旨いお酒をもとめてあちらこちら日記

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January 11, 2010
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オーストリア・ウィーンのホイリゲ兼ワイナリー

 マイヤー・アム・プファールプラッツ

ウィーン北西部19区にある長い伝統を誇るワイナリー。

Mayer am Pfarrplatz

今回は『ゲミシュターサッツ・ヌスベルク・ウィーン』2008

グレープフルーツや洋ナシの香りはそれほど強いレベルではなく、
裏側にはミネラルのシャープさが隠れています。
厚みはほどほどで、けっしてフルボディではありません。
味わいにも香りと同様な印象がありますが、
ゲミシュターサッツのワインならではの


ウィーン伝統のゲミシュターサッツ(混植混醸)は、
同じ畑の中に複数品種を不規則に植えておき、
同時に収穫し、同じ容器で発酵させて作るワインです。
出来あがったワインを後からブレンドするものより
味わいの馴染みが良く、調和のとれた味わいに仕上がるといわれます。
中世以来のヨーロッパではごく当たり前に行われていた手法らしいですが、戦後、効率化のために単一品種に植え替えてしまった産地がほとんどで、今ではこの方法で造られるワインはあまり多くありません。

しかし、ウィーンではこのゲミシュターの畑が多く残っています。
約2割がゲミシュターの畑で、白ブドウ・黒ブドウが同じ列に植えられている場所さえも見たことがあります。
その多くが戦後に植えかえた際にも混植の伝統を守って植えたものなのです。

ウィーンならではの味わい。
さらに石灰岩質のヌスベルクならではのシャープなミネラル感も素敵なワインでありました。





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Last updated  January 11, 2010 11:31:24 PM
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