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高専の物理(矢代先生)で初めてこのE=mc^2を学んだ時のシンプルで美しい公式にはっと息を飲みました。今回は文庫【E=mc^2のからくり】山田克哉著を読み、宇宙の根源問題の一端を垣間見てわくわくしました。mは質量(kg)でc(m/s^2)は光速です。そう光の速さ、1秒に30万kmです。その2乗ですから1gであっても膨大なエネルギーをもつ。その逆も真。膨大なエネルギーをつぎ込まなければ1gは生まれないことを意味する。
さて、なぜ光はどこで観測しても、観測者が光源に使づいても遠ざかっても、光速は不変なのか。唯一変わらない。それはなぜ?空間も時間もともに伸縮し、空間(距離)÷時間=速度(一定)と考えたアインシュタインは電車の車掌だった。つまり空間と時間がともに伸びたり縮んだりするアイデアにたどりつく。ニュートンも真っ青。ニュートン力学、それは特殊解だということを指摘したのですから。
光子に質量はありません。電磁波もしかり。質量がないがエネルギーはある。質量がないときの速度は30m万km/秒になる。山田先生も光速度cは「実にふしぎな存在」と述べ「cだけはこの宇宙で 絶対的な存在であり相対速度ではありません!
唯一無二の値なのです!」と絶叫。
つまり光子は神の化身か。まだ分からないことがいっぱいあるとおっしゃってもいます。もう一度読むつもり。物理と無縁の人にも分かりやすい本で、宇宙の根源問題の最新知見まで紹介していますよ。読書の秋に相応しい一冊。「宇宙とはなんぞや」という壮大なテーマ。
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