京都の珈琲職人

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■コーヒーの木…三大原種…



もともとエチオピアのカファ地方に自生していた木が、アフリカをはじめ中南米など世界中に広がりました。

原種はアラビカ種・ロブスタ種・リベリカ種の3種類。
のちに品種改良されて多種多様になり、今日では約40種以上のコーヒーの木が生育しています。

日本に輸入されている豆の原種は、アラビカ種とロブスタ種の2種で、アラビカ種は最も多くの地域で栽培されています。

●アラビカ種…

世界で生産されるコーヒーのおよそ3分の2がアラビカ種。
標高800~1500m以上、気温15~25度内が栽培条件です。
気候の影響を受けやすく病虫害に弱いのが難点ですが、この品種の木からは、酸味が特長の香り高い豆が収穫されます。

●ロブスタ種…

世界で生産されるコーヒーのおよそ3分の1がロブスタ種。
成長が早く病虫害に強いので、低地でも栽培ができます。
豆は苦味が強いので、主にインスタントコーヒーや、ほかの豆とブレンドして飲まれています。

●リベリカ種…

西アフリカが原産の品種です。ごく一部の地域でしか栽培されておらず、豆は栽培地域内だけで消費されています。


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