ちょっと気ままなNYライフ

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2007年10月01日
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久しぶりに映画を見ようとレンタルビデオ屋へ。本を読む時間はないがビデオだったら、インターネットをしながら、あるいは掃除しながらつけっぱなしにできる。

そんなわけで前からみたかった「ABDUCTUIN」ーめぐみさん拉致事件のドキュメンタリーものを借りてきた。この事件が明るみに出て、拉致された家族数人の帰国が叶ったのは周知の事実だが、それでもこれを気に広く世の中に知らしめようとしたのは日本人ではなく外国のプロデューサーだった。外国人の製作とはいえ、30年の時の流れのなかでなかなか進まないもどかしさ、手探りで穴を掘り続け、ようやく差し込んだ一筋の光など、わかりやすい構成で飽きのこない演出はすばらしかった。

この事件では拉致されたご家族、特に子供を誘拐された横田さんご夫妻の切ない思いがひしひし伝わってくる。拉致事件が頻繁におこった1970年代後半、田舎が新潟市内だった私も時々テドラポッド続きの日本海の海を見に浜(新潟のあの当時はビーチと言うより「浜」と言う言葉がふさわしいかも)を散歩に行ったものだ。一歩間違えれば私も事件に巻き込まれていた可能性もなくはなかった。そう思うと人事とは思えない。

アベックで、もっと年が上の人はともかくわずか13歳の女の子が親の元から強引に連れ去られたった一人で見知らぬ国で暮らすことを強要されるとは、拷問以上に残酷な話だ。

「かわいそう」「一日も早く戻ってこれることを願っています」「もし自分の家族だったらやりきれない」というのが大半の人の感想だろうが、この事件はなぜかそう感じるだけでは済まされないもどかしい思いにかられる。私たちも一体となって何か一緒に行動を起こせないのだろうか。一頃は拉致された一部の人が帰ってきて、注目を浴びた話題だが時が過ぎればまた人々の記憶から薄らいでいく。日本はなぜか国民の一人一人、もしくは超名人、企業家、企業団体などがバックアップするという固定概念がない国のように思われる。

この間、ポルトガルで行方不明になった英国人の子供を捜すためにベッカムなど超名人が立ち上がった記事があったが、そんな動きが日本にはないものか。





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最終更新日  2007年10月01日 10時37分00秒 コメントを書く
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