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私の14か月に渡る入院生活は、治療の段階に合わせて
3つの異なるリハビリを渡り歩くことから始まりました。
大学病院 → がんリハ病院 → 回復期リハビリ病院。
そして退院後の訪問リハビリと通所リハビリ。
同じ「リハビリ」でも、それぞれの病院には 制度・目的・役割があり、
患者の立場からするとつながりや連続性はあるものの、
「まったく別物」と言って良いくらいの違いがありました。
ここでは、その違いを制度と実体験の両面からまとめ、
同じ道を歩む方に少しでも参考になるように整理してみました。
がん治療中の体を守る“治療のためのリハビリ”
急性期は 「治療の妨げにならない範囲」が大前提。
決して“積極的に歩かせる段階”ではありません。
急性期病院のリハビリは、制度上は 1日最大9単位(180分)が上限ですが、
実際には
私の場合は1日 40分×2単位でしたが、
入院が長期化した最後の1か月は
「40分×2単位 → 20分×2単位に短縮」されました。
ちょうど並行棒で歩けるようになってきた時期で、歩行時間が減るのは正直つらかったです。
それでも担当PTは工夫して、 20分×2単位を続けて実施し、歩行訓練を確保してくれました。
治療と治療の“隙間”を支える、がん患者のためのリハビリ
「がん患者リハビリテーション料」
無理をしない、でも完全には止めない。
がん患者に“適度な負荷”をかける絶妙なバランス。
急性期より前へ進み、回復期ほどハードではないリハビリです。
日常生活を取り戻す“本格的で密度の高いリハビリ”
回復期リハビリ病棟は、厚労省が定める 「集中リハビリ期間」に基づき運営されています。
制度はあるものの、身体は制度通りには動きません。
「歩ける兆しが見えてきた頃に残り日数が減っていく」——
この焦りは多くの患者が経験するものです。
しかしその中でも、回復期の先生たちは限られた日数で
最大の効果を出そうと工夫し続けてくれていました。
私が感じた「ハードだが積み重ねが形になった」という実感は、まさにこの病棟ならではです。
回復を“生活の中で続けていく”段階
リハの先生が自宅に来てくださり、
を指導してくれています。
「家で安全に暮らせる体」をつくるリハです。
病院ほどハードではありませんが、確かな手応えがあります。
制度の制限は時に厳しく感じました。
しかし振り返ると、どの段階のリハビリにも意味がありました。
急性期は 「守るリハビリ」。
がんリハは 「つなぐリハビリ」。
回復期は 「取り戻すリハビリ」。
在宅は 「定着させるリハビリ」。
そして私は今も、
昨日の続きとして今日のリハビリがあり、今日の続きとして明日のリハビリがあります。
リハビリは終わったわけではなく、これからもずっと続いていく
私の生活そのものです。
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