「のり2・クラシカ」鑑賞日記

「のり2・クラシカ」鑑賞日記

12日 準・メルクル&N響「トゥランガリラ」


NHK交響楽団第1617回定期
堀 正文(コンサートマスター)


1・メシアン
   トゥランガリラ交響曲
     ピエール・ロマン・エマール(ピアノ)
     原田 節(オンド・マルトノ)



 2008.4.12.15:00 NHKホール 2-R7-20

メシアン生誕100年を祝しての大作「トゥランガリラ」の演奏
メルクルの細かいほどの指示にN響楽員も見事に応えて聴き応え十分の
80分余りを過ごした。
曲自体は時間の長さの割に盛り上がりに欠けるシーンが多いのは事実で
ホールでは何人かが途中退席する客も出る有り様。

昨年1月にミョンフン&東フィル定期での見事な生演奏に接していた所為
もあり興味深く聴けたけど、この曲の予習無しで今日のコンサートに臨む
には辛いものがあるかも知れませんね。
昨年の横山幸雄のピアノもよかったけど本日のエマールのピアノ演奏は更に
素晴らしく、オンドマルトノの原田さんの影が薄くなったくらい。
指揮者のメルクルとともにこの日の演奏会の立役者でしょう。
★★★★★

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