Involuntary picking

Involuntary picking

December 30, 2003
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今日はレビュー。

このアルバムは3部からなるギター協奏曲と4曲のスタンダードで構成されています。
後半のスタンダードはどれも、のんびり日向ぼっこでもしながら聴きたい
穏やかな演奏が収められています。そんなに興味なし。

前半の表題曲が実に良いです。自分好み。
McLaughlinの人生における音楽の経緯の物語です。
各部については特に詳しく解説されていないので、私が感じた印象を書いてみます。

第一部~the ’Old World’~

中東的な雰囲気の薄暗いオープニングから始まる第一部は、

時折緩急を織り交ぜながら第一部の半分まで一気に駆け抜けます。
後半は緩やかに静かに、繰り返す憂いと喜びを表現したような演奏を経た後、
最後に第一部のテーマに立ち戻り、エネルギッシュに締めくくられます。


第二部~the ’New World’へ~

穏やかに綴られる展開部。
ゆったりとしたテンポの中に、羽化を待つさなぎのような生命力と
変化に伴う痛み、厳しさが表現されています。


第三部~the ’New World’、そして二つの世界はひとつに~

嵐を予感させるような厳しさを臭わせるやや重たげなオープニング。
常にギターがメインストリームにあって、時折吹きぬけるホーンやストリングスの突風。
随分と冷たい新世界は、オーケストラがシャッフルしだす乱気流にのまれ、
やがて見えてくる晴れ間の気配。
まだまだたくさんの黒い雲が残る空の下で、忘れかけていた旧世界の威風堂々とした自信を取り戻し、


かなり格好良いです。今年最後のオススメCDです。





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最終更新日  December 30, 2003 05:54:42 AM
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