全271件 (271件中 1-50件目)
先日紹介した子猫ですが、貰い受けた当初から、新しくブログを作ろうと考えていました。ニャンタンのこのブログは、食事量や病気の進行状況を記録する、ということが一番の目的でしたが、子猫のブログはもっと気楽にいくつもりです。ニャンタンがいなくなってから、ニャンタンの写真を整理していました。でも、10歳以前のニャンタンの写真はほとんどありません。自分はまだ子供だったし、デジカメなんてない時代だったし、仕方ないのかもしれませんが、それでもすごく残念です。自分の記憶にもほとんど残っていないので、なおさら悲しいです。そんな思いもあり、今いる子猫たちの写真を毎日撮り続けています。新しいブログ「クリノクロワ」は、写真ばかりで実のないものです。写真の整理だけでもひと苦労なので、更新も不定期です。クリノとクロワに望むことは、何でも食べる元気な子でいてほしいということ。そして、ふたりが元気でいてくれるために、自分にはまだやらなくてはいけないことがたくさんあるはず。ニャンタンが教えてくれたことを大切にしたい。
2006/04/26
コメント(16)
4月に入ってから、ニャンタンが生き返った夢を見た。生き返ったといっても、ニャンタンはこたつでずっと寝ていたのだけれど、手触りはやわらかく、確かなぬくもりと鼓動があった。お墓参りにはずっと行っていたけれど、はやくほかの猫がほしいという気持ちもあった。「アニマルランドで待ってるからね、早く来てね」そんな願いを込めながら、手を合わせていた。いろいろあったけれど、4月9日、新しい子猫を貰い受けることになった。しかも2匹。見た目はニャンタンに似ていると思ったが、中身はぜんぜん違う。かわいいけれど手がかかる。あまりに手がかかるので、その日はもうお墓参りは諦めようかと思った。でも、夜遅くになって、ニャンタンがいなくなってからまる一月の特別な日なんだって気づいた。自分は馬鹿だ。友人に無理を言って、すぐにニャンタンのところに向かった。自分はお墓の前で手を合わせながら、ずっと泣いていた。入院しているときのニャンタンの悲しそうな顔が浮かんでいた。「なんでこんなことになっちゃったの?」って悲しそうな目をしていた。本当はニャンタンがよかったよ。夢の中みたいに、ニャンタンが生き返ってくれたらよかったよ。ニャンタンだって死にたくなんかなかったよね。私も死んでほしくなかったよ。子猫の面倒で忙しくなるから、もうしばらく来れないよ、ニャンタン。いつかみんなで会いに行くからね。ニャンタンのこと、忘れないよ。ずっと大好きだよ。その子猫には、「熾天使(セラフ)の翼」という名を持つ石の名前をつけた。いつかニャンタンに会うことがあったら、おまえたちがニャンタンの両翼になってあげるのだよ。ニャンタンが自由に飛べるように。
2006/04/16
コメント(37)
ニャンタン、毎日小さい焼かつおしかもらえなくて怒ってる?毎日あげるから許してね。車の窓を開放しても、春の空気が流れ込んでくるばかり。ニャンタン、もうすっかり春だよ。こんなはずじゃなかったのに。
2006/03/26
コメント(8)
隣県にある動物愛護協会の施設アニマルランドに行った。施設は、街の小さなペットショップくらいの大きさだった。中に入ると、なかなかにぎわっている。大きなサークルが設置されており、子犬が駆け回っていた。奥にはケージが並んでいたが、全部空だ。スタッフの方に猫はいないのか尋ねてみると、今はいないのだと教えてくれた。ちょうど今の時期生まれているころだから、4月~5月くらいまでは来ないらしいのだ。逆に、ピークの時期にはケージが満杯になるほどやってくるらしい。どんな猫がよいかと聞かれ、「できれば子猫で、品種にはこだわらないんですけど…白っぽくて、でも真っ白じゃなくて…」と答えると、「そう! 猫好きは好みがうるさい」と失笑された。聞かれたから一生懸命考えて答えただけなのに、そんなふうに言われるなんて心外だ。でも、「どんな」って聞かれたら、どれもニャンタンの特徴しか出てこないんだな。最近猫を亡くしたことを話すと「前の猫と似た猫がいいんでしょう?」と言われ、返答に困った。自分はニャンタンに似た猫を探しているのだろうか。ニャンタンの特徴ってなんだろう?ツヤツヤふわふわのきれいな毛皮?ピンクのお鼻と肉球?背中のポチッとした模様?クネクネではなく、パタパタブルブル動くしっぽ?おっとりしつつも誇り高い性格?そんな猫、そうはいるものか。誰にとってもそうだろうけれど、自分の猫は唯一無二の特別な猫なのだ。ひいきするのはあたりまえだし、魅力を伝えきることなんてできないと思う。自分の中に残っているニャンタンの特徴を結び合わせても、決してニャンタンにはならない。その後、手続きなどについて簡単に説明してもらった。猫をもらった後は、必ず避妊/去勢をする必要があるそうだ。そのとき、協会の賛助会員になっていると、指定の病院で手術費用が少しだけ安くなるらしい。しかし、自分はいつもの病院で手術を受けようと思っていたので、スタッフの人にそう伝えた。何故かスタッフの方はその病院のことを知っておられて、「残念ながら費用は安くならないけれど、○○先生のところなら間違いない!」と太鼓判を押してきた。この辺では有名な先生だったのだろうか?よい先生だとは思っていたけれど、ほかの人から噂を聞いたことなどなかったので、ちょっとびっくりした。ニャンタン、よい先生でよかったね。帰宅してから、友人に手伝ってもらいながらキャットタワーを組み立てた。かなり大型だ。再びソファを窓際に移動し、ベッドの近くにキャットタワーを設置した。これならベッドがどの高さにあっても、ニャンタンはふとんまで来てくれるだろう。ニャンタンがいる間に買ってあげればよかったね。
2006/03/25
コメント(4)
注文したキャットタワーとニャンだろー光線が届いた。ニャンタンは夢に来てくれなかった。この日記はいつまで続けようか。「高齢猫の慢性腎不全闘病記」だもの。もうニャンタンは苦しい闘病の日々から開放されたよ。(「苦しい」というよりは「気まぐれな」の方が合っているかな)思い出を綴りたいけれど、あんまり覚えていないんだ。どんどんさみしくなるけれど、それよりも早くさみしさも忘れてしまうんだね。お墓参りを続ける間※は、日記も書き続けよう。お墓では報告すべきことも忘れてしまう自分に代わって、この日記の言葉がニャンタンのところまで届きますように。※毎日のお墓参り継続中。ただし特筆すべきことがなければ日記では割愛。
2006/03/24
コメント(1)
今日はニャンタンの夢を見なかった。模様替え後、ソファは窓際に移動した。ベッドを下げたときの、ニャンタンのいつもの道がなくなってしまったのだ。そのせいで、ニャンタンはベッドに来られなかったのかな?そんなことを思い、夜寝る前にソファをベッド脇まで移動した。今夜はニャンタンが来てくれますように…
2006/03/23
コメント(0)
この日も、ニャンタンの夢を見た。自分はふとんにくるまりながらテレビを見ている。テレビでは怖い話。怖い、けれど見たくてしかたない自分は、一緒に寝ているニャンタンをぎゅっと抱きしめ、震えながら見ていた。起きてから、何度となくニャンタンの手触りを思い出した。ニャンタンは、日本猫ベースの毛色なのだが、ほんの少しだけ毛が長く、ふわふわしていて本当に手触りがよかった。同じ手触りの猫とは、なかなか出会えないかもしれない。インターネットで里親探し掲示板を探してみた。可愛い猫もたくさんいるようだったが、イマイチ気乗りしない。写真や性格の説明文だけでは決められないし、トラブルとかが怖いというのもある。やっぱり、実際に猫さんに会って決めたい。保健所などはどうだろう?殺処分される寸前の猫たちが預けられている施設が何かしらあるはずだ。そう思って探してみると、自分の県では「動物指導センター」という施設で、猫の譲渡を行っていることがわかった。電話連絡後、その施設で手続きを行い、猫の譲渡会で猫を譲り受けるという仕組みのようだ。しかし、どんな猫がいるのかよくわからないので、少し気が進まない。隣の県の施設も調べてみる。すると、それほど遠くない場所に、里親探し用の施設が設けられていることがわかった。そこでは毎週土日、里親探しの会を開催しており、その場で猫と会ってから手続きに移れるようだ。別の県の人間でも問題ないようだし、ここに行ってみようか。賃貸物件に住んでいる場合、ペット可物件であることが猫を譲り受ける条件となっている。手続き時には、証明するものを提出する必要があるのだろうか?そう思い、アパートの契約書を出してみた。よく見ると、「猫1匹まで」と指定されていた。たくさんの猫と暮らす、という夢は断たれた。模様替えをさらに進めた。嘔吐やリーナルで汚れたタイルマットを少しだけ交換した。洗いがえがそれほどないので、少しずつしか進まないのだ。ニャンタンの痕跡が、こうしてどんどん消えていくのだな…
2006/03/22
コメント(6)
またニャンタンの夢を見た。でも、内容はもう思い出せない。また少し遠出して、別の大型ホームセンターに行った。ペットコーナーは犬ばかりで、猫は1匹しかいなかった。しかもペルシャ。仰向けに眠る姿はとても愛らしいのだが、残念ながら、スコティッシュ以上に好みから外れている。通りすがりのお客さんに「ブサイク~」と言い捨てられている様は見ていてつらかった。ペルシャのよさがわからない一般人(自分も含む)にプライドを傷つけられてばかりの毎日なんだろうな。ニャンタンのお墓参り用に、焼かつお15本パックを購入した。1本売りのものより小さめサイズだ。ニャンタン、怒るかな?お墓参りのため実家に行ったとき、母に新しい猫を飼うかもしれないことを話した。イソロクをアパートに連れて行こうと考えたこともあったのだが、あまりに活動的過ぎて、家の中に閉じ込めておくのは難しいのだ。それに、トラが死んだ後、母は「トラがいなくなって、この家もさみしくなったよ」と、言っていた。イソロクは実家に置いておきたいようなのだ。母は、また猫を飼うのはよいけれど、あまり焦らずに気に入った猫を探すように、と言ってきた。「ニャンタンは特別かわいい猫だったからね」確かにその通りだ。ニャンタンの代わりを探していたら、きっといつまでも見つからないだろう。アパートに帰り、部屋の模様替えを始めた。新しい猫を飼うことは、もう自分の中で決定事項になっていた。こたつも撤去した。まだ少し寒いが、自分は我慢できる。新しい猫との生活をイメージして先走ってしまった自分は、楽天でキャットタワーとニャンだろー光線を購入してしまった。友人も欲しがっていたため、でもあるのだが。友人の分と合わせて2セットずつ。
2006/03/21
コメント(3)
ニャンタンの夢を見た。でも、ニャンタンの存在自体は希薄で、「ニャンタンはしばらく何も食べていない」と言う父に怒るという夢だった。夢の中でもそんな心配ばかりか。もっとよい夢が見たい。ニャンタンと楽しく一緒にいる夢。
2006/03/20
コメント(0)
ブログを見に来てくださる皆様へとてもご心配いただき、ありがとうございます。おかげさまで、自分の方はすっかり立ち直りつつあります。立ち直りついでに、もう新しい猫を飼おうかと思い始めているほどです。ニャンタンが旅立つまでのこと、それから自分の悲しみを記録しておくために、過去の日付で更新を続けていますが、今ではもうずっと昔のことに思えてきます。書くのが遅くて、なかなか現在に至らず、皆様に余計な心配をかけているようで申し訳なく感じています。日記の更新を優先している為、当分コメントなどにも返信できないのですが、お許しください。
2006/03/20
コメント(10)
ちょっと遠出して、大きめのホームセンターのような場所に行ってきた。お目当てはペットコーナーだ。自分の住んでいる地域にはまともなペットショップがないので、大型のホームセンターくらいしかあてがないのだ。しかし、まだ猫の時期ではないのだろう。売れ残りらしき、大きな真っ白スコティッシュ雄しかいなかった。しかも、ずっとそっぽを向いて眠っているので、顔もわからない。写真が貼ってあって、その顔は十分かわいかったのだが、スコティッシュは微妙だなと思い素通りした。帰宅してから、スコティッシュはおっとりしていてニャンタンのような性格に違いない、などと思い始め、やっぱり欲しくてたまらなくなった。そこで、友人から「猫の写真図鑑」という本を借りて、スコティッシュを見たのだが、やっぱりイマイチだ。かわいい顔だとは思うが、好みではない。スコティッシュは見送りだ。別の場所で探そう。
2006/03/19
コメント(0)

実家のモクレンが咲き始めた。この家に移り住んでから、ずっと残っている木はモクレンとナンテン、それからすっかり弱ったイヌツゲくらいだと思う。早春、葉が開く前に花を咲かせる木は好きだが、モクレンは格別好きだ。それは、小さいころから毎年この花を見ていたからかもしれない。ニャンタンのお墓に植えた花も、少しずつ咲き始めた。それから、お墓の近くにカリフォルニアポピーを見つけた。オヒシバか何かわからないが、雑草と絡み合うように生えている。きっとこぼれ種から芽が出たのだろう。よかった、ニャンタンの花がちゃんとここにいたよ。お線香を取ってこようと、玄関のドアを開けたとき、少し開いた隙間から猫が飛び出していった気がした。イソロクか?と思ったが、もう影も形もない。きっとニャンタンが飛び出してきたのだ。ニャンタンが実家にいたころは、いつもそんなふうに玄関から飛び出していった。飛び出した勢いのまま、玄関の柱にガガガッと1.5mくらいよじ登るのだ。しかし、勢いがよいのはそこまでで、降りるのは苦手。恐る恐る、降りていくさまはとても愛らしかった。
2006/03/18
コメント(4)
ニャンタンがいないアパートにも慣れてきた。でも、自分の日常生活では使用しないアイテムに目がいくと、こんな感覚になる。キッチンスケールとか、何に使っていたんだっけ?
2006/03/17
コメント(0)
ニャンタンが去ってから、もう1週間。会社の先輩から「ニャンタン元気?」と聞かれた。なので、「死んじゃいました」と答えた。先輩は「また地雷を踏んじゃったな。トラのときもそうだった」と。確かにそうだったな、と思い出す。あのときは、笑いながら話すことなんてできなかった。そのことをどう受け止めてよいのかわからない。仕事が終わり、ニャンタンのお墓に行くと、全体が寒冷紗に覆われていた。寒さが戻ってきてしまったせいで、植えた花が傷んでしまわないようにと、母がかけてくれたようだ。ニャンタンが入院してから旅立つまでは、それなりにあたたかい日が続いていた。せめてもの救いかな、と思う。アパートに帰り、こたつに入りながらPCに向かう。昨日だけでは、お礼の言葉が送りきれていなかったので、かなり焦っていた。ふいに、足に何かが触れた。その感触に、一瞬「ごめん、また蹴っちゃったよニャンタン」と本気で思ってしまった。でもそんなわけないんだな、って思って、見てみるとやっぱりこたつぶとんがよれていただけだった。でも涙も出てこない。涙が出ないことがさみしい。
2006/03/16
コメント(1)
会社で打ち合わせ中、話が雑談にそれた勢いで「どんなブログを書いているの」と聞かれた。タイミングが悪いよ。お墓参りに行ったが、焼かつおを忘れてしまった。ちゃんと持っていく準備はしてあったのに。ごめんね、ニャンタン。明日は絶対持ってくるからね。病院にお礼に行ってから、急に楽になった気がして、今ならブログにコメントをくださった皆様にお礼を言えるかも、と思った。コピペの連続だとただの作業になってしまうので、できるだけ一語一語、ちゃんとお礼の気持ちをこめて入力した。(お詫び:コピペも使ってしまいました、すみません…)そうして少しずつ、お礼の言葉を書いていったのだが、あまり感情が揺らぐこともなく、結局事務的な作業に思えた。お礼の言葉と、自分はもう大丈夫だという報告。「もう大丈夫」決して嘘ではない。無理をしているわけでもない。ニャンタンがいなくなった直後に比べたら、気持ちはとても静かだ。でもこの静けさは、感情を押し殺しているだけなのかもしれない。ニャンタンがいないという現実は、十分認識している。でも、ニャンタンを失ったという過去は、もう自分の見えないところにある。悲しみはいつでも自分の背後にあって、今でも存在しているのにもう見えない、そんな感じだ。こんなふうに目をそらしたまま、いつか忘れてしまうのだろうか。ブログにありったけのつらい想いをぶつけたこと、そしてたくさんの人に言葉をいただいたこと。それが、早く立ち直るきっかけになっているとは思う。でも…こう思ってしまう。トラが死んだときより早く立ち直るの?トラより早く忘れてしまうの?「大丈夫」書きながら、感情もないまま、ただ思う。忘れるくらいならずっと悲しみが続くほうがいい。忘れたくないよ、ニャンタン。
2006/03/15
コメント(0)
あたたかいお言葉、本当にありがとうございました。何度も皆様のお言葉を読み返し、とてもとても励まされました。お蔭様で、自分の気持ちも随分安定してきたように思います。メールアドレスやHP、ブログなど、連絡先を把握できる方については、そちらにお礼のメッセージを送りました。言葉たらずで、感謝の気持ちがまったく伝えきれなくてごめんなさい。それから、連絡先が不明な方には、この場でお礼の言葉を言わせてください。mouchiさんへニャンタンが闘っている間、不安定になりがちな自分に、「おはよう」って言いに来て下さってありがとうございます。携帯からコメントを見ては、「落ち着かなくちゃ」と思わせていただきました。ニャンタンを埋葬して家に帰った日、Flashを見て号泣してしまいました。でもたくさん泣いて、今は随分楽になりました。三毛ばあさんへいつもニャンタンのことを応援してくださって、そのうえすごく褒めてくださって、本当にありがとうございました。お世辞でも何でも、自分の猫のことが褒められるのはとても嬉しいものですね。三毛ばあさんも、早くご自分の猫と出会い、たくさんの愛情を注いであげてくださいね。そして是非、その猫さんの魅力を綴ったブログを始めてください。大絶賛のコメントを書き込みに行きます。ずっとずっと待ってます。みやおくんさんへ大切な存在を失った痛みをひきずりながら、ニャンタンとisoのことを励ましてくださったみやおくんさん。ありがとうなんて簡単な言葉では返せないような、複雑な想いでいっぱいです。自分は、幸か不幸か、とても忘れっぽいのです。反芻しなければ思い出そのものがなくなるし、反芻すれば感情がすぐに擦り切れて、同じままではいられないのです。悲しいですが、自分はこんな具合に立ち直ってしまうのです。立ち直ってしまうことが悲しいです。過去をひきずることは、つらいことですが悪いことではないと思います。どうかみやおくんさんは、ご自分の納得できる時間をかけて、過去を昇華していってください。そしてそれが、少しでも早く訪れることをお祈りしております。ピエロさんへ「おつかれさま」たったそれだけのいたわりの言葉が、自分の口からは出てこなかったです。ニャンタンには何も言ってあげられなかった。ピエロさんの言葉が、ニャンタンに届いてくれたと思いたいです。やしちさんへお悔やみの言葉、ありがとうございます。自分もまさかこんな展開になるなんて、まったく予想できませんでした。ニャンタンは最後までエンターティナーだったようです。みいしゃさんへ本当に、はじめましてがこんな形とは、つらいものです。みいしゃさんも今はまだお星様になった子のこと、そのときの悲しみは残っていると思います。悲しみに暮れるでもなく、追いやるでもなく、自然に過ごしたいものですね。NOriringさんへ自分も、まさかこんなことになるなんて思いもよりませんでした。NOriringさんも今はまだ悲しみのさなかだと思うのに、お言葉をくださってありがとうございました。虹の橋ではプーちゃんのほうが先輩ですね。プーちゃんにならって、ニャンタンも飼い主を待っていて欲しいものです。まるママさんへまったく同じ病気、年齢もほとんど同じ、亡くなった月も同じとは…悲しい符号ですね。自分もまるママさんのように、虹の橋で待っていてくれることを強く強く信じることにします。皆様、本当にありがとうございました。
2006/03/15
コメント(10)
起きるのはまだつらい。ニャンタンがいないことを毎朝再認識するのがつらい。霊感的なものがない自分は、ニャンタンの扱いがぎこちない。もういないニャンタン。まだいるかもしれないニャンタン。自分はどう生活してよいのかわからず、とりあえずごはんと水だけは毎日出してあげている。なにひとつ、言葉にはできなかった。言葉にしたら、ニャンタンがもういないということを思い知らされる気がしたからだ。でもようやく、躊躇いなく言えるようになった。「おはよう」「いってくるね」「ただいま」「おやすみ」ニャンタンはいないし、見えるわけじゃないし、感じることもできない。いもしないニャンタンに話しかけるなんて馬鹿げてるかもしれないけれど、もしも聞いてくれていたら嬉しい。何日も、何も言えなくてごめんね。ニャンタン用のフードやアイテムを片付け始めた。
2006/03/14
コメント(5)
月曜日。今日から仕事。憂鬱な日常が始まる。起きるのがつらくて仕方がない。仕事中も、たびたびぼーっとしてしまう。帰宅して、友人と共にお線香をあげにいく。お花はまだ残っていたが、焼かつおはなくなっていた。「ニャンタンが食べちゃった」と二人で話した。もう汚くなってきていたので、お花を片付けた。お墓参りを済ませてから、病院に行った。借りていたタオル、ストックしていた注射器、それからお礼のラスクを渡すためだ。看護婦さんと院長先生に挨拶できたが、点滴を運んでくれた女性の先生は不在のようだった。「最後まで苦しまなかったのが救いでしたね」「いや、自分寝ちゃってたんで…」ずっとニコニコ笑っていられた。ひとつ、肩の荷がおりた気がした。確かに、ニャンタンは痛がったり苦しんだりというようには見えなかった。「急に歩けなくなっちゃったよ!」ってただただびっくりしていたようだった。まさか死ぬなんて思っていなかったかもしれない。病院の説明では、血栓が詰まり後肢の麻痺が起こると、かなり強烈な痛みがある場合が多い、ということだった。それを考えたら、確かに救いかもしれない。この日は泣くことはなかった。ただ、不意に思う。で、なんでニャンタンはいないんだっけ?
2006/03/13
コメント(0)
朝、小さな赤い箱が届いた。老猫会のmoomamaからだった。中身は猫天使のお地蔵様。moomamaのメッセージも添えられていた。ベッドの上で、しばらく猫天使を撫で続けていた。天使のハーネスをつけて、お散歩に行ったときのことを思い出しながら…今日もお線香をあげにいった。しばらくは、アパートに焼かつおを出しておき、お墓にもお線香と焼かつおをあげようと思う。きっと焼かつおの買い置きが終わるくらいまでは続けるだろう。友人も、しばらくはつきあってくれると言ってくれた。昨日飾った花と焼かつおはそのまま残っていた。イソロクが食べなかったことに驚きながらも、ニャンタンも食べてくれなかったのだなとがっかりする。花はまだきれいに残っていたので、焼かつおだけ片付け、新しい焼かつおをお供えする。友人とお線香をあげて、手をあわせる。毎日毎日来るからね。焼かつおはアパートにも実家にも用意してあるから。そろそろ、病院にお礼の挨拶にいこう。何かおいしいお菓子をあげたいな。とってもおいしいお菓子を。病院から借りていたタオルも返さなくては。点滴がつながったままのニャンタンを抱きかかえるのが難しくて、下に敷かれていたタオルごと連れて帰ってきたのだ。先生たちが診察台の上で立食パーティーをしていたことが印象的だったので、軽くつまめる焼菓子がよいのかな、なんて勝手に想像した。近所のお店を思い出したり、楽天で探したりと悩んだあげく、ちょっとだけ遠出してガトーフェスタハラダのラスクを買ってきた。ここのラスクは自分も大好きだし、会社の人の間でも評判がよいのだ。それから、久々に髪を切った。美容院に行けないほど、忙しかったわけでもお金がなかったわけでもないけれど、それでもなんとなく足が遠くなっていたのだ。これからは何をしてもいいんだな、と改めて思った。ニャンタンの毛がつくからと、黒い服を敬遠する必要もない。粉類が飛散したら害がありそうだからと、お化粧するのもやめていたが、そんな言い訳もできなくなった。床にワックスをかけたり、カビキラーで根こそぎカビをやっつけた後に心配する必要もない。ゴキブリが出たら、床中にホウ酸をまこう。何をしても自由。そんなもの、誰も欲しいなんて言ってないのに。家に帰り、玄関にレシートが置いてあることに気づいた。動物病院のレシートだった。 \37,695-血栓との闘いに要した費用だ。レシートの最後には、「おだいじに」と印字されていた。いつも見ていたはずなのに、初めてその意味を認識した。もうしばらくは、見慣れたこのレシートを見ることもないだろう。ニャンタンがいない生活は、どうしようもなくさみしい。新しい猫を探そうか?新しい猫は特別な猫じゃないほうがいい。特別な猫はニャンタンだけ。何匹も飼ったら、特別な猫にならずに済むのかな。自分の祖母が猫を飼わない理由も同じかもしれない。以前祖母の家ではシャム猫を飼っていた。その猫が死んでから、祖母は猫は飼わないと言いつつ、自宅に寄ってくる猫には餌をあげていた。多分、去勢/避妊手術もしていたと思う。そんなに好きなら飼えばいいのに、とずっと思っていた。でも祖母は、あのシャム猫だけを特別な存在にしておきたいのかもしれない。ほかの猫が特別な存在になってしまったら、ニャンタンはどこにいくのだろう?ニャンタンのことをすっかり忘れてしまったら、もう会えないのかな?もう親ニャンコのことも覚えていない自分だもの。ほかの猫と暮らし始めたら、ニャンタンのことなんて忘れてしまうに決まっている。ニャンタンと同じ猫なんていない。ニャンタンほどの猫もいないよ。イソロクだって、ニャンタンの足元にも及ばない。ニャンタンがいなくなっても、少しはさみしさが軽減されるかと思って家族に加えたけれど、代わりになんかならないよ。冷蔵庫を開けると、入院前日にあげた、ねこたまの厳選鶏シチューの残りが入っていた。今もまだ、オシッコのニオイが残っている。
2006/03/12
コメント(2)
友人と近所のホームセンターに行き、お花を買った。ニャンタンのお墓に植えるためだ。選んだのはこんな花。ほほえみ天使。サフィニアの一種らしい。名前に惹かれた。ニオイスミレ。以前育てたことがあるが、スミレの割に花数が控えめ、というか葉がとても茂って綺麗だった、という記憶がある。自分は花より緑のほうが好きなのだ。スミレだから、強い根がニャンタンに絡んだりしないだろう。バーベナ。小さな花がまとまって咲く、葉の細かい宿根草だ。これも以前、庭で育っていた。生育力がたくましかったと思うので、根の強さが少し心配だ。バコパ。小さな葉が地面を這い、小さな白い花をつける。雑草のようだが、これもとても好きな花。本当は、ニャンタンと写真に写っていたカリフォルニアポピーを植えたかった。でも、苗も種も見つからなかったので諦めた。ニャンタンを埋葬したあたりをほんの少しだけ掘り返し、その花たちを植えた。それから、去年秋に採取したモミジの種を蒔いた。ニャンタンの生命が、何かにつながればと思ったのだ。植えながら、実家にいた頃のことを思い出していた。あの頃は、いろいろな植物を育てていた。植え替え終わった木を棚にのせる前に、ニャンタンが走ってきてぶちまけてしまったこともあった。大切な植物を台無しにされた怒りを感じながらも、それよりも大切なニャンタンにはぶつけられないもどかしさ。やり場のない怒りをどうしていいのかわからなくなってしまった自分は、父から「猫がいるんだから植物が駄目になることもある。 それが我慢できないなら、植物を育てるのはやめなさい。 趣味がストレスになるなんて本末転倒だ」と怒られた。ニャンタン、毎日外を走り回っていたんだよね。ニャンタンは15歳くらいだったかな。もうすごく昔のことのようだ。植え終わるとすぐに、ちゃんと育ってくれるようにと、花を全部摘んだ。しかしそれではニャンタンのお墓に植えた意味がなくなってしまうので、摘んだ花はお墓の上に置いた。庭に咲いていたクリスマスローズも摘んで、一緒にあしらってみた。今日もほんの一切れ焼かつおを置いて、お線香を焚いた。焼かつおはアパートのほうにもちゃんと用意してあるからね。いつでも食べにきていいよ。でも、迷子にだけはならないようにね。今日は友人もお線香をあげてくれた。帰り際、母から「大丈夫? 精神的に参ってるんじゃないかって思って… やっぱりずっと一緒にいたニャンタンがいなくなったらさみしいよね」と心配された。「…まあさみしいけど大丈夫だよ」と答える。全然大丈夫じゃなかったけれど、それしか言えなかった。何もかも、春になったら、と思っていた。ぽかぽか日が当たる場所を見つけてお散歩に行こう。ハーネスなんかつけないで、元気に走りまわってほしいな。そしたら、よい写真をたくさん撮って、写真は当然ブログに載せたり、いろんなとこに応募してみたり。なんで春を待てずに逝ってしまったの?でも、ニャンタンは約束を守ってくれたのかもしれない。13歳を過ぎた頃から、毎日毎日「20歳までは生きてね、ニャンタン」と言い聞かせていた。それから、「お願いだから、この家で、自分の目の前で死んでね」とも言い聞かせていた。どちらもちゃんと覚えていてくれて、願いをかなえてくれたのかな。元気なように見えていたけれど、本当はとっても頑張っていたのかもしれない。その後、友人の家でずっとゲームをしていた。途中、いつもなら頻繁にニャンタンかえうた(CMなどのフレーズに合わせてニャンタンを連呼する)を口ずさむのだが、この日は何度も何度も飲み込んだ。夜になり、車で送ってもらったのだが、アパートの前まで来て、なかなか帰れずにいた。帰るのが怖い。ニャンタンがいないことを思い知るのが怖い。でも、ニャンタンはアパートで待っているの? 自分は帰らなくてはいけないの? 生きている間ほったらかしだった自分が、死んでからのほうが早く帰ってあげるの? 自分はどうしたらいいの? もう何もかも手遅れ。帰りたくない。でもニャンタンをひとりにはできない。でもニャンタンはもういない。でも…ぐるぐるぐるぐる、いつまでも思いは巡り続けた。現実に戻るのが嫌だった。友人に慰められ、何とかアパートのドアを開けた。相変わらず、ニャンタンを思い起こさせるアイテムばかりの部屋。片付けていいの? 忘れていいの?片付けちゃ駄目なの? 悲しんでいればいいの?早く「もう大丈夫です」ってみんなに言いたい。大丈夫にはなれないだろうけど、言って何もかも終わりにしたい。
2006/03/11
コメント(4)

I'been living to see youDying to see you but it shouldn't be like thisThis was unexpectedWhat do I do now?Could we start again pleaseI'd been very hopeful so farHow far first time I think we're going wrongHurry up and tell meThis is just a dreamOr could we start again please( - JESUS CHRIST SUPERSTAR - "COULD WE START AGAIN PLEASE?" より)ニャンタンのために、はしごつきを選んだキャットタワー。ニャンタン用に配置した家具。ニャンタンがいつも眠っていたロフトベッド。ニャンタンお気に入りのこたつ。長時間いても熱くなりすぎないようにと、あげぞこにしたこたつ足。ニャンタンが爪とぎすると困るので壁に設置した有孔ボード。毛繕いをしなくなったニャンタンのために買ってみたセルフグルーマー。電気毛布などが熱くなりすぎると困るので、数時間置きにON/OFF切り替えるために購入したタイマー。真っ暗な部屋では物が見づらくなっているかもしれないと、母が買ってきてくれた光センサーライト。爪とぎ用に設置したコルク+ダンボールの壁。寒くてトイレに行くのを我慢しないよう、導入してみた照明一体型ハロゲンヒーター。大量に在庫を抱えているペットシーツ。ニャンタンがアパートから飛び出したら困ると、引越し時に設置したゲート。換気はしたいがニャンタンに入られては困るため、いつも中途半端に開いているお風呂のドア。病院でもかわいいと評判だった防寒コート。お散歩のお供、天使のハーネス。買い置きしていた処方食。試そうと用意しておいたふりかけ類。もしものときにと多めに買っておいたリーナルケア。病院で分けてもらっていた注射器。食事のたびに使っていた計量セット。毎日食事量などを記録していたExcelファイル。そしてこのブログ…何もかも、努力しているつもりでいた。でも、そんなことがしたかったわけじゃない。一緒にいたかっただけ。もっと強い絆が欲しかっただけ。ニャンタンはこんな自分を虹の橋で待っていてくれる?それとも生まれ変わってもう一度会いたいと思ってくれる?お金をかけたり、時間を割いたり、一生懸命勉強したり…それしかできなかったんだよ。違うってわかってたのに、そんなことくらいしかできなかったんだよ。ニャンタン自身のことは、なんにも見てあげていなかったね。小さな後悔はいくらでもある。でも一番大きな後悔は、多分これなんだと思う。慢性腎不全だとわかってからの選択、とかではなくて、今まで積み重ねてきた20年間の重み。コメントをいただいているのに、全然返せなくてすみません…皆様のあたたかいコメントに、どれだけ助けられているか…本当にありがとうございます。今はまだ、とても悲しくつらい思いでいっぱいです。でも、それがずっと続くとも思いません。落ち着いてきたら、少しずつ、ニャンタンとのお別れまでのことを書いていこうと思います。
2006/03/11
コメント(22)

ニャンタンの埋葬を終えて、母に車でアパートに送ってもらった。そのついでに、母にニャンタンのトイレを渡してしまった。自分で洗って片付けたかったのだが、そんな気力がいつわくのか疑問だったからだ。あまりにもニャンタンを意識させるアイテムばかりの部屋に、ただただ途方にくれた。余ったフードはどうしたらよいのだろう。開封済みのものは、捨ててしまえばいいのだけれど…そう思うのに、どうしても捨てることができなかった。ニャンタンのものは、何もかも残しておきたいような、自分が触れてはいけないような、そんな感覚があった。トイレを母に渡してしまったことさえ、早計だったように思えた。きょろきょろと部屋を見渡すと、ニャンタンが入院前に嘔吐したときの汚れがあちこちに残っていることに気付いた。ごはんスペースのそばの家具にも、黒いしみがついている。血栓のことで頭がいっぱいだったけれど、そういえばあの日、ニャンタンは嘔吐もしていた。ベッドの上と、トイレの近く。気になり始めた自分は、ニャンタンがあの日どのように行動したのか検証してみようと思い…新たな嘔吐跡を発見した。その嘔吐跡は、ベッドから降りるために階段状に設置してある家具の上にあった。黒い、液状の跡だけがあった。自分の身長より高い位置なので、あの時はまったく気付かなかったのだ。…想像してみる。あの日ニャンタンは、ベッドで眠っていたのだろう。そのうち何かのきっかけでベッドの上で嘔吐してしまい、トイレに行こうとベッドから階段家具を降り始めた。途中、再び吐き気に襲われ、液体だけ吐き散らす。落ち着いてから、階段家具を降り、トイレに到着。トイレ付近に嘔吐跡、ウン○が散らばっていたことから考えて、途中ですでに血栓が詰まり、後肢が麻痺し始めていたのかもしれない。もうベッドに戻ることができなくなったニャンタンは、なんとか落ち着ける場所をと、冷たいこたつに入るしかなかったのだろう。突然後ろ足が動かなくなって、ニャンタンはどれだけ不安だったろう。ニャンタンが苦しみにのたうちまわる様が浮かび、何度も後悔に苛まれた。これから毎日、どう過ごしていけばいいのだろう。ニャンタンが入院した直後は、もしニャンタンが死んでしまったら、ずっと先延ばしにしていた「やりたいこと」の勉強をしていこう、なんて思ってみたりもしていた。でも、ニャンタンがいない今、何もかも虚しい。ニャンタンのためにしたかったこと、しようとしていたことが多すぎて、それ以外のことなんてほとんどないのだ。PCの電源を入れたものの、ニャンタンとまったく関係ないものなど見当たらなかった。自分の向上心さえ、ニャンタンがいるから持続するものだったのだと思い知った。少し落ち着いてから、ブログに寄せられたコメントなどをチェックした。今の自分には、とても返しきれないほどの想いばかりで、胸が熱くなる。すごく心配をかけてしまうこともわかっていて、できるだけ早く「もう大丈夫です」って言いたいのだけれど、どんな状態になればそう言えるのか、まるでイメージできない。そうしてPCに向かっていると、ふいにごはんスペースの方からガサガサと物音がした。虫だろうとは思ったけれど、ニャンタンかもしれないと思ってみることにした。そういえば、ごはんの用意をしていない。水と焼かつおを用意してあげよう。水を汲んで、無意識に重さを量ってしまったことには悲しくなった。一連の作業は終始黙して行った。いつもはニャンタンに話しかけながら用意しているのに、今日は口を開くことができなかった。何かを言葉にしたら、ニャンタンの不在を思い知ることになるようで、怖かったのだ。夜、仕事を終えた友人と一緒に映画を観に行った。ずっと観たかったナルニア王国だ。アスランは猫科だから、ひょっとしたらつらいかもしれない…と思ったけれど、観ていてニャンタンと重なるようなことはなかった。でも、自分がナルニアを読んだ中学生の頃を思い出した。あの頃、自分とニャンタンはどんな関係だっただろう。そうだ、一時的に離れていたのだっけ。そんなことを考えてしまい、ニャンタンとの間に歴史を感じて切なくなった。ニャンタンはいつもいた。自分が一時的に実家を離れ、ニャンタンとも離れたことは何度かあったのだけれど、それでもニャンタンはいつもいた。20年は、時間の長さではなく、歴史の重み。帰宅してから、後悔に苛まれては部屋の中を見渡し、そして更に後悔に苛まれる、という状態を繰り返していた。でもそれは、自分が予想していた「ニャンタンの死後にやってくる後悔」ではなかった。もっとずっと根深いものだった。毎日食事量やトイレのメモを取るなんて、なかなかできることじゃない、偉いね、と言われたことがある。でも違う、こんなんじゃなかった。ニャンタンと一緒にいる意味は、こんなことのためではなかった。毎日、ずっと感じてはいたけれど、ニャンタンがいなくなって、本当に身に沁みた。でも、この気持ちは一瞬のものだ。映画を見たり、ゲームをしたり、つらい思いから逃げ回るうちに、記憶力のない自分はきっとニャンタンのことを忘れてしまうだろう。忘れないために、何もかも記録しなければ。そう思い、ニャンタンを思い出させるアイテムを撮影し、つらい気持ちをそのまま綴った日記をアップした。ニャンタンは、お日様や空気や水のような存在だった。当たり前のように、いつもただそこにいた。「人間の力なんてなくても大丈夫、干渉されるのは息が詰まるよ。 まあ近くにいるなら上手に利用してやるけどね」そんな猫で、自分が必要とされてるなんて感じたことがなかった。でもそれでも、飼い主はお日様のように暖かく見守ってあげなくてはいけないのにね。ニャンタンがお別れしようというときに、グーグー寝てるなんて。心のつながりなんてわからない。ちっぽけな自分が、お日様に何をしてあげられるのかなんて、見当もつかなかったんだ。黒い嘔吐跡今日は焼かつお
2006/03/10
コメント(3)

一晩経つと、ニャンタンは冷たくカチカチになっていた。ニャンタンの口や、前足の肉球からは血の色がひいていた。しかし、後ろ足の肉球は昨日と変わらず紫色がかっていて、硬直もしていなかった。手触りは相変わらずふわふわで、死体というよりは高級なぬいぐるみのようだった。しかし抱き上げてみると、下になっていた側は古着屋の毛皮みたいに、うねうねした毛束になっていた。そうした毛束や汚れを手で撫で梳かしながら、しばらくぼーっとしていた。火葬だったら骨は残るけど、このふわふわの毛皮は燃えてなくなってしまうから嫌だな。目の前にいるのはニャンタンそっくりのぬいぐるみで、アパートに帰ったらニャンタンがいるんじゃないかな。いつもみたいに鳴きながら歩いてきて、いつもの角に頭をこすりつけて…そんな、まとまりのない考えが浮かんでは消えた。お別れの決心がつかず、ずいぶん長い間撫で続けていたが、どれだけこうしていても気持ちの整理なんてつかないのだと思い、母に埋葬しようと伝えた。自分が寝ている間に、庭の隅に埋葬用の穴を掘っておいたらしく、すぐに埋めることになった。ニャンタンはタオルにくるみ、埋めてあげることにした。母がタオルにくるんだのだが、妙にくるみかたについてこだわっていた。ここで完全にくるんでしまい、もう開けてはいけないというしきたりなのかと思って「もう開けちゃいけないの?」と泣きながら聞いた。「別にいくらでも開けていいんだよ」と言われてホッとした。やっぱり、まだこれで最後なんて、決心がつかなかったのだ。外は霧雨が降っていて、少し肌寒い天気だった。もっと暖かい日がよかったのだけれど仕方ない。ニャンタンを埋める場所は、庭の隅のナンテンのそば。カマキリの卵が産み付けられているあの木だ。そこに掘ってあった穴に、頭を南向きにして埋めることになった。本当はどの方向がよいのかわからなかったが、ニャンタンはお日様がよく似合うから、きっと南向きのほうがいいだろうと思った。穴の中にそっとニャンタンの体を入れた。ニャンタンが好きだったおもちゃ「じゃれ猫パレード」から、ねずみを1匹だけ切り離して入れた。それから、焼かつおをほんのひとかけだけ。イソロクや近所の猫に掘り返されては困るからね。もうこれで最後なのだと、軽くニャンタンを撫でた。涙が溢れて止まらなかった。母と二人、手で土をかけた。後半は、母がシャベルでどんどんかけていった。平らにしなくては、と土を押し始めたが、あまりに強く力を込めるのでニャンタンがつぶれないかと心配になった。すっかり平らになってから、土の上にも焼かつおをひとかけだけ置いた。なんで生きている間に焼かつおをあげなかったのだろう。出しても食べられはしなかっただろうけれど、ひょっとしたらという可能性もあった。自分は馬鹿だったよ、ニャンタン。つい最近、たくさん買い込んだばかりだったのに、無駄になっちゃったよ。母と二人、1本ずつお線香を焚いた。ニャンタン、大好きだよ。前足の肉球後足の肉球ナンテンの葉にも雨のしずく土にまみれても綺麗なニャンタンまた会おうね、ニャンタン
2006/03/10
コメント(8)

実家に到着し、ニャンタンを用意してあったざぶとんの上に寝かせてあげた。帰る「家」は、実家とアパートのどちらがよいか悩んでいたのだが、もうこれ以上は移動させられないとわかった。そんな負担にはたえられないだろうと思えるほど、ぐったり状態はさらに悪化していたのだ。家に帰ってきたのに、何の反応もなく、ますますどろんとした目になっていた。帰ったら焼かつお、と思っていたが、この状態ではあげないほうがよいと思い直した。部屋の中は少し寒く、しばらくエアコンをつけていたのだが、空気が乾燥してしまうため、ホットマットをざぶとんの下に敷いた。そんなこと、ニャンタンが来る前に準備しておけばよかったね。ずっとニャンタンの体を撫でていたが、家に帰ってから首を起こしたのは1~2回だったと思う。それでも、きっと意識が戻ってくれると信じていた。ちゃんと目が覚めたら焼かつお、のつもりだった。自分は、回復を待ちながらニャンタンの隣で寝ることにした。腕枕のなかで眠って欲しかったのだが、さすがに無理やり首を起こすのは負担になると思われたので、手をつないで眠ることにした。どうしても、ニャンタンと一緒に眠りたかった。ほんのつかのまでも…ニャンタンがあまりに静かだったことと、疲れがたまっていたこともあってかか、いつのまにかうとうとから熟睡に変わっていた。母に起こされたのは19:40を少し過ぎた頃だった。「…ニャンタン、やっぱり駄目だったよ」「うそっ!」意識を呼び戻すより早く、反射的に返事をしていた。母は、自分が寝ている間もたびたび様子を見てくれていて、洗い物をする前に見に来たときには生きていたと言う。目を離した5~10分くらいの間に、ニャンタンは息を引き取ったのだ。すぐに起き上がり、ニャンタンに触れてみる。もうずいぶんと冷たい。自分が握っていた手だけがあたたかかった。きっと少しずつ体温が低下していたのだろうと思う。もっとあたためてあげたほうがよかっただろうか?いつものように、もっとぴったりくっついて、あたためあいながら一緒にいてあげたほうがよかったのだろうか?ニャンタンは、かけてあった布の裾を軽く噛んでいた。布を抜き取ると、開いた口の中で、舌が縦になっていた。目はさっきまでと同じように、麻酔がかかったようなどろんとした目だった。母はすぐにニャンタンの目と口を閉じさせようとしていた。早く閉じないと、開いたままかたまってしまうというので、自分も手伝ったが、少し不自然な顔になってしまった。それから、点滴を止めて、ニャンタンの腕から針を抜いた。想像していたより血が出てきて、少しびっくりした。母は苦しむような声は聞こえなかったと言っていたし、自分もまったく気づかず熟睡していた。激しく苦しんだとは考えられないが、それでも眠るように死んでいったとは思えない。痛みや苦しみ以上に、不安や恐怖があったかもしれない。こんなに近くにいるのに、それを伝える力も残っていなくて、ひとりさみしく死んでいったのではないだろうか。ニャンタンが死んでゆくときに、グーグー寝ていた自分は、いったい何なんだろう。トラが死んだとき、自分は死に目には会えなかった。今日明日が峠、と聞き、トラに会いに実家に帰ったのだが、自分がここにいるということは死ぬのを待っているということなのでは? と思い始めてしまったのだ。死ぬときに一緒にいてあげたい、という気持ちが、死ぬことを期待している気持ちのように思えて、その場にはいられなくなってしまった。次の日、通常通り出勤したものの、仕事が手につかず早退した。しかし、1~2時間前に息を引き取ったのだと知らされ、後悔の涙が止まらなかった。こんなに後悔するのなら、どんな気持ちであれ一緒にいるべきだったと。そのことがあって、ニャンタンをひとりで死なせたくないという切迫感はあった。逃げ出して後悔するようなことはしたくない、とずっと思っていた。でも、「死ぬのを見届けたいから」目を離さない、なんてやっぱりできなかった。いつもみたいに一緒にいたかった。まだ死ぬなんて信じたくなかったよ。きっと意識が戻ってくれて、焼かつおを食べてくれると思っていた。どれも自分の心の中の問題だ。そんな葛藤、ニャンタンには関係ないのに。両親に点滴セットの返却をお願いし、自分はニャンタンと一緒にいることにした。自分がずっとなで続けていたせいか、ニャンタンの毛皮はずいぶん綺麗になっていた。友人にも連絡しなければ、と思い、電話をして来てもらった。ニャンタンが生きている間に呼ぶべきだった、と今更思った。友人に相談しながら、ケータイからブログを更新。その夜は実家に泊まった。ニャンタンをざぶとんごと、ふとんの隣に寄せて、手をつないで寝た。常夜灯だけがともる部屋の中、ニャンタンの顔を見て、もうこんなふうに一緒に眠ることはないのだと、何度も何度も泣いた。けれど、夜中に目が覚めたときには手を離してしまっていた。帰宅してからもぐったり何を見ているのニャンタン?消えたいのちそっと目を閉じて…
2006/03/09
コメント(1)

午前の診察開始時間を過ぎてから、母と共に病院に様子を見に行く。病院に着くと、院長先生から開口一番、「状態が良くないです。 昨日は内科治療の効果が出ていましたが、今日はその部分も止まっています。 外科治療をするなら今すぐにしたほうが良いかもしれない。 かなり弱っているので、手術にも持ちこたえられないかもしれませんが…」と告げられた。手術中に、という可能性はとても胸をしめつけるものだったが、だからといってほかに選択肢はない。躊躇うことなく「お願いします」と言った。外科治療は、バルーンというカテーテルを動脈に刺し、血栓を取り除くというもの。処置には麻酔が必要だ。院長先生の配慮で、ニャンタンは麻酔が効くまでの15分間、自分の膝の上で過ごせることになった。待合室で構わないというので、看護婦さんに点滴ごとニャンタンを運んでもらった。大きな窓からは、暖かな日差しが差し込んでいた。ニャンタンはよだれなのか嘔吐なのか吐血なのかわからないが、口のまわりがガビガビになり、首のあたりも茶色く汚れていた。それでもときどき手を伸ばしたりして、いつものニャンタンのままに見えた。ぽかぽか日差しを浴びて、膝の上でまどろむニャンタン。BGMはオルゴールのような曲。まるで出来過ぎた最期の演出みたいだ。そして手術が始まった。手術室と待合室の間は大きなガラス窓で仕切られており、状況がよく見えるようになっている。ニャンタンの口には酸素マスクがつけられ、ごろんと仰向けにひっくり返されていた。友人やブログのコメントに勇気をもらった自分は、一生懸命祈った。処置がうまくいきますように。ニャンタンが麻酔からさめてくれますように。先生、ニャンタンを助けて。緑色の細い管が見えた。あれが多分バルーンだ。事前の説明では、バルーンを刺したときの出血が激しく、天井まで届いたこともあったという。ニャンタンにはそんな大出血耐えられないのではないだろうか?体に刺さる瞬間、本当に怖くて、強く強く祈った。しかし、そんな出血は見えないまま、縫合を始めたのが見えた。終わったのだろうか?しばらくすると、手術室にいた院長先生の奥様が出てきて、状況を説明してくれた。「今、片側の動脈にバルーンを刺して、血栓を取り除いたところです。 片側だけの処置で、両足の血流が戻る猫もいますが、ニャンタンちゃんはもう片方取り除いてあげないと駄目なようです。 でも酸素マスクだけで呼吸もできているし、頑張ってますよ」そう言って、ガーゼの上にとった血栓を見せてくれた。消しゴムのカスくらいの大きさの、糸くずのようなゴミに見えた。血管の中にこんなものがあるなんて、確かに一大事だ。奥様の話を聞いて、自分はすっかり安心してしまったのだ。ニャンタンは強い子、もう大丈夫、と思ってしまった。まだ処置は続いているのに、ニャンタンから意識がそれて、母とにぼしやかつお節の話などの雑談を始めてしまった。随分話し込んでしまってから、反対側の足の方が時間がかかっていると感じ始めた。何か問題でもあったのだろうか?予感は的中した。反対側の足も縫合しているのが見え、やっと終わったのだと安心したのも束の間、院長先生から悲しいお知らせを告げられる。「もうこのまま戻ってこないかもしれない」片側の血栓は取り除くことができたが、反対側の方は血管が脆くなっていて、カテーテルは刺さるのだけれど血栓を取り出すことはできなかった。血が末端まで流れていることを確認するために、深爪してみたけれど、あまり流れてくれていない。バルーンを刺したとき、血が天井まで飛ぶほどの出血があるはずなのに、ニャンタンの場合は先生のおなかあたりにちょっと飛んだだけ。これほど出血が少ないということは、血管の中にたくさん血栓が詰まっているという可能性もある。両足とも、いつからかはわからないがむくみもあった。血栓が取り除けない以上、余命は1~2日。このまま病院にいるより、家で過ごしたほうが良い。…そう言われた。さっきまで、もう大丈夫だって思ってた。あまりに唐突な話で、覚悟していたはずなのにふいをつかれたようで、目の前が真っ暗になった。自分がずっと祈っていなかったから?自分が意識をそらしてしまったから、反対側の足はうまくいかなかった?そう思ったけれど、もう後悔して過ごしてはいけない時間になってしまったんだ、と思い直し、ケージに戻ったニャンタンをただただ撫でた。それから30分くらいは過ぎただろうか。一緒にいた母が、病院の迷惑になるからそろそろ帰ったほうが、と言い出した。自分には、とてもじゃないけれどニャンタンから目を離すことはできなくて、先に帰ってほしいと伝えた。母は、ニャンタンの前で「長生きしたほうだよね」とか「交通事故とかで死ぬわけじゃなくてよかった」とか、すごく嫌なことを言ってくるので、正直早く帰って欲しかった。そういうことを言って欲しくないということをうまく伝えられなくて、「まだ死ぬかどうかわかんないじゃん」と言うと、「わかんないって…先生がもう駄目だって言ってるのに…」と、とどめの一言を言ってきた。ニャンタンがこんなときに怒りたくはなかったのだが、我慢も限界に達し、「うるさい!」と怒鳴ってしまった。最後まで母に癇癪を起こす自分を見て、ニャンタンは呆れていただろうね。どろんとした、麻酔後の目。去年のスケーリングのときと一緒だ。そんなことを考えていたところに、一度目の首起こし。うれしくて、「ニャンタンおはよう」と何度も言った。去年夏、スケーリングのときにも全身麻酔を受けたが、時間の経過と共に首起こしの頻度が高くなり、動きも大きくなっていく、という様子で麻酔から醒めていった。でも今日は、いくら待っても頻度が高くなる気配がない。動きも変わらない。目もどろんとしたまま。とてもではないが、目を離せる状況ではないと思い、ニャンタンを見守り続けることにした。しばらくして、午前の診察時間が終わった。先生たちは、診察台の上にお弁当やお菓子を広げて、立食パーティーのようにお昼をとっていた。まわりの状況を察することができるような心境ではなかったのだが、それでも先生たちのあわただしい様子は感じ取れた。お昼を簡単に済ませたと思ったら、休む間もなく手術に入ったようだった。しかも、立て続けに3匹くらいいたと思う。すごく大変なお仕事なんだなと思いつつも、こんな状況じゃ入院患者のことまでは十分ケアできないはず…とついつい不満に近い感情を抱いてしまう。麻酔が切れるまでは病院にいたほうがよい、と言われていた。だいたい3時間くらい…と言われていた。だから、待ってみた。でも、ほとんど変わらない。ときどき首を起こしたときに、すかさず首の下に手を入れて、腕枕的なことをしてみるものの、嫌なのかどうかもわからないくらい意識が混濁しているようだった。自分はずっと立ちっぱなしだったので、足の疲労が限界に達していた。部屋に充満する臭いにも辟易していた。決して不潔なわけではない。しかし、入院患者は犬の方が多く、獣臭が強かったし、処方食のにおいのようなものも結構きつかったのだ。オシッコ臭がないのにこれだけ臭いのだから、今の状態はまだマシな状態なのだろう。ニャンタン、ごめんね。臭くてぐったりだね。もう帰ろう。もっと早く帰ればよかったね。自分も足が疲れたよ。もう立っているのがつらい。ニャンタンのほうがつらいのに、根性なしでごめんね。帰ったら焼かつおパーティーだから許してくれる?たくさんたくさん買ってあるんだからね。すぐに帰宅することを先生に話し、点滴セットの準備と説明をしてもらった。ニャンタンが少しでも楽でいられるように、自宅で点滴をしてあげてくださいと、一式貸してくれたのだ。トラの最期の日には、酸素ボンベを貸してくれたらしいのだが、トラはその酸素をほとんど使うことなく死んでしまった。どうかニャンタンは、点滴を全部使い尽くしてくれますように。もう長くはもたないと思える姿を見ながら、それくらいしか祈る言葉が見つからなかった。ニャンタンだけなら抱いたまま徒歩で実家に帰ればよいのだが、点滴セットはどう持っていこうかと悩む。実家に電話したのだが、外出してしまって車がないというのだ。困っていると、女の先生から点滴セットを運んでくださるとお申し出があった。普段なら、そんな言葉には甘えられないのだが、今日だけは特別だ。自分のポリシーのせいで、ニャンタンの快適な時間を減らすようなことがあってはならない。ありがたくお申し出を受けた。重い点滴セットを息を切らしながら運んでくれた女の先生。ニャンタンが皮下補液通院をするようになってから、病院でよく見かけるようになった先生。一方的な思い込みかもしれないが、ニャンタンのことを大切に考えてくれているように感じて、すごく嬉しかった。感謝の気持ちをまっすぐ伝えられるのは今しかないんだろうな、と思いながら、何も言葉が出てこなかった。麻酔が効くまで膝の上で…お日様ぽかぽか気持ちよさそうなうたたね
2006/03/09
コメント(3)
ニャンタンは眠りにつきました。 応援してくださった皆様、ありがとうございました。
2006/03/09
コメント(31)
午前の診察開始時間を待ち、病院に治療方針について確認の電話を入れる。説明によると、昨日と状況は変わらず、内科治療を続けて様子を見ているとのことだった。面会可能時間を聞くと、診察時間中はいつでも大丈夫だというので、早速病院に向かう。病院の受付で、ニャンタンの面会に来たことを告げると、院長先生からいきなり「今日は帰れませんよ」と宣告される。わかっていた事実なのに、無性に悲しくなった。しかし、院長先生がだいぶグロッキーな様子だったことも気になった。昨日は診察終了時間間際になっても、たくさんの患者さんがいて、捨てられた子犬たちと思われる団体さんもいた。ニャンタンを含め、たくさんの院長待ち患者さんが待っていたのだろうか?あの様子だと、徹夜だったのかもしれない。入院患者は、処置室の奥の狭い部屋の、横3列×縦2段の6棟積まれたケージの中に入っている。ニャンタンは一番右の上。気持ち良さそうに寝ていたのに、突然自分がやってきて、ケージを開ける音にビクッと起きてしまった。ごめんね、ニャンタン…と申し訳ない気持ちでいっぱいになる。ケージの扉を開けて、しばらく撫でていたのだが、どうも看護婦さんたちが慌しい。ケージ内の引越しをするようなのだ。邪魔なようだったので、短時間の滞在のみで帰宅した。ニャンタンは終始ぐったり眠っていたと、友人にメールで送ると、「ニャンタン咆哮疲れ」と返ってきた。病院には実家の方が断然近いので、とりあえず実家に滞在することにした。実家からなら、歩いて行ける距離なのである。「何かあったときのために」と考えてしまうこと自体嫌だったが、それでも後で後悔するよりはいい。実家にはPCもなく、特にすることがないのでゲームをして過ごした。何も考えずにできることといったら、ゲームくらいしかなかった。とはいえ、会社を休んで1日中ゲームというのはさすがに気がひける。ニャンタンの状況次第では、明日は出勤しようかと思い始めていた。夕方になり、一度アパートに帰宅した。友人の仕事が終わるのを待ち、一緒に病院に行く。ニャンタンは朝よりも更にぐったりしていた。鳴き声も少しおかしい。いつもの張りのある声ではなく、か細く高い声。ニャンタンらしくない。再会も束の間、今から検査をすると言われ、面会中断。自分と友人が見守る中、エコー検査が実施された。モニタを見ながら、院長先生と研修医らしき先生の間で、内科治療の効果について論議が始まった。院長先生曰く、朝の時点では膀胱あたりまでしか動脈の血液がいっていなかったが、現在は少し先まで伸びてきている、らしい。研修医らしき先生も「言われてみれば…」といった感じでうなずく。自分にはまったくわからなかったが、院長先生の診断に希望を膨らませる。確かに、言われてみれば昨日より後肢の硬直がやわらいでいるようだ。昨日は両足同じ方向にピンとしていたのに、今日は少しだらりとしている。そのことについて、院長先生に言ってみたのだが、「あまり関係ない」と言われ、少しがっかりした。その後、院長先生から改めて血栓症の説明、そして今後の治療方針の説明を受けた。犬なら24時間以内、猫は48時間以内に血栓を取り除いてあげないと、命に係わるということ。治療には内科治療と外科治療があること。外科治療には麻酔が必要で、出血量も多く、血圧が大きく変動するため、非常に危険であるということ。ニャンタンは腎臓が悪いため、できれば麻酔は使いたくない。血圧の変動に耐えられるかどうかも心配で、外科治療を行った場合には処置中に死んでしまう可能性も大きい。そのため、現在は内科治療を続け、経過次第で外科治療に踏み切りましょう、ということになった。明日の午前中には方針を決定し、連絡をくれるという。どんどんぐったりしていくニャンタン。ひょっとしたら、薬に強い鎮静効果があるのだろうか?そう思い、聞いてみたのだが、やはりそんなことはないらしい。どんどん体力が低下しているのだ。今回の件で腎臓は確実にダメージを受けており、うまくいっても長生きはできないだろうと宣告されたが、もうそんな先のことはどうでもよかった。検査を終えたニャンタンはケージに戻され、自分と友人のお見舞いが再開した。頑張っているニャンタンの写真をブログに載せようと、デジカメでこっそり撮影。ニャンタンに「頑張れ」と言いながらも、不安は募る。治療の効果は出ている。でもぐったりしている。鳴き声もいつもとは明らかに違う。自分の不安を察してか、友人はずっと励ましてくれていた。「ニャンタンは強い子。ニャンタンは偉い子。 ちゃんと自分で治そうとしているよ。 だからパワーを送ってあげて」でも駄目だ。あなたの言うとおり信じられない自分の手からは負のパワーが出てしまうに決まってる。こんな自分がニャンタンをさわったら、ニャンタンは駄目になってしまう。そんな気持ちを消せないまま、ニャンタンを撫で続けていた。全力を使って病気を治したって駄目だ、ニャンタン。血栓が溶けてきれいな体になったって、ニャンタンの体力が持たずに命が燃え尽きてしまったら意味がないんだよ。そう念じながら、ニャンタンにまた明日ね、と言った。アパートに帰り、ブログを書く。なんでこんなことに…とひとりで叫ぶように大泣きした。ネガティブになりがちな状態だったが、何度もブログのコメントを見ては勇気づけられた。会社には2日分の休暇願いを出すことにした。この先どういう展開になるとしても、木~日の4日間休めれば、たいていの状況には対応できるはずだ。何曜日に退院するかな?月曜からは仕事に行ける状態になってくれるかな?一生懸命、希望に満ちたイメージを膨らませながら眠りについた。
2006/03/08
コメント(7)
応援のコメントをくださった皆様、ありがとうございます。ニャンタンは今も頑張っています。写真は今日こっそり撮影したものです。ニャンタンの状態は思わしくありません。先生はいろいろ説明してくれましたが、なんだかよくわからないのです。昨日はネットで少し調べたりしたのですが、どんどんつらくなっていくのでやめました。ニャンタンの病院では、血栓が動脈を塞いでしまったときの治療は、点滴などで血栓を溶かす方法(=内科治療)と、バルーンというカテーテルを刺して、血栓を取り除く方法(=外科治療)があるらしいです。外科治療の場合、出血量が大量のため、処置中に死んでしまう猫もいるらしいそうで、ニャンタンにはまず内科治療という方針になりました。後ろ足の硬直が起こってから、猫の場合は48時間内に血栓が取り除かれないと、非常に危険な状態になるそうです。そのため、明日の午前中までは内科治療を続け様子を見て、状態を見て外科治療を行うか決定するとのことでした。今日の夜のエコー検査では、改善の兆候が見られたようですが、ニャンタンは昨日よりもぐったりとしていました。血栓以上に、ニャンタンの体力の問題なのかもしれません。自分はというと、相変わらず負のイメージばかり膨らんでしまって、ニャンタンの前で泣いたりはしないのですが、撫でる手から負のパワーが伝わってしまうんじゃないかと不安で不安でどうしていいのかわからない状態です。元気になって帰ってきて欲しい、という気持ちが一番のはずなのに、どうしようもない雑念が多すぎて、不実な自分のせいでニャンタンがどこかにいってしまうのではなんて思ってしまうのです。負のイメージを膨らませてしまうのは、希望に満ちたイメージをした後に裏切られたらって恐怖があるせいだと思います。希望に満ちたイメージがあれば、「頑張れ!」って心から願えるのに、負のイメージがあるせいで上っ面の感情にしかならない気がします。たとえ裏切られることがあっても大丈夫な自分になりたい。むしろ裏切られることなんてありえないと信じる自分になりたい。もっと強く、ニャンタンの未来を信じてあげたい。なんでこんな自分なんでしょう。もっと優しいよい子になりたかったっていつも思います。弱音ばかりですみません…
2006/03/08
コメント(14)
帰宅すると、トイレのすぐそばに、小さなウン○が2切れくらいあり、ネフガード汁と思われる嘔吐跡もあった。キャットタワー近くのマットの上にも、茶色い染みがあり、こちらも嘔吐跡と思われる。前日にも嘔吐があったことなどをぼんやりと考えて立ち尽くしているところへ、ニャンタンの鳴き声。尋常ではない鳴き方だ。てっきりベッドにいるものだと思い、ベッドを降ろし覗き込んだがニャンタンはいない。あるのは嘔吐跡だけ。もしやと思い、こたつをめくるとニャンタンがいた。冷たいこたつにいるなんて、と驚きながらスイッチを入れ、しばらく見ていると様子がおかしい。鳴きながら立ち上がろうとしているのだが、うまくいかない、といった感じ。瞬時に、何かまずいことが起こったのだと悟った。ニャンタンを病院に連れて行ってもらうよう、友人に電話をした。自分は車も免許も持っていないので、通院は友人頼みなのだ。友人を待つ間、ニャンタンを撫でて落ち着かせていたのだが、後ろ足がとても冷たくなっていることに気付いた。立ち上がろうとしたときも、前足は動くのに、後ろ足が思うようにならないようなのだ。怪我でもしたのだろうか?そう思い、少し強めに触ってみたのだが、特に反応がない。ベッドから転落した、とかではなさそうだ。友人はすぐに駆けつけてくれ、ニャンタンをキャリーに入れるも、後ろ足がピンと硬直していて、ちゃんと入らない。自分もびっくりだが、ニャンタンも何事かと大騒ぎだ。病院に到着し、受付で事情を説明する。まもなく診察になったが、今日は院長先生がいないらしく、女の先生と、研修医らしき男の先生に診てもらった。まずは検査をしましょう、ということで、いったん待合室で待機することとなった。あまりに突然の出来事に、驚きながらも冷静に対処していたつもりだったが、待合室でぼんやりするうちに何度となく涙が溢れてきた。ティッシュペーパーを持ってくるのも忘れていて、近くにあった「トイレなどによく置いてある手を拭く用の紙」で鼻をかんでいたのだが、落ち着いてきてから受付近くにティッシュ箱が置いてあることに気が付いた。友人と二人で、馬鹿だねと笑った。ときどきニャンタンの咆哮が聞こえてきて、そのたびに二人で「ニャンタン!」と言い合った。かなりの時間が経過してから、処置室の方に呼ばれた。まずは血液検査の結果からだが、Cre値、Bun値、リン数値いずれも、去年夏の数字に比べると上昇していた。慢性腎不全も進行していた、ということだ。ほかの数値についても説明してもらったのだが、もう覚えていない。後肢の麻痺の方だが、症状から見て「血栓症」だろうという。研修医らしき先生が、医学本らしきものを取り出してきて、一生懸命説明してくれた。足の付け根の動脈に血栓が詰まり、血が循環しなくなってしまったため、麻痺が起こっているというのだ。原因として考えられる病気は、「肥大型心筋症」または腎臓がなんとかと言っていたのだが、腎臓の方はよく覚えていない。腎不全の症状として、血栓症を引き起こすことは少ない、という説明もあったと思う。原因の病気が取り除かれなければ、血栓症は再発する。しかし、今は詰まってしまった血栓を取り除くことが先決、詳しい話を聞くのは今を乗り越えてからにしよう。そう思い、ほとんど空返事だった。その時はまだ、ニャンタンは全然元気な様子だった。また歩けるようになるかどうかだけが不安材料だった。聞いてみると、血栓が取り除かれれば歩けるようになるのだという。治ったら、またお散歩に行けるね。ニャンタン階段をトコトコ歩いて、ベッドまで行けるね。そんなことを考え、安心していた。「今はいつ死んでもおかしくない、危険な状態です。 血栓が無事取り除けたとしても、病気の予後はとても悪く、長くもたないと思います。」そんな説明をされても、まだ信じられなかった。薬を使って血栓を溶かすか、手術を行って血栓を取り除くか、決断は院長先生が帰宅してからだという。とりあえず、治療は始めていますと言っていたので、血栓を溶かす薬は入れてくれていたのだろう。方針が決定したら電話で連絡します、と言ってくれていたのに、この日電話はなかった。帰宅してから、心筋症のことをネットで調べ、症状として「せき」が起こることを知る。確かにニャンタンは最近よくせきをするようになっていたし、先週土曜の通院時、研修医らしき先生から「猫はせきをあまりしない」と聞いたばかりだった。歩き方も、ときどきおかしいことがあった。でも以前「加齢による関節炎」だろうと診断されてから、あまり気にしなくなっていたのだ。ほかにも何か異常があったとしても、「慢性腎不全」の影響だろうと片付けていたのかもしれない。調べていけば、きっとまた悔やむことばかりになるのだろう。今はそんな場合ではない。後悔はニャンタンがいなくなってからいくらでもすればいい。そしてそれはまだずっと先。会社に休暇連絡メールを送り、就寝。
2006/03/07
コメント(0)
今日ニャンタンが入院した。突然後ろ足が動かなくなってしまったのだ。詳しい話は落ち着いてから書こうと思うが、どうやら心筋症により、大動脈に血栓が詰まったのではないかということで、非常に危険な状態らしい。物語では、悲劇を盛り上げるために、対比させる幸福な過去を見せる。冒頭に永遠を誓い合ったり、前半ひどい人間が後半ふいに優しくなったりしたら要注意だ。「春になったらお散歩に行こうね」そんな約束を日記に書いてしまった自分は、意図せず伏線をはってしまったのではないか?とてもネガティブな妄想壁のある自分ならではの杞憂だということは十分わかっている。現実に伏線なんて存在しない。でも、過去の希望に満ちた時間ほど、つらいものはないと思う。
2006/03/07
コメント(10)
k/dドライ:6g厳選鶏シチュー:17gネフガード:あり飲んだ水の量:83gオシッコ:3回 74gウン○:あり(やわらかめ)嘔吐:あり早朝、というかまだ熟睡中だったのだが、吐いているような物音にうっすら目が覚める。しかし、あまりの眠さにもうひと眠り…と寝入ってしまう。起きたら案の定嘔吐跡あり。相変わらず食欲不振が続いていたので、ふりかけになるようなものを購入してみた。この日は手始めにささみふりかけを試してみたのだが、全然興味を持ってくれなかった。必要量には程遠い食事量。とはいえ毎日焼かつおをあげるのもどうかと思い、仕方なく厳選鶏シチューをあげた。しかし、思ったほど食べてくれなかった。ふりかけとして使おうと思っていたものに、フリーズドライのピーボールのおかずがある。粉状ではないため、実家から持ってきてもらったフードプロセッサーを使って、細かくしようと思っていた。この日はフードプロセッサーを洗ったところで終了。食欲がないことは気になるが、明日はきっとなんとかなる、と考えていた。
2006/03/06
コメント(0)

今日あたりが啓蟄(けいちつ)と呼ばれる日らしい。細かい話はよくわからないのだが、とりあえず冬眠していた虫たちが姿を現す頃、という意味らしい。今住んでいるアパートは、目の前は民家の庭なのだがミョウガのような植物が茂っており、アパートの脇道は林、道を挟んだ向かいには牛舎があるという環境だ。なので、いろんな虫がやってきそうで怖い。実家にいる頃は、植物を育てていたこともあり、虫は身近な存在だった。庭を掘ればカブトムシの幼虫のようなものが出てきたし、ミカンの木があったからか、アゲハ蝶も絶えず飛んでいた。セミの抜け殻をときどき発見することがあったが、一度だけ運よく羽化する瞬間に立会い、生命の神秘に感動したものだ。そんな中、特にお気に入りだったのがカマキリとカナヘビ(トカゲ)。カマキリは庭のナンテンの木に卵を産みつけ、翌年の春に大量に孵化した。そのときの写真はこちら。※虫が嫌いな人は絶対にクリックしないでくださいいつのまにか散り散りになってしまったが、それでもカマキリの姿は絶えずあった。イソロクがやってくるまでは…もうひとつのお気に入りであるカナヘビ(トカゲ)は、庭の中心に置いてあったモクレンの切り株近辺で繁殖していた。隣には植木鉢に水を張った池のようなものがあったので、ちょうどいい場所だったのだろう。最盛期には、小さくて黒々したかわいいやつが5~6匹、毎日のように切り株の上でひなたぼっこをしていた。そのときの写真はこちら。※爬虫類が嫌いな人は絶対にクリックしないでくださいこれはあまりよい写真ではないのだが、それでもあの頃の大切な思い出だ。もう決して帰ってこない…あの頃、庭の生態系は完成していたのだ。いろいろなものがうまく循環して、しぶとく美しい自然を体感できるすばらしい環境だった。そこに、イソロクがやってきた。匍匐前進で忍び寄る危機。翌年の春、カマキリもトカゲも庭から姿を消していた。多分、そのときから、自分はこの猫を好きになることはできないだろうと思うようになったのだ。去年秋、実家に帰ったときに、母から「またカマキリが卵を産んだ」と聞いた。急いで見てみると、以前と同じ、ナンテンの木に卵が産みつけられていた。嬉しい反面、孵化するであろうミニカマキリたちの未来を思うと不安でならない。啓蟄、ということは孵化はもうすぐなのかな、と思う。どうかミニカマキリたちの未来が明るいものでありますように。
2006/03/06
コメント(1)

k/dドライ:17gネフガード:あり飲んだ水の量:109gオシッコ:4回 123gウン○:ありニャンタンは今日も少食。もっと食べて欲しいのに、ニャンタンは「早く寝るのだ!」と要求してくる。しかたなく、少し早めに就寝。ニャンタンがそういうなら、今週は早く寝るようにするよ。でもニャンタンは今日も自分の足元にまっしぐら…
2006/03/05
コメント(1)

k/dドライ:21gCIAO焼かつお:1本(食い散らし)ネフガード:あり飲んだ水の量:68gオシッコ:3回 94gウン○:あり皮下補液通院の日。待合室が混雑していたので、外でひなたぼっこをしながら待つことにした。キャリーを開けると、しばらくキョロキョロまわりを確認していたが、ふいにトコトコと歩き始めた。どこに行くのかと思えば、駐車している車の下にもぐっていこうとするのである。車の下なんて日が当たらず寒いだろうに…何度止めても、どうあっても車の下がいいらしい。しかたなく、自由時間は強制終了。それから間を置かず、順番がきた。今日もまた担当は研修医らしき先生。以前から活性炭について先生に質問したいことがあり、ずっと聞き忘れていたのだが、今日こそはと決意。質問内容は「別の種類の活性炭をニャンタンに試してみても大丈夫か?」というなんだか漠然とした話。ニャンタンのことを長く診てきた先生ではなくても、あまり問題ないかな、と思い聞いてみたところ、どれを使ってみても大丈夫だと思いますよ、という返答だった。「別の種類の活性炭」について、一応説明しておくと、今ニャンタンにあげているのはネフガードという活性炭薬。ネフガードは植物性で、健康補助食品である。ほかの代表的な活性炭薬としては、コバルジンというものがあり、こちらは石油系、なおかつ医薬品である。また、活性炭薬ではなく、竹炭の粉末を使っている猫さんもいるという。活性炭は、栄養補給のために飲ませるのではない。体内の老廃物を吸着させるための「薬」だ。ここでいう「薬」は、医薬品かどうかの問題ではない。それを飲めば病気の進行が遅くなるかもしれない、という自分の願いを満たすものならみんな「薬」なのだ。そして「薬」なら、より効果があるもの、より副作用がないもの、にしたいと思う。活性炭の効果は、血液検査の数値に表れるようなのだが、数値より何より状態がよくなってくれれば、と思う。気持ち悪さが少しでもやわらいで、食欲を取り戻してくれればと。活性炭の副作用は、おもに便秘、下痢などらしい。こちらは、今のところネフガードの影響ははっきりしない。今週も体重は現状維持の3.25kg。この体重がニャンタンにとってのスタンダードなのだろうか。3.5kg達成の夢は夢として、まずはこの体重を維持できることが目標だ。そのためにも、ほかの活性炭も試してみようかと思う。
2006/03/04
コメント(3)

ニャンタンの目標摂取カロリー:140kcal今週の平均摂取カロリー:101kcalようやく平均カロリー100kcalオーバー。今までのかつお節粉から、にぼし粉に変えたことがよかったようだ。このまま、食欲回復のきっかけになってくれればよいのだが…-今週のごはん-
2006/03/03
コメント(0)

k/dドライ:16g金のグルメ:1gネフガード:あり飲んだ水の量:103gオシッコ:2回 52gウン○:あり今日もまた、朝起きるとニャンタンは足元に。寝相が悪い自分の足元で寝るのは危険だよ、ニャンタン。そういえば、昔テレビで「飼い主の頭側で寝る猫は○○、足側で寝る猫は××」という話を見たことがある。ずいぶん前のことなので、肝心の○○と××の部分が思い出せないのだが、おそらく甘えか依存度か信頼度あたりの表れで、頭側の方が飼い主のことをよく思っている、ということだったはずだ。その番組ではほかにも「日常の行動から見る猫の性格」のチェック項目があったと思うが、どれもニャンタンは飼い主のことなど信頼せず、甘えもないドライな性格のほうにあてはまった。ドライな性格=飼い主を嫌っているのか?というと、そうではなくて、自分至上主義の猫らしい性格なだけ、という話だったと思う。マイペースで他者の介入をよしとしないのである。この「あまりに猫的な」性格ゆえに、ニャンタンは長生きできたのかな、と思う。それでも、飼い主としてはやっぱりさみしい。腕枕の中で寝てもらえるのが唯一の心の触れ合い、だと思っていたのに、それを拒絶されるととてもさみしい。-フードのこと-フリスキー金のグルメが全然見つからなかったので、ふりかけなどのついでに楽天で購入してみた。香るかつお節パウダーに期待していたのだが、ちょっとペロペロ食べただけで、すぐに終了。これならk/dドライ+かつお節粉でも変わらないので、常食候補から即脱落した。
2006/03/03
コメント(8)
![]()
k/dドライ:27gネフガード:あり飲んだ水の量:109gオシッコ:4回 108gウン○:あり朝起きると、ニャンタンは自分の足元で寝ていた。以前もそんな行動を取った時期があったが、何日かするといつも通り、自分の腕枕で寝るようになってくれた。今回も何日か続くのだろうか。朝の目覚めが淋しくなるな…にぼし粉作戦だが、早くも陰りが見えてきた。初日ほど進まないようなのだ。早いところ、別の作戦を考えなくては。そんなわけで、意味がなくなってしまいそうなのだが、一応にぼしの成分について調べた。結果、にぼしのリン含有量は、かつお節の2倍以上あるようだ。慢性腎不全にはリン制限が必須。これはいただけないな…と思いつつも、ほんの少しふりかけているだけだから、あまり気にしすぎても、なんて楽観してみる。栄養成分といえば、最近栄養本を購入しようか迷っている。ネットでも栄養成分を調べられるのだが、本の方が食品の比較をしやすく、わかりやすい構成になっているのかな、なんて思うのだ。買うとしたら、多分この辺かな、と思う。女子栄養大学出版の本で、栄養素はもちろん、食品80kcalあたりの分量に相当する写真が載っている。…と思うのだが、以前見た記憶なので、ひょっとしたら違うかもしれない。ちなみに、この80kcalという数字は、とても意味のある数字らしい。自分がいつも参考にしているネコの食事百科という本に書かれていることなのだが、標準猫の必要エネルギーが体重1kgあたり80kcalであるため、女子栄養大学のカロリーブックはとても便利、とのこと。とりあえず、今週末は本屋さんに行って探してみよう。
2006/03/02
コメント(8)

楽天市場のメールマガジン、「楽天キャットニュース」のペット自慢コーナーにニャンタンの写真を載せてもらえました。ご覧になった方もいらっしゃるようで、ちょっと恥ずかしいです。使ったのはこの写真ですが、実はちょっと前の日記で使用済のものです。ちなみに、今回は日記のテーマを投稿して書いてみました。その名も「今週のペット自慢」です。すごくかわいい猫さんの写真を見ると「この子のブログもどこかにあって、探せば会えるのかな?」と気になってしまうので…頻度を考えると、ほとんど使われる見込みのないテーマですね。それでも広場ブロガーの皆様へ。もし楽天のペット自慢で紹介されたら、このテーマを使っていただけると嬉しいです。
2006/03/02
コメント(10)

k/dドライ:35gネフガード:あり飲んだ水の量:141gオシッコ:3回 83gウン○:なし久々にk/dドライ35g、140kcal達成。にぼしの成分についてまだ調査が終わっていないが、とりあえずはほっとひと安心。毎月恒例、食事量とウン○の回数などをまとめてみたのだが、やはりお通じは良好だったかなと思う。2月はネフガード摂取量を多めにしていた。というか、それ以前は様子を見ながらだったので、ついつい少なめになっていたのだ。多めといっても、1日1袋(400mg)相当だと思う。本当なら、活性炭こそ摂取量を把握しなくてはいけないと思う。しかし、ニャンタンにあげるときにはk/dドライにかけてしまうので、お皿に残ってしまうことが多く、摂取量の把握が難しいのだ。ほかの方法を取るべきなのかもしれないが、量を把握したいがために余計なストレスを与えるというのはちょっとどうかな、と悩む…しかし、今まではネフガードの影響で便秘になっているのかと思っていたが、そんなことはないのかもしれない。むしろ、評判どおりウン○をゆるくしているのだろうか。現時点ではどちらとも判断つきかねるのだが、やめる理由もない。様子を見ながらネフガード継続だ。
2006/03/01
コメント(2)

k/dに開封したてのにぼし粉をまぶした途端、がつがつ食べ始めたニャンタン。今回の動画はデジカメで撮影。
2006/02/28
コメント(10)

k/dドライ:32gネフガード:あり飲んだ水の量:97gオシッコ:3回 94gウン○:あり昨日ほとんど食べてくれなかったニャンタン。どんな作戦を講じようかと頭を悩ませ、まずはかつお節粉を新しいものに変えよう、と決めた。しかし、かつお節粉の買い置きはなく、にぼし粉があったのでそれを開封。k/dにかけてみると、ニャンタンなかなかの食いつきだ。確かにかつお節より魚臭いからな。たまには味を変えてあげたほうがよいのだろう。リン含有量が気になるけれど、それはまた後で調べることにしよう。
2006/02/28
コメント(4)

k/dドライ:7gネフガード:あり飲んだ水の量:74gオシッコ:4回 98gウン○:なしニャンタンがk/dを7gしか食べていないことに気付いたのは日付が変わる頃だった。約28kcal。目標カロリーの1/5である。この日はニャンタンが食べてくれそうなごはんを探し、いろいろ迷ったあげく注文していた。どうやら、その作業に気をとられすぎたらしく、当のニャンタンのことをよく見てあげていなかったのだ。まったく本末転倒である。どうしたものか…悩んだ。食べる気はあるようなのだ。でも、ちょっと口をつけると、すぐこたつに戻っていってしまう。久々にリーナルケアか、と考えてみるも、決行してよいものか悩む。ここのところ、吐き気はおさまってきた。だが、無理やりリーナルを飲ませたら、また吐いてしまうかもしれない。一度吐いたらまた状態が悪くなるかもしれない。なにより、この時間(0時過ぎ)では、嘔吐跡を片付ける気力が残っていない。焼かつおをあげようか。あれなら1パック食べれば60kcal。カロリー摂取だけ考えるなら、選択としてなくはない。しかし、土曜日に病院のご褒美としてあげたばかりである。もしかしたら、すっかり味をしめたニャンタンの作戦かもしれない。ここで焼かつおをあげてしまうと、今後厳しい展開になりそうな気がした。それでは、ほかの一般フードでは?ドライは全部友人にあげてしまったが、缶詰がいくつか残っているはずだ。しかし、缶詰は食いつくようでいて、それほど食べてくれない。気休め程度にしかならない。今日は潔く諦めよう。そう決めて、いつもよりほんの少しだけ早く寝た。ニャンタン今日もいい顔。
2006/02/27
コメント(6)

k/dドライ:23gネフガード:あり飲んだ水の量:105gオシッコ:4回 138gウン○:あり(2回)ウン○2回、しかも2回目はちょっとやわらかめ。おなかを壊しているのだろうか。少し心配になる。日記はいつも1日遅れ。にも関らず、リアル今日のニュースの話をテーマにするのはおかしいのだけれど、ちょっと気になったので…副作用情報、「医師から説明」27% 製薬業界団体調査 -asahi.com-医師に薬を処方してもらった人の7割が副作用について説明してほしいと感じているのに、実際に医師や薬剤師から説明を受けた人は3割にとどまる、という記事である。これは、対人間医療の話だ。しかし、人間でさえこの状況なら、動物医療の現場で十分な説明がしてもらえない、ということは十分ありえると思う。自分のことでも、ペットのことでも、病気が発見されたらパニックに陥りがちだ。冷静になれば、治療が必ずしもうまくいくわけではないことや、薬に副作用があることなどは予想できる。しかし、苦しくてたまらないときには、目先のことにとらわれてしまい、その後のことなんて考えもしないで決断してしまうことがある。そしてその決断が、一生の軸となってしまうことも…幸いにも、ニャンタンのお医者様は、丁寧に説明してくださる方だ。副作用やリスクについて、予測できる範囲ではあるがちゃんと説明してくれる。ときにはホワイトボードに書いて説明してくれるという念の入れようだ。一番近所にあるから、という理由で選んだ獣医さん。それが、信頼できる獣医さんで本当によかったと思う。
2006/02/26
コメント(10)

焼かつおをうまうま食べるニャンタン。これを食べるとき、必ず最後は袋からずるりと引っ張り出すところがいい。動画、いつもは自分の型遅れケータイ(N901iC)で撮影しているのだが、今回は友人の最新ケータイ(N902i)で撮影。同じメーカーなのにこの違いにはかなりビックリだ。自分の持っているデジカメでも動画は撮影できる。しかも、画質も動きもとても綺麗だ。にも関わらず、デジカメで動画撮影しないのは、ファイルサイズが大きくなりすぎて20秒くらいしか撮れないため、タイミングをはかるのが難しいのだ。早く外部メモリを購入しないと、使い物にならない。自分の持っているデジカメはSDカードとMMCカードという外部メモリに対応しているらしい。今使っているケータイの外部メモリはminiSD。miniSDはアダプタをつければSDカードとして使えるので、容量の大きいminiSDを購入するつもりだった。しかし、次はSONYのケータイを購入する可能性が出てきた。SONY製のケータイの場合、対応外部メモリは確実にメモリースティック。どうしたものか悩む…
2006/02/25
コメント(13)

k/dドライ:18gCIAO焼かつお:1本ネフガード:あり飲んだ水の量:83gオシッコ:3回 124gウン○:あり皮下補液通院の日。食欲低迷が続いているにも関わらず、体重は3.25kgを維持してくれている。今日は研修医らしき先生に針を刺してもらった。ニャンタンは少し痛そうにビクリとなった。別に研修医さんの腕前のせいではなく、最近はいつも少し痛そうにしている。刺した後も、膝の上ですぐ丸くなって寝てくれるときはよいのだけれど、いつまでも興奮しているときがあって、そんなときはさすがにちょっと心配になる。でも今日はすぐに落ち着いてきてくれたので安心した。帰宅して、ニャンタンはこたつに直行。スイッチはOFFにしてあり、まだ冷たかったので、ものすごい声で抗議された。こたつで不満げに寝ていたニャンタンに、約束どおり焼かつおをあげる。これだけはやっぱりおいしそうに食べてくれる。その姿を見るたびに、自分のなかのいろいろなものがいとも簡単に揺らいでしまう。
2006/02/25
コメント(0)

ニャンタンの目標摂取カロリー:140kcal今週の平均摂取カロリー:107kcal食欲回復してくれそうでしてれなかった週。相変わらず、ウン○だけは快調だった。体重もなんとか維持できているし、ニャンタンのペースに任せようと思う。-今週のごはん-
2006/02/24
コメント(0)

k/dドライ:32gネフガード:あり飲んだ水の量:131gオシッコ:3回 74gウン○:なしニャンタンも自分も大好きなかつお節。しかし、自分はかつお節について何も知らない。そこで、ちょっと調べてみようと思った。調べてみようと思ったきっかけは、ペット用健康玩具「鰹節まるかじり棒」だ。気になったのは商品説明文。「ペットがすぐにカジれるように、鰹節特有の「カビ」を洗い流して…」というのだ。かつお節にはカビが生えているのか?そういえば、昔何かの本で、かつお節の表面にはカビがついていて…と見たような気もする。この商品を買うかどうかは別として、とにかく調べなくては気がすまない。調べてみるとなかなか奥が深い世界である。わかりやすかったのはヤマキ株式会社さんや柳家本店さんのサイト。カビについては、かつお節を熟成させるためにつけるもので、しかもすべてのかつお節についているわけではないらしい。かつお節の加工段階によって、荒節と枯節というのがあるらしいのだが、 荒節 … かつおを煮た後にいぶして乾燥させたもの。 枯節 … かつおを煮ていぶした後、カビ付けし発酵させたもの。 ※よく市販されているかつおの削り節(原材料名:かつお・ふし)は荒節。だそうだ。確かに、鰹節まるかじり棒は本枯節と書いてあったな。ちなみに、かつお節には雄節と雌節、さらに亀節という分け方もある。こちらはかつおのサイズ、部位による呼び名のようで… 雄節 … 大きいかつおで、背のほう 雌節 … 大きいかつおで、腹のほう 亀節 … 小さいかつおで、背も腹もまるごと ※雄節より雌節の方が脂肪分が多い。となっているようだ。かつお節の香りは、材料の魚だけでなく、様々な要因でかなり違うのだろう。いろいろ試してみる価値はあるのかもしれない。
2006/02/24
コメント(6)

k/dドライ:23gネフガード:あり飲んだ水の量:102gオシッコ:3回 90gウン○:ありこの日の記憶がまったくない。ニャンタンの食事記録と写真だけは残っているのだが…とりあえず、この寝顔を見る限り、ニャンタンはいつもどおりのんびり過ごしていたのだろう。
2006/02/23
コメント(2)

k/dドライ:30gネフガード:あり飲んだ水の量:111gオシッコ:3回 85gウン○:なし猫の介護に関する情報満載の老猫介護・・・むーちゃんの場合。管理人のmoomamaはご自分も猫の介護で大変なはずなのに、老猫会会員との交流も大切にしておられて、本当に尊敬してしまう。そんなご多忙の中、2月限定で老猫会の会員募集を再開し、今回だけで54ニャンもの老猫が集まったらしい。(注:今年の会員募集はもう締め切っています)その54ニャンのなかに、ニャンタンもこっそりまぎれこんでいる。ニャンタンは20歳なので冠付き会員。「20年、よくがんばったね、ニャンタン」そんな思いがこみあげてくる。これからもがんばれ、ニャンタン。
2006/02/22
コメント(18)

k/dドライ:33gネフガード:あり飲んだ水の量:128gオシッコ:4回 95gウン○:ありここのところ、お通じの調子がすこぶるよい。○→○→×→○→○→×→…と、2日出ては1日お休み、という状態が続いているのだ。今日はk/dなかなか食べてくれた。この調子で回復してくれればよいのだけれど。
2006/02/21
コメント(6)
全271件 (271件中 1-50件目)


