「お送りしたのはコーネリアスで『悪くない。この感じ』でした。 えー…と、とても、さわやかな曲ですね(笑)」 小 「うーん…さわやか?」 U 「さわやかですよ。『あなたがいるなら』とかと比べると やっぱりポップな印象はありますね」 小
あのー、アルバムに入ってるどの曲よりも多分、 これがポップだと思う(笑)」 U 「そうですね。で、このポップな曲は アルバムに入れないっていう(笑)」 小 「シングルのB面(笑)」 U 「いやー、なんだかあのー、 ちょっと懐かしい雰囲気もあって、メロディに。 すごいうれしいです」
「そうだね。ちょっと1stの頃っぽい感じもある。 音数が多いんだよね」 U 「ああ、そうかもしれないですね」 小
U 「全くの空白みたいのがありますもんね。最近の曲にはね」 小 「これはね、結構珍しくみっちり音が入ってる」 U 「『どうしよう』のリフレインのところ、 ちょっとだけリズムが変わるのがちょっと気持ちいいですね」 小 「地味にヘンなんだけどね」 U 「エンディングのところの雰囲気とかも結構ヘンですよね(笑)」 小 「うん」 U 「小山田さん、このアルバムは基本的にすべての音を 小山田さんが出してるんですよね?」 小 「そうだねえ」 U 「ゲスト・ミュージシャンが居る訳ではないんですよね?」 小 「居ないね。あのー、一曲ね、 僕の"はとこ"が歌ってる曲があんだけど(笑)」 U 「僕の"はとこ"?」 小 「はい。アルバムでね? あの、はとこで、Lushってバンドが居て。 昔ね、90年代に。イギリスのバンドなんだけど。 そのバンドに、歌ってた"ミキちゃん"って人がいて、 その人が一曲歌ってるかな」 U 「なんていう曲ですか?」 小 「えーとね、『Vanishing Loveliness』」 U 「『The Spell of a Vanishing Loveliness』。 で、その人以外はゲスト・ミュージシャンは居なくて。 ほとんど美島さんと二人で」 小 「そうだね。美島さんと、あとエンジニアの高山さんて人が居て。 ほぼ、それで完結してますね。マスタリングまで(笑)」 U 「あの、二階の小さなスタジオで?(笑)」 小 「あの、小部屋で。地味にやってました」