「のり2・クラシカ」鑑賞日記

「のり2・クラシカ」鑑賞日記

18日川畠成道ヴァイオリン・リサイタル



      (ピアノ)山口研生


1・タルティーニ
   ヴァイオリン・ソナタト短調「悪魔のトリル」


2・フランク
   ヴァイオリン・ソナタイ長調


************** intermission ******************

3・マスネ
   タイスの瞑想曲

4・ブラームス
   ハンガリー舞曲第1番ト短調

5・ピアソラ
   エスクアロ(鮫)

6・ピアソラ
   オブリヴィオン(忘却)

7・カッチーニ
   アヴェ・マリア

8・ワックスマン
   カルメン幻想曲

アンコール曲

1・ショパン:ノクターン

2・ディニーク:ひばり

3・メンデルスゾーン:歌の翼に

4・モンティ:チャルダッシュ

 2010年3月18日所沢ミューズ・アークホール 1-29列

自らの視覚障害をバネに弱者のためのチャリティ・コンサート活動
を繰り広げる社会派アーティストの川畠さんのコンサートはオーケストラ
でのソリスト演奏では何回か聴いてきたがリサイタルは初めて、
これ見よがしの技巧をひけらかすタイプとは違いその楽器から流れる
音も控えめな音量ながら特に前半のフランクのソナタでは丁寧に
曲を紡いで好感が持てた。

後半の小品を集めたプログラムでは特にピアソラの「忘却」が印象的、
女性歌手ミルバのアルバムの中の一曲で大好きな曲だがヴァイオリン
で奏でられるのも哀愁漂う雰囲気でよかった。

アンコール4曲の大サービスで中でも「かっこう」はまさしく
本物の鳥のかっこうの鳴き声が聞こえてくるよう。
★★★★☆

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