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農哲@コンゴ

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2013.09.27
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カテゴリ: カテゴリ未分類


20日大根がほんとに20日で
食べられるようになったのは初めてだ。

P1040410.JPG


畑を始めて1ヶ月が過ぎた。

昼は暑くて、夜は涼しい。
こんな気候が年中続くならば
彼らの成長も早いだろう。

そして、こぼれ種でよく発芽する。
驚いたのはさつまいももこぼれ種で

パパイヤは食べた残りを畑に投げた
後しばらくすると生えてくる。

彼らの躍動感が伝わってくる。

P1040453.JPG


今は乾期と雨期の境目。
こちらに来てから5回程雨が降った、
そして一昨日のは一弾激しく土砂降りの雨。

「もう水まきをしなくていいぞ、雨期がはじまりだ」
「いやいやまだまだ始まっていない」
という声。

街の中の塀に囲まれた畑、しかも砂地。
そして、無農薬・無肥料(米ぬかと籾殻はすきこんだが)。



日本から持って来た種で残念ながら発芽しないのも
あるが、一度発芽したら彼らは早い。

郊外に出れば、土地もずっと肥えているという。


すべての成長が早いということは
もちろん「草」の成長も早い。

気がつけば一日で畑に侵入していた。

そして虫たちもだろう。
アリの数と種類がやたら多い、
どこにいっても彼らはいる。
蚊も一年中いる。


ということは病気になったりもしやすいことになる。
いや、つまりは自然に還ろうとする力が
強いということだ。

日本には冬という休む時期があるが、
こちらは年中働きっぱなし。
メンテナンスをせず、ずっと働きっぱなしとなると、
ガタがくるのも当然早いことになる。
一応、乾期は農閑期ではあるが、
昼間は暑く、「冬眠」は存在しない。

こちらの人はよく病気になる。
もちろん栄養状態も良くないということが
あるのかもしれないが、
この環境自体がそうさせているような気がする。
そして、その時が彼らの「冬眠」の時期なのかもしれない。


野菜たちの成長も
日本では
「頑張れ」
と励ます声掛けが多かったが、
こちらでは
「早まるな、もう少しゆっくり」
となだめる声掛けが必要になってくるのかもしれない。


ということは
無理な畑をすれば、
いわゆる「土が死ぬ」
ということも早いだろう。
連作障害などがでるのもはやいだろう。
そういえば、とうもろこしの連作障害を
こちらの百姓からよく聞く。
あるルブンバシの大きい農園ではじゃがいもの病気が
広範囲に出たという話を聞いた。

「自然のリズム」から外れたことをするならば
そのお返しがくるのも早いということだろうか。

「成長が早い!」と浮かれているだけではいけない。
その後にどうなるかを
注意深く感じ取ることが必要になってくると思う。

まさしく、ここでは相生農法だなあ
とするどく感じている。

P1040425.JPG

by Yasu










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Last updated  2013.09.30 02:45:07 コメントを書く


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Comments

yasu@ Re[1]:種播き(03/01) 返信ありがとうございます。 そして、HP紹…
伊丹 正典@ Re:種播き(03/01) 私は、このようなホームページを運営して…

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