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2024年09月22日
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シリーズが始まってから45年。「エイリアン」シリーズ第9作目となる映画なので、観客はエイリアンがどのような生き物なのか、知り尽くしています。どうせフェイスハガー→チェストバスター→ゼノモーフなのだろう、とわかっています。なのに、怖い!「ドント・ブリーズ」シリーズで観客の度肝を抜いたフェデ・アルバレス監督は、シリーズのお約束ネタをたっぷりと盛り込みながら、新たな視点でシリーズのファンの若返りに成功しました。

 エイリアンを生物兵器として利用しようとするユタニ社の宇宙船が、第1作で破壊されたノストロモ号の残骸から、エイリアンの死骸を回収し、宇宙ステーションロムルスへと運びます。ところが、死んでいたと思われたエイリアンは、生きていました。

 それから何年かが経ち、ある辺境の惑星で過酷な労働者として搾取されている若者たちが、別の惑星へと脱出しようとします。彼らにアンドロイドとともに誘われた主人公。脱出に必要なのは、その惑星を周回軌道する打ち捨てられた宇宙ステーションにある休眠ポッドです。そこで、若者たちは宇宙へと旅立つのですが、その宇宙ステーションこそロムルスだったのです。

 主人公たちに襲いかかるファイスハガーの群れ。ゼノモーフの大群。壊れて上半身だけになったアンドロイド(なんと第1作に登場した故イアン・ホルムをAI技術で再現!1作目と同型のアンドロイドという設定です。)は、ユタニ社の指令を忠実に実行しようとします。とにかく危機また危機の連続で、手に汗握りっぱなしです。

 見どころは、物語の後半。主演のケイリー・スピーニーが、かつてのシガーニー・ウィーバーのエレン・リプリーを彷彿とさせる活躍で、とにかくかっこいいのです。また、主人公に弟同然に慕われているアンドロイド役のデヴィッド・ジョンソンも、イアン・ホルムにデータを書き換えられてしまい、敵か味方かわからなくなるという設定も緊張感を増してくれます。

 そして、ラストに登場する「あれ」。絶大なインパクトで、エイリアン・クイーンに匹敵するシリーズ最強の敵が登場します。

 シリーズの要所を押さえつつ、全く新しく生まれ変わった「エイリアン」シリーズ最新作は、大ヒットしたのも納得の出来栄えでした。





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最終更新日  2024年09月22日 08時47分57秒
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