日本共産党 原田のぶゆきです。

日本共産党 原田のぶゆきです。

2013年05月12日
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ドイツ・スイス視察報告


長野市議 原田のぶゆき

4月6日(土)から4月14日(日)の9日間、長野県農民連企画の『ドイツ視察セミナー』に参加してきました。ドイツに3日間、スイスに2日間、毎朝7時食事、7時30分出発、宿への帰宅は7時過ぎの、強行日程でしたが、持続可能な社会をめざす都市のありように学び感動。一刻も早く帰り、仲間に知らせたいとの思いに駆られた旅となりました。

原発ゼロと再生可能エネルギー推進は一体

ドイツでは、福島原発事故による国民世論の影響が大きく、メルケル首相は2022年までに原発をゼロにすると決めました。
 一方、2050年までに、化石燃料も使わず、95%を自然再生エネルギーに切り替えることも決めています。その主力は、太陽光と風力で、バイオマスなど木質は限りがあり、水力は雨量が少なく、地熱もないので主力にはしていません。特に注目したのは、エネルギーの再生と同時に、使わない方策に力を入れていることです。優先順位のトップが省エネ対策です。

圧巻、住宅改修で省エネ対策

エネルギー消費の5割が熱エネルギーで、その35%は建物の暖房と給湯で、この熱エネルギーをいかにゼロにするかが、対策の柱となっています。


改修中の現場に落ちていた発泡スチロール

建物の規定強化策が徹底していて、建築法の別にエネルギー法があり、新築する場合は、燃費のよいものとしなければ許可が下りないこと。エネルギー計算を出して、許可されて初めて建築基準法がクリアーする…EU全体がそうなっているようです。
1、暖房をつかない、住宅の大改修…公営住宅の改修は、ビルのコンクリートに25センチの発泡スチロールを貼り付ける。2、サッシは3重窓で、中に入った熱は一切外に出さない、特殊ガラスを使用。3、ドアは外気の対流のないものにドアの下にゴムを取り付ける。4、外光を遮断のカーテンは外付とする。
これで、全室、夏・冬20度~23度に保つここが可能で、冷暖房は不必要となる。冬の長いドイツの燃費30万円ほどが3分の一になるそうです。
(日本は、1年間に18000人が風呂かトイレで死んでいる。この倍は障害者となって生きている。社会全体では、4兆円から5兆円の損失という)

新築基準に厳しいドイツ

ドイツは4千万戸あるが、空き家は3%ほど。年間新築は15万戸で、厳しい二つの建築基準法で規制されています。日本は、80万戸、16%も空き家があるのに、ローンを組んで年間80万戸も新築しているが、人口が減っているのにもったいないとのガイドさんの言葉です。

ドイツの森林政策…500年前から
山林の区画整理事業で道路整備

フライブルグ近郊に「黒い森」と言われる、森林があります。酸性雨で荒れた森となり、それを復活させた森だといいます。
ドイツでは、禿山を作らないために、また、樹木の成長・育成のために、10年に1回、在庫調査を行っています。

 所有者は、森林整備の義務を負わされていて、林道に椅子を置き、樹木の名前を書き込むなども義務のうちされています。森林整備をしないと、山林は没収される仕組みとなっているとのことです。


外材頼みの日本の遅れ

ドイツは国土の30%が山林ですが、日本は国土の70%が山林で、ドイツの倍以上もありますが、ドイツの4割しか木の成長していないそうです。
過去40年間、外材頼みで、森林育成を怠ってきたからだと指摘していました。
植林は、1ヘクタールに1万本植え、順次間伐し、成長させ、大きな木から伐っていきます。森林育成は、種で自然の森を作っていくことが原則としています。日本は鹿が増え杉、檜の芽を食べ、天然更新出来ていないが、ドイツは、森林被害の圧力調査を営林署が行い、1年間に打つ頭数を、調整委員会で決め、森に小屋を作り、そこで、猟師が鹿を撃ち生態調整しています。食害はほとんどないとのことです。また、ドイツでは、森林組合と共同し、林業建設業協会をつくって対応しています。



2010年に、ドイツから森林官が来て、5カ所でレクチャー。北海道の鶴井市、飛騨高山の清見町で研修、実践中といいます。







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最終更新日  2013年05月12日 09時41分49秒


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