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December 4, 2013
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カテゴリ: カテゴリ未分類


主人はミロ、 私はピカソ、特にゲルニカが目当て。

  • 2013-12-04 10.22.57.jpg



  • ゲルニカは写真を見たり、評判を聞いたりしていたので、「これを見るまでは死ねない」くらいに思っていたのだが、どうも、私の中で、絵そのものよりも、背後の歴史的事実と、この絵が描かれた趣旨の方が、先走ってしまって、絵そのものの価値を、十分に鑑賞する素地ができていなかったような気がした。

    もし、そういうもろもろの知識(というか、先入観というか)なしに、虚心坦懐にあの絵の前に立ったとしたら、一つ一つのディテールが、行き届かないながらも、自分の感性で鑑賞できたのではなかっただろうか。
    名歌を鑑賞するときに、なかなか、自分自身の感想が持てないのに、通じるように思う、

    私が行ったときには、たまたま(か、いつものことかわからないが)小学校低学年のクラスが、絵の前の冷たい床に座って、熱心に、学芸員(だと思う)人のお話を聞いていたが、その話も、「絵に描かれているこのセニョーラが、こういう風に手を伸ばして、苦しんでいるでしょう? 牛は・・・ 馬は・・・ セニョールは・・・と、いちいち、その仕草をして、子供たちに話して聞かせていた。

    大丈夫かしら、この子たち、今夜はうなされて眠れないのではないかしら・・・と、小学生時代に、学校の授業の一環として「原爆の子」を見に行ったあと、何日もうなされた自分のことを思い出した。
    小さい子には、もっとその子自身の感性で見せるようにして、あまり説明を加えない方がよいように思うが・・・学校には学校の考えがあるだろう。

    とにかく、スペインの誇りなのだから、小さい子にも見せておくのがよいことは否定しないが。


    ま、いろいろ書いたが、とにかく、空襲なども子供のころに多少は記憶している私としては、ゲルニカの鑑賞には、とても大きなエネルギーを費やしたし、大きな美術館にある膨大な展示を全部みてまわる元気もなくなってしまったので、せっかくだったけれども途中で切り上げて、中庭にでる。

  • 2013-12-04 11.52.34.jpg


  • 穏やかな日差しのなかで、一休みしつつ、頭と目と心の疲れをいやして・・・・中庭にもある展示をぼんやりと眺めた。

    でも、とにかく、見たぞ! ゲルニカ。 
    白黒なのに、そこに直接には描かれていない、強烈な色彩を感じる作品であった。






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最終更新日  December 6, 2013 12:44:49 AM
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