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2002年02月10日
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今綾は、警察にいる


俺は自分の事務所にいる
そこに綾からの電話が入った
母親の代わりに、依頼の取り消しの電話をしてきた
電話の声は、物静かに沈んでいる
今は、かけてやる言葉もなく、事務的な話しで電話を切った


俺はあることに気がついた
俺が”クラブ琴”に行った時には、もう本木は死んでいた

・・・・・・・相手も俺の事を調べるか、・・・・それとも
殺しに来るに違いない
本木を殺し、そして、本木と待ち合わせをしているとジュンに話した後
ジュンは、何処かに連絡したに違いない
そして、殺された
本木を探そうと、ジュンに近づいた俺
本木と約束をしているといった嘘などばれている
ここもヤバいな・・・・・・

その夜、その予想が当たった

俺はその夜、身の危険を感じ、事務所から少し離れたところで
車に乗って休んでいた

突然の爆音!
俺は爆音がした方を見た
・・・・・・俺の事務所が燃えている・・・・・
俺がいるかいないかは、関係ないらしい
とても過激な連中だ・・・・

何処かで、連中が見ているかもしれないからな

40分ぐらいした時、俺の携帯電話が鳴った
俺が携帯電話に出ると、綾の声が聞こえた
「・・・母が・・・・・・・殺された・・・・」
それを聞いて俺は舌打ちをした、俺は綾に「あとで連絡するから、警察署にいろ」
泣きながら綾は「・・・・・・うん・・・・うん・・・わかった・・・・まってる」
泣きながら話しているからとても聞きずらい声だ
俺は「頑張れ」それだけ言うと電話を切った
何が頑張れだ!かけてやる言葉も見つかりやしない

俺は友人に電話して安全な隠れ家を探してもらった

10分もしないうちに電話が鳴り、用意された隠れ家を聞いた
・・・・・完璧な隠れ家だ

俺は綾を迎えに行くため、警察署の近くに車を止めた
そこで電話をして、綾を待った

警察署から綾が出てくるのが見えた
綾は小走りに車の方に近づいてきた
俺は中から助手席のドアを開けた、その席に綾が滑りこんできて
俺に抱きつき泣き出した
俺はそんな綾をシートに戻しシートベルトをかけさせ
そして車を、発進させた

車の中で綾の話しを聞いた
「警察署で父の遺体の確認をした後、母が床に崩れ落ちて、そのまま倒れそうだったから
付き添いをつけて先に家に返したんです」
綾が泣きながら話している
「私はまだ、いろいろ聞きたいことがあって、警察署に残っていたんです
そして、4時30分過ぎに連絡が入りました」
俺は運転をしながら綾の顔を見た、綾の頬に涙が流れている
「私の家が爆音と共に燃え上がったって、・・・・私は急いで家に戻りました
そこには爆風で飛ばされた、母の姿がありました」
綾は体を震わせて、泣いていた
「そして、貴方に連絡したんです・・・」
そのあと綾は黙ったまま泣いている

そうか、俺の事務所と同じ時刻にやられたんだな
綾の母には悪いが、綾だけでも助かった事に、俺は感謝した





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最終更新日  2002年02月10日 01時09分44秒
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