Involuntary picking

Involuntary picking

May 20, 2004
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第二部、真っ赤な衣装に着替え。他はタキシード。

"インド人の歌"、"誰も寝てはならぬ"とカルテット編成のクラシック曲が続く。
クラシック音楽は演奏者がとてもピッチに気を使うため、
どうしても二胡独特の音程の揺らぎのようなニュアンスが死んでしまう印象を受けます。
それと第一部どうようピアノが気になってしまいました。
座席やピアノの位置によっては、ピアノの響きが強く感じられるかもしれないと
友人に言われたのですが、二胡が聞こえなくなってしまう状況はいかがなものかと思いました。
私の意見としては、この二曲は可も無く不可も無くという採点です。

続いて日本の童謡"さくらさくら"、"夕焼け小焼け~虫の声"

第一部の二胡と琵琶のデュオとは異なり、ここでは日本の曲を使って、
テクニカルな演出を交えたエンターテインメイント色の強い構成になっていました。
"さくらさくら"をゆったりと中国楽器のみで演奏する様が印象的。
途中からテンポアップして最後はかなり激しい曲に変貌。これはこれで面白い。
"夕焼け小焼け"はあっというまに終わって、シームレスに"虫の声"に。
ここでも起こる会場の笑い声…なんで???何がおかしいの????
虫の声では、ピチカート奏法(弦をはじく事で音を出す)を交えた演奏が目を引きました。
ギターの1弦(スチール弦)と同等の太さしかない弦に小さなボディから、
あれだけ豊かな響きが得られる事にとにかくビックリでした。
さらにスライドとスタッカートと弓によるノイズを利用した馬おいの鳴き声"すいっちょん"が、
言葉としての"すいっちょん"ではなく、本当に虫の鳴き声のように表現されていて


"黄昏のワルツ"は某日本放送協会の「人間ドキュメント」のテーマ曲。
美しいメロディが心地よくていつまでも聴いていたい一曲でした。

"中国の太鼓"と"カルメン"から2曲抜粋で、第二部は閉幕。
どちらもエキゾチックなフレーズが二胡とマッチして、
"カルメン"についてはバイオリンより二胡の方が良いんじゃないかと思ってしまうほど。



1回目の夜来香で、中国の歌で締めくくるのかなと思ったら、、、
2回目北の国から…サービス精神旺盛ですね。って、これがバカに出来ない素晴らしいアレンジ!
ライン・クリシェが予想外で思わず上向いてないとならない状態に(^^;
これで終わりかなと思って上着を着たら3回目。
で、地上の星。女子十二楽坊もやってたけど、商売くさくて嫌だと思ってたら、、、カッコイイし。
バックの良さもあったのですが、美健華の二胡が中島みゆきを食うくらい歌っている( ̄□ ̄;;;
雁首そろえただけの 女子十二楽坊と違って、
二胡の歌声の強さがこの強烈な歌を生かしてる…。すごい。
続いて4曲目に突入。"ソーラン節。"
北海道向けの選曲なんだろうなと思いながら、
会場から自然に沸き起こった音頭を取る手拍子に一応合わせてみる(内心すごく嫌)。
どうしても頭でリズムを取る民謡の類は"関節痛"みたいな、
どことなく老人的な印象を持ってしまいます。
だけど、これもとても良い演奏。
人の声に近い波形をしていると言われる二胡の音は
歌にとても良くマッチします。
上でも使った表現ですが、二胡が歌っているんですね。

思ってもみなかった素晴らしい演奏がアンコールで連発されたので、
帰り道はとても楽しい気分でした。





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最終更新日  May 23, 2004 05:51:38 AM
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