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昔から梅の効能はいろいろ伝えられてきていたと思いますが、抗がん作用や新型エンザにも効果があるそうですね。私は毎日梅エキスをなめていますが、今回の記事のようにメタアナリシスが確認されるものは、伝統療法や伝承医療の裏付けにもなっていくことが期待できるのではないでしょうか。サプリメントの業界も臨床データとメタアナリシスによる効果が確認されたものがこれから生き残っていくのでしょうね。インフル抑制、梅干しに効果 和歌山県立医大が発見 2010/6/2 和歌山県立医大は1日、H1N1型のインフルエンザウイルスの増殖を抑える物質を、梅干しから発見したと発表した。梅の産地、和歌山県のみなべ町と田辺市にある梅加工会社計5社が資金提供し2006年から研究していた。同医大によると新型インフルエンザ(H1N1型)にも効果が期待される。 世界で初めて見つかった物質で、ポリフェノールの一種という。エポキシリオニレシノールと名付けた。 同医大の宇都宮洋才准教授(病理学)らは、梅干しのエキスを、H1N1型のインフルエンザウイルスを感染させた細胞に加える実験を繰り返し、有効成分のエポキシリオニレシノールを特定。ウイルスを感染させた細胞に、エポキシリオニレシノールを加えると、約7時間後にウイルスの増殖を約90%抑えられた、としている。 宇都宮准教授は「梅干しを1日に5粒程度食べればウイルスの抑制が期待できる。昔ながらの日本食を見直すきっかけになれば」と話している。〔共同〕
2010.06.02
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健康食品「特保」の表示厳格に(24日の日経新聞夕刊から) http://www.nikkei.com/news/headline/article/g=96958A96889DE2EAE2E3E6E0E7E2E0E6E2E7E0E2E3E29F9FE2E2E2E02010/5/24付 消費者庁は健康食品の表示制度の改善策を打ち出す。 食品に「体脂肪を減らす」などの効能表示(特定保健用食品=特保)が認められた企業に、安全性や効き目に関する情報を集めさせ、定期的に同庁への報告を義務づける。実際の効能にずれが生じれば表示の変更を求める。詳細を詰めたうえで年内にも実施する。健康食品に対する消費者の信頼を高めるのが狙いだ。 昨年秋、脂肪がつきにくく健康によいとされ、特保の表示許可を得ていた花王の食用油「エコナ」に安全性の問題がもちあがり(表示許可はその後失効して製造中止)、特保の表示制度への信認が揺らいだ。これを受け、消費者庁が有識者組織「健康食品の表示に関する検討会」をつくり、対応策を協議してきた。***********************************とのことですが・・・私が取り扱っている米国製品は二重盲検法による臨床実験で効果が得られたものしか世に出していません。早く、日本もそういう日が来てほしいものです。口から入れるものですから、特保の表示許可を得ていたものに発がん性があったじゃすみませんよね。
2010.05.25
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数年前からすでに同じことを考えていました。なぜなら、自分が飲んでいる米国製のサプリメントには、臨床データというエビデンスに基づく効果が表記されているので、飲んでいても明確な体感があるのに、日本のトクホって、実験場面でのデータしかやっていないのですから・・・無理もありません。しかも、エコナは発がん物質だっただなんて、馬鹿にされても仕方ありませんよね。第2部 危険はどこに(5)トクホは万病に効く? 妄信的、偏った健康志向http://sankei.jp.msn.com/life/trend/100408/trd1004080802003-n1.htm
2010.04.09
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ウォーキングなどで認知症を予防する効果があることはこれまでも知られていましたが、年をとっても運動していると脳の神経細胞が新しくできて認知能力を保てることをマウスの実験ながらも確かめられたそうです。人間では60歳以上に相当する生後2歳以上の高齢マウスに回し車を1日焼く2km走らせる実験を3日間続けて学習や記憶を担う脳の海馬の様子を調べたところ、神経細胞の基になる細胞が、運動をまったくしないマウスに比べて2.4倍になっていたそうです。情報伝達に欠かせない脳内物質「アセチルコリン」が働かないマウスではこの細胞が増えなかったことから、アセチルコリンが働き掛けて細胞を増やしていると研究チームはみているとのこと。単に走るよりも景色を見ながらの方がさらに効果もアップするかもしれませんね。
2010.01.21
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一昨日の出来事です。小田急線のとある駅から乗り込んで来た男性大学生二人組。なにやら理数系の話か?と思いきや・・・一生懸命にゲームの話。ゲームを知らないのでよくわかりませんが、なにやらコスチュームがどうたらこうたらダメージを受けて克服するとバージョンアップするとかなんとか私がオヤジ化したのでしょうか?もう子供の会話にしか聞えませんでした・・・大丈夫かな~~日本人憂いてしまう私はオヤジ?
2009.12.24
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玄米に替えて白米を食べる習慣が広まった江戸時代の江戸では、将軍をはじめ富裕層に脚気患者が増えていきました。脚気は、元禄年間に一般の武士にも発生して、やがて地方に広がり、また文化・文政に町人にも大流行し、『江戸患い』と呼ばれたそうです。つまり、『贅沢病』ということですね。当時の人は、経験的に蕎麦を食べると、快復に向かうことが分かっていたので、蕎麦屋ができていったのでしょうね。 大正時代以降になると国家全体が豊かになり、ビタミンB1を含まない白米が普及するとともに安価な移入米も増加して、十分に副食をとらない習慣が一般化したため多くの患者を出し、結核とならぶ『二大国民病』といわれたそうです。国民の脚気死亡者数は、大正末期に年間2万5千人を超え、昭和期に入っても日中戦争拡大などで食糧事情が悪化する1938年(昭和13年)まで毎年1万人~2万人の間で推移したそうです。人口が今よりも少なかった時代に、今の交通事故死者数よりも多い人が脚気でなくなっていたのですね。社会が豊かになったために栄養の偏りが起こり、原因不明な病気を発症して死ぬという点では、現代の生活習慣病と似ていますね。ただし、その死者数はあまりにも違いますが・・・脚気も1975年(昭和50年)頃からジャンクフードの普及により、再発しているそうですし、アルコール依存症患者にも多く、アルコール分解の際にビタミンB1が消費されることと、偏食もかかわっていると指摘されています。さらに、高齢社会(超高齢社会)をむかえた現代においては、ビタミンB1を含まない高カロリー輸液での発症も問題視されているそうです。しかも独居老人の場合、出来合いのものを食べてる人も多いでしょうから、深刻な事態に突入しているのかもしれませんね。
2009.12.14
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意外に知られていないのが、マグネシウム(Mg)の働きです。Mgはカルシウム(Ca)と一緒に摂取することが大切で、その割合はCa2に対してMg1です。Mgが少ないと筋肉が痙攣を起こします。骨格筋ならともかく心筋に起こったら大変です。骨粗鬆の予防にとCaを摂り過ぎると2:1の割合が崩れ、Mgの不足を生じます。豆腐、あさり、ナッツ、精製の少ない穀類などに多く含まれますが、ゴマは比較的手軽に摂取できる便利な食材といえます。ランニングなど長時間の運動を行う人は、消耗も激しいので2:1のバランスがとれているサプリメントを活用するのも賢明な方法ですね。
2009.11.30
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身体が健康であることが一番ですが・・・経済の健康も大事ですね。賃金カットなど不安な世の中になってのことなのか経済誌が「マジメな副業」という特集を組みました。収入の間口を広げることは必要だと思いますが・・・身体の健康は大事ですから、身を粉にして働かなくては稼げないような仕事は避けるべきでしょうね。そういう意味では、私はいいご縁があったと感謝しております。
2009.11.19
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先日も日経新聞に京都府立医科大学教授の吉川敏一先生がコエンザイムQ10を多く含む食品やサプリメントで補給することを薦めていましたが、東大からは老人性難聴の予防に役立つらしいですね。コエンザイムQ10で老人性難聴予防?東大などメカ解明2009年11月14日 提供:読売新聞 年を取るにつれて耳が遠くなる「老人性難聴」は、耳の奥の「内耳」にある感覚器の細胞が遺伝子の働きで死滅して起きることを、東京大などがマウスの実験で明らかにし、米科学アカデミー紀要に発表した。 抗酸化物質で遺伝子の働きを抑えると、発症しないことも突き止めた。哺乳(ほにゅう)類の耳の仕組みは共通しており、人の難聴予防につながると期待される。 染谷慎一・東大特任助教らは、損傷を受けた細胞を自殺に導くBakという遺伝子に着目。マウスのBakを働かないようにすると、人間の50歳に相当する生後15か月でも聴力がほとんど低下しないことを確認した。 Bakの働きを抑えられるか調べるため、17種類の抗酸化物質を餌に混ぜてマウスに与えたところ、栄養補助食品(サプリメント)として市販されているコエンザイムQ10など3種類が難聴予防に効果があることが分かった。 一方、人間の成人にとっては1日20ミリ・グラムにあたる量のコエンザイムQ10を生後4か月からマウスに与え続けると、生後15か月の時点で、同じ月齢のマウスが45デシベル以上の音しか聞き取れないのに対し、12デシベルの小さい音を聞き取れることも確認した。
2009.11.16
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これは以前から指摘されていたことですが、新型インフルエンザが脅威になってきたので注目され始めました。静岡の小学校では以前から緑茶でうがいを励行して季節性インフルエンザ予防に役立ててきました。どうやら新型にも有効というデータが出たようです。
2009.10.29
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PCの不調により中断していた日記を再開。9月27日の妙高高原マラニックも無事に終え、多くの方々との交流ができた。マラニック協会の立ち上げに現在動き始めている。マラニックを理解していただきたいからだ。妙高高原マラニックでも勝手にどんどん走っていくランナーがいた。話を聞くと「100kmマラソンの練習のために参加した」とか。マラニックは確かに練習には最適。ただ、普段のハードな練習から開放して、再び練習に打ち込めるためのリラクゼーションなのである。マラニックを浸透させることで、日本のランニング文化が向上することを願っている。
2009.10.03
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昨夜、NHK総合のTV番組「プロフェッショナル」には熱いものを感じた。木村俊昭氏という内閣府のスーパー公務員である。小樽市を再生させた手腕を買われ、内閣府に引き抜かれた。木村氏のミッションは「できるできないでなく、やる!が前提」小樽市の公務員の時から、公務員が率先して動く!という方針を貫いている。先日、帰省した時、町を活性化させるための企画書を市の支所に持参したら、「仕事としてはできません。仕事を縮小しろとの上からの命令ですから」と、都合のいい言葉できっぱり断られた。木村氏のような公務員がいれば、町は変わる。市民が自ら動き始めるために公務員が懸命にサポートするという木村氏の姿勢こそが、本来の姿ではなかろうか。地元にいない私ながら「バカになる」覚悟を決めた。
2009.05.20
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マラニック大会は走る人を走らない人がサポートして大会を運営した。世の中には「走りたくても走れない人」がいらっしゃる。私たちはマラニック大会を通じて走る人と共に「走りたくても走れない人」をご支援したかったのである。先日から「スマイル オブ キッズ」の田川氏と連絡をとらせていただいている。大会を通じて集まったお金を寄付するためである。倶楽部メンバー一人がこのようなメッセージを送ってくれた。「ひとりでは実現が難しいことも、こうして倶楽部として行えば、部員の皆さんも自分たちの活動に誇りをもつようになるのでは。健康に歩けて走れることに感謝です。」と・・・少ない寄付ながら、少しだけ紡げたような気がする。
2009.05.11
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ランニングが習慣化すると、走らなかった日は体の調子が悪い。というか・・・体が汗をかくことを望んでくる。今日は朝から雨が降っていて、午後からクリニックで外来があったため走れなかった。明日はロングランをやろうと決めた。倶楽部のメンバーが31日の山中湖ロードレースに出るので、30日に山中湖まで走って行き、翌日応援することになっている。山中湖まで箱根超えで66km。ビタミンB群とマルチミネラルのサプリメントは欠かせない。
2009.05.08
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今朝は、適度な湿度があって、空気が軟らかかった。これから妙高高原へ赴き、地元の観光協会と9月26~27日に開催する「妙高高原マラニック大会」の打ち合わせを行う。ロッジタケゲンさんに着いたら、野尻湖へマラニックしようと計画している。昨年は笹ヶ峰のクロスカントリーコースへ走りに行ったら、スキーのクロスカントリーをやって驚いた。妙高のこの時期は、冬と春と夏が混在しているのである。今年は湘南ホノルルマラソン倶楽部のメンバーがお二人同行されるので、そのあたりの魅力に触れて頂ければと思う。海洋大学の田村先生もいらっしゃる。田村先生は、大学の体育の授業にマラニックを取り入れられていて、学生の感想文を拝読させて頂いたが、「走る」ことに嫌悪的なイメージを持っていたのに、マラニックを体験した学生のほぼ全員が、マラニックを通じて「走る」ことへ肯定的になっている変化が興味深かった。計測のために走らされるのではなく、走りながら自然に触れたり、人と会話したり、景色を堪能したりするマラニックは、ランニング嫌いの学生にも受け入れられているのである。今日はロッジタケゲン周辺の春から野尻湖の初夏を堪能しよう。もどったら温泉に入って十割りそばを食べたい。。。ビールも。。。
2009.05.04
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ヒノキの花粉症をお持ちの方にとってはたいへんな時期、乳酸菌の効果は私自身が体験しているので、試してみる価値はあるように思う。私が飲んだのはカプセルの中に2種類の乳酸菌が入っていたが、かなり即効性があったので驚いた。早朝だと花粉の飛散もほとんどないので、やはり早朝ランがいい。今の時期、気候が安定しているし、ひんやりした空気が身体には心地よい。今日は夕方にマラニック大会のアフターミーティングと打ち上げが行われる。収支決算では7万円くらいの黒字なので、金額は少ないながらも何とか寄付することができるようだ。倶楽部メンバーの意思疎通は抜群で、同じ目標をもつ仲間が大勢できたから可能となったとつくづく思う。最高の季節に最高のマラニック大会ができた。次回はさらに最高を目指していきたいものだ。
2009.04.29
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早朝ランをやると、一日を長く感じる。8時くらいが以前は10時だったような感じだ。一日が24時間というのは変わりようがないから、自分が変わるしかない。「早朝ランのススメ」という本でも書いてみようかな?一日のアクセントは早朝ランなり。
2009.04.24
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ひんやりした朝の空気の中をゆっくり走ると、体の嫌なものが呼吸を通して排出されていくような気がする。昨日は北海道マラソンのエントリー開始日だった。なんとか午前中にエントリーできて、倶楽部の仲間も数人、エントリーできたとの報告があった。34歳でホノルルマラソンを初めて走って15年が経つ。そういえば、35歳の4月に霞ヶ浦マラソンを走り、8月に北海道マラソンを走り、そして再びホノルルマラソンを走り、結構タイムに拘っていたものだ。今朝はゆっくり走りながら、当時の頃を思い出していた。桂 枝雀さんが言っていた。「一つのことばかりやっていると、狭くなっちゃいますよ」と。これからもランニングの幅広い捉え方を見つめていきたいものだ。湘南ホノルルマラソン倶楽部の仲間と一緒に、久しぶりに走る北海道マラソンが今から楽しみだ。
2009.04.23
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先日、マラニックの時に海外生活が長かった人からこんなことを聞いた。「気候が安定しているところは、住みやすいけど飽きちゃうんですよ」日本は四季があり、季節に変化がある。気候もそうだ。昨日は雨が降り、今朝は快晴だった。昨日は14時からも走った時、雨でずぶぬれになった。朝、走っていたら雲ひとつない。雨の中のランは太陽の日差しが無いので、比較的楽に走れる。一長一短。いいところに目を向けられるのも変化があるからなのかもしれない。
2009.04.22
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走りながら「おはようございます」と声をかける。こちらがためらいがちにかけてしまうと、気持ちが欠けてしまうのだろう、すんなり返ってこないことがある。最近の私は、大きな声でニコニコ顔で「おはよ~~ございま~す」と声をかける。すると、どこの誰かもしらない人でも「おはようございます」と返してくださる。「こちらがオープンマインドになると伝播するのだ。」そう思う。「嫌なやつ」と思っていると知らず知らずのうちに相手に対してそういう態度をとっていたり、気が発せられて相手もそれをキャッチしてトラブルになってしまうのではないだろうか。上方落語の故人、桂枝雀がある番組で「自分を思うと自分をダメにする。相手を思うことが自分を思うこと」と言っていた。これはオープンマインドの一つかもしれない。走りながらオープンマインドのトレーニングをしている。オープンマインドのトレーニングをしながら走っている。単に黙々と走るよりもこっちの方が人間らしいような気がする。
2009.04.21
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山西先生はランニングダイアリーをつけていらっしゃる。群馬大学の退職を機に、昨年一年間のランニングダイアリーを一冊の本(不昧堂出版)にまとめられていた。日記を読んでいくと知識と知恵という引き出しの数が、奥深い文字を綴っていくのだと思えてならない。今朝は5時に起きた。私も今日から早朝ランを始めると共に、ランニングダイアリーを書いていくことにした。4月21日(火)今日からまた新しいランニングの世界が始まろうとしている。
2009.04.21
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18日にマラニック大会、19日に山西先生の講演会を無事に終えることができました。マラニック大会は120名がエントリーされ、当日は102名が受付に来られました。スタート前にマイカップをつくって頂きました。プラスチックのコップにパンチで穴を空けて、1mの綿ひもを通してタスキがけにして走っていただき、各エイドで給水する度にそのマイカップを使って頂きました。11箇所のエイドで使ったコップの数は120個ほどで済みました。小田原アリーナから小田原城~箱根湯本へはまとまってゆっくりラン。お城で集合写真を撮って、湯本からはフリー走行となりました。宮ノ下エイドでは湘南ホノルルマラソン倶楽部メンバーがバニーちゃんの耳をつけて明るく楽しく迎えてくれました。「スーパー山崎」さんのご好意で貸して頂いた駐車場でトマトとバナナを出してくれました。仙石原のエイドでは湘南ホノルルマラソン倶楽部若き女性メンバーが、なんとビールのサービス。箱根湯本から12kmの坂を上り、ここまで26km走ってきたランナーにとっては、最高の御褒美だったようです。乙女口エイドでは熟女メンバーさんが自宅のお釜で炊いてきたご飯を、そのお場でおにぎりにして、ほっかほかのおにぎりエイドで迎えてくれました。金時山では若い男性メンバーが山頂まで重い水を運んでくれました。感謝です。山頂から足柄峠を経て地蔵堂へ駆け下りると、皆さんお楽しみの「万葉うどん」が待っていました。万葉うどんさんでは、マイ箸持参だと替え玉無料のサービスがあるので、多くの方がマイ箸をご持参頂き、替え玉無料サービスを上手に活用してくださいました。うどんでお腹が満たされたランナーが快調に下っていきた矢倉沢口で待っていたのは・・・なんと浴衣姿のバニーちゃんとバカ殿たちに仮装したメンバーたちでした。写真撮影もあり、ランナーも巡視された被り物で仮装してパチリ。40km走ってきた疲れも吹っ飛び、元気をもらってニコニコ顔になって下っていきます。竜福寺エイドでは、またまたビールが!あと8kmくらい・・・ついつい気がゆるんでビールに手が出ます。喉の渇きを潤して、再び元気を取り戻し最後のエイドの足柄大橋へ。ここまで来ると酒匂川に沿ってゆるやかに5km下ればゴールです。18時から山西先生も同席で懇親会も大いに盛り上がりました。19日は朝7:00から山西先生の早朝トレーニング。尊徳会館に宿泊した講習会参加のメンバーは、アリーナへ移動して90分間体を動かし、シャワーを浴びて、10時から講習会会場へ午前中は先生の笑いあり納得ありの講義に聞き入り、午後からは小田原ケーブルテレビも取材撮影に来て、「山西哲郎の自然流ランニング」の実践研修で再び汗を流しました。先生の自然流ランニングには「思考回路を活用する」というキーワードが隠されています。通常、ランニングというと「家を出て道路を何km走った」とか「何時間走った」とかいうレベルですが、これでは思考回路が働いていません。道路脇へコースアウトしてみたり、起伏を見つけてそこへ行ってみたり、自然の変化の中へ積極的に入り込んでいくことで、体への刺激が変わっていくのを感じました。アリーナの芝の上を裸足で歩き、走ることで足裏から刺激を感じることで、シューズでは感じることのない子供の頃のような感性が研ぎ澄まされていくのを体験しました。後半は自然の起伏を使ったトレーニング方法を学び、量のトレーニングに拘っていた人に質のトレーニングの重要性に気づいて頂いたようでした。シャワーの後、先生と一緒にランニング大会のつくり方などのフリーディスカッションを行い、充実した2日間を終えました。
2009.04.20
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山西哲朗先生は鳥取のご出身で、お父様は鳥取大学の教授だったそうだ。長女が今年、その大学に行くことになった。これも何かのご縁だろう。先生に申し上げると高校の後輩にあたる方、大学の教え子さんなどが教授などを務めていらっしゃるとのこと。鳥取は遠いと思っていたら、意外にも身近なところだった。明け方から長女の荷物を運ぶために車で向かい、数日滞在して一人で戻る。少し寂しい気持ちだが、自宅から通える都内の大学を敢えて選ばず、一人暮らしながらも鳥取の大学を選んだ娘の更なる成長を見守ってやりたい。「ご縁とは存在し、また面白いものだ」と思う。
2009.03.31
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今日から高速道路が1,000円となる。今更経済対策などといっているが、もともと高い金額を長期間にわたって徴収し続けてきて、道路作りのゼネコンを助けてきたことを、2年間の期間を決めて偽善者ぶっているだけのことである。1,000だからといって車ででかける人が増えれば、それだけ二酸化炭素の排出量が増える。同じ経済対策なら、公共交通料金を補助して二酸化炭素の排出を削減し、車を使えない人や使わなくて済むように支援することが正しい政策ではないだろうか。1.無駄をなくす2.二酸化炭素排出を減らす3.雇用を創設する4.人材を育てる5.借金を減らす人間の活動が活発になるほど炭酸ガスは発生する。「無駄をなくす」というのは、税金の無駄遣いをなくすということに加え、高速道路を1,000円にすることで、あたかも国民に無駄に外出することをけしかけ、炭酸ガス排出させる政策ではないはずである。
2009.03.20
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「ランニングの世界7号」7号は3月25日に発刊されます(^^)「ランニングは地球を救えるか ~ランニングと環境を考える~」今回ランちゃんは「マラニックを通じて環境を考える」を執筆しました。ランちゃんが目指す大会コンセプトはこの記事と同じ・・・難病、がん支援に「奔走」=市民がスポーツで資金集め(04時24分) 米国では難病の治療支援などの目的で資金を集めるマラソンや自転車レースが盛んに行われている。インターネットの革新も手伝って、スポーツ慈善行事の規模は年々拡大。市民のスポーツ参加が数百億円の「善意」を動かしている。 ニューヨークの銀行員ネイサン・バルークさん(36)は最近、多発性硬化症の支援団体「MS協会」主催の自転車レースに参加する際、寄付金を募るメールを友人に送った。レースの趣旨に賛同する人は、ネットを通じ協賛の形で寄付してほしい―。 以前は自分の寄付金だけで参加していたが、今はインターネットの専用ページで簡単に寄付を集められる。「自転車は大好きだし、マンハッタンを思い切り走れる素晴らしいレース。社会にも貢献できる」と話す。 レースは全米100カ所で開催され、年間10万人が参加。2007年は8400万ドル(約84億円)を集めた。同協会の収入の実に6割がスポーツ慈善行事の寄付金だ。 心臓病、白血病、ぜんそく。人が支援に「走る」理由もさまざま。乳がん撲滅運動を象徴するピンクリボンは「スーザン・G・コーメン乳がん財団」が1991年にニューヨークで開いた慈善マラソンで配布してから広まった。レースは今、世界121カ所に広がり、150万人が参加する。 財団広報担当者は「大勢の人を巻き込むスポーツは問題意識を高めるのに最適」と話している。 [時事通信社]
2009.03.13
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花粉症にあえいでいる方が多く、乳酸菌を使ったサプリメントの引き合いが後を絶ちません。私自身、ランニングの時にあまりにひどかったので、もう手放せない状態です。おかげさまでゴーグルなしでランニングできるまでになりました。来月はいよいよマラニック大会です。すでに90名を超えていて、目標の100名はクリアしそうです。余剰金は難病と闘っている子供さんのお役に立てていただこうと考えております。
2009.03.10
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今日の時点で74名となった。このペースで行くと3月20日の締め切りには100名を超える可能性がある。半数近くが地元ランナーで、遠くは北海道から二人、鹿児島から一人。この方々とお会いして、北海道と鹿児島に大会を作ってみたい。今年は北海道マラソンが8月30日に開催される予定で、制限時間が4時間から1時間延びるそうだ。私は5時間オーバーランナーを募集して、前日にマラソンコースをマラニックするプランを実行する予定でいる。5時間じゃなく、せめて8時間にしたら、懐の深いマラソン大会になるだろう。
2009.02.21
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先日、最終校正が終わり投函。今回は「マラニックを通じて環境を考える」というお題で書いた。1.豊かさの時代の貧しさ2.マラニックは内面環境に働きかける3.マラニックは分かち合い4.マラニックから大会を考える5.マラニック大会のやり方20項7号は「ランニングと環境を考える」というテーマなので、他の執筆者の文章を早く読んでみたくて、発刊が今から楽しみだ。発刊は4月1日の予定である。地元で毎月2回~3回、「筋力アップ教室」を担当することになった。先日初めての教室に行ったら35名もの方が参加された。軽くストレッチして、生れた月順に並んでいただくように告げると、1分もたたないうちに完了。以前、大学生で同じことを指示したら3分くらいかかった。若い人よりもコミュニケーション力が高いのか・・・特に女性が多かったからなのだろう。口コミでの情報伝達能力は女性が高い。教室は、まず20分間マイペースウォーキングで個々の体力をチェック。再びストレッチしながら、いつでもどこでもできるスロートレーニングで筋力アップのやり方を指導した。その他、バランス感覚運動を実施。給水した後、道具がなかったので用紙を丸めてボールに見立て、二列縦隊になって前の人から順番に後ろの人へ頭越しに投げて後ろの人が受け取っていくという、ありふれた運動をやったら盛り上がった。レクリエーションは楽しいのだ。次回は、もっとレクを実施しようと思った。盛り上がったところで、ランニングに挑戦。問うと、最近走ったことがない人がほとんど。要領を説明して実施したら、全員が走れた。山西先生の講演が4月19日にあると伝えると多くの人が参加したいと手をあげた。やっぱり人は走りたいのだ。クールダウンして終了。アンケートをとったら、運動の強さは「ちょうどいい」~「ややきつい」だった。次回は24日である。この方々の何人かが湘南ホノルルマラソン倶楽部にも参加されるような気がする。
2009.02.13
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聴講者は30歳以上の女性の方だった。運動と栄養についてお話させて戴いたが、基本的なことなのだが、身体は何でできているかという質問に?となってしまう。身体は食事からできているという基本的に気づいていらっしゃらないのである。日本人女性は鉄欠乏性貧血が多いこと。葉酸の摂取を心がけること。カルシウムが足りないといってカルシウムを摂っても意味がないこと。運動など個々のライフステージに合わせた食事が重要であること。毎回の食事では栄養素が十分に取れていないことを自覚しておくこと。などなど、2時間にわたって話した。反響はよく、また3月に開催するらしい。お役に立てれば幸いである。4月18日のマラニックはすでに45名を超えた。山西先生の講演への参加希望も12名と順調に増えている。今月から来月にかけて、さらに増えるから100名くらいいきそうだ。
2009.02.03
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麻生さんの漢字読み間違えに乗じて、国会の中で漢字テストをやるバカな議員まで登場してしまった。この国はどうしようもない連中が政治をやって?いや関わっているのだと改めて思った。オバマ大統領の演説には感動した。少しは見習ってほしいものだ。以下、MSNより抜粋■危機のさなか 国民の皆さん。私はきょう、今後の任務を前に謙虚な気持ちで、皆さんから授かった信頼に感謝し、われわれの祖先が払った犠牲に思いを致してここに立っている。私は、ブッシュ大統領が行ったわが国への奉仕と同時に、政権移行期間を通じて見せてくれた寛大さと協力に、感謝している。 これで44人の米国人が大統領就任の宣誓をしたことになる。宣誓の言葉は、繁栄のうねりの高まりの中や平和の静かな流れの中で、述べられたこともあった。宣誓はしかし、しばしば、立ちこめる暗雲や荒れ狂う嵐のただ中でも行われた。 そうしたときも米国は前に進んできた。単に指導層に手腕や構想があったからだけではなく、われわれ人民が祖先の理念と建国の文書に忠実であり続けたからだ。これまでもそうだったし、米国民の現世代でも、そうでなければならない。 われわれが危機のさなかにあることは今や、よく理解されている。米国は戦争中だ。暴力と憎悪の広範なネットワークに対する戦いである。米国経済は著しく弱体化した。一部の者の強欲と無責任の帰結であり、厳しい選択をし国家として新しい時代に備えるのを集団で怠ったせいでもある。住宅は失われ、雇用はなくなり、事業所は閉鎖されている。われわれの医療はあまりにも高くつき、学校は多くの期待を裏切り、エネルギー消費のありようが敵対者を強くして、地球を脅かしているという証拠は日々、積み上げられている。 これらは、データや統計に基づけば、危機の指標である。計測はできないものの、劣らず深刻なのは、米国を覆う自信喪失だ。米国の衰退は不可避で、次世代は目標を低くしなければならないという、つきまとって離れない恐怖である。 私は本日、われわれが直面する試練は現実のものだと申し上げる。試練は深刻で数多く、容易に、あるいは短期間で立ち向かえるものではなかろう。だが、米国よ、知っておいてくれ、われわれは立ち向かうと。 われわれはきょう、恐怖ではなく希望を、紛争や不和ではなく、目的の一致を選んだがゆえに、ここに集まった。きょう、米国政治を締め付けてきたささいな不平と誤った約束、批判とすり切れた教義に終わりを告げるためにやってきた。■最も力強い国 われわれはまだ若い国家だ。だが、聖書の言葉にかけて、幼稚なことを捨てるときが来た。われわれの揺るぎない精神を再確認し、より良い歴史を選択し、あの貴重な贈り物、世代から世代へ受け継がれてきたあの崇高な理念、つまり、すべての人間は平等かつ自由で、最大限の幸福を追求する機会が与えられるべきだという神の与え賜うた約束を推進すべきときが来た。 米国の偉大さを再確認するに際し、それが天から与えられるものでないことを理解する。それは勝ち取らなければならないものだ。 われわれの旅は近道や楽な道だったことは決してなかった。臆病者の道、仕事より余暇を好んだり、富裕や名声の喜びを求めたりする者の道ではなかった。むしろ、リスクを取る者、実行する者、ことをなす者たち、一部は有名であれ、多くは目立たず苦労している男女こそが、われわれを繁栄と自由への長く険しい道へと運び上げてくれた。 われわれのため、彼らはなけなしの財産をまとめ、新しい生活を求めて、大洋を横断した。われわれのため、彼らは搾取工場で苦労し、西部に入植し、むち打ちに耐えて、荒れ地を耕した。われわれのため、彼らはコンコード(独立戦争)やゲティズバーグ(南北戦争)、ノルマンディー(第二次大戦)、ケサン(ベトナム戦争)のような場所で戦って没した。 何度となく、これらの男女はもがき、自らを犠牲にして、われわれの生活が良くなるように、手の皮がむけるまで働いた。彼らは、米国を、個人の野望の総体より大きく、出身や富や党派のあらゆる違いよりも偉大なものととらえてきた。 われわれの旅は続いている。われわれは依然として地球においてもっとも栄えた力強い国である。われわれの労働者は、この危機が始まったときより生産性が低いわけではない。独創性が少ないわけではない。米国のモノとサービスは先週にも先月にも昨年にも劣ることなく求められている。われわれの能力は変わらない。しかし、現状を維持し、限られた利益を守り好まない決定を先送りするときは終わった。きょう、われわれは起き上がり、ほこりをはらい、米国再生の仕事を再び始めなければならない。どこを見渡しても、やらなければならない仕事がある。米国経済は大胆で迅速な行動を求めている。われわれは雇用創出だけでなく、成長の新たな基盤を築くために行動する。商業に力を注ぎ、われわれ同士を結びつける道路や橋、配電盤、デジタル回線を構築する。われわれは科学を正しい場所に戻す。医療の質を向上し、コストを削減するために、驚嘆すべき技術を巧みに使う。太陽光と風力を車の燃料に、工場を稼働するために活用する。新時代に合うよう学校や大学を変革する。これらすべてをわれわれはできるし、やっていく。 ■尊厳ある未来 今、われわれの向上心に疑問を持つ人がいる。われわれのシステムはあまりに多くの大きな計画に耐えられないとささやいている。彼らの記憶力は乏しい。なぜなら、この国がすでになしてきたことや自由な男女が達成できること、想像力が共通の目的と勇気の必要性と合わさったときを、彼らは忘れてしまったからだ。 皮肉屋は彼らの足元が動いたことを理解できない。われわれを消耗させてきた古い政治的な論議はもはや通用しないことを理解できない。 われわれが今日問うべきなのは政府が大きすぎるか小さすぎるかではなく、政府が機能するか否かだ。まともな賃金で、支払い可能な医療保険と、尊厳ある退職後の生活を送れる仕事を国民が見つけられるよう助けられるかどうかだ。答えがイエスなら、われわれは前に進む。答えがノーなら計画は終わる。
2009.01.23
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一昨日のランニング講習会は有意義だった。私は宇佐美先生の中級ランナー講習を受講した。講習内容は「持久性とスピード維持」。あまりタイムに拘らなくなった私にとっては、あまり必要性はないものの、湘南ホノルルマラソン倶楽部のメンバーの中には、必要としている人もいると思いメモをとった。講習のあとは皇居へ移動して、日大の箱根駅伝ランナーの先導で2周(10km)した。昼食をとったあと、有森裕子さんの講演会だった。この内容については、また記載したい(ボリュームがありすぎ)。交歓会には有森さん、宇佐美先生、山西先生などと約50名の受講者が参加した。私は雑誌「ランニングの世界」をPRした。34歳から減量目的で始めてフルマラソンや100kmマラソンに挑戦する個の成功(目標タイム)を達成するためのランニングだったけど、40歳からは公の成功(社会貢献)のための活動に関わっていること。そうしたランニングの世界がもつ精神的な部分が書かれている雑誌「ランニングの世界」をPRさせていただいた。また、講習会では海外マラソンに参加する方が多かったようなので、遠方の大会に行けばいくほど二酸化炭素を出しているから、私が車を手放した例を紹介しながら、日頃からエコに務めることを提案させていただいた。話の後、ある女性の参加者から「実は私も最近、車を手放しました。」と話してくださった。車を必要とする人もいることだろうが、彼女も私と同様、「なければないで何とかなりますね」というところに落ち着いているらしい。交歓会の最後に宇佐美先生が挨拶された。中級ランナーの講習会ではハウ・ツーだった先生の話が一変していた。タイムはどうでもいい。どんなに拘ってもいずれタイムは落ちてくる。タイムに拘るから、視野の狭い人間になってしまう。ランニングを通じて人間性を高めてほしい。ランニングはすばらしいスポーツだ。私は宇佐美先生の話に感動した。幼い時からTVで見ていた宇佐美先生の走る姿。その先生が辿り着いた感性を素直に聞き入った私だった。宇佐美先生、ありがとうございました。
2009.01.14
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昨日申し込みましたが、まだ、受付大丈夫でした。参加費は当日持参(お釣りのないよう)でOKだそうです。交歓会も当日申し込みでもOKらしいです。“有森裕子マラソンを語る”平成21年1月12日(月)成人の日) 日本大学経済学部 7号館東京都千代田区三崎町1-3-2 水道橋駅より徒歩3分○プログラム 第1部 「市民ランナーアドバイス・セミナー」 開催時間:講義/実技 9:00~11:30(前半・後半) (初心者クラス) 山西 哲郎(群馬大学教授) 「マラソンをいかに走るか?」 (中、上級者クラス) 宇佐美彰朗(東海大学教授) 「マラソンの面白さ」 クラス分けでの、皇居一周ランニングセミナー 定員 250名 (事前 申し込み順)○プログラム 第2部 ~世界の市民とつながるスポーツ交流都市にするため~ “市民ランナー交流セミナー” 基調講演「有森裕子マラソンを語る」 開催時間:13:00~14:30 募集定員:(1部、2部)250名(事前申し込み、先着順)※参加費用:3000円 (プログラム1部、2部合計)○「スポーツ交歓会」 開催時間 14時30分~16時 在留外人、市民ランナーとの交流のみならず、有森さん、山西先生、 宇佐美各先生方を囲んでの交歓会です。 参加費用:3000円 参加者定員数:200名(申し込み順) 会場:日本大学経済学部本館 一階 クオリティタイム(レストラン) 主催・企画 N P O法人 日本市民スポーツ海外交流協会 申し込み、詳細についてはホームページにて http://jsie.org/
2009.01.10
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昨日は朝から一人マラニックに出かけた。予め決めていたコースと、次第に変更になってしまった。 小田原城へ行くと、敷地内からは本丸が見えない。4月18日の大会で本丸を背景に記念写真が撮れるポイントを探したが、結局本丸の下まで行かないと無理なことが判明した。以前は、小さな檻が立ち並ぶ動物園があったが、今ではニホンザルのゲージと像の梅子だけが寂しそうに残っていた。以前の動物園では動物たちがかわいそうだったので、よかったのではないか。本丸の脇を隣接するこれまた小さな遊園地方面に抜けると、報徳二宮神社があった。安全祈願のお払いにいくらかかるかを尋ねると、神主の格好した男性が「神殿を開いて上がって頂いて玉串をつけると4~5万ですね」と事務的にテキパキと答えた。一気に引いてしまった(汗)。一号線へ出て箱根湯本方面にトコトコ走り始めたら、右手に一口アンパンのお店が目に留まり、ちょっと覗くと一個140円~180円の札が見えた。なんでも高い(汗)。 箱根板橋駅近くで偶然に湘南ホノルルマラソン倶楽部の事務局長のお母様と鉢合わせした。元旦マラソンにも来てくださったばかりだったので、いやいや運命感じます(笑)。 蒲鉾で有名な「鈴廣」の手前を右折して線路を渡り、裏通りへ。長興寺の先にある枝垂桜の位置を確認するために急な上り坂を650mいくと、枝垂桜だけでなく春日局も祀ってあった。さらに、小田原界隈を治めていた稲葉家代々のお墓もあった。 こうしてウロウロ寄り道して時間を費やしたので、少し速度をあげて宮ノ下まで駆け上がり、勢いで仙石原へと向かった。ところが、この道は車がビンビン通ってて面白くないのに気づき、Uターンして宮城野まで引き返した。空腹になっていたのでコンビニでビールとおにぎりを腹に入れた。宮城野からは登山道に入り、明神ヶ岳へ向かった。もう14時だった。山道に入ってすぐ飴の袋が落ちていたので拾う。ゴミは他にタバコの吸殻、タバコの箱、鼻をかんだティッシュ、ホカロンなどで、コンビ二袋がすぐにいっぱいになってしまった。バカヤロ~ 明神ヶ岳の頂上を目指していたら、少し手前に矢佐芝(やさしば)という二宮金次郎ゆかりの土地に続く山道を発見。岩や石のない落ち葉の山道を快調に下っていると、後方でバサバサと音がした。イノシシかと思って身構えると、勢いよく現れたのはMTBだったおいおいビックリさせんなよ~~しっかし、よくもまぁ~こんな山ん中を、あんな勢いで下ってくよな~~と感心したけど、けっこう迷惑だな?とも思った。それから20分ほど下ると林道に出た。そこからまたまた40分ほど走って、やっと大雄山線塚原駅に着いた。帰宅は17時00分ちょうど。 ちとハードなマラニックだった。
2009.01.08
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今日は4月18日に行う予定のマラニック大会のコース下見と雑誌「ランニングの世界」の取材を兼ねて60km走に出かける。おにぎりを持ってテクテクというかトボトボと約7時間ほどかけてコースを走ろうと思う。ウェザーニュースをみると、気温は3℃から10℃の範囲らしい。サブ~~それでも日中は晴れのマークがでているから、何とかなるさ。とりあえずスタート地点の小田原アリーナを9時にスタートして、小田原城へ。それから年始に駅伝で賑わった国道一号線で箱根湯本、宮ノ下を経由して宮城野、仙石原へ。乙女口から登山道へ。ここから山道に入る。1231mの金時山へ登っていく。今日は平日だから、ハイカーもほとんどいないだろうな。そういえば、先月27日のマラニックの時、都内から仙石原に泊まっているという女性ランナーと会った。ご主人も走るそうだが、走力が違うので別々に走っていると話されていたな~。ご夫婦で参加してくださるといいな・・・都内からJR、小田急使って電車で1本の場所ながら、足柄方面に行くとのんびりした山村の雰囲気が残っている。27日のマラニックでは地蔵堂の民家の軒先にイノシシの皮が5枚干してあって、みんな驚いていた。よく遠くまで出かけて走る人が増えているようだが、二酸化炭素の排出などを考えるならば、できるだけ近くで、こうした穴場を見つけて走ることをお奨めしたい。さて、金時山は180度のパノラマで27日の時は天候に恵まれ、東は房総半島まで見えた。富士山の右肩の先には南アルプスも顔を出していた。芦ノ湖の右手には駿河湾が続き、山海山野が一望できた。山頂には金太郎の子孫と謂れのある金時娘(といっても御年80歳を超えるおばあちゃん)さんが経営する茶屋がある。27日のメンバーさん、お汁粉を注文して美味しそうに食べてた人いたな。金時山は別名を猪鼻岳と呼び、足柄峠方面の斜面は60度くらいの急斜面。アルミ製の階段が設置されるほど急で、足の筋肉が疲労していると、膝が抜けることがあるから、ここまでのペース配分は結構気をつけた方がいい。山を歩き走りするといつも気になることがある。飴などのビニール袋が通り道に落ちている。今日は予めごみ収集の袋をもって行こう。走らせていただくのだから、清掃もやってこよう。これがマラニッカー(勝手に作った呼び名だが)のモラルってものを行動に移してこよう。山歩きをする人も、マラニックする人も、ゴミが落ちていたら拾いましょう。というか、捨てんなよ!といいたいのが本音だ。金時山の急斜面を下りると足柄峠。三叉路になっていて左に行くと御殿場方面。右へ降りていくと一旦静岡県に入る。県境が入り組んでいるのだ。舗装道路の坂を下って地蔵堂を目指す。ここには「万葉うどん」という手打ちうどん屋がある。97年からのお付き合いで、4月のマラニックの時は参加者は、ここの「湯うどん」を賞味していただく。小麦価格の高騰で以前は350円だった湯うどんも今では500円。それでも替え玉は相変わらずの100円だから食べるほどに元をとった感じになる。おでんも外せないメニューで、これを頂くと中生がほしくなる。27日は2杯頂いてしまった・・"テーブルにおいてある辛子には気をつけた方がいい。ラー油にまぶしてあるので、つい入れすぎると大変なことになる。何事も欲を出すのは慎んだ方がいいという教えだろう(笑)。地蔵堂で腹ごしらえをして、さらに7kmの坂道を下っていく。竜福寺という交差点を左折してさらに3km行くと、足柄大橋に至る。ここで一般道路と別れて、酒匂川沿いのサイクリングロードでなだらかに5km下っていくとゴールのアリーナだ。さて、ちょうど6時になった。ご飯も炊けてきたし、朝食の準備にとりかかろう。今日の報告はまた明日の日記で。
2009.01.07
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この二日間は箱根駅伝に釘付けだった。一生懸命に走る若者の姿は勇気と感動を与えてくれる。昨日の5区の東洋大学と早稲田大学の選手のデッドヒートには興奮した。最終的に東洋大学の1年生が勝利したが、東洋大学は初優勝らしいから喜びも大きかったことだろう。二日目の今日、この二校の6区の競り合いもすごかった。今度は早稲田大学が意地をみせて競り勝ってトップで6区へ襷を繋いだ。3位以下の各校も母校の襷をチームメイトの熱い思いで繋いでいた。9区になったところで、早稲田の選手を紹介する字幕が私と同じ高校名ではないか。母校の後輩だ。初めてのことなので驚いた。すごい奴がいるものだ。アナウンスが彼は一般入試で入学してこの駅伝を走っているという。すごいじゃないか~~ 思わず声が出た。TVの画面を通じて応援したり、メールで知人に紹介したり。。。これほど母校とは親近感が沸くものなのか・・・昨年はその母校で催された「ようこそ先輩」で授業をした。同窓生が10名も駆けつけてくれた。感激だった。箱根を走った後輩も母校出身者や在校生に感動を与えてくれたことだろう。私も微力ではあるが、人に感動を届けられる人間磨きにもっと取り組んでいこうと思った。ありがとう早稲田の8区の後輩君。
2009.01.03
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湘南ホノルルマラソン倶楽部では、27日のマラニックに続いて明日の9時から元旦マラソンを企画した。11時まで走ったり、歩いたり、エアロビックしたりして身体を動かした後、私の手作り豚汁と「良寛さんの風水書」が入った手作り参加証明書もご提供。お酒も飲んで、午後から近くの居酒屋で新年会。来年は40代最後の年。人生一度っきり、公私共に大暴れしたいものだ。本ブログをご訪問くださる皆々様のご多幸多きことをお祈り致します。
2008.12.31
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27日は小田原駅~大雄山駅~地蔵堂~金時山~仙石原~宮ノ下~箱根湯本の高低差が1300mで距離が41kmのコースを走りに行きます。天候はほぼのようです。今回は我が湘南ホノルルマラソン倶楽部から4名が参加しますが、他にすごい人たちが参加されます。なんと!砂漠マラソンランナーですサハラ砂漠やゴビ砂漠などを完走してこられた方々が、集合場所の小田原駅にこ~んな顔して来られるのでしょうね。。。さらに、富士スピードウェイや鈴鹿サーキットなどの200kmの自転車レースの女子の部で何度も優勝、準優勝の常連となっている方がその友達と一緒に、やっぱりこ~んな顔して来られることと思います。全員で15名ほどですが、これはと~っても賑やかになりそうです。湯本についたら、ひめしゃらの湯で汗を流し、電車で箱根ビール蔵へ移動して懇親会となります。参加者みなさんの目的はなんですってこれはマラニックじゃなくマニアックでしょ?
2008.12.24
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10月いっぱいをもって、大切にしてきた車を手放した。「経済的な理由」などと陰口をたたいている心無い知人もいるようだが、浅はかな人間なのでほ~っておこう。環境分野へ進学を希望している長女といろいろ話をしたり、温暖化への影響を考えると、ガソリンエンジンで走る車に乗っていて、何か罪悪感を抱くようになった。手に入れたくてやっと購入した車だったけれど、乗っていても何かもどかしい。だったら、いっそのこと手放して、車のない生活を送ってみてもいいかな?と思うに至った。で、2ヶ月経った今はどうだろう?不便な時もあるけれど、何でも利便性を求め過ぎてきて、それが当たり前のように思う人間の浅はかさを感じるようになった。ワンボックスのような大きな車に一人で乗っている人がいる。嘗ては自分もセダンに一人で乗っていたので、まるで自分をみているようだ。車がある時は、「できるだけ車に乗らずに自転車で」などと思ってはいたが、結局甘えてしまうことがあったけど、今はないから自転車でいくしかない。バカボンのパパでないけど、「これでいいのだ」と確信に至っている。今は車のCMをみても、ほしいと思わない。内燃機関の革命が起こりつつあるが、「燃料電池車が量産されるようになったら、購入を考えてもいいかな」と今は思っている。それまでは二酸化炭素排出を自分一人分でも減らしておきたいものだ。
2008.12.23
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分子生物学者の福岡伸一氏が執筆している木曜日の日経新聞夕刊「あすへの話題」を毎週楽しみにしているが、10月30日の記事は特に面白かったので紹介したい。この日のお題はコラーゲン。動物や魚由来のコラーゲンは消化管内で分化されてアミノ酸となる。コラーゲンはもともと消化されにくいタンパク質なのでそのまま排泄されてしまう分もかなりある。このあと私もいつも講演で説明することと同じことが書かれていた。少なくてもいえることは、他者のコラーゲンがまるごと消化管を通り抜け、細胞間や関節に届いて、その場所に補給されることは全くありえないということだ。さらに続く・・・「私たちの細胞は、コラーゲンが必要なときは、吸収したアミノ酸からいくらでも作りだす事ができる。そしてコラーゲンの合成に必要なアミノ酸は、ごくありきたりなものなので、どんなタンパク質にも含まれている。だから普通の食事をしている限り、コラーゲンが不足するなどということはありえないのである。」と。さらに面白いのはこの後の内容。外見は本物そっくりに作った偽薬を、それとは知らせずに投与すると、かなりの割合でなんらかの改善が見られる。いわゆるプラセボ(偽薬)効果である。ことほどさようにヒトは信じやすく、信じる者は救われる。だから私は、コラーゲンの共同幻想に陥っている人たちを見ても何かを諫言(かんげん)するつもりはない。ただ幸いであると思う。それに一体いくら払ったのだろうと。なるほど…プラセボ効果ってすごいんだ~~CMで美人の女優を使って、さもその女優が使っているようにみせるのもプラセボ効果?そして、さらに面白いのは。。。同じ夕刊に掲載されている化粧品会社(会社のため会社名は控えてあげよう)の広告だった。34年かけて探し続けて、たどり着いたこだわりの鱧(はも)のコラーゲンを配合した化粧品という広告なのだが・・・福岡氏の記事を読んだ人なら、すぐに理解したことだろう・・・最後に、こんなことをやってくれる日経新聞とは案外ユニークな会社なのかもしれない。
2008.12.19
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今年はホノルルマラソンを早々に諦めた。価格が例年よりも高く、しかも燃料サーチャージが4万4千円。気転を利かせて沖縄のツアーを調べたら、なんと燃料サーチャージ代でお釣りがくることが判明。3泊四日のツアーを申込み「湘南ホノルルマラソン倶楽部」の仲間8人で、ホノルルよりも1週間早い那覇マラソンにいくことにした。初めての参加だったけど、これはすごいマラソンだと分かった。参加者は3万人を超え、沿道の応援が途絶えることなく続き、生バンドの演奏や子供たちの太鼓や踊りの応援はそこらあたりにいっぱいで、途中、YMCAの曲に合わせてランナーの私たちがY・M・C・Aをやりながら走ったりと沿道とランナーが一緒に楽しめるマラソン大会だった。私はビデオカメラを片手に走りながら沿道の人たちを撮影したり、走っている人にインタビューしたり、インタビューしたきたTV局のインビュアーを逆撮りしたりして楽しんだ。ひめゆりの塔の前を通過して視界ひらけ海が見えるポイントで、セーラー服で走っている女性を発見。なんと前日居酒屋で一緒に飲んだお客様でした。その後は撮影も忘れ、その方のお話し相手となって無事ゴール。4時間半のドラマは終了したのでした。いろいろ走ってきたフルマラソン。那覇に勝るものはなし。すごい感動を戴きました。また、来年も行くと8人全員誓いました。
2008.12.17
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ランちゃんブログのトップページで紹介させて頂いている雑誌「ランニングの世界」では、定期購読者を募る「友の会」を設置している。私はその「友の会」企画委員でもあり、先日都内でそのメンバー3名が集まり検討会をもった。先週5日から8日まで湘南ホノルルマラソン倶楽部の仲間8人で沖縄に行き、7日に行われた「那覇マラソン」を初めて走ってきた私は、予てから話には聞いていた那覇マラソンの温かくも賑やかな応援に直接肌で触れる機会を得た。スタートからゴールまで、ほぼ途切れることがなく沿道の応援は続いていた。決してコースがいいわけではないものの、このマラソンにはリピーターが年々増えていることにも頷けたし、そういう私自身もリピーターになることは間違いないような気がした。北のマラソンの雄が「北海道マラソン」なら南のマラソンの雄は「那覇マラソン」であろう。検討会では、オリンピックやパラリンピックが行われる際に、必ずその前に学術的なカンファレンスが催されていることに注目し、専門分野の講師による一般人向けのカンファレンスの開催を、ランニングの世界が増刊号を出すマラソン大会に提案してはどうかということになった。目標タイムを達成するための講演会などはよく行われている。本書の編者で中心的な存在である山西哲郎氏(現群馬大学教授)が提唱する「人はなぜ走るのか」という多様性に充ちた奥深いテーマについて、じっくりと再考できるようなカンファレンスを通じて、走ることが単にタイムを追いかけるだけのものでなく、もっと内面的な高揚をもたらすものであることに気付いていただくための機会となることを期待するからだ。そうなればランナーの質と大会の質も向上するような気がする。今回、那覇マラソンに参加したが、那覇のランニングスポットなどが紹介されていたら、たぶん走りにいったに違いない。地元のランニング倶楽部との交流会も楽しそうだし、ホノルルマラソンのように、大会前に様々なランニングイベントが開催されるのも、スポーツ文化のレベルアップに繋がると考える。「ランニングの世界」という本を通じて、何か社会に貢献できることを探し続けてみたい。
2008.12.11
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9日の日経新聞夕刊に微量元素不足に関する記事がでていた。●「国民病」と警鐘 80代の女性、桂貞子(仮名)は数年前に食欲不振からやせ細り、歩くことも不自由になった。家族が病院に連れて行くと、血液中の亜鉛が少なかった。処方された亜鉛の服用を数ヶ月間続けたところ、食欲が戻り、顔色もよくなった。3年後には一人で歩けるようになった。治療にあたった東京慈恵会医科大学の柳沢裕之教授は「桂さんの場合、亜鉛が不足し味覚障害が起き、食べ物がおいしくなくなり食欲不振になった」と説明する。亜鉛は舌が味を感じる機能にかかわっているとされ、足りなくなると味が分からなくなる。亜鉛の働きは味覚を助けるだけではない。「体のすべての細胞に含まれていて、約300種類の酵素の働きを活性化する役割を担っている(柳沢教授)。例えば、亜鉛不足で、血中の糖濃度の高まりに対応する「耐糖能」に異常が生じる。その結果、糖尿病を引き起こしたりする可能性がある。 最近の研究で老化にかかわっていることも明らかになってきた。亜鉛は細胞分裂や細胞内の核酸の代謝などと関係しているからだ。 2003年に長野県で1000人以上を対象に血液中の亜鉛量を調べた研究では、約3割が目安となる基準値を下回っていた。柳沢教授は「長野県だけが特殊とは考えられない。亜鉛不足は知られざる国民病だ」と警鐘を鳴らす。 若い女性を中心に深刻なのが、鉄不足だ。鉄は血液中で酸素の運び役となるヘモグロビンの主成分で足りなくなると貧血などの症状が出る。国内では月経がある女性の七割は慢性的な貧血との報告もある。 ●摂取基準を研究 亜鉛や鉄と比べて意外に知られていないのがクロム。クロムは亜鉛と同様に耐糖能に関係し、不足するとインスリンの働きが悪くなるといわれている。 また、セレンは活性酸素の増加を抑える酵素に不可欠な元素で、老化と関係している。中国や米国の特定地域で欠乏症がみられるが、日本では詳しい実態はまだよくわかっていない。 毎日摂取すべき微量元素の量は厚生労働省が定めた「日本人の食事摂取基準」を見ればわかる。例えば、亜鉛は男性一日9mg、女性一日7mgといった具合だ。 国立健康・栄養研究所の西牟田守・上級研究員は、鉄や亜鉛について食事で摂取する量と便で排出される量が釣り合う「平衡地」を調べる研究を進めている。「微量元素についてよく分かっていないことが多く、現在の摂取基準値は根拠が薄い」と考えるからだ。 微量元素不足に陥らないためには、日頃の食生活で何に気をつければよいのだろうか。 西牟田上級研究員は「まずは毎日、三十種類の食品を食べるよう心がける。好き嫌いがある人は、嫌いな食品に含まれる微量元素をほかの食で補うなど工夫をしてほしい」とアドバイスする。●感想 「三十種類の食品を食べるように心がける」と言うのは簡単だし、「好き嫌いがある人は、嫌いな食品に含まれる微量元素をほかの食で補うなど工夫をしてほしい」というのも簡単である。 微量元素に関する重要性は、すでに丸元淑生氏が昭和61年に発行したその著書「図解 豊かさの栄養学」で記してあり、その著のまえがきにはこう記してある。 中略 『よく食は文化といわれるが、すぐれた料理書を読むと、まさにそのとおりだと思う。一つ一つのレシピ(料理法)が蓄積された知恵の結晶で、しかも現代の栄養学に照らして理に適っているという料理書に出会うと深い感動を覚える。たしかに食は文化であって、民族の持ついくつかの完成されたレシピのなかに存在しているものなのだ。私はそこに一国の文化を見るし、すぐれた料理本が正当な評価を得て版を重ねていることで、その国の水準を知らされる。ところが、残念ながらわが国にはそういう料理本がない。そのことについて私なりに考察もしたし私見もあるにはあるが、ここでは考えられる理由の一つを挙げてみたい。 一つは栄養学の軽視ないしは無視の風潮で、ほとんどの人が栄養学の正しい知識をもっていないことである。カロリー計算をするのが栄養学のように思っている人も少なくない。栄養学の恰好の入門書がないせいもあろう。 一方、新聞や雑誌から断片的な知識は受け取っていて、それがまた諸説紛々であるため、甚だ混乱しているというのが現状のようである。』 新聞に書かれている「微量元素についてよく分かっていないことが多く、現在の摂取基準値は根拠が薄い」という研究員のコメントは、基準値がどうやって決定付けられているのかという部分で注目に値する。 現在設定されているビタミンなどの摂取基準値は栄養学先進国と日本ではかなりの違いがあるからだ。 国民に健康維持・増進を呼びかけているものの、正当な基準値の設定はもとより、学校教育において丸元氏が記してる「豊かな現代に見合った栄養学に基づいた調理法」の教育を実践していくことの重要性を感じて止まないのは私だけでないはずだ。
2008.12.10
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午前中、TVを見ていたら・・・この食べ合わせには留意した方がいいそうですよ(私は以前から知っていましたが)。紅茶とレモン(輸入物) カフェインと防腐剤が反応して発がん性トーストとハム ハムの亜硝酸塩とバターの酸化防止剤が反応して発がん性ほうれん草とベーコン ほうれん草の硝酸塩とベーコンの発色剤が反応して発がん性輸入果物や野菜には防腐剤が吹きかけられていますし、肉の加工品は化学物質の添加物製品ですから避けた方が賢明かもしれませんね。先日、スーパーの店員さんから聞きました・・・パック詰めの肉や魚には防腐剤が吹きかけられているそうです。肉は肉屋で、魚は魚屋で買った方がよさそうです。避けられることは、極力避けた方がいいようですね。
2008.12.02
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相撲界も日本の政治も共に大揺れですが、なぜこんな事態になってしまったのでしょうね。大麻を吸引した彼らの国では、大麻は厳しく取り締まわれていないそうですから、感覚の違いがあるのでしょうね。日本の政治の場合、その逆なのかもしれません。首相が簡単に辞任するこの国は、海外からはどうみられていることやら・・・感覚の違いと受け取られているのかもしれません。しかし、相撲という国技を現横綱をはじめとする外国人力士に軽んじられてしまっている現状をみると、日本人として苦々しく思えてなりません。さて、江戸時代の人たちは1日に30kmは歩いていたらしいのですが、ランニングで40kmとか100kmを走るようになってみると、現在人の方が昔の人に比べて距離への感覚が長くなってしまっていることに気づきました。たとえば、10kmに対してどうでしょうか?普段長距離を走っている私にとってこの距離は自分の脚で容易に移動できると判断しますが、走る習慣のない人の場合はそうはいかないでしょう。歩くしか移動手段がなかった昔の人の感覚に、私のように長距離を走りなれている人間は近いのかもしれません。この感覚は人間が本来もっている感覚なのかもしれませんが、どうも距離的感覚を初めとする感覚が狂ってしまっている人間が増えていることが、近頃の社会的な問題の要因になっているように思えてなりません。
2008.09.09
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昨日、神田で編集会議があり、各原稿の校正作業に入りました。6号は170ページとなり、私は8ページを担当しました。「マラニック大会は村を救えるか」というタイトルで書きました。6号のテーマは「走る!大会大好き」で、目次は以下の通りです。◎巻頭言 楽しき哉 ランニング大会 山西哲郎◎特集 マラソンを取り巻く構造(仮題) 谷口源太郎 走る障害者とともに 大島幸夫 私を成長させた海外遠征 花田勝彦 大会はお祭りだ 原田 達 マラニック大会は村を救えるか 私 お国が変わればレースも変わる 千葉一雄 対談 パラリンピックの金メダルへの道 柳川・高橋/山西 私の好きなランニング大会 編集員◎連載 ・こだわった「マラソン競走」の歴史(その1) 岡尾恵市 ・ライフステージとランニング 竹中はる美 1.がんという病を得てもなお「走る」という人生 ・スローランニングのすすめ 保原幸夫 1.いつもまでも走り続けるために ・知識を知恵に コントロールのスポーツ・マラソン 1.マラソンの運動強度とトレーニング効果 鍋倉賢治 ・リカバリー&コンディショニング 佐々木誠 1.故障の原因と予防 ~プロセスを楽しむ~ ・ランニング倶楽部を歩く 1.ランニング・デボ 高部雨市 ・情報通信:映画化されたランニングの本 山本民夫
2008.09.02
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「ランニングの世界」という本の編集委員を引き受けました。この雑誌は、ランニングがもっている奥深い不思議な世界を紐解こうと、群馬大学の山西哲郎先生を編集主幹に2年前(確か)に創刊されました。今回、新しい出版社と契約しての発刊となるため、スタッフを刷新する際にお声をかけていただいたようです。「ランニング」という主題について毎回テーマを決め、各方面でご活躍されている方にご執筆頂いております。自分の身体と対話しながら、自然と対話しながら、時間と対話しながら、走る楽しさをより奥深く、より広く捉えてみたいビギナーからベテランまでのランナーの皆様をはじめ、ランニングに親しんでいらっしゃない読書好きな方にもぜひご一読頂きたいと願っております。今回私が担当執筆するタイトルは「マラニックは村を救えるか」です。雑誌のお問い合わせは↓です。「創文企画」〒101-0054東京都千代田区神田錦町3-11熊園錦町エルルポーズビル3F TEL 03-3295-4466 FAX 03-3295-4453http://www.soubun-kikaku.co.jp
2008.07.08
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会員登録している「医療ニュース」の記事です。米国では今の日本と同様に氾濫していた健康食品製品を品質の見分けがつくようにとの目的もあって1994年に「健康食品健康教育法」が制定されました。いよいよ日本でも同様のことが起こるわけです。経済学者ポール・ゼイン・ピルツァー博士は著書「健康ビジネスで成功を手にする方法」の中で『今日もっとも成功しているウェルネス企業は、最高の品質(たいてい価格も高い)のウェルネス製品やサービスを製造・販売している」と指摘しています。健康食品に外部認証制を 厚労省専門検討会が提言 http://www.m3.com/news/news.jsp?sourceType=GENERAL&articleId=76264# 記事:共同通信社提供:共同通信社【2008年6月25日】 厚生労働省の専門検討会は24日、健康食品の安全性確保策について、第三者機関の安全確認と認証制度の導入を柱とする提言をまとめた。 原材料の安全性確保や製造・品質管理はこれまで、製造業者による自主点検に委ねられていたが、提言は第三者機関が認証し、消費者が分かりやすい認証マークを取り入れるべきだとした。 認証する団体によって基準や表示にばらつきが出て消費者を混乱させないよう、専門家や消費者、製造業者らで構成する認証協議会が統一の基準を定めることも求めた。 また認証制度とは別に、健康食品による健康被害の拡大防止や再発防止のため、過去の被害事例や、市場に出回っている健康食品の情報について医療機関に提供するよう提起した。 健康食品をめぐっては、特定の成分を凝縮したサプリメント(栄養補助食品)の消費が増加。過度の摂取で健康被害が出る恐れもあるとして、製造段階での安全対策が必要とされていた。
2008.06.25
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ランニング大会に参加するにあたって最近考え始めたことがあります。例年、ホノルルマラソンに出かけていますが、ちょっと待てよと。炭酸ガスを大量に排出してまで走りにいくことが正しいことなのだろうか?カーボンオフセットというシステムがあります。これが実施されれば、参加者は自分が原因となってどのくらいの炭酸ガスを発生させているのか具体的に知るようになると思います。また、実際に炭酸ガス削減に対して費用を支払うことで、地球温暖化に対してランナーとしてどの程度の負担が必要なのかを実感できるはずです。地球温暖化問題について何かしたいという意識を持ったランナーが増えれば、走りながらにして活動の場が生まれることとなることでしょう。そういった前向きなムーブメントを起こす必要もありますね。
2008.05.11
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今回は西新宿からチャーターバスを手配しました。遠山郷へ直行です。5時間の道中は、たぶん早々にビールで乾杯となって前回のマラニックの映像や遠山郷のVTRを観ながらワイワイガヤガヤの大騒ぎでしょうね~~きっと、「雨なんかかんけぇねぇ~っ」て感じですね。
2008.04.17
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先日のラジオ放送を聴いていた方からメールを戴きました。遠くは鹿児島、京都、富山から・・・感激です。少しでも遠山郷のことと、マラニックのことに関心をもっていただければうれしいです。NHKの前に地元のFM飯田でも競歩の元オリンピック選手である酒井浩文さんが私にインタビューして放送してくださいましたが、肝心な地元では電波が届かないので聴けなかったそうです。NHKは何とか・・・と地元の方がおっしゃってました。録音したので、地元の皆様にお聞かせしたいと思います。
2008.04.12
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