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2009.01.04
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カテゴリ: カテゴリ未分類
 「誠実とは、悲惨から目をそらさないことであると同時に、一切の自己劇化を排した、内面の感情に忠実な態度である」とは、南木 佳士の著書「エチオピアからの手紙」についての、山崎正和氏の書評の一部です。

 「いったい、一方に悲哀を感じるとすれば、他方にはどんな感情を抱けばよいのか。悲惨のうえに悲惨があり、ひとつが他を相対化するような状況のもとで、目前の悲惨にどこまで共感するのが正しいのか。過剰な感傷に走らず、しかも犬儒主義に逃げないために、感情の平衡をどう制御すればよいのか。」という切実な問題に迫られながら、「危うい感情の宙吊りの結果として平穏な日常があり、この未決状態が日常に緊張を与え、逆に感情の独善を防いでいるのも事実」だと、つなげています。
  南木氏の著書は好んでよく読んでいましたが、山崎氏については、正直そのお名前すらも記憶の中にありませんでした。
 山崎氏の著書を読んでみたいと思った、裏表紙の評でした。







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Last updated  2009.01.04 10:43:18
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