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July 22, 2005
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カテゴリ: カテゴリ未分類
空がとても遠くに見えたのは、

きっといつもより月が高いところに見えたから・・・。



この前見たときは、とても大きくて、
ふと、手が届くんじゃないかとさえ思えたけれど。

そんなことありっこないのにね。





ルルは、ふとおかしくなりました。

誰もいないシロツメクサの丘に座り、月を見ているうちに何となくそんなことを思って、

そのうち、なんとなく涙が出てきてしまいました。


お友達だってたくさんいるし、大事に思えることも、大事にしてくれる人もたくさんいるのに・・・。



「ダメだよね。こんなことじゃ・・・。」



ふと呟いた言葉に、ルルはびっくりしました。

「なんて声・・・」












「きっと、我慢しすぎちゃうんじゃないかなぁ。」

「え?誰?」


振り向くと、そこにはきつねがいました。

月灯りに照らされ、金色に光る毛がキラキラ光って見えました。


ルルはふと微笑みました。



「ほら、今ボクに気をつかったでしょ?」

「え?そんなことないよ・・・」



ルルは、慌てて答えました。





自分のことは、いつも後回し。

そばに居る人が悲しくならないように・・・。
迷惑は掛けたくない。
心配させたくない。

自分のそばにいる人には笑っていて欲しいから、






そんなふうに思って、

何度涙を飲み込んで、
何度笑顔で「大丈夫」って言ったでしょう。





「キミは、ホントはいつも無理してるんじゃない?

寂しいときも、寂しいって言わないで」


「そんなことないよ。大丈夫だよ。」


「ほら、その言葉。

キミは自分に向かって、いつだって暗示を掛けてるだけだよ。

キミが自分の気持ちをコントロールして、

本当に大丈夫だって思い込むために言葉にして、

キミが一生懸命キミ自身を納得させようとする気持ちが強ければ強いほど、周りの人もキミがホントに大丈夫なんだって思うようになっていくんだよね。

いつしか、キミは自分が強いと思いこんで、そうじゃない自分はダメって決めつけて。


ますます苦しくなってるんじゃない?」





ルルはふと、黙ってしまいました。




     ダメだめ、こんなんじゃ、心配かけてしまう。何か言わなきゃ。


焦れば焦るほど、言葉は何も思い浮かばず。
ふと、涙がこぼれ落ちました。


「ごめんなさい。大丈夫だから・・・」

キツネは優しい目でルルを見つめると、ふと抱き寄せました。



ただ、ずっとずっと、そばにいて、暖かくて。

ただ、それだけのことが、こんなに安らぐこともあるんだ・・・。









涙の理由は、言葉に出来ないことが多い。

言葉にした途端、何かが壊れてしまうような・・・。




きっかけは、いつも些細なことで。

些細だと思うのに、些細に思えなくて。





だから余計に隠そう隠そうとしてしまう。







もっとしっかりしなきゃ。


自分が選んだ生き方なんだから。







そう思えば思うほど、ひとりぼっちに感じてしまう・・・。









手が届くんじゃないかと思った大きな月も、

気付いたら遠く、高く、小さな一つの星に見える日が、
必ず来てしまう。




だから、期待しないで諦めていればいいのに。

いつも、何一つ諦めきれない。



誰かのために、

誰かの笑顔をまず一番に考えられる私がいれば、

必ずいつか隠してる気持ちを、

弱くて泣き虫な私に気付いてくれる誰かが、

抱きしめてくれる誰かが現われるはず。




このキツネは、きっと神様が泣いてる私のところに呼んでくれた一夜の贈り物なのでしょう。




ルルは信じています。

だから、また泣きながら笑いました。



「大丈夫・・・」









*フリーページに、この物語の第一話「月から降る星」があります。よろしければ、合わせて読んで頂ければ嬉しく思います(*^_^*)








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Last updated  July 23, 2005 07:56:43 AM


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***世界で一番キミの味方・・・*** 


第二話 頑張るということ


第三話 コトリの手紙


第四話 クマからの手紙


第五話 大事なもの


第六話 永遠に・・・


第七話 天使からの手紙


第八話 「月から降る星」とのコラボ編


第九話 すべては自分が招き入れたこと


第十話 フラミンゴさん


第十一話 クマさんの部屋


***コトリの物語***


小さな子猫


さようなら・・・続 小さな子猫


涙がいつか海になったら・・・


***コトリのお花畑には・・・***


***五つの花***


***月から降る星・・・***


大丈夫・・・


「世界で一番キミの味方」とのコラボ編


月の明かりは・・・


水面の月


森のライオン


***オリジナル詩「大丈夫」***


泣きたい時は泣いていいよ。


今大事なこと


伝えなければいけないこと


言葉にならない気持ち・・・


キミのことを思う気持ち・・・


あなたの美学


深い想い・・・


叶わない夢は・・・


虹・・・


***オリジナル歌詞「キミのうた」***


キミがドシャブリの雨を降らす空なら・・・


affection notes


いつかお月様で・・・


Tribute to rise


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世界で一番キミの味方


***親愛なるキミへ ~親友への手紙***


言葉の行き違いについて・・・


大好きなともぴぃへ・・・


夢と希望に溢れたともぴぃへ


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