Involuntary picking

Involuntary picking

January 8, 2004
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昨日の朝日新聞朝刊一面にちっこいルービックキューブみたいなものが掲載されていました。


フォトニックなんちゃらについての大雑把な説明。
規則的なパターン構造を有する物体に光(電磁波)を照射すると、
パターンの周期(間隔)や構造の大きさなどによって決まるある特定周波数領域だけ、
光が完全に反射されるという性質があります。
この特定周波数帯をフォトニックバンドギャップといって、
そういう性質を持ってる結晶構造をフォトニック結晶と呼びます。

規則構造に欠陥部位を意図的に設けてやることで、

現在の光ファイバーの欠点であるエネルギー損失に伴う伝達距離の制限や
データの劣化等を防ぐ事が出来ると考えられます。
笑っちゃうような話ですが、米軍だか何だかが、
確か赤外領域にバンドギャップを持つ材料でジャケットを作って、
赤外線カメラに映らない(ジャケットの外に赤外線がもれない)ような
特殊な服に応用する研究をしてるとかいう話を聞いた事があります。
ほんとかどうかは知りません。

掲載されていた写真に映っている構造体はずいぶんと大きいので、
綺麗に3次元構造を作ることが出来ています。
ですが、一般的に"光"といわれるような電磁波(ほんとは電磁波全部が光なんだが)を
完全に反射したり、閉じ込めたりする微小な構造体の作製は、

現在ナノテクノロジー分野が抱えるひとつの課題です。

微小構造を作る際、よく用いられているのが、リソグラフィーという技術です。
要は上からビームを当てて下に置いてあるものを削るんですが、
これでは3次元の構造体なんか作れるわけがないですよね。
で、相分離現象やら自己組織化やらいろいろ工夫して3次元構造を作る試みがなされているのですが、


大体この手の技術系の記事は経済面ですよね(朝日の場合)
言葉だけが氾濫してしまっている"ナノテクノロジー"が注目される昨今、
夢のような技術が一歩前進したことを喜ぶこんな記事がトップに堂々と出てくるのも
元気が無い日本の経済に対する期待の大きさからかもしれませんね。

技術の進歩は、様々な科学的障壁との戦いです。
理数系の学問を放棄して農耕、牧畜、狩猟で生きていくか(笑)、
もっとちゃんと科学と向き合うか、どっちが幸せでしょう?
算数、数学の内容を減らして、ゆとりだとかいって怠けてる場合じゃありませんぜ。
がんばれ学研の科学!国はあてにならん。全部まかせたぞ!

後半は冗談ですので、クレームは受け付けません(^^;





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最終更新日  January 8, 2004 07:06:09 AM
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