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10月1日に調布FMのドリームワークスの番組の最後に、
1994年に作曲した「新多様式空間」の冒頭がかけられました。
この曲は10分以上かかる曲で冒頭から徐々に音楽様式が変わっていきます。
音楽様式とは時代様式が変わり全く異なる音楽に変わるということです。
この音楽の関係性を繋ぎとめているものはラ-シ♭-ソ-ファ♯という、
調性でも無調でも使えるショスタコーヴィチの引用とも言える断片ひとつです。
今では当然のこととして認知されている事柄ながら、
音楽史的な意味合いとは別に知られている事実があります。
そこには必ず「サプライズ」があり作曲者はそれを狙っていました。
ハイドンの交響曲は106曲(番号がついているものは104曲)あり、
もちろん「交響曲の父」としてのハイドンの音楽的内容は偉大なものですが、
本当のハイドンマニア以外がハイドンの交響曲をどれほど知っているでしょうか。
94番ト長調「驚愕」100番ト長調「軍隊」101番ニ長調「時計」104番「ロンドン」
などが有名ですが、どんな曲と訊かれるとなかなか思い出せなかったりします。
しかし、第94番「驚愕」の第2楽章だけはすぐに想いだせます。
それは、極めてシンプルな旋律に明確に聴衆を驚かせる意図があったからです。
しかもそれは寝ている聴衆を驚かせるためという極めて 浮薄な理由でした。
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