日本共産党 原田のぶゆきです。

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2010年10月24日
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 長沼の治水・利水を考える会のバスに便乗して「八ッ場ダム学習会」佐藤議員とともに参加。

 長野から約2時間ほど走り、現地に入ると高々とそびえる橋脚の上に道路が築かれている。
 「うわあ」と一同ため息。
 大きな地震があれば、持たないのではと、これも一同驚嘆。
 有名な川原湯温泉が水没する水面の上限は586mで、ここでは一番大きな旅館「柏」に、このことを知らせる看板がかかっていた。
補償の対象となる高さだという。
 吾妻川にかかる巨大な橋が3本あるが、このうちの一本2号橋『不動大橋』に資材が落ちて一人が死亡と医痛ましい事故があったことが報告された。
 ダム工事の関連工事のうち、最初に手をつけたのが、川原湯地区の第一小学校で、今年は二人の入学で全部で26人。

しかも、この学校の裏に大きな沢があり、砂防ダムが築かれていた。
視察中、高い高い土どめの上からカモシカがしばらく上から覗いていた。「人間どもよ、いい加減にせよ」とでも言っているかのように・・・。
 代替え地に移転したが、坪17万円。移転報償費から支出するわけだが、かなり高いのではと思う。
 移転先現地を見たが、大きな尾根を削って、沢を埋めたところに立派な家が建てられている。
 しかも、整備された造成地のわきの直下は、ダムの水面下で、ダム完成後試験湛水すれば地下水が動き、地滑りが発生するのではと素人が見ても危険極まりない恰好である。
 それこそ、奈良県の大滝ダムと酷似していることを痛感した。

 ここ周辺一帯は、山間で吾妻川の渓谷も深く、景観は抜群であり、底をJR吾妻線の電車がガタゴト、ガタゴトと2両か3両でゆっくりと走っている、のどかな風景が見られる。
しかも、吾妻川のダムサイト付近にかけられた橋の上では、橋いっぱいになって大勢の画家がキャンバスをたて、画版に向かって絵筆を走らせている。
 蒼白い川の深い渓谷は絶好の景色。
 渓谷の真下に、「あれは大文字草(地元の説明者)ですよ。高いんですよ」と価値ある有名な山野草であることを教えてくれた。

 大変な場所に、巨大なダムを造り、そのために、住民は50年間も苦労してきた。
 国土交通省や国会議員、政治家の責任は極めて大きい。
 どんなに税金をつぎ込んでも、将来を考えれば中止し、住民に対しては納得と合意の上で、補償をすることが求められると思う。





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最終更新日  2010年10月24日 23時48分40秒


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