ニャホニャホの株日記 初心者脱出編

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私の投資法(1)定性分析より定量分析



それに対して定量分析というのは、数字に表れる部分、いわゆる一株当たりの利益(PER)とか一株当たりの資産(PBR)とか売上高だの利益だの負債だのといったものを評価する方法である。

自分がよく感じるのは、特に株式投資1年弱の自分のような者が定性分析をするのは、危険であるという事だ。
なぜなら、定性分析はまさにその分野に対する知識や経験を必要とするものであり、また常に移り変わる現状を把握すべく、日々の情報収集が求められるものだからだ。

もう一つ重要なのが、定性分析は時間がかかるために多くの銘柄を調査するのが不可能であるという事だ。多銘柄分散投資をしている自分としては、それは致命的である。
自分のような自由時間の少ない既婚サラリーマンにとって、その調査に当てる時間というのは大変貴重である。もうすぐ子供も出来るし、そうなったらますます自由に使える時間はなくなってしまうだろう。

一方、定量分析はというと、もちろんこれも突き詰めればバランスシートを精査するのに時間がかかるんだろうが、簡易的には売上、利益、キャッシュフロー等の数値を記録して、それを元にその銘柄の割安度合や財務内容、業績進捗度合などをエクセルで計算するだけなので、誰がやっても全く同様の評価ができて、またさほど時間がかからないために多くの銘柄の評価をする事が出来る。

すなわち、定性分析よりも定量分析のほうが、はるかに短時間で、かつより正確に銘柄を評価する事が出来るのである。

ただし、定性分析を全くしないのかといえば、そうではない。優秀な個人投資家さんたちがブログ等で種々の銘柄について分析されているのだから、自分はそれを参考にさせてもらえば良いのだ。もちろん、それらの分析内容を鵜呑みにするのではなく、自分なりに理解する必要はあるが。

ちなみに、自分が定性分析の際に参考にさせていただく、優秀な個人投資家さんをあげておく。 OOTAMAさん こざらし2さん 平九郎さん

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