しろうと自然科学者の自然観察日記

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2014.07.21
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カテゴリ: 園芸植物
☆今年は初めて庭にヒマワリを植えてみました。草丈1メートル80センチ程度で、次々と花が咲いています。ヒマワリ(向日葵)の名は、太陽の動きに合わせて花の向きが回ることに由来するそうですが、実際に太陽に向かって動くのは成長が盛んな若い時期だけだそうです。
  • ヒマワリ1.JPG

  • ☆ヒマワリは、北アメリカ原産で日本には17世紀に渡来したキク科ヒマワリ属の1年草です。ヒマワリの花は、多数の花が集まる頭状花序で、外側は黄色い花びらがある舌状花、内側は筒状花(管状花)の集まりです。
  • ヒマワリ2.JPG

  • ☆キク科に共通するヒマワリの筒状花(管状花)を観察してみました。ヒマワリは雄性先熟で、雌しべより先に雄しべが熟して花粉を出します。先端が5裂する筒状花の花冠の中から、5本の雄しべの葯が結合した集約雄蕊が伸びており、先端に黄色い花粉が見えます。
  • ヒマワリ3.JPG

  • ☆写真の下半分は雄性期で、集約雄蕊から黄色い花粉がたくさん出ています。中央の上の集約雄蕊から出ている花粉(葯)は、5つに分かれた星形に見えますが、集約雄蕊が5本の雄しべの葯が結合したことを示しているようです。写真の上半分は雄性期から雌性期に移り、集約雄蕊の中から黄色い花粉を押し出して先端が2裂する雌しべ花柱が伸びています。
  • ヒマワリ4.JPG

  • ☆内側(左側)は雄性期で花冠から伸びる集約雄蕊が見え、外側(右側)は雌性期になっており先端が2裂する雌しべ花柱が伸びているのが見えます。
  • ヒマワリ5.JPG

  • ☆ヒマワリの花は、筒状花が外側から順に咲き、雄性期から雌性期へと移り変わっていきます。





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    Last updated  2014.07.21 05:20:56
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