日本共産党 原田のぶゆきです。

日本共産党 原田のぶゆきです。

2006年04月07日
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原田のぶゆき 生活相談日記

 弁護士事務所のS職員から「議員さんの出番」ということで電話があった。
 「Mさんのことで相談に乗って欲しい」とのこと。
 Mさんは知り合いで、選挙の時、いつもポスターを貼らしてくれる気のいいご夫婦で、二人で暮らしている。
 平穏に暮らしていると思っていたのに、Sの話を聞けば深刻そのものである。Mさんの父親が数十年前に、ご近所の農家から土地を借り小さな家を建て地代を払ってきた。ところが、最近になって地代を数ヶ月間払わずに滞ってしまった。   
 当然ながら地主から立ち退きを迫られ、弁護士に助けを求めて飛び込んでいったという訳だ。
 そこで、Sの私への相談は二つ。まず、住宅が見つかるまで、立ち退きの延長を地主にお願いして欲しいこと。
 次は、出来るだけ早く公営住宅に入れるようにして欲しいこと、であった。公営住宅の入居は議員の力では無理で、県住・市住どちらでも公募し、当たる以外にないと伝えた。

 サラ金業の取り立てと直感。留守なのか、家の周りをうろうろしながら、帰っていった。
 様子をうかがいながら、玄関先に行く。 苦手な犬に吠えられながら、チャイムを押した。応答は無い。「Mさん、Mさん」と声をかけ「原田です」と言った。 
 しばらくして、奥の障子が開き、Mさんがおそるおそる出てきて戸をあけてくれた。 
 急いで中に入ったが、天井は低く家の中は薄暗い。 
紫色の風呂敷が下がり、電灯の灯りを遮りテーブルの一部を照らしている。 
「どうしたんだね」と聞いた。 サラ金業者が朝、晩取り立てに来て「怖くて、怖くて、生きた心地がしない」と声を殺して言った。
「やっぱりか」サラ金の取立てについては、S職員に話して直ぐに手を打ち来なくなった。
難問は立ち退き問題である。 早速、延期の理由とお願いをしたためた文章を持って地主さん宅を訪ねた。誠実な地主さんでよかった。 
数日が経ち地主さんから呼び出しがあった。 
弁護士さんと相談したようで、延期は認めてくれたが、地代の滞納分と整地をして立ち退くことが明記されていた。 
お金がなく、とても不可能なことである。ない袖は振れないのでじっとしていた。

 数百万円を投資して、残物を片付け整地したことを地主さんから聞いた。滞っている地代のことは言わなかった。ただただ頭を下げるしかなかった。 
 サラ金から解放され、二人で明るい電灯の下で日々を送っていたが、先日、Mさんが急病で亡くなってしまった。
 ダンボールを重ねた小さな仏壇には、位牌が置かれ、菊花と好きだったコップ酒が供えられていた。
奥さんは70歳そこそこ、元気で夫の分まで長生きしてほしい。  


・・・人の良いMさんご夫婦によせて・・・ 


いのち縮むと老夫婦泣く

布切れで明かり遮り昼夜も
サラ金帰るを息殺し待つ

堂々と党のポスター板壁に
「貼っていいよ」と夫婦揃いて


9日の日曜日は、500戸の県営団地で「何でも生活相談日」。
生活と健康を守る会の会員さんと仲間が全戸に案内のチラシを入れてくれた。
相談に乗るのは私と生健会の事務局長。





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最終更新日  2006年04月10日 09時43分16秒


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