型をこよなく重んじるも、嵌ることをめっぽう嫌がる作曲家の日記

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2022.06.24
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カテゴリ: 今だから
明らかに勝ち目がないとわかっていても一縷の望み賭けるゲーム、
当たる確率は果てしなく低いのに応募してみたくなる抽選、
叶うわけもないと知りながら追い続ける夢、
人は皆毒されてしまっています。

これらはプログラミングをする人のせいです。
ルールを作りごく僅かの優位を与えることを生き甲斐にする人たちです。
人々はそのルールを司どる人に支配されると言っても過言ではありません。
勝ちたいと思うのならばルールを自分が有利になるように変えることです。

オリンピック柔道で日本が劣勢に立たされた時期がありました。

両手狩りは両手で相手の足を持って引っ張って倒す技です。
もはや柔道の極意から外れているので禁止になりました。

さて、フィギュアスケートの採点基準で今まで演技構成点の中に、
「技と技の繋ぎ」「曲の解釈」があったのはご存知でしょうか。
それらが​ 国際スケート連盟の6月の総会で外れることになりました。
日本はこれに反対していたそうですが、もっともな気もします。

まず「曲の解釈」って何だ?と音楽関係者ならそう思うはずです。
そもそもスケーターにとって音楽はタイムキーパーのようなもので、
音楽を聴いたタイミングで演技のポイントや時間を推し測るものでした。


そのうちに、音楽に合わせて振り付けを行ったりリズムを刻む、
また音楽を壮大なBGMとして演出的な役割を持たせるようになりました。

しかし、音楽を自由にアレンジして演技に合わせやすくすること、
原曲の拍子を変える、小節をカットする、無理な接続をすることが増えました。

クラシック曲の場合は原曲を損ねることで滑りやすくしたのです。

またここ数年は有力な日本人スケーターを中心に曲を新しく制作し、
音楽にお金がつぎ込まれているように見えます。

音楽の差が顕著なのは日本などと比べて共産圏の選手達です。
例えばロシアの10代の有力選手が地味なクラシック曲を原曲で使ったりします。
これは指導者のアイディアか趣味かわかりませんが、
今の若者、特にロシア以外の人は知らないような選曲だったりします。

曲調が暗く、テンポも中庸より遅いくらいなので華麗さはありません。
もちろんこの選曲が悪いわけではなくムーディで渋い良さが感じられます。
ただ、曲にお金をかけるつもりがないと言われればそれも納得できます。
曲が何であろうが十分に高得点を叩き出せるわけですから。


自分に有利なルールに変えることによって大きく躍進できることは確かです。
プログラミングと言われる仕事のもっとも大きな役割はそこだと考えられます。
今は話題のAI、皆がAIは人の頭脳に優るものだと思い込んでいます。
自動運転や将棋などは人を超越しなければ意味をなさないのでそうだと思います。

しかし、AIは過去の事例や経験をもとにプログラミングされているとすれば、
過去の事例に当てはまらない予測不可能な未来を言い当てられるでしょうか。
その意味で注目しているのは投資運用AIです。損失を出さないどころか、
一度損に振れ出したら人が介入しなければ戻せない中途半端な代物ではないかと。

日本人はAIやワクチンなどのワードを過信し過ぎなのではないでしょうか。
プログラミングされているのはむしろ人のほうなのです。
ルールを司どる人、プログラマーの全てが敵だと言っているわけではありません。
今、もっとも重要なポジションのプログラマーは日銀の黒田総裁だと思います。

日本は金利を上げない、輸出に強い企業を助けインバウンドを呼び込む、
そうすることで経済を立て直す道を選びました。円安、物価は据え置きです。
逆に金利を上げたならば、コロナ禍による経済の疲弊が戻らないことになり、
円安を緩和することによって物価高も少し抑えられますが賃金は上がりません。

経済が立ち直らなければ平均賃金が上がることは難しいのではないでしょうか。
日本の物価高は企業努力により諸外国よりは上昇率が低いようです。
ただ電気を始めとするエネルギー物価が高いことは本当に大きな懸念材料です。
代用できるものがなく、化石燃料だ原子力だとか言ってられないでしょう。

ルールが変われば全てがそうならざるを得ません。
しかし、本当に大事なことが何か、人の良心が問われています。
自分の利益を優先することをさももっともらしく言う人がいます。
今からの時代にもっとも必要なこと、それは騙されてはいけないことです。





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最終更新日  2022.06.24 18:59:14
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