しろうと自然科学者の自然観察日記

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2017.12.18
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カテゴリ: 山野草
☆9月25日から28日まで、静岡県富士宮市へ行きました。田貫湖周辺などで自然観察をしました。静岡県富士宮市での自然観察を紹介しています。マツカゼソウの花です。(2017年9月26日撮影)。
  • マツカゼソウ01.jpg

  • ☆マツカゼソウは、本州(宮城県以南)から九州の山地の林縁に生えるミカン科マツカゼソウ属の多年草です。マツカゼソウの茎は、高さ50~80センチです。マツカゼソウについては、10月19日の日記「マツカゼソウの花。【秋の高尾山での自然観察・その11】」で紹介していますので、重複している記事があることをお断りしておきます。
  • マツカゼソウ02.jpg

  • ☆マツカゼソウの葉は互生し、3回3出羽状複葉で、軟かく一種の香気があるそうですが感じませんでした。写真でも、3回3出羽状複葉であることがわかります。小葉は、大きさが不ぞろいです。
  • マツカゼソウ03.jpg

  • ☆マツカゼソウの花は白色で、円錐状の集散花序を作ります。
  • マツカゼソウ04.jpg

  • ☆マツカゼソウの花のつくりは、萼は4個で長さ約1ミリの長楕円形、花弁は4枚で長さ3~4ミリの長楕円形、雄蕊は7~8本で長短があり花の外に突き出ています。花柄の途中に苞葉が見えるようです。
  • マツカゼソウ05.jpg

  • ☆雄蕊は7~8本で長短があるというのですが、葯から花粉が出ている長いものと、葯から花粉が出ていない短いものがあるようです。
  • マツカゼソウ06.jpg

  • ☆マツカゼソウの雌蕊は、4個の子房から伸びる4本の花柱が合着して1個の柱頭に続いています。4個の子房の間から長く伸びる1本の花柱が見えます。
  • マツカゼソウ07.jpg

  • ☆9月初めに高尾山で撮影した果実ができた時期のマツカゼソウです。マツカゼソウの子房には柄があり、果実は柄の先に卵形の4分果に分かれて斜上します。(2017年9月9日撮影)。
  • マツカゼソウ08.jpg

  • ☆マツカゼソウの果実は4分果で、それぞれの分果は腎形で、分果の内側の腹面には花柱の痕が残っています。(2017年9月9日撮影)。
  • マツカゼソウ09.jpg


  • マツカゼソウ10.jpg

  • ☆マツカゼソウの花言葉は、検索すると「ゆらめく恋心」と「倦怠期」がありました。しろうと自然科学者は、秋風に吹かれて揺れる姿から、「ゆらめく恋心」を感じました。





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    Last updated  2017.12.18 05:12:50
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