ちょっと気ままなNYライフ

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2008年12月01日
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カテゴリ: ラブ



(前半)

明日から忙しい。いえ、今だって明日提出する来年度予算案の推測根拠を書かなきゃいけないので忙しいはず。なのについつい、映画を観ちゃってる。

一昨日は見たのは「THE TALENTED MR.RIPLEY」。ご存知の人もいるだろうがアラン・ドロンの「太陽がいっぱい」のリメイク版。(二ーノ・ロータの音楽も有名)

そして今は、映画館でも観たブラッド・ピッドの「トロイ」のDVD版を観ている。

リプリー役のマット・ディロンは、フランスの超美男子にはかなわないけど、「TALENTED」という言葉がふさわしく、冷静に完璧犯罪をこなしていこうとする役は、かなりはまっている。かしこそうなおぼっちゃんって感じだもん。

「トロイ」は大いに不満。美貌のヘレナをめぐっての争いなのにヘレナ役は美人じゃない。他に出てくる女性も見劣りする。そのせいか、ヘレナを略奪するパリス役のオーランド・ブルームがなんとも情熱的に演じられていないような。失礼だけど、この程度の女性じゃね。しかもさらうっていうより、ヘレナの方で躊躇もなくパリスについていく。(そりゃ自分の亭主よりパリスの方が男前)パリスがリンゴを渡すことになっている3人の女神の話もないのだわ。
まあ、この「トロイ」はストーリーより3美男のヒーローを見せるための映画だからしかたないか。アメリカ映画ってこんなもの?

STOP !!!  後半はたんなる思い出話 ★★★★★★★★★★★★★★★★ 



スコットは(甘いマスクというより)ワイルドな出で立ちの時のオーランド・ブルーム似。

そして見かけは上品そうなお坊ちゃんタイプ、でも中身は打算的なデイビッドは容貌がマット・ディロン似。

こんな二人だから当然女にももてるわ。

「T、 ボクはガールフレンドが必要なんだ」

「あーそうですか。」

私はデイビッドにはあまり関心がなかったし、ハウスメイトのよしみで探してあげようなんて気もさらさらおこらなかった。どうせ、この男、勝手に見つけてるだろう。案の条、彼は白人女と自分がESLで教えていた生徒のKOREAN GIRLと二股かけていた。いや二股どころか、日本人の女の子ともちょっとあったらしい。この3人の中で、本妻(!)はKOREAN Girlだったが卒業後は別れたらしい。要は彼、オハイオにいたときのたいくつしのぎでGFほしかっただけなのよね。趣味で次々とマスター取ってるくらいだし。

彼にはいろいろ世話になったし、英語もみてもらったが、最後の家を出るときのデポジットのREFUNDで私自身、ちょっと腹のたつことがあり、今はもう連絡をとっていない。

一方のスコット。これがまた野生児で、ちょっと長髪で女にもてるのよね。アウトドアスポーツ大好き(クロスカントリー、ロッククライミング。ヨーロッパの自転車ツアーでは、野宿でゲイに襲われそうになったらしい)。こんな出で立ちだからあまり成績はよくないだろう、と人を見かけで判断した私。あるとき、友人のブレイク君から電話があり、ベイスメントに住んでる彼を呼びに言ったら部屋にいない。ふと机においてある成績表を見てクラクラっときた。

「ブレイク、今私見ちゃったんだけど、スコットの成績、 オールA なんだよ~」

勉強もしていない彼。きっと思考回路が単純だから、頭に入る内容はすべてクリアなんだ。


しかし、このスコットも女の扱いは「C」以下だ。

彼は最初、デンマークの留学生二ーナとつきあっていたんだけど、この二ーナはスコットにぞっこん。私はどうもこのタカピーな北欧女が嫌いだったんで、彼が彼女を私たちの家に呼ぶようになってからは、彼とあまり口を聞かなくなっていた(友人らはこぞって、それは私のジェラシーというが)

ところが月日も経ち、だんだん卒業もちかづいてくるとスコットは二ーナにそっけなくなってくる。彼は二ーナより若く(ちなみに私より一廻り下だ)まだ結婚だのに縛られたくなかったのだ。

いつものように、自室で勉強していると、リビングで大声で二ーナがわめいている。悲しいかな。何をいってるやら、彼女の英語がわからない。ののしったあげく、彼女は出て行った。

どうやら別れをつげられたらしい。



後でスコットは私に言った。

この男。女の敵だ。

彼女がふられて余裕の私は初めて同情した。

しかし、これだけでは終わらない。
ある日家に帰ってくると、びりびりに破られた本のはいった包みが玄関の前に置かれていた。
本の上にスコットへ宛てた手紙。二ーナが自分の家においてあった、彼の本を破いておいていったのだ。

これで彼女の気は晴れたのか。

しかし、後日帰ってくると、スコットとデイビッドが話しているその間に紙包みが。
今度はスコットのセーターが引き裂かれて玄関に捨ててあったのだそうだ。
なんかー怖いことになってきている。

そして後日。

誰かがノックするので、開けて見ると、青ざめた幽霊のような顔の二ーナがそこに。

「スコットは?」

「か、かれはここにはいないわ。が、学校じゃないの」私はどもりながら言った。

そのまま彼女はブツブツ言いながら去っていった。怖くなった私はベイスメントにいたデイビッドに、そのことを話した。
彼はスコットのいる学校に電話し伝言を残す。

「スコット、気をつけろ、君は殺される!」

それから数日、今度は電話がなって私が出ると、

「私は二ーナの友達だけどスコットはいる?彼女のことで話がしたいの」

冷静な女の子の声に、私は彼にとりついだ。

こうして1件落着したらしい。

その後のことは聞いてないけど。

このことで、彼も反省し、卒業まではおとなしくしてると思いきや、今度は自分より年下の学部生、エリザベスと付き合いだした。

頻繁に我が家に来るべスちゃんのことまではキライになれなかったけど、スコットの奔放な態度にはげんなり。

ある日、夜もふけて勉強していると、誰かがノックする。夜中の2時。怖いよ。私は無視した。それなのにもう一人の同居人、超おデブのマヤが私に

「誰かがずーっとノックしてるのよ。一緒に来て」(えーっなんで私を呼ぶのよ。ベイスメントの男どもを呼んでよ~)

あまりことを大げさにしたくなかったマヤは、私だけど「道連れ」にドアに歩み寄る。
勇気をふりしぼって、ドアをあける。

「だれっ!?」

「べスちゃん!!!」 びっくり

「ごめんなさい、夜おそ~くに。でもわたし、今どうしてもスコットにあいたくて~」

そういうなり彼女は一目散にベイスメントに降りていった。
あっけにとられた私とマヤ。あー、もう近頃の女の子は~。

後日、私はスコットに文句を言った。

「もう、私すご~く、びっくりして、怖かったんだからね」

「そりゃ、ボクだってびっくりしたさ。目をあけると暗闇に人が立ってんだからね。レイプされるって思ったよ~」

(もう、こいつぅ~)

こんな彼だけど、もちろん卒業後はさっさとベスちゃんとお別れ。彼女は確かスペイン留学、一方のスコットはアリゾナ大学の博士課程に入学。卒業後はドイツのブレーメンの大学に講師としていったらしいけど、その後は消息不明。

で、たんなる思い出話になっちゃった。

まーみなさん、ちょっと顔のいい白人男には気をつけましょう。ってことで今日のBLOGは終わり。

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最終更新日  2008年12月01日 12時42分42秒 コメントを書く
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