Involuntary picking

Involuntary picking

November 11, 2003
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三連Jazz・Fusion最終回です。
Guitar、Saxと続いたので、最終日はPianoにしようと決めました。
インパクトの強い作品で、私の個性が出るもの。
そんな風に考えたら、自然にこの一枚に手が伸びました。
「SOLO Improvisations For Expanded Piano (Lyle Mays)」(2000)

以前、PatMethenyのアルバム紹介の中でLyleMaysについて少し書きました。
とても感性豊かなキーボーディストです。
PMGのアルバムの中に「ImaginaryDay」(1997)という作品があります。

それを聴いたPatMethenyの提案でソロ作を作る運びになったようです。
残念なことにImaginaryDayLive(VHS)にはLyleのソロの映像はありません。

PatMethenyの「OneQuietNight」ではバリトンギターのみで
Patの即興の世界を楽しむことができます。
今回紹介する「SOLO」ではMIDIピアノの独奏という形で
Lyleの即興演奏に浸ることができます。
PMGでの2人の相補的なプレイとは異なり、
それぞれの技術、そして感性、気持ちをたった一つの楽器に語らせる、
感情的で、とても生々しい演奏。
どんなに静かな曲でさえ、そんな風に私には感じられます。

歴史的な名盤「LaScala(KeithJarrett)」。

手数の多い作品ではありません。
リックを目一杯つなげて長時間演奏している作品はいくらでもあります。
しかし、一音一音確かめながらこれだけ長時間集中できるということは、
気分の面では到底落ち着いてなんかいないはず。
気持ちが高揚していて始めて成し得る業。


無意識の即興曲である1トラック目"ThisMoment"から始まる全10トラックは、
3年前、私の心をがっちりと掴んで離してくれませんでした。
MIDIピアノという、鍵盤とペダルにセンサーが仕込まれ、
後でエフェクトを追加できるやや特殊なピアノを使用してはいるものの、
また、その影響からサウンド面で特殊性を帯びてはいるものの、
プレイ自体は一度きり。
久しぶりに棚から取り出して、聴き直したその演奏は、
このアルバムを手に入れた当時と同じように私を涙ぐませました。

PMGのLyleじゃない、
誰かと演奏しているLyleじゃない、
LyleMays自身がそこにいます。
レビュアーとしては最低ですが、このアルバムに説明は無用です。

アルバムタイトルに「ソロ~残響」と充てたのは誰でしょうか。。。
この作品を最高の形で表現していると思います。
珍しく日本版タイトルを日記のタイトルに冠したのはその理由です。

すばらしい。





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最終更新日  November 11, 2003 08:01:54 PM
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