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世の中はゴールデンウイーク真っ只中ですが、この年になるとだんだん人ごみが苦手になって、近場の静かなところで遊んでいました。魚住駅の近くにある「住吉神社」の立派な「藤棚」を写真に収めたり、「須磨浦公園」の遊歩道の途中にある茶店で瀬戸内海を見下ろしながらビールをいただいたり・・とのんびり過ごしていました。で、夜になるとリスニングルームに閉じこもり、例のUSBメモリーにせっせと好きな曲だけをコピーして、何とか16GBのUSBメモリー3本を満杯にしました。ざっと500~600曲くらいでしょうか。仕事では優秀録音盤を中心に聴くのはやむを得ないのですが、プライベートでは気に入った曲ばかりを片っぱしから聴いています。1960~1980年代の洋楽やJ-POPが中心になるのは団塊世代共通のようです。で、USBメモリー3本をラズパイのUSBソケットに挿すのは窮屈なのでアクリルケースの底板にUSB-HUBを取り付けることにしました。日本橋の某PCショップで購入した安物のUSB-HUBです。対応OSは「Windows」と「MAC」としか書いてないのでラズパイに使えるのか?という不安が湧き出るのはアナログオヤジらしいところ・・ダメモトでラズパイのUSBソケットに挿し込んだらちゃんと認識してくれました。で、気を良くして「強力両面テープ」でアクリル板に貼り付けたらこんなカンジです。で、USBメモリーを3本差し込んだらこんなカンジです。この状態でも電源スイッチON後、約10秒~15秒でVOLUMIO2が立ち上がってくれます。こんなちいさなマシンで、ファンの音もなく超静かで、しかも好きな曲をタッチパネルで瞬時に選曲できて、CDプレーヤよりもはるかに使い勝手が良くなりました。ただし、音質はMiniATX+UbntuStudioのほうが勝っていると思います。再生ソフトの差なのか、はたまたHDDとSSDの差なのか・・・Raspberry Pi+VOLUMIO2は59,800円のCDプレーヤクラス。MiniATX+UbuntuStudioは30~50万円クラスのCDプレーヤの音だと感じます。音場の広がり、奥行き、空気感がまったく違いますし、女性ボーカルの滑らかさ、伸びやかさに差が出ます。USB-DACは同じなのに・・・不思議です。わがリスニングルームの主役の座は当分のあいだ新人に奪われることはなさそうです。
2017.05.07
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今年の2月にRaspberry Piをつかったオーディオ専用PCを製作したのですが、オリジナルデザインのアクリルケースに組み換えました。外観はこんなカンジです。7インチのタッチスクリーンしか見えませんが、この下にRaspberry Piが隠れています。いままでのオーディオPCの上にセッティングしたらこんなカンジです。いちばん左のアクリルの物体は「USB-DAC」。PCM1794を左右独立の2個づかい、バランス⇒アンバランス変換にはMUSES8920を、バッファにはOPA627を採用し、ADuM4160をつかったUSBアイソレータを内蔵させています。その右の黒い箱が現在愛用しているオーディオ専用PCの「CAMEO#3」です。中身はmini ATX+UbuntoStudioで構成されています。その上に乗っているのが主役の座を狙っているRaspberry Pi+Volumio2のオーディオ専用PC。いちばん右の赤い箱は「CAMEO#3」用のDC18V定電圧電源。同じ音源で比較試聴をつづけているのですがビミョーに音がちがいます。USB-DACは同じなのに・・「CAMEO#3」は音場が左右にグッとひろがって、映像の世界にたとえるとハイビジョン画面のようです。一方のRaspberry Piは広がりが少し抑えられて4:3の昔のTV画面のようなカンジになります。湖の底まで見渡すような解像度や、それでいて絹こし豆腐のようなやわらかさはどちらにも共通しています。UbuntoStudioとVolumio2の違いなのか・・・・エージングを続けながらもう少し様子を見ることにします。「CAMEO#3」は500GBのハードディスクを積んでいるのでCDのデータを500枚分くらいは余裕で収納できるのですがRaspberry Piはそこがちょっと不利になります。友人のPCオヤジに聞くと、Raspberry Piに500GBの外付けハードディスクを接続したら読み込むのにベラボーな時間がかかる・・とのこと。16GBくらいのUSBメモリーに音楽データを入れておくのがおすすめ・・とのことでした。で、さっそく日本橋の某PCショップで購入してきました。いま何かとお騒がせの「東芝」製メモリーです。このブランドがプリントされているのは何かの記念になるかな・・と思いまして・・1個750円でした。安くなったものです。それだけ競争が激しいんでしょうね。ジャズ、ポップス、クラシックに分けて使い分けるつもりですが、なにせ容量が少ないのでアルバムごとコピーすることがままならず、1曲づつ好きな曲だけをコピーしなければなりません。またまた難儀な仕事が増えました。
2017.04.30
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「てるみくらぶ」の詐欺にひっかかってはや一か月。吹っ切れた・・と思ってはいても深層心理はそうでもないらしく、新作アンプの創作意欲がいまいち湧いてこないのがつらいところ。で、ワインセラーならぬアンプセラーを眺めていたら数年前に製作した6BM8シングルパワーアンプが目に止まりました。タマには球に「火入れ」をしてやらないと・・と思って、久しぶりに300Bシングルのトランスカバーの上に置いて(それぐらいコンパクトなんです)音出ししてみました。6BM8シングルの外観はこんなカンジです。シリコンハウスで求めた基板完成品をベースにしたものです。フツーの6BM8アンプとは違って、「3極管接続」&「無帰還」回路になっているのが特長です。で、トランスは少しフンパツして「ノグチ」のファインメットコアを採用していました。で、久しぶりにJBL43333Aで聴いてみると「少しやわらかすぎるナ」と感じました。ファインメットコアトランスはフワッと柔らかい上質な音が持ち味なので5極管と組み合わせると、その硬い冷たいうるさい音をうまく中和してくれます。ところが、3極管はもともと柔らかい音なので、輪をかけて柔らかくなりすぎてしまったようです。で、フツーの「ケイ素鋼板」トランスに乗せ換えることにしました。下の黒い物体が取り出したファインメットコアトランス。ケースの中に収まっているのがデジットで求めた「染谷電子」製のケイ素鋼板トランス。アンプ基板はオリジナルに少し手を加えて、初段⇒終段のカップリングコンデンサーを変更しています。Panasonic製のポリエステルフィルムが標準装備ですが、ASC製のポリプロピレンに交換しています。下の写真の白いタテ型の円柱がソレです。再び聴き直してみると、3極管+ケイ素鋼板トランスの組み合わせはベストバランスでのようで、硬すぎず柔らかすぎず、適度なシャッキリ感があってMOS-FET単段アンプのようなスカッとした音になりました。3極管接続なので出力は1W+1Wですが大型モニタースピーカーやバックロードホーンなどの高能率スピーカーとの組み合わせでは十分な音量が得られます。このアンプを今後もアンプセラーで眠らせておくのはもったいない・・と思いまして、シリコンハウス3階にある「ものづくりレンタルケース」というショーケースで展示・販売させていただくことにしました。日本橋へ来られることがありましたらぜひ見てやってください。
2017.04.23
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温度補償回路つきのMOS-FET単段アンプが完成したのですがカンジンなアンプ基板の紹介を忘れておりました。移植したアンプ基板はこんなカンジです。単段アンプなので、その名の通りMOS-FET 2個だけです。入力信号をWIMAのMKP 1μFで2分配してコンプリメンタリのMOS-FETに送り込む・・という超シンプルな回路になっています。採用したMOS-FETは「K1530」と「J201」です。友人といっしょに大量に買い込んで、ドレイン電流500mAという実使用条件で厳密にペア選別したものです。ひと昔まえは電子部品店で「ペア選別品」というパワーFETが販売されていましたが、それらは数Aという定格いっぱいのドレイン電流で選別されたものなので実際の使用条件とは大きく異なっていました。もう10年以上も前になりますが、この友人と入手できるかぎりのMOS-FETコンプリペアの比較試聴をしたことがありました。今回の基板と同じ回路でした。基板に3Pのネジ端子をつけて、これでFETの交換を可能にします。放熱器にFETをネジ止めして、ネジ端子に取り付けて、アイドリング電流を500mAに調整して、DCバランスを調整して・・という作業を繰り返します。同じCDの同じところを演奏して、ひたすら耳をすませ、感じたことをメモします。試聴したMOS-FETは(1)K1058/J162 これはゴールドムンドのパワーアンプにも採用されて いるので有名ですね(2)K2467/J440 これはデジットのパワーアンプキットに採用されています(3)K1529/J200 各誌の製作記事によく登場します(4)K1530/J201 ハイパワーアンプ御用達私は「ソフト」&「クリア」な音をめざしていますので、ひたすら自分好みの音がするのはどれだ~と耳をそばだてました。同じMOS-FETといっても、それぞれ個性があるんだな~ということを実感しました。その結果、私と友人の意見が合って、「コレだ!!」と白羽の矢を立てたのがK1530/J201のペアだったのです。MOS-FETのみならず、コンデンサーや抵抗や線材までも自分の好きな音を追究できる・・というのはクラフトオーディオファンならではの特権ではないか・・とつくづく思っています。
2017.04.15
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いよいよ難関の「ヒートシンク」のタップ立てです。ヒートシンクは厚みが6mmもあるので、そのままではシロートの手におえません。途中で前にも後ろにも進まなくなって、ポキッとタップを折ってしまう・・という経験を何度したことか・・失敗を重ねて、ようやくコツをつかんだ気がします。まず、MOS-FETの取り付け位置をマーキングして、2.5mmのドリルで下穴をあけます。M3ネジの下穴径は2.5mmとJISで決まっているので、それを守るのが賢明です。ちなみにM4ネジの下穴径は3.2mm。ドリルビットのセットを買うと、3mm と 3.5mmの間に3.2mmという中途半端なサイズが入っているのはそのためなんです。で、2.5mmの貫通穴をあけたら、その上から3.5mmのドリルで深さ3mmだけ2.5mmの貫通穴を拡大(座グリ)します。ということはタップを立てる部分の厚みは3mmだけになるので、シロートの手作業でもラクラクOKというわけです。それらの加工が終わったらこんなカンジです。「座グリ」部分を拡大したらこんなカンジです。タップも最近は進化してきました。上がフツーのタップ。下が近所のホームセンターで求めた「スパイラルタップ」です。コレをタップハンドルに取り付けてネジを切ってゆきます。「切削油」があればいいのですが、私は「シェーバーオイル」を一滴垂らしています。そうすれば、スッとタップが吸い込まれるように進んでゆきますし、リンゴの皮をむくように連続して「切りくず」が出てくれます。底板にヒートシンクをネジ止めして、基板とトランスを取り付けたらこんなカンジです。配線が終わったらこんなカンジです。ナナメから見たらこんなカンジです。天板を取り付けたらこんなカンジです。セッティングしたらこんなカンジです。銀色の箱が4個ありますが、いちばん下の箱はMOS-FETディスクリートの「ドライブアンプ」。その上がMOS-FETシングルPPの「単段アンプ」その上がMOS-FETパラPPの「単段アンプ」その上が今回製作したMOS-FETシングルPPの「温度補償回路付き単段アンプ」いちばん上のアクリルの箱が12AX7⇒12BH7Aの「真空管ドライブアンプ」です。調整工程を書くのを飛ばしてしまいましたが、ドレイン電流は500mAに設定しました。1時間くらい通電してもヒートシンクは50度くらいに収まります。通電後10分くらいでアイドリング電流は安定してきますし、DCバランスもピッタリ 0Vをキープしています。温度補償回路さまさまです。いまのところ「真空管ドライブアンプ」と組み合わせていますが、「真空管のやわらかさ」と「半導体の解像度」という「いいとこどり」をしたようなカンジです。「300Bシングル」のような「華」はありませんが、これはこれで「スッピン美人」の音が楽しめそうです。
2017.04.08
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ワイキキビーチのまっ正面にそびえ立つツインタワー「ハイアットリージェンシー」に6連泊。往復ともハワイアンエアーのビジネスクラス。お正月特別企画でおひとりさま25万円。1月3日の読売新聞朝刊に掲載されていた「てるみくらぶ」の全面広告です。いままで他社のツアーでは30万円~35万円かかっていました。「これ絶対お得やね~」と「かよこママ」。昨年は雑事がいろいろとあって、ハワイへ行けなかったので「かよこママ」のフラストレーションは満パイのようです。その夜、ネットで詳しく見てみると4月12日出発便だけ2席の空きがありました。さすが、ハワイファンの皆様はお得情報に敏感だな~と思いつつ、ラッキーとばかり申し込みました。「現金一括払いキャンペーン」とのことだったので、ついでに二人分の50万円の振り込みも済ませてしまいました。夜中でも振り込みできて「ネットは便利やな~」とか言いながら。パスポートの期限が4月末だったので、三宮のパスポートセンターへ出かけて更新を済ませ、翌日にはESTAの更新も済ませました。これで準備万端。4月12日を待つばかり・・3月27日の新聞を見ていたら「てるみくらぶ」が破産した・・というニュースが載っているではあ~りませんか。資金繰りに困って、ツアーが催行できないことがわかりながら、数か月前から「現金一括キャンペーン」でお金を集めていたそうです。やられた~という感じでした。この年になって初めて詐欺というものに遭ってしまいました。残念やら悔しいやらで、しばらくはハンダこてを持つ気になれませんでした。一週間たって、ようやく作業再開。リアハパネルの加工を行いました。リアパネルの上にパーツを並べて、「現物合わせ」で穴位置を決めて、ボール盤で穴あけしたらこんなカンジです。パーツを取り付けたらこんなカンジです。続いて、底板の穴あけです。これもトランスと基板を置いて現物合わせで穴位置をマーキングします。穴あけ加工が終わったらこんなカンジです。長さ10mmのネジスペーサを取り付けたらこんなカンジです。次は難関であるヒートシンクのタップ立てへと作業をすすめます。
2017.04.02
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明石海峡の春は「イカナゴ」漁で幕開けです。わが家のベランダから見た明石海峡はこんなカンジです。明石海峡大橋の下には無数の漁船が繰り出して、夜明け前から大混雑です。例年なら3月初旬から約2カ月間、漁が続くのですが今年はちょっと異変が・・一週間で漁が打ち切りになってしまいました。いままで経験したことのないくらい不漁らしいです。長年の乱獲のせいだ・・とか水温が高いからだ・・とか諸説ありますがいずれにせよ今年はちょっと寂しい春の到来でした。例年の数倍する超高価な「イカナゴのくぎ煮」を今年も味わうことはできました。で、またまた「MOS-FET単段アンプ」です。いままでに「シングルPP」と「パラPP」の単段アンプを製作したのですがいずれも「温度補償」ナシでした。ヒートシンクが飽和温度になるまで約1時間くらいはアイドリング電流が落ち着きませんし、DCバランスも若干狂ったままです。じつは、ソナーなどの音響兵器の開発を生業にしている友人に回路設計してもらったMOS-FET単段アンプがあるんです。約1年前にこのブログで製作過程をご紹介させていただきました。中身はこんなカンジです。われながら渾身の力作だったんですが、横幅が30cmもあって、他の機器とサイズが合わないためワインセラーならぬアンプセラーで眠っておりました。これは温度補償回路もついていますし、友人いわく、周波数特性と位相特性にとことんこだわった・・という世界にひとつのオリジナル回路ですのでなんとかわが家のメインシステムの仲間入りをさせたい・・と思っておりました。もちろんピュアAクラス動作、無帰還です。で、いつもの横幅21cmのアルミケースに組み込み直すことにしました。シリコンハウスで求めた、いつものアルミケースはこんなカンジです。中国製ですが、国内有名ケースメーカーの同等品と比べて価格が1/2なのがうれしいところ。余分な金具を使わずに、ヒートシンクに各パネルを直接ネジ止めするという究極のシンプル構造です。横幅が9cmも縮まりますのでいろいろと弊害が出てきます。まずはトランスを小型化せねばなりません。左が従来使っていたもの。30V 3A×2です。右側が新たに採用するもの。24V 2A×2です。出力を犠牲にするのはつらいですが、小型ケースに収めるためにはしかたありません。次に「電源基板」も小型化せねばなりません。あと1cm・・というところで従来の基板が入らないんです。で、ユニバーサル基板の切れ端で新しい電源基板をつくりました。ハトメを打ってできた基板はこんなカンジです。ショットキーバリアダイオードとケミコンを取り付けたらこんなカンジです。ケミコンは音質が気に入っているニチコンの12,000μF 50V 105度タイプです。汎用ですが、そのへんのオーディオ用よりもソフト&クリアな音がします。新・旧の基板を比較したらこんなカンジです。左がデジットキットを使用した旧基板。右が今回製作した新基板です。写真ではわかりにくいですが、横幅1cmを縮めるのに成功しました。これで役者が揃いましたので、いよいよアンプ基板とともにアルミケースに組み込むことにします。
2017.03.26
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MOS-FETの単段アンプとドライブアンプが完成して、機嫌よく鳴らしているのですが、その前段に接続している「パッシブコントローラ」とのデザインのミスマッチが気になっていました。アンプ類はおそろいのアルミケースでデザインを合わせたので、フロントパネルはシルバーのアルミヘアラインで統一されています。パッシブコントローラは「色画用紙」にプリントした「着せ替えパネル」をアクリル板で挟む・・という構造になっていまして、塗装作業ナシで製作できるのはいいんですが、どうしても「紙」の質感から逃れることはできません。改造前はこんなカンジです。黄色の色画用紙にパワーポイントで制作した文字や目盛りをプリントしています。先日、駅前に新しくオープンした文具専門店を俳諧していたらインクジェットプリンターに対応した「アルミヘアライン」のプリンター用紙を見つけました。A4サイズの用紙を1/4にカットして(A6サイズですね)プリントアウトしたらこんなカンジです。アクリルパネルに合わせて外周をカットして、丸穴をくり抜いたらこんなカンジです。アクリルパネルで挟んで完成したらこんなカンジです。これで、アルミヘアラインのアンプの横に置いても違和感がなくなりました。セッティングしたらこんなカンジです。左下がFETディスクリートのドライブアンプ。その上がMOS-FETパラPPの単段アンプ。その上がMOS-FETシングルPPの単段アンプ。右となりのちいさい箱が模様替えしたパッシブコントローラです。写真ではアクリルパネルがテカッて見えますが肉眼ではそんなに違和感はありません。ちなみにパッシブコントローラの内部はこんなカンジです。アッテネータは「セイデン」のLパッドタイプ。どのポジションでも減衰量を決定するのは抵抗2本だけ。音質劣化を最小にとどめます。入力セレクターは「東京光音」のショーティングタイプ。切り替え時にノイズが発生しない構造になっています。入出力端子との配線距離を最短にすべく、ツマミまでは延長シャフトのお世話になっています。配線材は「アムトランス」のOFC金メッキ単線を使用しています。このパッシブコントローラを製作してからは真空管、半導体いずれのプリアンプもすっかり出番をなくしてしまいました。
2017.03.19
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LPレコードに続いて、カセットテープも人気が復活しているそうです。久しぶりにカセットの音を聴いてみたくなり、ワインセラーならぬアンプセラーの奥に眠っていたカセットデッキを引っ張り出しました。「ナカミチ」の3ヘッド・デュアルキャプスタンマシン「DR-2」です。その昔、オーディオショップが主催して「生録(ナマロク)」会なるものが頻繁に開催されていました。ジャズクラブやコンサートホールを貸し切って、有名なアーティストを招いて、けっこうお金のかかった催事が多かったように思います。38・2トラが全盛でしたがあんな重いモノをかついでゆくのは大変なので、アマノジャクなワタシはカセットデッキで参戦していました。デザインに一目惚れした「ナカミチ700」というデッキです。当時の月給の4~5倍のプライスタグがついていました。いつしか生録会もなくなって、ナカミチ700も出番がなくなり、省スペース化のために買換えたのが「DR-2」でした。外観はこんなカンジです。ナカミチ700と比べるとフツーのデザインですが、中身は700ゆずり・・3ヘッドとデュアルキャプスタンは健在です。3ヘッドのおかげでカセットなのに20Hz~20KHzをクリアしていました。で、当時のカセットテープを探しだしてセット。「星電社」の主催で、神戸国際会館で生録した「高橋 真梨子」です。どんな音がするだろう・・とドキドキしながらプレイボタンにタッチ・・あれれ、テープが回りません。早送り、巻き戻しはできるんですが・・・で、鉄板の上部カバーをはずしてみたら・・モーターとキャプスタン用フライホイールにかかっているはずの「ベルト」が見当たりません。なんと下にこんなモノが落ちていました。経年変化でトロトロに溶けたゴムベルトです。これではテープが回らないハズですね。残念。購入してから稼働させたのは数時間だけなのに・・ほぼ新品なのに・・ハイエンドカセットデッキが粗大ゴミに変わった瞬間でした。
2017.03.12
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Raspberry Piと7インチタッチパネルディスプレイとVolumioを組み合わせてオーディオ専用PCをつくったのですが、やり残しがありました。それはアナログ電源です。最初はやむなくDC5V 4AのACアダプターでドライブしていたのですが、アナログオーディオおやじとしては不満が残ります。で、トランスをつかった電源を製作することにしました。「LM338T」という5Aまで流せる3端子レギュレータがありますので、コレをつかえばカンタンに定電圧電源がつくれそうです。じつは、先代のオーディオ専用PCであるMini ATXのLINUXマシンも同じ石をつかったDC18V 4Aの定電圧電源を採用していました。ハードディスクのすさまじいサーボ電流にも耐えたのでメカを持たないRaspberry Piなら楽勝だろう・・というワケです。でも、3端子レギュレータがどれくらい発熱するのかわからないので、大きめのヒートシンクを付けよう・・というわけで、いつもの名刺サイズの倍の大きさのユニバーサル基板で製作したらこんなカンジです。ヒートシンクは幅100mm 奥行50mm フィン高さ15mmを採用しました。トランスはデジットから新発売されたAC6.3V 2A×2を使用します。両波整流すればDC9V 1.8Aが得られますので、これをLM338Tで5Vに固定する・・というワケです。Raspberry Piに接続して動作テストしてみたのですが、ヒートシンクは全く発熱しません。10分くらい連続演奏させておいても、ほんのり暖かくなるくらいです。それなら・・というワケでヒートシンクの長さを半分の50mmにしてみました。これなら、いつもの名刺サイズのユニバーサル基板が使えます。というわけでつくり直した基板はこんなカンジです。電圧調整がしやすくなるように「多回転タイプ」の半固定抵抗に変更しました。基板の裏側はこんなカンジです。私はPCに詳しくないので友人のPCオヤジに尋ねるとRaspberry Piは少々負荷をかけても500mAくらいしか消費しない・・とのこと。この小型のヒートシンクでも触るとちょっと暖かいかな・・というレベルです。Aクラス動作のパワーアンプのヒートシンクを触り慣れていると物足りない??カンジです。で、ハダカのままではかわいそうなのでお洋服を着せることにしました。「A10基板」用のアクリルケースに組み込んだらこんなカンジです。ありあわせのケースを流用したので空間がけっこう空いているのがもったいないカンジです。もう少し背の低いヒートシンクを探して、ケース全体をスリムにしたいと思っています。
2017.03.05
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真空管ドライブアンプとMOS-FET単段アンプの組み合わせがわが家のメインシステムになっているのですが、最近あることに気付きました。JBL4333Aの38cmウーハでは気づかなかった「ハム音」がCELESTION SL-6Sの14cmウーハで認識できるんです。犯人は真空管ドライブアンプの電源でした。ケミコン2個と抵抗1本のΠ(パイ)型フィルターで済ませていたのが裏目に出たようです。というわけでMOS-FETを使ったリップルフィルターに変更することにしました。アンプから電源基板を外したらこんなカンジです。上半分はヒーター用のDC12V電源。下半分がB電源基板です。で、B電源用のパーツをすべて取り外したらこんなカンジです。右端の抵抗3本はヒーターバイアス用なのでこれだけ残しました。新たにリップルフィルターを組み込んだらこんなカンジです。ちょっと窮屈ですが何とか押し込みました。ユニバーサル基板は便利ですね。こんな大改造も自由自在です。アクリル製のアンプケースに戻したらこんなカンジです。さすがにリップルフィルターは効果絶大です。SL-6Sの14cmウーハに耳をつけても何も聞こえなくなりました。これで精神的に安心して落ち着いて音楽に没頭することができるようになりました。
2017.03.01
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明石海峡がキラキラと輝いて紫外線も強くなって近づく春を実感しています。さて、わが家のメイン音源であるオーディオ専用PCは、MiniATXのLINUXマシンなのですが、導入して早や4年。音に文句はないのですが、ファンの音が少々耳触りなこと、少々場所をとりすぎること、少々飽きてきたこと・・等々で第二世代機に交代させようと思いました。以前からシングルボードコンピュータのRaspberryPiには狙いをつけていたのですが、操作するのにスマホやタブレットを使ったり、LAN環境をつくったり・・というのがネックになっていてなかなか導入に踏み切れなかったんです。そこへPCオヤジの友人から朗報が舞い込みました。RaspberryPiとベストペアのVolumioという再生ソフトが昨年10月にバージョンアップされてタッチパネル対応になったそうな・・これでLAN環境なしで、スタンドアロンで使えるオーディオ専用PCの実現にメドが立ちました。というわけで、パーツを揃えました。シリコンハウスで求めたRaspberryPi 3は思ったより小さくて軽くて驚きです。7インチのタッチスクリーンディスプレイはこんなカンジです。RaspberryPiと接続するためのフラットケーブルとQIケーブルが同梱されています。このディスプレイ専用のアクリルスタンドも販売されていましたのでついでに買ってきました。ディスプレイと同じサイズのブラックのアクリル板を3枚重ねる構造になっています。これらを組み合わせると7インチディスプレイと同サイズの非常にコンパクトなオーディオ専用PCがカンタンに実現できそうです。ディスプレイを裏向けて、その上にアクリルスタンドをネジ止めして、RaspberryPi基板を取り付けてフラットケーブルの配線をしたらこんなカンジです。アナログじいさんの私の出番はここまで。心臓部ともいえる再生ソフトのVolumioは友人のPCオヤジにお願いしました。ついでにちょっとカスタマイズしてもらいました。・日本語対応・無線LANとBlueToothの動作をカット これは無線機能が裏で働くことによるプツプツノイズを防止 するためです。マイクロSDカードにVolumioソフトをインストールしてもらってRaspberryPiのスロットに差し込んだら完成です。アッという間にオーディオ専用PCが完成してしまいました。5V4AのACアダプターを接続したら勝手に立ち上がります。出てきた画面はこんなカンジです。初めてのソフトなので操作にてこずっていますが、さわりまくって早く慣れて、一呼吸おいてから音質評価をしてみたいと思います。
2017.02.19
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西日本は大雪・・というニュースがTVで流れていますが、ここ明石は別世界。瀬戸内気候のおかげで、大阪や神戸が雪でも晴天の日が多く,暖かい日が続いています。というわけで、南の窓からさんさんと陽が降り注ぐリビングルームに作業場所を変えて、配線作業にとりかかりました。配線が終わったらこんなカンジです。基板やパーツのレイアウトを熟考したおかげで最短距離で配線することができました。アクリルケースのため、中がまる見えなので手を抜くことはできません。オシャレの真髄は下着から・・というところでしょうか。ここで、現物あわせで「天板」を製作しました。3mm厚のアクリル板を加工したらこんなカンジです。真空管用の30mm径の丸穴は糸ノコでくり抜いてヤスリで仕上げました。ややイビツなのは「手作り感」まるだしです。放熱用の8mm径の丸穴は段つきドリルで開けました。「天板」と「側板」を取り付けたら完成です。ナナメ前から見たらこんなカンジです。側板は最近の私の作風にあわせて「スリット」形状にしました。これで真空管の熱がケースにこもることはありません。ナナメ後ろから見たらこんなカンジです。ACインレットの横にはパワーアンプ用のACアウトレットを設けました。ドライブアンプの電源スイッチと連動してパワーアンプの電源をON-OFFすることができます。リスニングルームにセッティングしたらこんなカンジです。いちばん上が今回製作した真空管ドライブアンプ。その下がMOS-FET シングルPPの単段パワーアンプ。その下がMOS-FET パラPPの単段パワーアンプ。いちばん下がMOS-FET ディスクリートのドライブアンプです。これらを組み換えてJBL4333AとCELESTION SL-6Sを鳴らしています。真空管ドライブアンプとMOS-FET シングルPPの組み合わせがJBL4333Aと相性がよくて、もっぱらこれでサリナジョーンズや高橋真梨子に歌ってもらっています。左右のスピーカーの中央に等身大の高橋真梨子が表れて、私のためだけに歌ってくれるのはなんと贅沢なことか・・オーディオファンだけが味わえる特権というか醍醐味ですね。300Bシングルに火を入れる機会がめっきり少なくなってきました。
2017.02.11
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MOS-FETをつかったNo-NFB 0dBパワーアンプを2モデル(シングルPPとパラPP)製作して、満足の日々を過ごしていたのですが、またまた浮気ごころが芽生えてきました。0dBアンプは電圧増幅段をもたないので前段にドライブアンプが必要です。で、パワーアンプと同じケースに組み込んだMOS-FETのヘッドホンアンプを流用しておりました。で、このドライブアンプを真空管式に入れ替えてみよう・・というわけです。候補になった真空管ドライブアンプはこんなカンジです。約2年前の作品なのですが、2階建てなのでパワーアンプの上に置くとデザイン的にミスマッチです。10年くらい前から採用してきたフィンランドパーチ材がデザインのアクセントになっているのですが、パワーアンプのクールなケースとはこれまたミスマッチな感じです。で、最近の私の作風をとりいれてアクリルの平屋建てに改装することにしました。さっそく分解して基板とトランスを取り出したらこんなカンジです。電源トランスはノグチのPMC-350電源基板は、音質に定評のあるファストリカバリーダイオードMB-1Fで両波整流したあとRCのフィルターを通しています。ヒーター電源は6.3Vを倍圧整流してDC18Vを得、7812を通して12Vにしています。アンプ基板は12AX7⇒12BH7Aの直結回路です。1Vの入力信号を50Vまで増幅します。半導体のみならず真空管の0dBアンプ(単段)アンプも充分ドライブ可能です。赤い四角いコンデンサーはWIMAのMKP。私好みのポリプロピレンフィルムコンデンサーです。で、これら基板を収容できるサイズのケースをつくるべくアクリル板をカットしたらこんなカンジです。いちばん右の「底板」は5mm厚。他は3mm厚の透明アクリル板です。ゼットソーでゴシゴシと手切りしました。ACインレットの角穴は糸ノコでくり抜きました。フロントパネルとリアパネルにパーツを照り付けたらこんなカンジです。底板に基板とトランスおよびフロントパネル、リアパネルを取り付けたらこんなカンジです。ちょっと休憩して配線作業にすすむことにします。
2017.02.05
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ひょんなことから私のところにやってきた中国製の小型送信管「FU-32」。電源基板とアンプ基板ができたのでケースに組み込むことにしました。動作チェックだけならいつもの板きれ(カッコよく言えばテストベンチ」に組み付ければ良いのですが真空管ヘッドホンアンプをつくったときのアクリル板の試作品があったのでソレを流用することにしました。できあがったらこんなカンジです。テニスボールのような外観がユーモラスのに、2本突き出たプレートキャップがいかにも送信管・・という貫禄があります。送信管は内部抵抗が大きいので適当な出力トランスを見つけるのが大変です。ワインセラーならぬパーツセラーを物色していたら「ハモンド」のトランスを見つけました。ちっちゃなユニバーサルタイプなのですが、なんとプライマリーインピーダンスが10KΩまで対応しています。電源トランスはデジットオリジナルのAC180V 100mAのものを採用しました。配線を終えてドキドキしながら電源ON。この緊張感を楽しむためにアンプづくりを続けているのかもしれません。このアンプは電力増幅部だけの単段アンプですので、この前に電圧増幅を担当するドライブアンプが必要です。真空管でも半導体でもいいので20Vくらいの出力があればOKです。というわけでMOS-FETのヘッドホンアンプをドライブアンプとして使ってみました。TangBandの8cmフルレンジで鳴らしたところ私が忌み嫌っていた多極管の音ではなくて「これは使えるやん」というのが第一印象です。多極管の無帰還アンプなんてピュアオーディオ用としては考えられないのですが、奇数次高調波ばかりのにぎやかな音ではなくてフツーの音でした。ただ、シンバルの音がちょっと強調されるところなどで「あ~多極管だ~」と気づかされます。時間をみつけて歪率と周波数特性の体力測定をしなければ・・と思っています。
2017.02.01
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中国製の小型送信管「FU-32」良品かどうかチェックするつもりが単段アンプをつくることに・・で、MOS-FETのリップルフィルターを採用した電源基板ができたので、本命のアンプ基板にすすみました。電源基板の2倍サイズのユニバーサル基板にまとめ上げました。こんなカンジです。タイト製ソケットはネジスペーサで基板から浮かせました。単段アンプなので入力のカップリングコンデンサーとグリッド抵抗とカソード抵抗のみ・・超シンプルです。正面から見たらこんなカンジです。このタマは4極管が2本はいった「双4極管」なのですがなんとカソードが共通なんです。ステレオなのになんでカソード抵抗が1本なの?と気づかれたことと思いますが、実はそう言うワケです。裏面から見たらこんなカンジです。配線も超シンプルです。接続はすべて「ネジ端子」にしましたのでトランスと電源基板をつなげば動作準備完了・・どんな音が飛び出すのか楽しみです。
2017.01.25
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ひょんなことから中国製の送信管「FU-32」を入手しました。左のテニスボールのようなガラス玉がそうです。タイト製のソケットとプレートキャップもついていました。新品らしい・・のですが、かの国のことですのでちゃんと動作するのかチェックせねばなりません。ネットでいろいろ調べていると「RCA」が1951年に発表した「832A」と同等管らしいのですが・・バルブチェッカーなど持ち合わせていないので、とりあえずSG電圧ギリギリのDC240V電源をつくってチェックしよう・・と思ったのですが、せっかく電源をつくるなら「OPTをつなげばアンプになるやん」という軽いノリで「単段アンプ」をつくってみよう・・ということになりました。小型送信管の音にもちょっと興味がありましたし・・で、前準備としてまず「電源基板」から製作をスタートしました。いつもの「サンハヤト」のユニバーサル基板に組み込んだらこんなカンジです。デジットオリジナルでAC180V 100mAの電源トランスが手元にありますので、ソレをブリッジ整流して、MOS-FETのリップルフィルターを通します。基板の裏側はこんなカンジです。こんな名刺サイズの基板で大きく重いチョークコイルよりはるかに高性能な電源ができるのですから便利な時代になったものです。次はいよいよ本命のアンプ基板にとりかかることにします。
2017.01.21
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七草粥をいただいた・・と思っていたらもうすぐ小正月・・アッという間に時間が過ぎてゆきます。お正月休みの後半に「A10SG}基板を収めるアクリルケースをつくりました。アルミケースに収納したらキレイなブルーの基板や高級なパーツたちが見えなくなるのと、基板に直付けされたLEDも見えなくなる・・と思ったからです。3mm厚のアクリル板をゼットソーでカットして、M3の六角スペーサで組み上げたらこんなカンジです。後ろから見たらこんなカンジです。放熱器はパーツセラーで眠っていたものを採用しました。デジットかシリコンハウスで買っておいたものです。電源は左右別供給にしました。基板は1枚ですが、回路的にはデュアル・モノ構成です。DC12V 2AのACアダプターを2台接続してさっそく音だしをしてみました。オリジナルの「A10」の音を知りませんのでソレとの比較はできないのですが、JBL4333Aで鳴らしたらシャッキリ、スッキリなかなか硬派の音です。おなじカーオーディオ用ICでも「TDA1552Q」のソフトでクリアな音とはチョッと違うな~と感じました。BBCモニターの流れを汲むセレッションSL-6Sを目覚めさせるのには良いようです。エージングが進むと変化するかもしれませんし、トランス電源にしたら評価が変わるかもしれません。時間をみつけてキチンと特性計測もやってみたい・・と思っています。
2017.01.14
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新年あけましておめでとうございます。何年ぶりでしょうか、雲ひとつない快晴の元旦でした。わが家のラナイ(ベランダ)から見た明石海峡の初日はこんなカンジです。お日さまは海から昇るのではなくて、対岸の大阪の山から顔を出します。この写真の時刻は7時10分くらいだったでしょうか。今年もクラフトオーディオを存分に楽しめるようお日さまに手を合わせました。で、年末に入手したアンプ基板のハナシです。「ステレオ時代」という雑誌の付録についてきました。アンプの「完成基板」は過去に何回か雑誌の付録になったことがありましたが、今回は基板のみです。昔々、一部のオーディオ雑誌でもてはやされたNECの「A-10」というプリメインアンプを設計したひとが今回新たに回路設計と基板製作をされたそうな・・で、この基板をA-10SGと命名されたそうな・・・でもカーオーディオ用のパワーICが採用されていたりホンモノのA-10とは中身が違う・・とは思ったもののどんな音がするのか興味しんしんです。雑誌にはパーツリストが記載されていますが、けっこうな物量ですので全部集めるのがメンドーそう・・・というわけで、日本橋はシリコンハウスで雑誌と同時発売された「パーツセット」を使わせてもらうことにしました。たしか9,000円くらいでした。段ボール箱に入っていたパーツたちはこんなカンジです。基板に印刷されたパーツ番号とパーツリストをにらめっこしながら組立てたらこんなカンジです。コーヒーをいただきながらのんびりハンダ付けを楽しんだので3時間くらいかかってしまいました。次は放熱器を選んで簡単なケースに組み込みことにします。
2017.01.02
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はやいもので今日はクリスマス。わが家のクリスマスツリーはこんなカンジです。回転する台座に仕込まれたLEDで時々刻々色が変わります。高さ30cmくらいのガラス製でハワイはワイケレにある雑貨屋さんで見つけたものです。かれこれ10年くらいわが家のクリスマス飾りの主役を務めています。年寄り夫婦に季節感を味あわせてくれる必須アイテムになっています。で、先日発売された「ONTOMO MOOK」の付録はパイオニア製のUSBノイズフィルター「Dressing」でした。パイオニアのホンモノ??は6,000円もするのですが、この付録のおためし版は2,700円でしたのでとりあえず1個購入してみました。PCの空きUSBスロットに差し込んでおくだけでノイズが減少するそうな。外観はこんなカンジです。USBメモリーみたいなカタチをしています。さっそくわが家のオーディオ専用PCで試してみることにしました。オーディオPC全体はこんなカンジです。左のアクリル板にサンドイッチされたものがUSB-DAC。中華基板ですがPCM1794がL,Rチャンネルそれぞれに使われています。アナログ部はOPA627の2連装で解像度はもちろん音のやわらかさで今いちばん気に入っているUSB-DACなんです。真ん中の黒い箱がMiniATXを内蔵したオーディオ専用PCの「Cameo#3」。LINUX UbuntoStudioソフトを採用しています。右端の赤いパネルの箱はオーディオPC専用のトランス電源。DC18V 4Aを供給しています。その後ろにチラッと覗く黄色い箱はこれらにAC100Vを供給する関所である「ACラインノイズフィルター」です。で、USB-DACを接続しているUSBスロットのすぐ上の空きスロットDressingを差し込んだらこんなカンジです。音楽鑑賞が目的ではないので、解像度を優先して、MOS-FETのパワーアンプとオールFETのドライブアンプを使用してJBL4333Aを鳴らすことにします。聴きなれたチェック用の楽曲を鳴らしながらDressingを抜き差しして音の違いを確認します。デジタルノイズは音場の広がり、奥行き、空気感に影響するので、マイク数の少ない室内楽やクラシック音楽中心で試聴します。私のUSB-DACはUSBアイソレータ基板を内蔵しているので、年老いた私の耳では効果を確認できませんでした。それなら・・とUSBアイソレータをパスして、PCとUSB-DACを直結しても同じです。「あるとき~」と「ないとき~」の違いがわかりません。PCとUSB-DACの間にUSBアイソレータを挟んだときの効果ははっきりと認識できます。ステージの奥の隅のほうでかすかに鳴っているトライアングルなどの「か細い」音が鮮明になるのがよくわかります。アラ探しに最適なSTAXのコンデンサーヘッドホンでも同じでした。もっとノイズの多いノートPCなどで試したら効果がわかるのかもしれませんが、私の常用環境以外でテストしても意味がないのでそこまでは深入りしておりません。大手メーカーさんがオーディオ界に話題つくりをしてくださるのはありがたいのですが・・・老人の耳では判別できなくて残念でした。
2016.12.25
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TangBandの5cmユニットを使ったスピーカーシステムが完成して約2カ月。休日の昼間のBGM用として鳴らし続けていたんですが高域のキツさはいっこうに改善されません。オレはメタルコーンだぞ!!と主張しています。同じメタルコーンでもリビングルームのTHIELはもっとソフトな音なんですが・・ま、これがTangbandのメタルコーンの音なんだ~と認めることにします。ということは、私好みの「ソフトでクリアな音」を実現するためにはユニット交換しかありません。というわけでシリコンハウスで求めた、同じTangbandのポリプロピレンコーンユニットと入れ替えです。樹脂製のフレームは共通みたいですので取り付け穴はもちろん、取り付けネジピッチも同じです。JBLの075ツィータを彷彿とさせるアルミ削り出しのディフューザーが精悍で、見た目にもイイ音がしそうです。で、ユニットを交換したらこんなカンジです。銀色に輝くディフューザーがスピーカーガードの奥から覗いています。で、音はといえばメタルコーンとはまったく異なります。高域がなだらかに減衰しているようで、キツい音はまったく顔を出さず、ソフトで自然な音場が広がります。JBL4333Aをスケールダウンしたような音なので、違和感なくでゆったりとBGMを流しておけるようになりました。
2016.12.23
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はやいもので12月ももう半ば・・わが家は前期高齢者のふたり住まいなのですが、おそまきながらいそいそとクリスマスの飾り付け??をしました。年をとっても季節感を大事にしたい・・と思っています。プラズマテレビの端っこに乗っているのはガラス細工のサンタさん。ちょっと見にくいですがガラスの椅子に腰かけています。以前、北海道は小樽のガラス雑貨店で見かけて、あまりのかわいさに衝動買いしたことを思い出します。リースは10年くらい前になりますかハワイはワイキキの雑貨屋さんで見つけたもの。サンタさんがアロハシャツを着ているのも、リース飾りにビーチサンダルやカヌーのパドルがついているのもハワイらしくて思わずニンマリしてしまいます。ガラスのツリーなどなど自分好みの小物たちを家中のあちこちに飾りつけて「もうすぐクリスマスだ~」と実感しています。さて、MOS-FET シングルPPの0dBパワーアンプが完成したのでオーディオ機器の仲間入りをさせました。セッティングしたらこんなカンジです。銀色の箱が三つ重なっていますが、一番下がオールFETディスクリートのドライブアンプ。真ん中が先日完成したMOS-FET パラPPの0dBパワーアンプ。一番上が今回製作したMOS-FET シングルPPの0dBパワーアンプです。三台とも同じアルミケースなのでキレイに積み上げることができました。パラPPアンプはFETらしい繊細さは残しつつもゴリッと押し出すような「すご味」が魅力です。かたやシングルPPは繊細なのに柔らかく、キツい音をいっさい出しません。どこまでも透き通るような美音を奏でます。わが家のメインである「WE91」回路をコピーした「300Bシングル」と音の傾向は同じなのですが、クリアさはMOS-FETのほうが勝ります。でも、300Bシングルの持ち味である「華」とは無縁です。うっすらメイクの300B,すっぴんのMOS-FETシングルPP、北新地のママさんのようなMOS-FETパラPP・・といったところでしょうか。これに加えて、オーディオのルーツにつながるスピーカーたち4組をはべらせて、わがリスニングルームはハーレム状態です。これがホンモノのオネーチャンだと昨今はやりのゲス野郎ですがオーディオの世界は浮気しほうだい!!時は冬、長い夜を大いに楽しみましょう。
2016.12.14
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フロントパネルとリアパネルが完成したので、いよいよ放熱器のタップ立てへと作業を進めます。MOS-FETの取り付け位置を決めたら、まず2,5mmのドリルで下穴をあけます。下穴のサイズはJISで決められていて「M3」ネジの場合は2,5mmというわけです。(ちなみにM4の場合は3,2mmの下穴径と規定されています)今回の放熱器は厚みが5mmもあるので、シロートがM3のタップを立てるのはちょっとハードルが高すぎます。というわけでちょっと「手抜き」をします。2,5mmの下穴の上から3,2mmのドリルで深さ約2mmの「座グリ」をいれます。これでネジ部の厚みは約3mmになって作業がうんと楽になる・・と言うわけです。こんなウンチクの結果を写真にしたらこんなカンジです。ついでに「底板」の穴あけ加工も済ませました。こんなカンジです。ケースを組み立てて、基板とトランスをネジ止めして配線を済ませたらこんなカンジです。入力系と出力系の配線が接近しないよう、AC系と入力系の配線が接近しないよう「3次元」で空間イメージしながら、アタマをフル回転させて配線してゆきます。ボケ防止には最高のトレーニングかもしれません。底板に這わせる配線と空中配線が入り乱れたメーカー製ではありえない景色になりました。前から見たらこんなカンジです。後ろから見たらこんなカンジです。ようやく完成しました。これで「MOS-FET パラPP 0dBパワーアンプ」と「ドライブアンプ」合わせて3台が同じケースに収まりましたので、積み上げてセッティングできるようになりました。「シングルPP」対「パラPP」、両者の対決が楽しみです。
2016.12.07
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MOS-FET パラPP 0dBパワーアンプと、ドライブアンプが完成して「ソフト&クリア」に加えて「凄み」のある音を機嫌よく楽しんでいたんですが、シングルPPの音と比較試聴してみたくなりました。2年前に完成したシングルPPの0dBパワーアンプはこんなカンジです。フィンランドパーチとアクリル板で構成したオリジナルケースに組み上げたのですが、新作アンプに場所を奪われて、アンプセラーで眠る日々を送っておりました。これを分解して、パラPPパワーアンプおよびドライブアンプと同じアルミケースに組み換えることにしました。そしたら3台とも同じサイズになるので積み上げて設置できる・・と考えたワケです。トランスや基板といった臓物を取り出したらこんなカンジです。左手前の2枚がアンプ基板。ユニパーサル基板に組み込んだものです。入力のカップリングコンはWIMAの400Vタイプ。MOS-FETのソース抵抗は海神無線で求めた高級品。他の抵抗もタクマンのオーディオ用カーボン・・とこだわってみました。その後ろがスピーカープロテクター基板。デジットのキットを流用しています。右前が電源基板。平滑ケミコンには、ワタシ好みの音がするニチコンの105度タイプを採用しています。その後ろが15V×2 2Aのトロイダルトランス。0dBアンプなので主要パーツはこれだけです。シンプルそのものです。シリコンハウスで求めた、いつもの「パワーアンプ用アルミケース」にレイアウトしたらこんなカンジです。計ったように??ピッタリと収めることができました。リアパネルは前回製作した「パラPPパワーアンプ」と同じパーツレイアウトにしました。パネルに穴あけしてパーツを取り付けたらこんなカンジです。フロントパネルは厚さ8mmもあるので穴あけが大変!!というわけで、LEDの穴だけで済ませます。まず3Φの貫通穴をあけて、その上から6Φのドリルで深さ5mmの座グリを入れます。3mmのLEDを埋め込んでアラルダイトで固めたらこんなカンジです。パラPPパワーアンプで予行演習をすませているので順調に作業がすすみます。次は一番の難所。放熱器のタップ立てへと駒をすすめてゆきます。
2016.12.04
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アルミコーンはいったん凹んだら修理が不可能なので「スピーカーガード」を装着することにします。ジョーシンのPCパーツ売り場を俳諧していたらイイものを見つけました。ブラックに塗装されたファンガードです。コーンがフルスイングしてもぶつからないように10mmのスペーサをはさんでネジ止めしました。取り付けが終わったらこんなカンジです。これで「かよこママ」に掃除機のホースを当てられてもキズがついたり、コーンを吸い取られることはありません。セレッションSL-6の上に設置したらこんなカンジです。実物大の音像が目の前に現れるJBL、スピーカーの後ろにステージが広がるセレッション。それに加えて「箱庭(ジオラマ)」のような世界を再現する今回の5cmフルレンジ・・と役者が揃いました。6BM8シングルでエージングを続けているのですが、金属コーン特有のキツさがなかなか取れません。良く言えばスカッとクリアなのですが、長時間聴くとちょっと疲れます。ワタシは「解像度が高いのにフワッと漂うような自然な音」を求めていますので・・・しばらく様子をみて、改善されないようだとユニットの選手交代・・を考えないとイケません。
2016.11.25
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ハイエンドオーディオショーで聴かせてもらった、JBLの70周年記念モデルの鮮烈な音の余韻が残ったままで、紙パイプをつかったスピーカーの製作に戻りました。まずは塗装です。シーラーで下塗りして、ブラックの水性塗料を3回塗りしました。マンションのベランダでの作業なのでスプレー塗料は使えずハケ塗りです。A型なので几帳面なハズなんですが、なぜか見えないところは手抜きです。胴体部分に「壁紙」を貼るのはあたりまえすぎておもしろくないので、ダイソーで求めた園芸用の「麻ロープ」を巻き付けてみました。緩まないようにチカラを入れて巻きながら、ところどころにボンドを塗っておきます。巻きおわったら「透明ニス」を塗って「紙筒エンクロージャー」の完成です。ユニットはTangBandのアルミコーン5cmユニット。コンプレッションドライバーのダイヤフラムみたいで、いかにもキレの良い音が出そうです。シリコンハウスで購入しました。ユニットをネジ止めしたらこんなカンジです。ここでちょっと一服。次は「スピーカーガード」を取り付けて完成させることにします。
2016.11.19
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金曜日の午後、心斎橋のハートンホテルへ行ってきました。ついこの前に来たばかり・・と思っていたのに、もう一年がたってしまったんですね。「ハイエンドオーディオショー大阪」の会場です。今年は出展が24社。最上階の9階から2階まで約2時間で全ブースを見て、聴いてきました。うち2社は別棟の会場です。今年の印象は(1)来場者の年齢がますます高齢になってきたこと。 杖をつきつつ、自力で歩くのもつらそうなベテランマニア が目につきました。 金曜の午後という時間帯なのでやむをえないのでしょうが 60~70才のかたばかり・・という感じでした。 (自分もそのうちのひとりです) 数百万円のスピーカーの前で「先日、これを買ったんですよ・・」 と、ほほ笑んでおられました。 ハイエンドオーディオの需要はまだまだこの年齢層に支え られているようです。(2)音源は「LPレコード」と「NAS」に絞られたこと。 ほとんどのブースでアナログレコードのデモをされていました。 ハードの進歩でしょうか、全盛期よりもはるかに音が良くな って「こんな音まで入っていたんだ~」と改めて感動させら れました。 デジタル音源は、昨年まで目についた「ノートパソコン」は 姿を消して、NAS & iPadが主役になっていました。 シニア層に浸透するのかは???です。今年の最大の収穫はハーマンのブース。「JBL」70周年記念モデルのお披露目をやっていました。この大阪のショーが全世界で初披露だそうです。50周年記念モデル、60周年記念モデルはいずれもペア数100万円のハイエンドモデルでしたが、今回はなんと「4312」がベースです。ペア28万円のプライスタグがついていました。これなら、より多くの人に70周年を祝ってもらえることでしょう。写真に写っているオジさんがこれを担当したチーフエンジニア。はるばるカリフォルニアから来られたそうな。お名前は憶えられませんでした。ここ数年間に発売された43シリーズはすべて彼が音決めしたそうです。ハーマンのブースは例年JBLやマークレビンソンの高額機が並んでいるわりに、出ている音は??で「ホントはもっとイイ音が出るはずなのに」とJBLオーナーの私としては釈然としない気持ちにさせられていました。で、チーフエンジニアなら「JBLの本当の音」を聴かせてくれるだろう・・と期待が高まります。4312改良モデルの技術説明のあと待望の音出しです。何ということでしょう。4312らしい「スカッと抜けたクリアな音」はもちろんなのですが、それに加えて「繊細」かつ「精緻な音」が飛び出してくるではあ~りませんか。セッティングの妙なのかデモ曲の選定なのか、目が覚めるような鮮烈な音には驚かされました。わが家では「4333A」を、会社では「4312」を毎日のように聴いているのでJBLの音には慣れているつもりでしたがこの音は新鮮な驚きでした。米国の現代スピーカーである「アバロン」や「ウィルソンオーディオ」に近い音だと思いました。チーフエンジニアいわく、従来の4312のウーハはフルレンジ状態だった。ネットワークで高域を切るのではなくてメカニカルな手法で高域をカットしていた。この新製品から初めてウーハにもネットワークを通して高域カットしている・・とのことでした。なおユニットはスコーカ&ツィータはそのままでウーハだけ大幅な設計変更を行ったとのこと。4312の音が一皮むけて、より現代的な音になったことを実感しました。わが家の音も会社の音も「この音」に近づくようチューニングしないと・・またまたやることが増えました。
2016.11.13
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わがリスニングルーム兼クラフトルームがだんだん手狭になってきました。アンプをつくったときのテスト用として「TangBand」社の8cmユニットを使った「お毒見スピーカー」があるのですが、これとても邪魔になってきました。で、お毒見スピーカーのダウンサイジングに取り組むことになりました。おなじくtangband社の5cmユニットに選手交代です。私が最近、「紙パイプ」でスピーカーをつくっている・・と知った知人がこんなものを持ってきてくれました。外径90mm 肉厚6mm 長さ1mの紙パイプです。これを20cmの長さに切断したのが上の写真です。内容積1Lのエンクロージャーができそうです。前後のバッフルは9mm厚のMDFをカットして製作しました。紙パイプの厚みにあわせて「自在錐」で5mmほど掘り込みを入れました。同じサイズのリアバッフルにバスレフダクトを接着したらこんなカンジです。前後のバッフルの掘り込み部にボンドをたっぷり塗って、紙パイプを接着したらこんなカンジです。どこを叩いてもコツコツと締まった音で、なかなか期待がもてそうです。
2016.11.09
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基板のレイアウトが決まったので「底板」の穴あけです。3.2mmのドリルで穴あけしたらこんなカンジです。10mmのスペーサを介して基板3枚をネジ止めしたらこんなカンジです。配線が終わったらこんなカンジです。入出力端子と基板間の配線には「アムトランス」の金メッキ・ツイトペア単線を使いました。コシがあって空中配線にはピッタリです。後ろから見たらこんなカンジです。パワーアンプ用の「ACアウトレット」を設けましたので、このドライブアンプでパワーアンプの電源ON-OFFができます。MOS-FET パラPP 0dBパワーアンプ用のドライブアンプとして使用するのがメインなのですが、フロントパネルにヘッドホンジャックをつけましたので超低歪ヘッドホンアンプとしても使えます。オーディオラックにセッティングしたらこんなカンジです。銀色の箱が2台重なっていますが、下の箱が今回製作した「ドライブアンプ」で上の箱が前回製作した「MOS-FET パラPP 0dBパワーアンプ」です。右横の黄色い箱が「Lパッドアッテネータ」と「ショーティングタイプ・ロータリースイッチ」で構成した「パッシブコントローラ」。その右となりの「セレッションSL-6S」をドライブしています。セレッションは振動系実効質量の大きいベクストレン・コーンを小型密閉箱に押し込んだエア・サスペンション構造なので、非常にドライブが難しいスピーカーなんです。DFの低い真空管アンプやシングルプッシュの半導体アンプでは音になりません。わが家では今までマトモな音を聞かせてくれたことはなかったのですが、MOS-FET パラPPの低インピーダンスドライブではじめて本領を発揮してくれました。左右のスピーカーの後ろに音場が広がって、うるささをまったく感じさせないシブい音は「クォードESL」を彷彿とさせるものでした。わが家にやってきて20年になろうか・・というスピーカーですが、やっと本来の音を引き出せたようです。ワタシが生きているあいだにセレッションに命を吹き込むことができてホッとひと安心です。
2016.11.03
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MOS-FET パラPPの無帰還0dBパワーアンプが完成して、「品」「華」プラス「凄み」のある音が実現しました。で、それ用のドライブアンプは昨年に製作した「MOS-FETディスクリート・ヘッドホンアンプ」を流用しておりました。コレです。終段は「2SK213」と「2SJ76」のPPなのですが、ペア選別のおかげで歪率0.002%を誇ります。電源は同サイズの別ケースに組み込んでアンプ部と分離させています。コレらをパワーアンプと同じアルミケースに組み込み直して、2段重ねにして使い勝手をよくしよう・・というわけです。で、パワーアンプと同じアルミケースを入手して、フロントパネルとリアパネルを穴あけ加工したらこんなカンジです。フロントパネルは厚みが8mmもあるので加工が大変。LED内蔵のスイッチを採用して穴加工を最小限にしました。リアパネルも厚みが3mmなので角穴を糸ノコで切り抜くのはひと仕事です。パネルにパーツを取り付けたらこんなカンジです。パネルを本体にネジ止めしたらこんなカンジです。次は、底板の上に基板を乗せてレイアウトを決めます。左は電源基板。0-15-30Vのトロイダルコア・トランスをタイバンドで基板に固定しました。ショットキーバリアダイオードでブリッジ整流して、3端子レギュレータで±15Vを得ています。右の2枚がドライブアンプの基板。アルミケースはけっこう大きい・・と思っていたのですが、実際に基板を置いてみたらレイアウト検討どころではありません。これしか置きようがない・・というカンジです。つぎは底板の穴あけ作業へと進みます。
2016.10.30
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PCM1794をR.Lチャンネルそれぞれに搭載した「DAコンバータ」基板に「USBアイソレータ」基板と「USB⇒SP/DIFコンバータ」基板を合体させた「USB-DAC」基板が完成しました。2階建ての超複雑な基板をアルミケースで隠すのはもったいないので「アクリル板」でサンドイッチした「スケルトン・ケース」にしてみました。完成した外観はこんなカンジです。幅16cm 奥行25cm 高さ5cmとかなりでかいサイズです。レギュレータのヒートシンク8個はかなり発熱するので真上に通風口をあけました。側面は単純な板貼りにせずに幅15mmのアクリル板を2枚積み重ねて「浮遊感」と「緊張感」を演出してみました。オーディオ専用PCのとなりにセッティングしたらこんなカンジです。JBL4333Aの上が定位置になってしまいました。アップにしたらこんなカンジです。右の黒い箱がオーディオ専用PCの「Cameo#3」その右の赤いラインがはいった黒い箱はオーディオ専用PC用のトランス電源。DC18V 5Aを供給します。そのうしろにチラッと顔を出している黄色い箱はこれら音源機器用の「ACライン・ノイズフィルター」です。さて、新しいUSB-DACの音ですが前作に比べてさらに解像度が上がりました。どんな些細な音もハッキリ、クッキリ鮮明に描写します。それでいてキッさは全くありません。フワッと漂うような「音の肌ざわり」はホイップクリームのようなカンジです。PCM1794 1個でもけっこう満足できていたのですが、PCM1794 2個仕様になってその威力を実感させられました。CDをリッピングした音源が主体ですが何の不満もありません。高域を不自然に強調して高解像度を演出しているハイレゾ音源やハイレゾ機器とは別世界です。「デジタルの音はフォーマットよりもDAコンバータ」だ・・ということをますます実感しています。聴きなれた1960~1980年代の楽曲を聴き直すのが楽しみになってきました。
2016.10.26
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PCM1794を左右チャンネルごとに搭載した中国製DAコンバータ基板ですがちょっと手を加えたらメインシステムの仲間入りができそうです。なかなか見応えのある基板なのでアルミケースに閉じ込めず、アクリル板でサンドイッチして眺められるようにしました。アクリル底板に組み付けたらこんなカンジです。ちょっと改造しました。元基板に搭載されていた水晶は一般的な50ppm誤差と思われるモノでしたので、デジットで購入した「USB⇒SP/DIFコンバータ」に変更しました。USBからランダムに送られてくるパケットデータを音楽データとして送り出すためには正確な時間データ(クロック信号)が必須です。このデジットの基板には誤差2.5ppmという温度補償型の水晶振動子が搭載されています。これまた音質に大きく影響するジッタを低減するためには「USBアイソレーター」が必須です。USBの4本のラインがPCとは直流的に完全に遮断(分断)されます。アースラインもです。PCからやってくる電源ノイズやデジタルノイズと無縁になる・・と思えば精神的にも安心ですね。これはシリコンハウスで購入した基板完成品を加工して搭載しました。その2枚の基板部分を拡大したらこんなカンジです。元基板の上に10mmのスペーサを乗せて、その上に2mm厚のアクリル板で作ったサブパネルをネジ止めして、その上に2枚の基板を新たに搭載しました。右手前の基板が「UAB⇒SP/DIFコンバータ」その後ろが「USBアイソレータ」です。アナログ部のオペアンプはすべて交換しました。こんなカンジです。元基板では3個のオペアンプすべてが「OP275」でしたが、のっぺりとした平板的な音が気になっていました。で、IVCのオペアンプ2個は「MUSES8920」に、DSCのオペアンプは「OPA627」に交換しました。「OPA627」はシングルタイプですので「シングル⇒デュアル変換基板」を使用して2個横ならびになっています。超複雑になりましたが、ようやく全体がまとまってきました。次はアクリルの天板を乗せて完成させることにします。
2016.10.22
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MOS-FET パラPP 0dBパワーアンプが完成して、私の追究している 「ソフト&クリア&エモーション」という音にまた一歩近づきました。 ヒトの欲求とは際限のないもので、この音に慣れてくるとまたまた 不満の芽がでてきます。 もう少し高域がスッと伸びないかな~と。 で、音源機器を疑うことにして「DAコンバータ」の性能をもう少し上げ てみよう・・と思いました。 私はデジタル機器の音質を左右するのは「フォーマット」ではなくて「DA コンバータ」だと思っています。 というわけで、ヒトの性能をはるかに超えた「ハイレゾ」などに興味 をもったことは一度もなくて、ひたすら「CDフォーマット」で高音質 を追及してきました。 CDフォーマットでもはるかにヒトの性能を超えているのですから・・ もちろん仕事のからみもあるので各社のハイレゾ対応機器やハイレゾ 音源も聴いていますが、「音質に一番影響するのはDAコンバータ」だ・・と いうことをますます実感しています。 で、いま愛用しているのは約2年前に製作した「PCM1974」採用のDA コンバータです。 http://plaza.rakuten.co.jp/ogu6b4g/diary/201405060000/ それまでにもいろんなデバイスを使ったDAコンバータをつくったり、 完成品を買ったりしてきましたが、音に品位、華を感じられる・・と いうことで「PCM1794」に落ち着いていたんです。 昨年末にTAD(パイオニア)から発売された最高級DAコンバータは160 万円くらいするものですが、いまやビンテージ??の部類にはいる「PC M1794」が採用されていて、最新のデバイスを選ばなかったのはコレ を超える音質のものがなかったからか・・と勝手に想像していました。 で、この高価なDAコンバータの回路を見てみると「PCM1794」が左右 チャンネルに1個づつ使われているではあ~りませんか。 1個でステレオ対応なのに、あえて左右に1個づつ使うとはそれなりの 理由がありそうです。 セパレーションの問題を無視できる・・ということは理解できるので すが、とてもそれだけとは思えません。 ということで、わがシステムのさらなる音質向上をめざして「PCM17 94」の2個づかいDAコンバータを製作することにしました。 とはいえ昨今のデジタル機器はメインデバイスが表面実装タイプなので シロートがカンタンに手を出せそうにありません。 で、taobaoのサイトで手ごろなものを見つけたので中国語の堪能な知人 に頼んで購入してもらいました。 日本にやってきた基板はこんなカンジです。日本円で12,000円くらいでした。USBインターフェイスも内蔵されています。この価格で「PCM1794」が左右1個づつ搭載されているのに感激!!フィルムコンはWIMA デジタル部のケミコンはOSコン アナログ部のケミコンはニチコン 位相補正用にはなんとディップマイカが林立しています。と、ここまでは合格なんですがやはりMade in chaina。基板裏面のハンダづけのキタナイこと。小学生でももっとキレイにできるのでは・・という感じです。基板表面のWIMAの頭部にはハンダごてが当たったと思われるヤケドのあとが・・電源トランスは外付けになっていて、デジタル用の3.3Vと5V アナログ用の12V×2の3個のトランスが必要ですが、ハイエンド機らしい設計がされています。手持ちのトランスをつないで、オーディオ専用PCに接続したらちゃんと認識してくれました。ヤレヤレです。この基板にちょっと手を加えて、ツインDAC-ICの音を確認してみよう・・と思います。
2016.10.15
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いま、一部の人で盛り上がっている(盛り上げている??)「Nutube」をシリコンハウスで見てさわってきました。大きさのわりに重量感があって仕上げも精密感があってルックスはなかなかのものです。資料を見せてもらうと、フィラメント電圧が0.75V 電流が17mAだそうな・・この電力で発生する熱電子はいかほどのものか・・メーカー発表の応用回路図を見たら、Nutubeの前後にトランジスタが鎮座していて「アンタはいったいナニすんの?」という回路でした。電子楽器用途で「歪」発生器としてなら納得なのですが・・ま、メーカーが「コルグ」なのでそちら用途が前提なのかもしれません。5,500円のプライスタグがついていました。私ならチェコかロシアの「12AX7」を2本買うけどな~ということでシリコンハウスを後にしたのでした。で、気を取り直してMOS-FET パラPP 0dBアンプの配線作業にかかりました。配線が終わったらこんなカンジです。ナナメ前から見たらこんなカンジです。ノイズの影響を避けるためにACラインは最短距離で空中配線。メーカーでは絶対にできない芸当ですね。オーディオラックにセットして試聴してみました。いちばん上の黄色い箱は「Lパッドアッテネータ」と「入力セレクターだけで構成されたパッシブコントローラー。その下の緑の箱はMOS-FETのディスクリートドライブアンプ。一番下の緑の箱はドライブアンプ用の定電圧電源ユニットです。いままで何台も製作してきたシングルPPの0dBアンプと比較するとドッシリと重みというか凄みのある音です。解像度が高いのにフワッとソフトな音はMOS-FETに共通したものですがそれにプラスして落ち着きというか貫禄が加わりました。これが「パラPP」の効果なのでしょうか。音量を上げても「うるささ」がまったくありません。ついついボリュームを上げすぎるようです。となりのキッチンから「かよこママ」が叫んでいます。「音おおきいよ~」「ご近所迷惑よ~」・・と。難点はケースの温度上昇でしょうか。30分も通電していると手で触れないくらい熱くなります。その昔愛用していた英国は「ミュージカルフィデリティ」社のA1というAクラスアンプを思い出しました。久しぶりにいろんな楽曲を聴きまくりました。300Bシングルのよきライバルになりそうです。
2016.10.08
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この週末も台風による雨の影響で家にとじこもっていたので、アンプ製作作業がすすみました。アンプ基板と脇役基板ができたので、いよいよケースに組み込むところまできました。ケースはシリコンハウスで求めた中国製??のアルミケースです。放熱器がサイドについたパワーアンプ用ケースは国内T社のものが有名ですが何せ一万数千円のプライスタグがついています。このケースはたしか6,000円くらいだったので年金生活者にはありがたいシロモノです。段ボールから部材を取り出して組立てたらこんなカンジです。A4より少し大きい程度で使い勝手のよいサイズです。基板の動作テストのときに使用した放熱器はじつはこのケースのものだったんです。フロントパネルはヘアライン処理された厚み8mmのアルミ板。リアパネルは黒色塗装された厚さ3mmのアルミ板です。フロントパネルは厚すぎて加工が大変なのでLEDの穴をあけるだけにとどめました。リアパネルには入出力端子の穴加工を行いました。ACインレットは付属していますし、そのサイズに合わせた角穴は加工ずみなのでラクチンです。穴あけが終わったらこんなカンジです。ケースを仮り組みして、底板の上にトランスや基板を乗せて現物あわせで位置ぎめをします。底板の穴加工が終わったらこんなカンジです。アンプ基板の下には通風孔をあけました。Aクラスアンプならではの熱対策です。穴あけ加工が終わったケースを組み立てて、トランスや基板をネジ止めしたらこんなカンジです。ようやくパワーアンプらしくなってきました。本日の作業はここまで。次はいよいよ配線工程にすすみます。
2016.10.01
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アンプ基板ができたので次は周辺基板つくりにすすみます。まずはアンプのエネルギー源となる「電源基板」。もっともシンプルなブリッジ整流の±電源です。ダイオードもケミコンも足が太くてユニバーサル基板の穴に入らないので久しぶりに「ハトメ基板」をつくりました。こんなカンジです。ダイオードとケミコンは2mmのハトメ、チューニングコンデンサーとブリーダー抵抗には1,5mmのハトメを使いました。パーツを取り付けたらこんなカンジです。ダイオードにはショットキーバリアを、平滑ケミコンにはエルナのオーディオ用をチョイス。音質調整用に1μFのフィルムコンを抱かせています。続いて「スピーカープロテクター基板」。毒見スピーカーだけならこんな基板は不要なのですが「JBL」や「THIEL」を接続するためには必須アイテムです。POPノイズ防止はもちろんですが、万が一スピーカー出力にDCが漏れたときには瞬時にリレーが働いて回路を遮断してくれるので安心です。音に関係のない「脇役基板」に時間と労力をかけるのは気がすすまないな~と思いながらパーツセラーを眺めていたらいいものを見つけました。半年くらい前に通販サイトで見つけて衝動買いしておいたものです。中国製のキットですが、たしか1,500円くらいでした。激安・・と思いきや送料も同じくらいかかってしまいました。キットの中身はこんなカンジです。ケミコンはメーカー不詳の中国製??だったのでニチコンに変更しました。組立てたらこんなカンジです。アッという間にできあがりました。でも一か所だけ変更しました。リレーOFF時に点灯する「LED」が基板直付けになっていたのを「ピン端子」にしてLEDをフロントパネルに取り付けできるように・・それと電源ON時のLED端子を増設しました。こんなカンジです。左側の2Pピン端子が増設したもの。基板に1,5mmの穴をあけてハトメを打ってピン端子を取り付けました。これでフロントパネルに2個のLEDを光らせることができます。脇役基板ができあがりました。次はいよいよケースへの組み込みへと進むことにします。
2016.09.28
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片Chのアンプ基板ができたのでさっそく動作テスト。Aクラス動作なので放熱器は必須です。パーツセラーにあった一番大きい放熱器にM3のタップを立ててFETを取り付けました。バラックセットで電源をでっちあげて、木板に組み付けたらこんなカンジです。アナログテスターはDCバランス調整用、デジタルテスターはアイドリング電流調整用です。2個の半固定抵抗を交互に回しながら調整してゆくのですが、アナログテスターは瞬間的に0Vを確認できるのでDCバランスのチェックには必須アイテムです。0dBアンプはゲインがないのでCDプレーヤなどのラインレベルを入力するにはドライブアンプが必要になります。MOS-FETディスクリートのヘッドホンアンプを前につないで音だしを行いました。お毒見スピーカー役のTangBand 8cmフルレンジから、MOS-FETならではの「スカッと抜けるのにソフト」な音が飛び出してきました。ホッと安心できたところで、もう片Chの基板づくりにすすみます。同じ基板をつくって済ませる・・というわけにはゆきません。Aクラス動作で発熱が多いために放熱器をR Lチャンネルそれぞれに配置しなければならないので、基板も左右対称にする必要がある・・というわけです。入出力端子の位置をリアパネル側に統一して、配線を最短距離にしたい・・という思惑もあります。先につくった基板を眺めながら鏡に映すようにもう片Chの基板をつくるのですがスペースの制約もあってそう簡単にコトは進みません。これが仕事ならストレス溜まりまくりですが、趣味となれば「脳トレ」気分??で楽しく取り組むことができます。できあがった2枚の基板を向い合せに置いたらこんなカンジです。今回のアンプはケースに入れて完成させよう・・と決めましたのでそれを前提にして周辺基板の製作を進めてゆくことにします。
2016.09.22
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パーツが集まったので基板つくり。ユニバーサル基板を長手方向に1/2にカットして入出力用のハトメを打ちました。ネジ端子にしたかったのですが、スペースを取りすぎるために断念。パーツを乗せる前の基板はこんなカンジです。回路図とにらめっこしながらパーツレイアウト。あーでもない、こーでもない・・とパーツを差し込んでは抜き、差し込んでは抜きを繰り返し。ユニバーサル基板の本領発揮です。ボケ防止のトレーニングに役立っているかも・・・レイアウトが決まったらこんなカンジです。MOS-FETは基板にジカ付けしました。リード線の引き回しを避けたかったためです。入力のカップリングコンにWIMAのMKP 400Vタイプを使いたかったのでムリヤリ押し込めたら視覚バランスが悪くなってしまいました。基板の裏はこんなカンジです。0.5mmのスズメッキ線で配線しました。これで片チャンが完成。うまく動作するかチェックして、OKならばもう片チャンの基板を製作するコトにします。
2016.09.17
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この年になると、あと何年生きられるかわからないので、生きているうちにいろんなアンプの音を自分で確認しておきたい・・と言う焦りがでてきます。で、未体験のイントラアンプを作ったのですが、自分の求めている音とは違ったことがわかったので、サッサとバラしてパーツセラーにお戻りいただくことになりました。アンプセラーも満杯になってきましたので、二度と聴かないアンプをケースに入れて完成させるわけにはゆきません。で、次はナニの音を聴いてみようかな~と思ったときに、今までパラプッシュやトリパラプッシュの音を体験していないことに気付きました。低歪追究のあまり、メーカー製完成品も自作もすべてシングルプッシュばかりを選んできたんです。クリアでソフトな音を実現できると次は「品」と「華」を追及します。それも実現できると次は「凄み」を求めるようになります。どうすれば「凄み」を実現できるのか・・とこの数年考え続けてきたのですが、その結論がパラプッシュでした。電力増幅素子をいくらペア組みしてみてもすべての電流域でピッタリと揃えることはできません。どうしても個体差が出てしまいます。逆にそれを利用すれば、コーラスのユニゾンのように個々の微妙な音質差が音の厚み、凄みにつながるのでは・・と思い至りました。真空管のパラプッシュは大がかりになるので、MOS-FETで挑戦することにします。当然ながら「Aクラス動作」「無帰還」は必須です。超シンプルな回路にしたかったので「0dB」の電力変換アンプにしよう・・と思います。パーツセラーを物色したら「2SK1056」と「2SJ190」のペアが4組ありました。その昔、秋葉原は万世橋のふもとにあった半導体専門店「オテック」で購入したものです。ソース抵抗も海神無線で求めた無誘導タイプがありました。ソフトな音を求めて、抵抗はカーボンにしたかったので「千石電商」で購入しました。半固定の多回転タイプは「デジット」で購入しました。基板はいつもの「ICB-88」の2倍サイズを使用します。この基板を長手方向に2分割して片チャンネル分を組み込むことにします。この基板とにらめっこしながらパーツを差し込んでジグソーパズルのスタートです。うまくカタチにすることができるか、そのパズルを解くのが楽しみで基板つくりを続けているカンジです。
2016.09.11
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インターステージトランスの音を早く聴きたいのでチャッチャと配線を済ませました。完成したテストベンチはこんなカンジです。超シンプルな回路なので回路図なしでも順調に配線作業がすすみます。とはいいながら、通電前には何度もチェックします。この年になると惰性で作業してしまうので思わぬ勘違いをやらかすことがありますので・・ドキドキしながら電源ON。ヘンなところから火花が出たり、焦げくさいニオイがしたり・・過去の失敗がアタマをよぎります。何10台とアンプつくりをしていても緊張する瞬間ですね。このスリルを味わうためにアンプつくりを続けているのかもしれません。動作テストはこんなカンジです。すばやく各部の電圧チェックをします。6BX7のプレート電圧(対アース)は300V カソード電圧は18V プレート電流は43mAと狙い通り。12AT7のプレート電圧は150V カソード電圧は1.5Vとこれまた狙い通りになりました。12AT7で約50倍利得をかせいで、インターステージトランスで1,5倍カサ上げします。入力に200mVを加えると約15Vで6BX7をドライブできることになります。正常動作していることが確認できたのでESOTERIC X30 CDプレーヤーとJBL4333Aをつないで音だしです。半導体アンプのときは、もしもの「DCモレ」がこわいのでいきなりJBLは接続できません。8cmフルレンジの「お毒見」スピーカーでしばし様子をみて、DCモレを計測してからJBLに接続がえをしていました。真空管アンプは出力トランスが介入するためにDCモレの心配は皆無ですので安心して最初からJBLを接続できます。38cmウーハならハムノイズもイッパツでチェックできますし・・初回テストの定番になっている「サリナジョーンズ」のオータムリーブスを鳴らします。音が出た瞬間、聴きなれた3極管無帰還シングルのソフト&クリアな音とはまったく異なっているのがわかります。中域に厚みがあってボーカルがグッと前に出てきます。そのぶん帯域は若干狭いような・・昔の映画館の音のようなバリンバリンとした音で、4333Aがアルテック604Eに変身したようです。それなら・・とアートブレイキーのモノ盤を聴いてみると帯域は狭いながらも熱気あふれる音が生々しく飛び出してきました。イントラアンプのファンが多いことがこれでちょっと理解できた気がしました。でも、私は解像度の高い音がフワッと漂うように広がる・・という矛盾を含んだ音場再生を理想にしているので、追い求める方向とはチョッと違うかな~という感じです。ちゃんとしたケースにいれて完成させるか、再度パーツセラーにお戻りいただくか悩むところです。
2016.09.04
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インターステージトランスを使ったシングルアンプを作ろう・・と思い立ちハモンドのトランスありきで設計スタートです。せっかくのイントラアンプですから、徹底的にシンプルな回路にしたい・・と思いました。出力管の前後にトランスを配置しただけの「単段アンプ」というのが専門誌などによく掲載されています。シンプルな回路ということではこれに勝るものはないのですが、なにせゲインがないので、CDプレーヤなどのライン出力を直接つなぐことはできません。ドライブアンプと呼ばれる電圧増幅段が別途必要になります。結果、全体を見てみればシンプルとはほど遠いものになってしまいます。あくまでもライン入力でスピーカーを鳴らせる・・という条件でシンプルをめざします。となれば、電圧増幅を双3極管、電力増幅も双3極管にしたいもの。で、12AT7⇒6BX7というラインナップが頭に浮かびます。とりあえずテストしてみたいので、流用できる基板がないかな~とワインセラーならぬ基板セラーを物色していたらイイものを見つけました。10年くらい前に製作した12AX7⇒6BX7の基板です。タマは2本だけなのですが、コンデンサー結合でNF抵抗もあるのでけっこうなパーツ数です。コレをイントラ回路用に改造して動作テストすることにしました。で、必要なパーツだけにしたらこんなカンジです。各真空管のカソード抵抗とパスコンだけになりました。ステレオなのに抵抗4本、コンデンサー4個だけです。超シンプルになりました。回路図を書くまでもありません。パーツセラーの中から必要なパーツを集めて25cm角の「木板」にネジ止めしました。カッコよく言えば「テストベンチ」です。いくら回路をシンプルにしてもそこは真空管アンプ。すごい物量です。左上の電源トランスと左下のチョークコイルは秋葉原のノグチトランスで購入したもの。右上の2台の出力トランスはタンゴのU708です。ファインメットにしようか・・と迷ったのですが3極管との組み合わせではソフトトーンになりすぎるかも・・と思ったのでシャッキリとした音を狙ってケイ素鋼板にしてみました。その下のちいさいトランス2個が今回の主役であるハモンドのインターステージトランス。配線して音出しするのが楽しみです。
2016.08.31
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某雑誌社さんからクラフトオーディオの原稿依頼がありまして、お盆休みはコレにかかりきりで、自分のオーディオはまったく進展なしでした。で、ようやく一段落したので、次はナニを作ろうかな~と考えていたら「トランス結合」のアンプを一台も作ったことがないことに気付きました。理由はカンタンで「コンデンサー結合」のほうがはるかにローコストで高性能(高帯域)だからです。でも、前期高齢者になったいま、過去に製作した真空管アンプや半導体アンプを振り返ってみると「ワイドな周波数特性」「超低歪」が音の良いアンプの条件ではないことに気づきます。偶数次の歪を適度に残した3極管&無帰還アンプの音に魅力を感じる・・という人が多いのも事実です。で、この偶数時の歪はそのままにして、インターステージトランスで不要な帯域をカットしてやったらどんな音になるんだろう・・・というワケです。インターステージトランスといえばタンゴのNCシリーズが有名ですが、新品は骨董的な価格で15万円くらいのプライスタグが付いています。タンゴを受け継いだアイエスオー製でもヤフオクを見てみると4~5万円で取引されているようです。年金生活者には手を出しにくい金額ですね。というわけで、ワインセラーならぬパーツセラーを探していたら、「ハモンド」のトランスを見つけました。あのハモンドオルガンで有名なカナダの会社ですね。「124D」という巻線比1:1,5のインターステージトランスです。一年くらい前になりますか、NOUSERのサイトを見ていたときに目に止まって、1個4,500円くらいだったので衝動買いしたことを思い出しました。ルックスはこんなカンジです。MADE IN CANADAと箱に印刷されていますが、いかにも安っぽい外観です。現役時代に、英国パートリッジの出力トランスを購入したことがありますが、そのときもその貧弱な外観に驚いたものでした。立派なケースに入った国産トランスの外観とは大違いです。でも、特性と音はすばらしいもので目からウロコでした。ヒトといっしょで、とりあえずは外観だけで判断しないことにします。次は、このトランスを生かせる真空管と回路の検討にすすみます。
2016.08.28
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3Dサラウンドプロセッサーの基板が完成して、試聴してみて使えることがわかったので、アルミケースに組み込むことにしました。シリコンハウスで求めたいつもの「わけありケース」にパネルと基板とRCAジャックやボリュームなどのパーツを取り付けたらこんなカンジです。アルミケースに穴をあけるのはしのびないので、基板の取り付けには「ペテット」を使用しました。両面テープでケースに張り付けるだけなのでカンタンです。「QIケーブル」で配線したらこんなカンジです。各パーツまで最短距離でスッキリと配線できました。続いてフロントパネルのお化粧を・・ということで黄色の「色画用紙」で「着せ替えパネル」をつくりました。Power Pointで文字入れしてプリンターで印刷するだけです。そうそう、下のほうにわが家の家紋である「並び鷹の羽」をあしらってみました。こんなカンジです。この「着せ替えパネル」の上に「アクリルパネル」をのせて「アルミパネル」といっしょにネジ止めすればフロントパネルの完成です。完成したら外観はこんなカンジです。さっそくわが家の「夏用システム」に加えてセッティングしてみました。こんなカンジです。いちばん上の黄色い箱が今回製作した「3Dサラウンドプロセッサー」その左が夏用デジタルアンプです。もともとこのシステムはTangBandの14cmウーハをつかった2WAYスピーカーと組み合わせてラジコやFM放送を流しっぱなしにしておく「BGM用」という位置づけですので、しかめっ面をして真剣に聴くわけでもなく、気軽に「皿うどん」サウンドを楽しめたら・・と思っています。
2016.08.16
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約5年間愛用していたPanasonic「きみまろズーム」の不具合で写真が撮れずブログが停滞してしまいました。どうやらリチウム電池の寿命がきたようです。某通販サイトで電池の品番を検索してみたら純正品は4,000円!!中国製の互換品は580円!!手元の純正品にはMADE IN CAINAと記載されていますし、何よりも年金生活者ですので迷わず580円を注文しました。プライム会員の入会を断ったいやがらせ?か、到着まで5日もかかってしまいました。ま、ともかく電池交換で「きみまろズーム」が復活しました。3Dサラウンドの基板が完成したのでボリュームや入出力端子などの周辺パーツを取り付けたらこんなカンジです。いよいよ通電テスト。電源にはモバイルバッテリーを使用しました。ノイズ発生などの原因追究時に電源を疑う必要がないので心理的にラクです。バッテリーを接続したらこんなカンジです。パッシブコントローラーと夏用デジタルアンプのあいだに挿入してテストしてみました。プロセッサーOFFにしたときの音質とノイズを心配したのですが杞憂に終わりました。ホーンツィータに耳をつけても全くノイズは聞き取れません。音質変化もわずかなものでした。「Lパッドアッテネータ」を「安物ボリューム」に変更したときのようなカンジです。若干の情報欠落感はありますが、そのぶんスッキリとした音になります。で、いよいよプロセッサーON。ボリュームを回してもそんなに大きな変化はありません。昔々、家電各社のセパレートステレオに競って採用されていたサラウンドとはまったく次元が違います。トンネルの奥から聞こえてくるような音を想像していたのですが良い方に裏切られました。とても自然な音が左右のスピーカーの外に広がります。と言ってもこれは音源しだい。チェロやバイオリンのソロなどワンポイントマイクで収録されたものは自然です。次に1960~70年代に録音されたライブもの。「サイモンとガーファンクル」の「By bY Love」などは自分がライブ会場のど真ん中にいるようで感動もの。後楽園球場までコンサートに出かけたことを思い出しました。(ドームができるまえの昔話です・・)反面、最近の打ち込み楽曲では不自然きわまりない音になります。打ち込み+マルチトラック録音では空間情報が欠落というかもともと存在しないのですからしかたないところですね。というわけで、使い物になりそうだ・・と実感しましたのでケースに入れてシステムの一員に加えることにします。いつもの「わけありアルミケース」に組み込むことにしました。2mm厚のアルミ板を加工して「フロントパル」と「リアパネル」を製作しました。こんなカンジです。次は基板の組み込みへと駒をすすめることにします。
2016.08.11
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ピュアオーディオにも遊び心が必要だ!!というわけで、一昔まえにはやった「皿うどんサウンド」を自分で体感すべく「「3DサラウンドプロセッサIC」をつかって基板をつくることにしました。この手のICはまさにブラックボックスなのでデータシートの応用回路図通りにしてみました。いつもの穴あき基板に組み込んだらこんなカンジです。遊びといいながらもピュアオーディオの一員に加えるわけですから、サラウンド用のコンデンサーはもちろん、信号系のコンデンサーはすべてWIMAのフィルムコンにしました。本当ならMKPにしたいところなのですがこの基板に収まりきらないのでやむなくMKSでガマンです。データシートでは10μFのケミコンになっています。ささやかなる抵抗・・といったところでしょうか。基板の裏側はこんなカンジです。0.5mmのスズメッキ線で配線しました。真剣にパーツレイアウトを考えなかったので一か所だけ電線が交差するところができてしまい、エンパイアチューブのお世話に・・恥ずかしい・・・次は周辺パーツを取り付けて待望の音出しにすすみます。
2016.08.03
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ステレオ誌8月号が発売になりました。毎年恒例ですが、8月号にはスピーカーユニットが付録でついてきます。で、今年はFOSTEX製8cmメタルコーン・フルレンジ。白色がまぶしいアルミコーンです。二年前の付録はFOSTEXの2WAYユニットだったのですが、そのウーハと取り付けサイズが同じなので3.5リットルのバスレフ箱を流用することにしました。ユニットを入れ替えてさっそく試聴です。メタルコーンということで、何となく高域がシャンシャンした音・・という先入観を抱くのですが全くそんなことはありませんでした。FOSTEXのフルレンジユニットは紙コーンでも高域に色がついた賑やかな音が特徴なのですが、このメタルコーンのほうがエネルギーバランスのとれた自然な音なのにまず驚かされます。解像度が高く一音一音が明確なのですがそれでいて鋭い響きはなくて紙コーンよりむしろソフトなくらいです。サブシステム用として十分使えるのではないでしょうか。発表されたパラメータを見るとm0 Q0ともに高めなのでバスレフ箱がいちばんピッタリくるカンジです。反面、バックロードホーンとは相性がよくないかもしれません。ただし、全体的に音が軽めなのが気になります。同じ8cmフルレンジでもTangBandのポリプロピレンコーンの上質な深み、厚みのある音には及びませんが、付録ということと値段を考慮したらよくできている部類にはいるのではないでしょうか。これで日本のクラフトオーディオ界が少し盛り返してくれることを期待したいものです。で、しばらく「自分のオーディオ」から遠ざかっていましたので、久しぶりに家でハンダごてを握ってみよう・・と思いたちました。ワインセラーならぬパーツセラーを引っ掻き回していたらおもしろいモノを見つけました。数年前にデジットブログを見て衝動買いしていた「3Dサラウンドオーディオプロセッサ NJM2701」です。たしか250円くらいでした。オマケでICソケットをつけてくれたのを覚えています。正統派??のオーディオではなくて、ちょっと横道にそれてみるのも悪くないのでは・・というワケです。データシートに記載されている応用回路例の上にプロセッサICとオマケのICソケットを置いたらこんなカンジです。久しぶりにユニバーサル基板で遊んでみることにします。
2016.07.30
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真空管アンプの発熱に耐えかねて、最新のデジタルパワーICをつかった「夏用アンプ」を製作したのはいいんですが、抜け穴がひとつありました。オーディオ専用PC「CAMEO#3」の天板に手をかざすと触れないくらいに熱くなっているではあ~りませんか。風切音が気になって冷却ファンを取り外していたことを思い出しました。で、あわててケースからPCの中身を抜き出して冷却ファンを強力両面テープで張り付けました。こんなカンジです。基板はMini ATXですが、密度感があって??なかなか見栄えがいいのでケースなしでハダカのままにしてみました。ハードに使ってもヒートシンクはほんのり暖かくなる程度です。これでエアコンに余計な負担をかけずに夏を乗り越えられそうです。
2016.07.23
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FE138ES-Rのスカッと抜けた明快な音を生かしながら高域のキャラクターを抑えるべくRAMSAのホーンツィータを組み合わせてみたのですが結果は惨敗。FE138ES-Rの強烈な個性を矯正することはできませんでした。でも、せっかくRAMSAのホーンツィータに登場いただいたので、もう少しお付き合いを続けられないものか・・と考えたところ「TangBand」の14cmポリプロピレンウーハなら相性がいいのでは・・と思い当たりました。明るく弾むこのウーハとなら何とかなりそうかも・・というわけです。思い立ったらさっそくウーハ交換。ついでにバスレフポートを厚さ15mmのMDF材でふさいで「密閉型」にしてみました。バスレフ時の低域肥大症が若干気になっていましたので・・で、TBウーハとRAMSAツィータを組み合わせてセッティングしたらこんなカンジです。TPA1336夏用デジタルアンプでさっそく試聴してみました。密閉箱にしたおかげで、TBウーハの弾むような低音にグッと締りが出てさらに解像度がアップしました。以前のDYNAUDIO D260ドームツィータとの組み合わせでは「これぞデンマーク!!」といわんばかりのソフトで上品な音でしたがRAMSAツィータでは少し線は細くなるもののスカッと抜けたキレのある音に変身します。昔はコーンウーハ+ホーンツィータというシステムがけっこう存在したのですが、最近はなぜかコーンウーハ+ドームツィータが主流のようですので少し時代をさかのぼった感がありますが・・これを書きながら同じ組み合わせだった松下の「Technics 1」や日立の「HS500」などの名機の顔を思い浮かべておりました。しばらくはコレを側室として?傍に置いておこう・・と思っています。
2016.07.10
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FOSTEXの限定販売ユニット「FE138ES-R」をウーハにしてホーンツィータと組み合わせた2WAYの製作を思い立ち、その前準備としてアッテネータ付きのクロスオーバーネットワークをキットで安直に製作しました。で、次はホーンツィータの選定です。ワインセラーならぬユニットセラーを物色していたらいいモノを見つけました。松下通信工業(現Panasonic)のプロオーディオブランド「RAMSA」のホーンツィータです。もともとは25cmウーハと組み合わせたPAスピーカーとして商品化されていたのですが、PAスピーカーらしくない自然な音とHiFiスピーカーに負けないフラットなf特が気に入って、同社代理店の知人に頼み込んで補修部品として取り寄せてもらったものです。カットオフは2KHzくらいなので3KHzのクロスオーバーで何とか使えそうです。じつは同じデザインでカットオフ1KHzのホーンツィータも同時に手に入れていたのですが大きすぎてFE138ES-Rのエンクロージャーの上に乗りきらないのでやむなく小さいほうにしました。エンクロージャーの上にホーンツィータとネットワークを乗せて配線したらこんなカンジです。ウーハとツィータを別筐体にしたので、ツィータを前後させてタイムアライメントの調整もカンタンです。オーディオラックの端っこにセッティングしたらこんなカンジです。TPA3116デジタルアンプ(夏用アンプ)で音だししてみました。いつものサリナジョーンズを聴きながらアッテネータのツマミを回してツィータのレベル調整をしつつ、タイムアライメントの調整をします。JBL4333Aの音に慣れきっているので自然と同じようなエネルギーバランスになってしまうのはいたしかたないところですね。でもいくら調整してもFE138ES-Rの強烈な高域のクセは治りません。クロスオーバー3KHz 6dB/octの限界でしょうか。チャンデバでもっと急峻に高域をカットしないといけないようです。でもそうするとFE138ES-Rの個性を殺すことになりますし・・アンプを300Bシングルに変えてもこの傾向は同じです。このユニットの明るすぎるキャラクターは私と相性が良くないんだ・・ということで、これ以上のおつきあいはムリそうな感じになってきました。
2016.07.06
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ここのところ「仕事のオーディオ」が超忙しくて「自分のオーディオ」はまったく手つかず状態でした。何気なくここ数か月分の「MJ」誌を見ていたら「小沢」氏の記事が目にとまりました。フルレンジをウーハにした2WAYスピーカーの考察記事ですが、本物??のウーハよりもフルレンジウーハのほうが細かい音まで明確に再生できる・・というのがその要旨です。私も昨年来おなじような経験をしておりましてFOSTEXのフルレンジFE138ES-Rを2WAY化したことがありました。このユニットの特長でもあるのですが、フルレンジで鳴らしたときのスカッと抜ける明快で繊細な音には新鮮な衝撃を受けたものです。ただ、強烈な高域のクセはエージングでも治らず、やむなくDYNAUDIOのドームツィータ D260 を付加した2WAYで音をチューニングしたのです。FE138ES-Rを12リットルのバスレフ箱に入れたところ。DYNAUDIO D260 を追加したところしばらくは満足していたのですが、D260の上品な質感にやんちゃなFE138ES-Rが負けているような気がして、同じような質感のウーハと組み合わせよう・・ということでTangBandの14cmポリプロピレンウーハに入れ替えました。こんなカンジです。 これは大成功で「ソフト&クリアで上質」という私の理想の音に近づいたのですが、ふと気が付くとJBL4333Aのスケールダウン版という音なのです。知らず知らずのうちに自分好みの音に近づけてしまっていたんですね。で、小沢氏の記事に触発されて、FE138ES-Rの音色を生かしつつ高域のクセだけを低減させてみよう・・と思い立ちました。FE-138ES-Rをウーハにしてホーンツィータを組み合わせたらどうなるだろう・・というわけです。ここで問題発生・・ホーンツィータは出力音圧レベルが100dB以上あるので、ネットワークの後にアッテネータは必須です。まずは「アッテネータ付きのネットワーク」を作らねば・・と思いつつシリコンハウスを俳諧していたらこの目的にピッタリのものを見つけました。キットの中身です。ネットワーク完成基板にアッテネータを組み付ける構造になっています。組み立てたらこんなカンジです。これでようやくホーンツィータを迎え入れる準備ができました。
2016.07.03
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