小さな幸せ集め時々猫

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2021年10月30日

「ナラタージュ」はダネな大人のダメな恋愛映画・小室夫婦の愛とは正反対

(2)

テーマ： ★つ・ぶ・や・き★(548903)

カテゴリ：何げない日常

https://my.plaza.rakuten.co.jp/nra53840/

2017年　　行定　勲　2時間20分

松本　淳
有村架純
坂口健太郎

「ナラタージュ」とは映画などで用いられる語りや回想で過去を
再現する手法。

録画した映画を開いて「日本映画か～」とガッカリ
主演が松潤でガッカリ
有村架純にいたっては「関ケ原」で、くのいちを演じたガッカリ感
は一生持ち続けるレベルだったのでガッカリ。

この物語は映画会社に勤める泉（有村架純）の忘れる事の出来ない
過去の恋が語られる。
高校3年生の時から始まった教師葉山との決して忘れられない、
そして許されない恋…（そんな綺麗なもんじゃないけど）

松本潤演じる葉山先生
良く分からない人物…葉山には３つの顔が
①夫としての顔
②教師としての顔
③男としての顔

着かず離れず相手との距離を一定に保つ上手いやり方。
社会的立場も自分の心も傷つかないように、なるべく相手も傷
つけないように配慮してます。
良い人か悪い人なのか掴みどころがなく、ある意味ずるい人。

こんな男はヤダね～

有村架純演じる工藤泉
彼女もよくわからない娘
先生に恋しちゃった、ごく普通に優柔不断
彼女の身勝手さが怖い

葉山先生との恋愛に進展が見込めない泉は、自分に好意を寄せて
くれている小野君（坂口健太郎）とお付き合いをする事に。自分
からお付き合いして下さいとお願いしたのに。

でも心にあるのはいつも葉山先生。で、ある事件をきっかけに泉は
小野君に告げます。「私、やっぱり葉山先生のところに戻りたい」

うわ～自分勝手。

でも、必死にあがらい「別れたくない」言う小野君に言うんです。
そこで放つ衝撃の一言
「一緒なんだよ、小野君がそう言ってくれるのと同じ気持ちで私は
　先生をみてる」

良く言うよね～

小野君って坂口健太郎さんよ。松潤より全然好き（私はだけど）
葉山先生は東出君より超勝手。奥さんは居るけどうまくいってない。
離婚を匂わせて泉をまどわす。

あっ！東出君の方が悪いヤツだった？
140分の苦痛だった。ただただ、坂口健太郎さんが出演してたから
観たけど～

有村架純さん本人の良さが分からない。
綺麗でもないし
可愛くもなくて
演技が上手い訳でもなく
（ファンの方が居たらゴメンナサイ・居ないよね）

監督に可愛がられたか・運が良かったのかな？

でもね、恋愛なんてこの映画のようなもんかも。
クズ男とクズ女小野君もダメ男なんだけどね。

最後に
壊れるくらい
あなたが
好きでした

ふざけた事を言ってましたよ。

原作の方が良いかも。2006年版「この恋愛小説が凄い！」
第1位島本理生の同名小説

でもね、つまらない映画だったら途中下車して観るのやめちゃうのに
最後まで観たって事は文句言いながらも面白かったのかな～

↑この映画はあんまりお薦めしませんが、何故紹介したかと言うと
人間ってこんな程度の恋愛しか出来ないと思うからです。

小室夫婦を非難出来る人間なんて居やしないわ。
悔しかったら一人の人を3年間、合わずに愛してみてごらんなさい。
あなたに出来ますか？

それはそうと…

「愛がなんだ」は、 ただただ報われない愛を貫く女性が愛しくて
大好きな映画です。↓これも愛なんだ！
https://my.plaza.rakuten.co.jp/nra53840/

ここで、はたと思いました。
小室夫婦の愛は美しい！
脱帽です。