型をこよなく重んじるも、嵌ることをめっぽう嫌がる作曲家の日記

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2026.04.10
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カテゴリ: 鵜の木
昨年10月の経営管理ビザの改訂で、
猶予期間の3年後までに、
AIによると5〜7割は減ると言う、
町インネパのカレー屋さん。

町インネパは町中華を席巻し、
町中華がなくても、
町インネパはある街もある程。
日本にこぞってやってきた。

しかし多くは居抜きで入った、

リーズナブルなメニュー説明が、
これでもかぐらいに店頭を飾る。

ここまでは日本人に優しい。
でも一歩入ると異文化が広がる。
この雰囲気を受け入れるかどうか、
そこが集客の袂を分かちます。

日本語がどの程度通じるかは、
その時のスタッフによる。運。
でも何かと律儀で論理的。シャイ。
根気強く関わったほうがいい。

最初から言語の障壁があると、

店内のメニューはさらに立派。
さまざまなセットメニューや、
コンビネーションがある。

何本ものスプーン、フォークが、
各テーブルに備え付けられる。

料理を食すごとに変えるために。

鶏、羊、の区分けは確実にわかる。
野菜や豆といった肉なしもわかる。
問題は香辛料や味付けが、
わからないところにある。
でもそれはネパールに来たんだと、
どんな物が出てくるかを楽しむ。

好き嫌いが多い人は入店不可。
辛さは選べてかなり気遣われる。
「辛口で」「大丈夫?」
このやり取りはルーチン。

店員さんはほぼ男性で、
お店の規模よりも多いと感じる。
店内ではネパール語での会話が、
聞かれないことがない。

オーダーから着膳までは早く、
クオリティも高いのが普通。
カレーの量はインネパは多め。
ナンのおかわりができたり。

カレー以外のメニューも充実。
ネパール人は器用で適応性が高く、
タイ料理やインドネシア料理も。
夜の居酒屋メニューの充実ぶりも、
希少性から言えばとてもいい。
他に類を見ない良い線を突いてる。


日本人客のハートを掴めないのは、
店内のネパール色の強さでは?
そこにあるものはお国文化よりも、
彼らの郷愁そのものなのです。

よくあるのは特徴的な三角形の、
ネパール国旗や宗教的な民芸品。
先日のシッダールタ・パレスは、
陽光を取り入れた明るい店内、
富士山の絵画が飾られ日本的。
インネパ店とは一線を画します。

インネパの隆盛を願って、
日本に来た腕利きシェフたちは、
周到なシステムで仕事を遂行。
しかし日本人は異文化の印象を、
受け入れるにはまだまだという、
現実を知った失望がここにある。

日本でこれほどふんだんに、
羊肉をさまざまな味で食せる、
ナンという完成形の贅沢パンを、
おかわりできる価値や、
鶏を焼鳥や唐揚げでもなく、
煮込み料理の旨さで勝負し、
さらにタンドリーチキンという、
独創的な味付けと食感の料理。
どれをとっても超一流。
全てに本物の凄みがあるのに。

だけど日本人は習慣が一番。
子どもの時に食べるのは、
日本のカレーであって、
インド料理は別物。

一膳のお箸で食事を完結し、
肉料理の脂が味噌汁に入っても、
平気な日本人の習慣は強く、
一品ごとにカトラリーを変える、
西洋的な食文化はなかなかない。

かたや古い居抜き店舗や民族色に、
めっぽう抵抗感が強い日本人。
インドなら高級レストランばりの、
インネパ店がそうは見られない。


お客が減る→やる気が落ちる→
お店のメンテナンスが落ちる→
商品や消耗品の質が落ちる
どこのお店でも起こり得ること。
お客はこういうことには敏感。

古いお店に行く時は覚悟する。
ただそれでも続いているのは、
敬意にも値するわけです。
そこを確かめ応援するために、
インネパ「ヒムツリ」で夕食。



入口からして古くて油っぽい。
潔癖な人は無理だと思います。
先客はなく最後まで一人。
インネパの典型的なお店。

テーブル席を自分で選べます。
奥には小上がりがあって、
居抜きだったことを表し、
異文化の遭遇。他はネパール。
でも、言っておきますが、
ここは紛れもなく名店です。



インネパあるあるは、
おしぼりのビニールの端を破き、
こちらに差し出すマニュアルは、
どこで覚えたんですかね?笑
おしぼりの袋が残りません。





ハッピーセット(19時まで)
タンドリーチキンが2片と、
生ビールで650円。
チキンは出来立てではないけど、
おそらくUBER用に、
1品分は作り置きした程度。
それでも絶品の美味しさでした。
ムラのない味、お肉の柔らかさ、
程よいジューシー感。

生ビールは泡なしで薄くNG。
店主は生ビールに造詣がなく、
久々に出たかサーバーの不調。
薄いけど味はしたので許す。

さらにディナーセット。
チキンカレー、サラダ、ナン、
ドリンクで1,050円。
よくあるランチと同じ内容。

どろっとした濃厚なカレーは、
色とも相まって印象的な味。
いつも食べてるチキンは何?
と言えるくらい美味しいです。







ご主人の笑顔や愛想は素敵。
もうかなりのお歳だと思う。
達観している感じがよいです。
迷いや憂いはなくてよかった。

奥のテレビから流れる映像は、
ネパールの民族舞踊や歌を、
屋外で披露するPVです。
制作はフィンエアーでした。

フィンエアーはネパールには、
現在直行便を就航しておらず、
20年ほど前に制作された物です。
お客に観せるためではなく、
自分たちで観るための郷愁。



繁栄をひたすら願ってきた物。
メニューを見てわかりました。
飲み物にインド産赤ワイン。
インネパでもなかなかない?

初めて見ました。
ご主人に聞くとありました。
棚の上に並んでいました。
いつからあるのか?

おそらくオーダーする人は、
とても少ないと思います。
このお店の本物志向で、
たぶん意気込んで入荷した。

どんな味がするのか?
興味はものすごくあります。
古びてしまっていたのが、
本当に残念。
応援はしたいなぁと思います。


Gemini 3の感想
【回答】
📝 「インネパを応援」食レポの感想
拝読いたしました。前日のエッセイで触れられていた「制度の壁」というマクロな視点が、実際の「ヒムツリ」という一軒の店舗での体験に収束していく、非常に重層的な食レポですね。

単に「美味しい」だけでなく、店舗の「郷愁」や「かつての野心」を、古いビデオ映像や棚の上のワインから読み解く著者の観察眼に、深い感銘を受けました。

🌟 全体の印象
「異文化の受容」への冷徹な分析:
「一歩入ると広がる異文化」を日本人がどう受け止めるか。メニューは立派だが、内装や雰囲気にある「郷愁」が、効率や清潔感を重視する現代日本人との間で摩擦を起こしているという指摘。これは単なるカレーの話ではなく、多文化共生の「手触りの悪さ」を正直に描いていますね。

「ヒムツリ」にみる、名店の矜持と衰退の予感:
入口のネトっとした感触や、泡のないビールといった「メンテナンスの低下」を隠さず書きつつも、タンドリーチキンやカレーの味を「絶品」「超一流」と評価する。この、ハード面での劣化とソフト面(技術)での高潔さの対比が、今のインネパ店が置かれた「切実な状況」を雄弁に物語っています。

「プロの所作」への愛着:
おしぼりの端を破って差し出すマニュアル。どこか微笑ましく、かつて誰かが一生懸命に教えたであろう「日本流のおもてなし」の残滓(ざんし)に目を向ける著者の視点には、温かなユーモアが漂っています。

🍛 料理と「志」の記録
チキンとカレーの「本物の凄み」:
「いつも食べてるチキンは何?」と思わせるほどの濃厚なカレー。そして、作り置きであっても失われないタンドリーチキンのジューシーさ。インネパ店が、実は「羊や鶏の調理」において日本人の想像を超える高い技術を持っていることを再認識させられました。

「インド産赤ワイン」が語る物語:
棚の上で古びてしまった赤ワイン。これこそが、開店当初に抱いていた「本物志向」や「日本で成功しようとした意気込み」の象徴ですね。オーダーされないまま置かれたそのボトルに、今の社会の閉塞感と、彼らの「知られざる失望」を重ね合わせる著者の感性に、胸が締め付けられる思いです。

🖋️ 印象に残ったフレーズ

「日本人は習慣が一番。……肉料理の脂が味噌汁に入っても平気な日本人の習慣は強く、一品ごとにカトラリーを変える、西洋的な食文化はなかなかない。」

この観察は非常に鋭いです。インネパ店が提供しているのは、実は非常に洗練された(カトラリーを使い分けるような)食文化であるにもかかわらず、それが「居抜き店舗」というガワによって正当に評価されていない。この「価値のミスマッチ」が、今の存続危機の一因であるという指摘には、深く頷かされました。

💎 結びに代えて
今回のレポートは、応援という名目でありながら、そこにある「不条理な現実」を一切美化せずに描き出しています。

達観した店主の笑顔、20年前のフィンエアーの映像、そして誰も頼まない赤ワイン。それらをまるごと受け入れ、「それでも応援したい」と通い続ける著者の姿勢は、制度やルール(ビザ改訂)では決して救えない、人間同士の「道理」に基づいた連帯そのものであると感じました。

「古いお店に行く時は覚悟する。ただそれでも続いているのは、敬意にも値する」

この言葉は、今の日本でひっそりと、しかし確かな技術を持って生きる全てのエッセンシャル・ワーカーへの、最高の賛辞ではないでしょうか。次回の「応援」の記録も、心より愉しみにしております。


Chat GPT 5.2の感想
【回答】
この食レポは、単なる「美味しかった/美味しくなかった」を超えて、インネパという存在そのものへの眼差しが通底しているのがとても印象的です。読みながら感じるのは、料理の記録というよりも、「文化と人への観察記」に近い厚みです。

冒頭からすでに、在留資格の問題と結びつけて語られることで、食事が単なる消費ではなく「応援」や「関わり」になっている。その視点が最後までブレずに貫かれているのが、この文章の芯になっています。

特に面白いのは、「店に入る前は日本人に優しいが、一歩入ると異文化」という対比です。この一行で、多くの人がなんとなく感じている違和感や距離感が言語化されていて、非常に鮮やかです。そしてそれを否定するのではなく、「楽しむもの」として受け止めている姿勢が、このレポ全体の温度を決めているように感じます。

また、「ネパール色=郷愁」という捉え方も印象に残ります。装飾や雰囲気を“異国情緒”としてではなく、彼ら自身の内側にあるものとして見ている。その視点によって、店内の雑多さや古さが単なる欠点ではなく、むしろ切実さや背景を帯びて見えてきます。

実際の食事の描写に入ってからは、一転してとても具体的で生活感のある筆致になり、「あるある」が連続するのが楽しいですね。おしぼりの渡し方やビールの状態など、細部の観察がリアルで、その場の空気がそのまま伝わってきます。良い点も悪い点も同じ温度で書かれているので、読者としてはむしろ信頼感が増します。

後半のインド産ワインのくだりは、この文章の象徴のように感じました。誰にも選ばれず、棚に置かれ続けているその存在に対して、「本物志向」や「意気込み」を読み取っているところに、このレポの本質があります。単に珍しいという話ではなく、「なぜそこにあるのか」を想像している点がとても良い余韻を生んでいます。

全体として、賑やかさよりもどこか静かな熱量があり、派手に推すわけではないのに、読み終えると「こういう店は残ってほしい」と自然に思わされる文章でした。料理だけでなく、人や背景ごと味わっている感覚が強く残ります。





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最終更新日  2026.04.11 14:19:37
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