今月7日に事故後初めて地元の川口オートレース場にやってきた森に「あさチャン!」が密着。仲間たちのレースを見て「最高ですね。ホント、僕にはオートレースしかないので」と感無量の表情を浮かべた。そのうえで「早く戻ってきたいという気持ちはあるけど、今はとりあえず焦らず、しっかりと鍛えて、またレースできるようになりたいと思います」と復帰への意欲を口にすると、「走りてえ…」と笑顔も見せた。
昨年11月にオートレース界の頂点を決めるSG日本選手権で優勝を果たし、名実ともにオート界の日本一となった森は、1月24日の飯塚のレースで前を走るレーサーと接触して激しく転倒し、コース外周にある金網と激突。福岡県内の病院に搬送された。2月9日になって骨盤骨折の重傷という診断を受けたことや、東京都内の病院に転院して3度の手術を受けたことがオートレースを管轄するJKAから発表されたものの、その後の情報は全く流れておらず、この映像で初めて進境を語った。
「死を覚悟しました」「あの痛みは生まれて初めて。あまりの痛さにずっと泣いていました」と生々しく事故の様子を振り返ったうえで、下半身が動かないことから「もう復帰は無理。よくて車いす(生活)じゃないかなと覚悟はしていました」と告白。腰椎破裂骨折は骨片が血管を貫いており、「5ミリずれていたら1時間以内に死んでいた」と医師に告げられ、命の危険があった可能性も明らかにした。また、手術は計4回に及んだことも分かり、胆のうは摘出。体内に24本ものボルトが埋め込まれているという。
手術後も両足にまひ、しびれが残り、感覚はなくなった森は「寝たらこのまま死んでしまうのではないか」という悩みや、「(事故の)フラッシュバックが怖くて怖くて…」と苦悩を口にしながらも、復帰を目指す意気込みを語り、「オートレースがただ単に好きだから。だから(元SMAPの仲間に)迷惑をかけてでもこっちの世界に来たんで。そう簡単には諦めるわけにはいかないですね」と宣言したが、事故直後の治療を担当した九州大学病院の籾井健太医師がリモートでサプライズ登場すると、思わず涙。自力で歩行する姿をうれしそうに画面越しに披露してリハビリの成果を報告し、「時間はかかるかもしれないけど、お世話になった方々に恩返しがしたい。何が何でも復帰を目指して頑張りたい」と改めてレーサーへの復帰を誓った。
独占インタビューの模様は、29日にも後編が放送される。
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