型をこよなく重んじるも、嵌ることをめっぽう嫌がる作曲家の日記

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2022.03.09
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カテゴリ: ネット社会
インターネットで調べた情報の信憑性について考えさせられます。
伝統的な行事などの慣わしについて時代と共に風化しつつあったことが、
インターネットで皆が気軽に検索できるようになり再度復活しつつあります。
例えば、神社へのお参りの仕方などもそれにあたります。

昨年、実家の田舎にあったお墓を納骨堂に改葬しました。
その際に開眼の供養を行いますが、服装を調べるとサイトによって異なり、
それを信じたとしても現場に行くと寺務管理の人に違うと言われたりします。
それぞれで異なるのであれば、サイトにそう書くべきです。

結婚式の祝儀袋についてもその手のサイトでは、

逆に探すのが難しくなってきた昔ながらの結び切り、あわじ結びの袋が載せられ、
それを包む袱紗についても婚礼と葬儀の違いで色の細かな指定があります。

葬儀で故人に対する礼儀としてはしきたりに従うべきと思いますが、
結婚については何歳であれ華やかでカジュアルな袋でもいいと思いますし、
中の金額に応じて大きさを変えるのも今時やや恥ずかしいです。
袱紗に至っては実際的に受け取る受付係が意識しても仕方ないことです。
つまり、全ては新郎新婦にお祝いの気持ちが伝わればいいのではないでしょうか。

また、祝辞を言う際の「忌み言葉」も調べると実にたくさんあります。
中でも「重ね言葉」はうっかり言ってしまいそうなものがたくさんあります。
ただ、今では実際に祝辞を言ったことのある人以外はあまり気にしません。
気にするとすれば司会者、会場スタッフで、理由は単に縁起の問題です。


正したければ、まず日常的なコミュニケーションに関わる言葉遣いからです。
いきなり冠婚葬祭はしっかり作法を守れと言われても普段から考えていません。
サイトに書いてあるから行うということだけでは説得力が足りません。

最近はモラルについて云々と御託を並べる割に、何でも個性として人格化し、
嘗ての礼儀知らずや言葉足らずなキャラクターまで認める社会を感じます。

儀礼を言うならばまずはそこからではないでしょうか。





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最終更新日  2022.03.09 02:47:39
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