「のり2・クラシカ」鑑賞日記

「のり2・クラシカ」鑑賞日記

01日 藤岡幸夫&関西フィル東京演奏会


関西フィルハーモニー管弦楽団
コンサートマスター:岩谷祐之


1・サン=サーンス
   交響詩「死の舞踏」作品40


2・吉松 隆
   左手のためのピアノ協奏曲
     「ケフェウス・ノート」作品102a
     舘野 泉(ピアノ)


************* intermission *************

3・シベリウス
   交響曲第1番ホ短調作品39


アンコール
  エルガー:夕べの歌


 2009.7.1.19:00 サントリーホール  2-C9-28

関西フィルを生で初めて聴いた。
最大でも14型(14-12-10-8-7)2管編成のオーケストラだが
実に開放的で小気味の良い音楽を鳴らすオケで
1曲目の「死の舞踏」から藤岡の精力的なタクトのもと
快調な音楽が流れた。岩谷コンマスのソロも鮮やか。

舘野 泉のために書かれた左手の協奏曲は舘野さんが
長らく活躍の場だったフィンランドの空気をイメージさせる曲想で
癒しの音楽、終了後は作曲者の吉松さんもステージに呼ばれ
舘野さんとともに暖かい拍手を受けた。

休憩後のシベリウスの交響曲第1番が熱演で演奏に多少の瑕こそ
あるが非常に推進力に富む展開で曲が進行、分厚い響きこそ
無いがバランスの良い響きで楽しませた。BRAVO!です。
★★★★★

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