「のり2・クラシカ」鑑賞日記

「のり2・クラシカ」鑑賞日記

23日 ダン・エッティンガー&東フィル定


東京フィルハーモニー交響楽団第45回オペラシティ定期
コンサートマスター:三浦章広

1・ベートーヴェン
   付随音楽「エグモント」作品84より序曲


2・ベートーヴェン
   三重協奏曲ハ長調作品56
     ダン・エッティンガー(ピアノ)
    荒井英治(ヴァイオリン)、金木博幸(チェロ)


************ intermission **************

3・レスピーギ
   交響詩「ローマの祭」
1.チルチェンス 2.五十年祭 3.十月祭 4.公現祭


 2009.4.23.19:00 東京オペラシティコンサートホール  3-1-26

このところ好調な東フィルによる定期演奏会、本日もエッティンガーの
悠然としたテンポに懸命に応えて聴き応え充分の演奏会。

懸念のホルン、ラッパも大きな疵もなくて安心、

前半のベートーヴェン三重奏曲のあとにチェロの金木さんの
誕生日を祝う”ハッピーバースデー”のメロディがエッティンガーの
ピアノで奏でられオケの合奏へと続きホール聴衆からも祝の拍手が。
心温まるサプライズだった。

このホールは良く響くホールなのだが「ローマの祭」で問題がひとつ、
頻繁に鳴らされるドラの音量が凄まじすぎて音楽が中断された気分に。

演奏的には完成度の高いものであったがスピード感にやや欠けるきらいが
あった。エッティンガーの泰然としたテンポにもそろそろ変化が欲しいところ。
★★★★

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