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先日、ジャーマン・シェパードのJago君がご来店。堂々としててかっこいい!なかなか男前なJago。驚いたのは獣臭。私は好きですけどね・・・獣チックな臭い。もしかして熱っぽい君かな??ワンちゃんのタイプを分けると、そりゃいろいろではあるんですが・・・熱っぽいタイプってありません?ちょい脂っぽい獣臭で、耳もけっこうねっちょりしてますね。肛門腺を絞ると、これまた膿っぽいどろりんとしたものが出てくる。皮膚はカサカサというより、ややねちょねちょっとしてる。体温も触った感じ、高め・・・のような気がする。皮膚疾患持ちの子が多いように思いますが・・・Jago君も四肢の毛がまだらになってました。最初はちょっと緊張気味で、飼い主さんも心配でたまらないといった様子。“凶暴ではないと思うんですが・・・爪切りとか、もしかしたら怒るかも。。。たまに私たちにも怒るんです。大丈夫かなぁ・・・”さぁJago君、辛抱できるかな??痛いことせんといて~~~初めてのトリミング台は、かなりNGやったみたい。もんのすごい大暴れで巨体を抱っこしましたがな、ひとりで。。。もともとうちのトリミング台は2つしかなくて、大きい方でもJagoには小さい。。。ま、床でええか・・・ブラッシングは大喜び。大好きのご様子。爪切りは、ちょっと苦手みたいね。顔を反対向けて、ウゥッってキバ剥いてた・・・。“あれっ!?ウゥッ言うたかーー?”というと、“ううん、言うてないよ”と慌てて笑顔を作る(笑)。一生懸命辛抱してるんやね。えらいえらい。後ろ足終了時には、爪切り=痛くない!ってわかってくれたみたいで、足をちょこんと上げてはお手伝いしてくれました。シャンプーもへっちゃら。無事に終わって、いい匂いになりましたよ~~。だいぶこの場にも慣れてきて、機嫌よく遊び始めたところに、我家のじゃじゃ馬娘!!「お嬢」登場!!そしていきなり威張る。。。しゅん・・・と凹むJago君。威張るものの、Jagoの大きさに本心はビビリモードなんですよね・・・ねぇ?お嬢??威張るだけ威張って、さささっと2階へ帰っていくのでした。。。威張りん坊が帰ったところで、Jagoとオネエのお遊び再開。いい感じにテンション上がって、ノリノリになってくると・・・可愛いんです!動きがめっちゃ子供っぽくて。。。あ~~よぉ遊んだわ。疲れた~~~。オネエ、水ちょうだ~い♪
2005.11.22
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“タロちゃん”朝になり、だいぶ状態が落ち着いたタロは、顔は全然動かせないけど、しっぽと目で一生懸命答えてくれました。夜中の獣医さんは帰宅。朝になって二人の獣医さんがやって来ました。“どこにも目立った外傷はないけど、怖いのは中がどうなってるのかだね”レントゲンの撮れる獣医さんはどこにもありません。車で20分ほどのところに、レントゲンを撮れる所があります。もちろん人間用ですが、そこでレントゲンを撮ってもらえました。ほとんど身動きできないタロは、きっとすごく不安だったと思います。私はロボコップみたいな服を着せられ、タロと一緒にレントゲン室へ。あっという間に終了。綺麗に撮れました。3つの角度から撮って頂いて、とんぼ返りで獣医さんのところへ。“大丈夫。体に特に変わった異常はない。ただ顎にいくつか骨折が見られるね。”おそらく車やバイクに轢かれたのではなく、顔だけボ~ンッとぶつけられたのだろう・・・という事でした。このまま顎が骨折したままでは、食べることができない。ず~っと点滴?そんなことも無理。。。手術・・・それしかありませんでした。手術か。。。今までに聞いたあらゆる手術の話を思い出しました。避妊手術で失敗、麻酔入れすぎで失敗、帝王切開手術で失敗・・・どうしよう。こわい。“どうする?”と獣医さん。・・・・・・“お願いします。”決めました。決めたからには信じる。獣医さんを信じる。タロの生命力を信じる。“でも一つだけお願いがあります。立ち合わせてください。”“もちろんいいよ。”“じゃぁ明日の夕方ね”“タロちゃん、オネエ決めたよ。それでよかったかな?オネエ間違ってないかな。不安やんね、怖いよね、オネエなんかよりタロはもっともっとそうやんな。頑張ろな。ず~っと傍におるからね。ず~っとタロの近くにおるからね。”まだ身動き取れないけれど、じ~っと私の目を見てしっぽで答えてくれるタロ。“手術が終わって、ご飯も食べれるようなったら・・・何食べようかね?ジャーキ―かな、ハティ(レバー)かな、にんじんかな。。。“ハティ好きのタロは“ハティ”に目が反応してました。“ハティ1kg買ったるで~”その夜は緊張と不安で眠れませんでした。。。
2004.04.25
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