梅雨入りして条件の良い平日に会社を休んで釣りに出掛けたいんだけど、部下が一人心の病で長期休暇中、もう一人はアメリカ出張中。 これは全盛期と言う事もあり、私の代わりに行かせた経緯もあったりして、さすがに釣り馬鹿上司も会社を休んで釣りに行けない状態。 …でも釣りたいので、雨の中、今回も行ってしまった。 前日から予報では雨なので雨の少ない場所を探すも、郡上、庄川と雨マークで全滅だった。 庄川の方が雨が激しくなるのが遅そうだったので今回もお髭のカトちゃんと庄川水系を目指す事となった。
7時半にいつもの場所に到着。 橋から川を覗くと先週よりも10センチ程水位は低く、丁度良い感じの流れだった。 しかし雨足は既に強かった。 流石に釣り人の姿は皆無しだったので、ガタガタ林道を下流に進んでいつもよりも下流部から入渓した。
はじめは少し濁った態度で一番良い感じで、大物を期待した。
アベレージサイズのイワナが今回の1尾目。
9時を回ったあたりからか?徐々に川は濁ってきて、笹にごりの時はやっぱり反応が良かったが、直ぐにカフェオーレ手前のミルクティー色辺りまで濁ってしまった。
底石が見えなくなり、危険と判断し藪漕ぎして一度車まで戻り、川と化した林道を戻りいつもの少し下流から再入渓谷した。 後になって判ったが、上流のユンボが濁りの原因だった。 早く決断して良かった。
11時を過ぎて予報よりも早く、雨足が強く大粒になって来た。
こんな大雨の中、釣りをするのが信じられないと言わんばかりのカトちゃんに絶好のコンディションだと、適当な事を言いながら、騙し騙し釣り上がった。 流石にフライは1,2投で直ぐに沈んでしまう状態。 そんな中、ここにしては結構良いアマゴが釣れた。
雨足が非常に強かったので、カメラが濡れるので、あまり写真が撮れなかった。
既に10年以上愛用のゴアのカッパは完全に役に立たず浸水状態で手は白くなってシワシワ。 12時過ぎ、これで終わりにしようと思ったポイントにゆらゆらと泳ぐ白い良型アマゴを発見。 流れが護岸に集まる場所で、フライを流すには簡単な場所だった。 慎重にフライを乾かしながら、雨足が弱くなるタイミングを待っていたら、 木の下で激しくライズした。 完全に水面を意識していて、警戒心を無さそうで、楽勝と思い内心少しニヤケていた。 すると次の瞬間、何と川ねずみが対岸の穴から出てきて、川をもぐり、また穴に戻った。 これを2,3回見ていたら、アマゴも何処かに行ってしまった。 その後、フライはやっぱり流し易くて、良い感じに流れたんだけど、何度流しても反応は全くなかった。
車まで戻って、大雨の中着替えて、里まで下って昼飯の握り飯を車の中で食べていたら、空は明るくなり、雨も小降りになってきた。 再度挑戦も検討したが、ベタベタになったカッパをもう一度着る気力はなかったので、諦めて下道でのんびり帰路に着いた。
<早くカッパを新調しなくては…>end
1020 18th FF 2024 益田川 2024.10.20
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0928 16th FF 2024 益田川(^^) 2024.09.28