w最後が今一番心配な『アマビリスの子株1号&孫株』.ど~も成長が遅いのですよねぇ~.葉だけでなく,根もあまり伸びないのです.現在(2008/10/8)一ヶ月前(2008/9/10)ちゃんと他の株同様に施肥を行っているのですが….尚,花芽を作らせるために,9月末からそれまで与えていたハイポネックスハイグレード洋ランではなく,リン酸成分が多いハイポネックス原液 (2000倍希釈液)を用いています.また今週末から一ヶ月ほどハイポネックスハイグレード開花促進を与える予定です. ハイポネックスハイグレード洋ラン ハイポネックス原液 ハイポネックスハイグレード開花促進もしかしてミズゴケ内部の根が腐ってしまい,与えている肥料成分を吸収できていないのですかね?そうなると『ナオリンさんから戴いた株』のように植え替え(腐った根の除去&生きた根をミズゴケ内部へ押し込む)で復活するでしょうが,もうここまで気温が下がってしまうと….一か八かで今植え替えるべきか,来春まで待って植え替えるべきか悩むっす!今後も自分で管理する株なら無茶も出来ますが(当地で屋内管理なら,やや速度は鈍くなるものの12月まで通常の扱いで成長可能),ナオリンさんに押し付ける予定の株なので….ナオリンさん,如何致しましょう? 1. 植え替えずに発送(来春植え替え) 2. 植え替えて発送 3. 植え替えて来春発送 (但し冬場の置き場所が足り無いため,過酷な条件で冬越しになる可能性アリ)ナオリンさんの会社の温室の事を考えると,1 or 2 が良い選択だと思うのですが….ナオリンさんが御所望していた株と異なってしまいますが,もしかまわないのであれば『アマビリスの子株2号』を代わりに発送いたしますよぉ~!------胡蝶蘭のその後の様子はこちら
October 8, 2008
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根腐れの疑いがあったために,季節外れの植え替えを先月後半(2008/8/24)に実施した胡蝶蘭(ナオリンさんから戴いた株).植え替えの様子を公開した際に『2週間は水遣りを一切止めて葉水だけで管理していく』と書いたのですが,そんな必要が無い事に気付きました.乾かし気味に管理する理由は 1.発根を促す 2.植え替えで傷んだ根を養生させる為なのですが,良く考えたら 1.『根腐れしていない成長中の根』が多数存在していた(=発根を促す必要なし) 2.『根腐れしていない成長中の根』の大半は,植え替え前にミズゴケ上部に存在した (=植え替え作業で傷まなかった)ので,植え替え後も通常の管理を続ければ良かったのだと思い至ったのです.そこで,植え替え約一週間後(2008/8/30)には,水遣り代わりに薄めの液体肥料(ハイポネックスハイグレード洋ランの2000倍希釈液)を与え,上げていた遮光率(84%)も通常の状態(60%)へ戻しました. ハイポネックスハイグレード洋ランそして先週末(2008/9/6)には通常の希釈濃度(1,000倍希釈液)による施肥へ切り替えました.但し,通常は鉢底から水分が流れ出すまで液体肥料を与えているのですが,鉢内部が過湿にならないように200mL程度を与えるに留めました.尚,真夏の胡蝶蘭への施肥は一様に薄い濃度の液肥で行っていましたが,他の株は1週間前から通常の希釈濃度へ戻しています.このようにイレギュラーな取り扱いにも関わらず,今のところ異常は発生していません.植え替え直前に出た新葉もハッキリ判る大きさに育ちました.まぁ~胡蝶蘭は葉焼けを起こすなり軟腐病等の細菌に罹患したりしない限りは,急激な変化を起こさないのですけどね.wただし1つだけ気になる事があります.それは根腐れに気付くきっかけになった(矮小葉となってしまった)1つ前の新葉の様子です.実は植え替え前から少し気になっていたのですが,徐々に症状が進行しているようで….これってもしかしてウィルス病?だとしたら,治癒しない&周りの株に感染する&綺麗な花が咲かない(花に筋が入る)という理由で処分するのが定石なのですよねぇ~.単なる生理障害なら良いのですが….とりあえず『他の株への感染を防ぐ為に隔離する』という対応が一般的でしょうが,残念ながら現在の置き場所以外に適した場所がありません.仕方が無いのでそのままで様子を見る事に致します.一方,ウィルス感染の脅威に曝される事となった(w)他の2株の胡蝶蘭(アマビリス)は,大きな変化もなく順調に成長中です.アマビリスの子株1号(&孫株)手前:子株1号奥:孫株右:子株1号左:孫株子株1号の新葉孫株アマビリスの子株2号20日前(2008/8/22)と比べると違いが明らかです(子株2号の黄変していた2枚の古葉は,その2日後には落葉).共に新葉が大きくなっています.20日前アマビリスの子株1号(&孫株)アマビリスの子株2号『大きな変化もなく…』と書きましたが,敢えて株に起きた変化を挙げるとすれば↓かな.w晩春の株分け以降は全く目にする事が無かった根(ミズゴケで包み鉢内部に収めた為)が,ミズゴケ表面に顔を出し始めたのです(子株1号).株分け時にあった根は成長が止まった(先端が緑色ではなくなった)物ばかりでしたので,新たに発根したものだと思われます.とりあえずこれで無事根も成長していた事が判り一安心!しかしヤッパリ胡蝶蘭の根は空気が好きですねぇ~.ミズゴケ表面に顔を出すくらいですので,今後は鉢外に伸びていこうとするでしょう.こりゃぁ~植え込み資材をミズゴケ以外のものに変更した方が良い気がしてきました.昨年までは『ミズゴケで十分!』と思っていましたが,根腐れを経験した今となってはより通気性の良い資材に惹かれます.但し,あまり通気性が良い資材を使うと保肥力の低下が問題となるわけで….シンビ用の培養土(軽石や日向土がメイン)を用いたりすると,しょっちゅう施肥が必要でしょう.究極的な管理方法(より自然の育成環境に近いと言う意味)である『へご板』へ着生させた場合,施肥回数が増えるだけでなく,大量の肥料を無駄にする事になってしまいます(バケツに大量の希釈した液肥を作り,そこへジャブンと漬けて施肥する必要があるため).これらの方法を取れば根腐れの心配は殆どなくなりますが,面倒臭がり屋&ケチな私には向いていません.そうなると最近流行(?)の『プレサブ』あたりが適しているのかなぁ~. 胡蝶蘭の植え替え10鉢セット プレサブ(バーク)ただこの商品,植え替えセットとしてしか販売しておらず,プレサブだけを入手できないのが難点です.初回植え替え時は良いとして,その数年後の植え替え時は容器毎交換って事なのかな?素焼き鉢と違い,汚れによる目詰まりなんて関係ないし,十分使いまわせると思うのですけどねぇ~.透明のポリポットは根の状態がわかるし,根に日光が当たるから,胡蝶蘭育成用に非常に魅力的なのですが….また,プレサブを用いる場合,もう1つ困った事があります.それは大量に買い込んだミズゴケの使い道です. ニュージランド産水苔 500g今春500g入りを2つ購入したのですが,1つは未開封だし,もう一方も僅かしか減っていません.エビネのバックバルブを用いた増殖法(イモ吹き or イモ吹かし)に挑戦する際に用いるとしても,使用量なんてたかがしれているし…(しかも早くても再来年にならないと実施できないw).今後10年くらいは我慢してミズゴケを使い続けるしかないかなぁ~.------胡蝶蘭のその後の様子はこちら
September 11, 2008
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数日前に胡蝶蘭(昨年ナオリンさんに戴いた株)が根腐れを起こしている可能性があると書きました.そしてその時に『明日にでも植え替えを実施しちゃおうかな』と書いたように,先週末(2008/8/24)に季節外れの植え替えを実施しちゃいました.こんな時期に植え替えると来春の開花は絶望的かもしれませんが,その前に株が枯死してしまっては元も子もありませんからねぇ~.先ずは植え替え直前の様子.今春植え替えたばかりですが,その後に古葉が全部落ちて腰高になっている事が判ります.さて,植え替えは株を鉢から引っこ抜く事からスタートするわけですが,根の傷みを最小限に抑えるべく直前に鉢を水に漬けて根を覆う白い海綿状組織をふやけさせました.その後,鉢から株を取り出してミズゴケを取り除くと….案の定,ミズゴケ内部にあった根の大半は腐っておりましたぁ~.(ToT)そこで完全に駄目になった根を『コンロの火であぶって消毒したハサミ』を用いてカット!するとワサビ状になった下方の茎には全く根が無い状態になってしまいました.そんな訳で,この不要になった茎もカ~ット!これでやっとマトモな状態になりましたね.wこれを,前日に準備しておいた(霧吹きで水を与えてフカフカに戻してゴミを取り除いた)ミズゴケで,元々の鉢へ植え込みました. ニュージランド産水苔 500g株が鉢の中央ではなく右側に寄っているのは,伸びた根が株の左側に集中していた影響です.本来ならば中央に植えるべきですが,仕方ないでしょう.細かい作業の様子や解説は今春の植え替え時の記事(前半&後半)に写真付きで記しておりますので,興味がある方はそちらを御覧ください.尚,通常の植え替え(2年に1度程度)では鉢の再利用はしません.通気性が命の素焼き鉢は耐久性が低いですし,菌やウィルスの感染を防ぐ為に新品を用いるのが常道です.また長期使用した素焼き鉢は目詰まりを起こし,肝心の通気性が低下している場合があるのです.それにも関わらず今回鉢を使い回したのは,鉢がまだ使用開始して3ヶ月しか経過していない物だったから&他の株に使用するわけではないので菌やウィルスの感染拡大の事を無視できたからです.ちなみに,切り落とした茎は↓.根があれば新芽が出てくる可能性もありますが,これではどうにもならないと判断して廃棄しました.さて,今後2週間は発根を促す為に水遣りを一切止めて葉水だけで管理していくのですが,置き場所が問題になります.春の植え替え後は屋内の日陰で管理していましたが,この時期に屋内に置いていると蒸れが心配です.なんせ我が家はエアコンを使用しないので.wつーことで風通しが良い屋外に出しておく必要があるわけですが,他の夏越し植物達が日陰を占拠しているので良い場所が無く….仕方ないので↓のようにしてみました.この写真では何の事か判らないですかね?分解してみればわかるかな?先ずフラワースタンドを利用した手作りの胡蝶蘭用育成スタンドへ株をセットします(60%遮光率の遮光ネット使用). 切り口がほつれにくい!ラッセル編物ハトメ穴付遮光ネット 【園芸用品】これを,同じく60%遮光率の遮光ネットを張った胡蝶蘭置き場↓へ置いたのです.すなわち,84%遮光された環境下(100-0.4×0.4×100)という事になります.これならきっと大丈夫…ですよね?ただ一番下の葉は既に皺がよっておりますので,近い内に落葉してしまうでしょうが….------胡蝶蘭のその後の様子はこちら
August 26, 2008
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順調に成長を続けていたかに見えた胡蝶蘭ですが,ショックな事が判明しました.なんと,ナオリンさんから戴いた株に新葉が顔を出していたのです!まぁ~新葉が出た事自体は良い事なのですが,問題はそのタイミング.1つ前に出た葉(↓の写真の右上)がまだ小さいままなのです.胡蝶蘭の新たな葉は,一つ前の葉の成長が終わってから出るもの.すなわち,1つ前の葉は十分に育たない矮小葉になってしまった事が確定的なのです!ナオリンさんに株を戴いて以降,出てくる葉は順次大きくなっていたのに….はぁ~.チョット葉の成長速度が遅いなぁ~と気になっていたのですよねぇ~.一体何が悪かったのでしょう?葉が大きくならない=肥料不足が考えられますが,薄めの液体肥料(ハイポネックスハイグレード洋ランの2000倍希釈液)を週に2度与えていたし…. ハイポネックスハイグレード洋ランそうなると根が必要な栄養分を吸い上げられていない(=根腐れしている)可能性が高いと考えられます.実際地上部にある根で先端がミズゴケに接している部分は黒ずんで成長を停止しているのです.ということは,ミズゴケに包まれた根は….もしかして植え替え時にあった根は全滅しちゃっているのかなぁ~.そんな根の状態でこれまで順調に新葉が成長していたのは,古葉に蓄えられていた栄養分を再吸収出来ていたからでしょう.しかしその古葉も既にありません.古葉が全部落ちて腰高になり,地上部の根が増えた事もありますし,来春の開花は諦めて季節外れの植え替えを断行した方が良いのかもしれません.この株のミズゴケだけHCで購入した安物だし,他の株に用いているニュージランド産の良質なミズゴケと乾燥速度をあわせるためにも,明日にでも植え替えを実施しちゃおうかな. ニュージランド産水苔 500g一方,その良質なミズゴケ(w)で植え替えたアマビリスはそれなりに順調です.子株1号も子株2号も次の新葉が出てきましたし,1つ前の葉の成長具合(サイズ)も妥当だと思われます.ただ,子株1号から出た孫株の成長は止まってしまったようですし,子株2号の古葉2枚が落葉間近ですが….アマビリスの子株1号(&孫株)全体新芽孫株アマビリスの子株2号全体新芽まさかアマビリスまで根腐れを起こしているって事はないよなぁ….------胡蝶蘭のその後の様子はこちら
August 23, 2008
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本格的な成長期に入った胡蝶蘭の新陳代謝が活発になっています.この20日間弱で,2株の胡蝶蘭から4枚の古葉が黄変して落葉しました.アマビリスの子株1号(&孫株)2008/7/16現在(2008/8/3)ナオリンさんから戴いた株2008/7/16現在(2008/8/3)徐々に葉が黄変するのは葉に蓄えられた栄養分が株に再吸収されている証拠.株に全く成長が認められなければ心配ですが(細菌に感染 or 根腐されで養分が吸収できず,生存の為のエネルギーとして葉の栄養分を利用),どの株も根や新葉が成長しているので問題ないでしょう.理想は葉が枯れずにドンドン枚数が増えていく事ですが,『ナオリンさんから戴いた株』は思いっきり葉焼けさせていましたから仕方ありません.葉焼けで傷んだ古葉が通常より早く落葉してしまうのは仕方が無い事です.ナオリンさんから株を戴いた際に存在した葉は既に一枚も残っていませんが,今年~来年の冬は葉焼けさせること無く管理し,来年の夏の終わりには健全な葉が8枚揃っている状態を目標に育成に励みたいと思いま~す.ところで上記の写真でも確認できる事なのですが,『ナオリンさんから戴いた株』には既に次の新葉が芽吹いています.最初の葉は矮小葉(左の一番下の葉)なので何ですが,これでナオリンさんから株を戴いてから4枚目の葉が出た事になります.我が家に株がやって来て一周年となる日に5枚目の葉が完成していたら嬉しいのですが,それは流石に無理かなぁ~.他の植物と違い,週に二度も施肥するくらい手をかけているのだから(ハイポネックスハイグレード洋ランの2000倍希釈液を使用),なんとか頑張って成長してくれぇ~. ハイポネックスハイグレード洋ランちなみに我が家の他の植物に対しては,週に1度か二週間に1度しか施肥を行っておりません(ハイポネックス原液の500~2000倍希釈液を使用).w ハイポネックス原液一方,植え替え&株分け以降唯一葉数が減っていないアマビリスの『子株2号』ですが,その葉に嬉しい変化がありました.植え替え&株分け後にカーテン越しの日が当たる場所へ移動させてから『「だら~ん」と垂れ下がり皺がよっていた古葉』の皺が解消され,張りが戻ったのです.屋外管理1週間後(2008/6/13)現在(2008/8/4)ただし葉色は『くすんだ』ままで,植え替え&株分け直後の状態には程遠いですが….植え替え&株分け直後まぁ~,葉色は悪くても葉がピンとしてきたと言う事は,バルブとしての機能が復活した(=直ぐには黄変しない)と言う事でしょうから,とても喜ばしい事だと思います.古葉から栄養分を再吸収せずとも,成長&生命維持に必要な栄養分を根から十分摂取できているって事ですからね.株分け時に非常に短い根が2本しか無くて心配でしたが,きっとミズゴケ内部に新根が伸びているのでしょう.株分け直後の株の様子(左手前が子株2号)新葉の数や大きさで考えると『子株1号』の方が順調そうですが,実は『子株2号』の方が良い感じで成長しているのかな?------胡蝶蘭のその後の様子はこちら
August 5, 2008
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この10~20日間で胡蝶蘭に大きな変化がありました.先ずは10日前に新葉が出た事を報告した『植え替え&株分けを実施したアマビリス』の『子株1号』.10日前(2008/7/6)現在(2008/7/16)↑の写真でも判るように『株分け以降最初に出た新葉』が小さいながらも倍以上のサイズに成長しました.そして『株分け以降2枚目の新葉』も顔を出したのです.でも,2枚目の新葉が出たという事は1枚目の新葉の成長がほぼ終わったという事を表しており,チョット複雑な心境です.まぁ葉の枚数が増える事自体は喜ぶべき事なので良しとしましょう.wしか~し,この株の『大きな変化』とはそんな事ではありません.上2枚の写真でも確認できますが,株元をよ~く見てみると….何と孫株が顔を出しているのですぅ~!まぁ『子株1号』自体が既に株分け済みであり(=独立した株で正確には子株ではなくなっている),そこから出た芽を『孫株』と呼ぶのが適切かどうか判りませんが,便宜上そのように呼ぶ事に致します.この『孫株』に気がついたのは,丁度一週間前(2008/7/9).スッカリ暑くなったので,液体肥料の濃度を薄くしてこれまでの倍の回数与えるようにしたのですが(ハイポネックスハイグレード洋ランの『1000倍希釈液を週に1度』→『2000倍希釈液を週に2度』),その施肥の際に気がついたのです. ハイポネックスハイグレード洋ラン肥料濃度を下げて施肥回数を増やしたのは,高温で鉢の内部が早く乾く事により,残った肥料成分が局所的に高くなって根を傷める事を防ぐ為です.この時期に週に1度の液肥による施肥だけでは,鉢の内部が乾きすぎてしまいます(成長期はミズゴケ表面が乾燥したくらいで水分を与えるのが吉).その結果,週に1度の施肥管理では週に1度の水遣りを別途実施する必要があるのですが,その場合は鉢内部の肥料濃度のバラツキが日間で大きくなり,あまり好ましくないとも考えられるのです.元々肥料が少ない環境で自生している着生蘭ですから,肥料濃度が低く一定である方が調子が良いでしょう.実際,一昨年は夏季に同液肥の1667倍希釈液(中途半端ですねw)を週に1度,昨年は今年と同じパターンで施肥しましたが,昨年の成長具合の方が良かった感触を持っています.そんな訳で,鉢の乾き具合が週に1度の水分補給で十分になるまではこのままの施肥管理を行う予定です.その後は通常濃度の週一回の施肥管理に戻し,更に気温が下がった時点で充実した株(シッカリした葉が3枚以上)に対してのみリン酸成分が高い液体肥料(ハイポネックス原液)による施肥を経由させた後,花芽形成を促進させる液体肥料(ハイポネックスハイグレード開花促進)を用いたいと考えています. ハイポネックス原液 ハイポネックスハイグレード開花促進さて,次はアマビリスの『子株2号』.こちらも約一ヶ月前に存在に気がついた今シーズン1枚目の新葉が大きくなると共に,今シーズン2枚目の新葉が顔を出しました.約20日前(2008/6/27)現在(2008/7/16)ちゅー事で,『子株2号』も『子株1号』同様に1枚目の新葉は矮小葉となってしまいそうです.『子株1号』も『子株2号』も今シーズンの育成期間中(11月まで)に3枚の正常なサイズの新葉が完成して欲しかったのですが,チョット厳しそうっすねぇ~.いずれも矮小葉が1枚と通常サイズの葉が2枚完成するくらいでしょうか.それだと来春に期待するのは厳しいかもしれません.出来れば開花株にしてから御嫁に出したかったのですが….最後はナオリンさんから昨秋頂戴した株.約20日前(2008/6/27)現在(2008/7/16)5月上旬に出た新葉(左の一番上の葉)がほぼ完成したと共に,葉焼けで一番傷んだ葉(約20日前の写真の左の下から二番目の葉)が黄変して落葉してしまいました.まぁ約20日前の時点で黄変が認められましたので,(病気ではなく)新陳代謝の一環でしょう.本来なら下の葉(=より古い葉)から順番に落葉するものですが,葉焼けで痛んだ葉は健康な葉よりも早く落葉する事を経験済みですので,全く心配しておりません.尚,葉だけでなく根もガシガシ成長しており,根の途中から新たに伸びだした根も多数存在します.約20日前(2008/6/27)現在(2008/7/16)この株は間違いなく来春に開花してくれるでしょう.う~ん,楽しみだなぁ~.ところでナオリンさん,『子株1号』と『子株2号』のどっちが良い?w------胡蝶蘭のその後の様子はこちら
July 17, 2008
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いやぁ~暑いっすねぇ~.これから更に暑くなると考えるだけで嫌になります.御願いだから今年は昨年より猛暑日の回数が減ってくれぇ~!しかしそんな事を願う私とは逆に,我が家には気温が上がって復活を遂げつつある植物があります.1つは胡蝶蘭.約二ヶ月前(2008/5/10)に『植え替え&株分けを実施したアマビリス』の内,『子株2号』は順調,『子株3号』は枯死,『子株1号』は不調と報告していましたが,約一週間前(2008/6/29)に好調な『子株2号』と『ナオリンさんから戴いた株』に肥料を与える際(ハイポネックスハイグレード洋ランの1000倍希釈液)に何気なく『子株1号』も覗いてみたら,マトモな位置から(w)『子株1号』に新葉が出たのですぅ~! ハイポネックスハイグレード洋ランアマビリスの『子株1号』3株中2株が成長を再開したなら,株分け成功と言って良いでしょう.いやぁ~株分けして良かった.w1株しか生き残らなかったら,何のための株分けかわかりませんからねぇ~.株分け前は株全体が完全に成長を止めていたから不安でしたけど,なんとかなるものです.ただし古葉の黄変&落葉は進行していますので,この夏の間に古葉が一枚もなくなってしまうのではないでしょうか.10日前(2008/6/27)の様子まぁ枯死しなかっただけで御の字です.一方,前回枯死判断した『子株3号』を水ゴケから取り出してみると,完全にゴミと化しておりました.流石にこうなってしまってはゴミ箱行きです.誰も異存が無いところでしょう.w今回復活が認められた『子株1号』に今秋ステムが出るか判りませんが,2010年の開花を目指してシッカリこの夏育てていこうと思いま~す.さて,もう1つ顕著な復活を遂げつつあるのが,先月中旬(2008/6/14)にザックリ切り戻したスーパーチュニア(ペチュニア)・ミニストロベリーベインの親株です.もう驚くくらいのハイペースで成長しています.切り戻し直後(2008/6/14)の様子約2週間前(2008/6/21)の様子現在(2008/7/6)の様子現在はまだ摘心&摘蕾に努めていますが,この調子なら今週末(2008/7/13)にでも摘蕾を終えても大丈夫かな?当初の予定では今月末(2008/7/27)まで摘心&摘蕾を継続するつもりだったのですけど….でも株を覆うくらい花を咲かせるには,せめて来週末(2008/7/20)までは摘心で腋芽を増やした方が良い気がします.親株と入れ替わりに現在ディスプレイ中の挿し芽株の花数はピークを過ぎて減ってきていますが,梅雨が明けて日照量が増えれば『それなり』の状態をキープしてくれるでしょう.とりあえず来週末までは摘心&摘蕾を継続し,そのときの株の状態を見て今後のスケジュールを決めたいと思います.しかし夏花がこれだけ好調になってくると,夏越し中の草花たち(シクラメン,パンジー,スィートアリッサム等)の事が心配です.逆に冬になれば,今調子が良い植物の事が心配になるし….そう考えると,ガーデニングってストレスの元?w------胡蝶蘭のその後の様子はこちらスーパーチュニアのその後の様子はこちら
July 7, 2008
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