しろうと自然科学者の自然観察日記

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2019.02.23
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カテゴリ: 園芸植物
☆自然観察ブログ「しろうと自然科学者の自然観察日記」を始めて6年11カ月、連載は連続2,500回を超えました。そこで、「自然観察の振返り」を随時掲載しています。【自然観察の振返り[23]】はキンポウゲ科の植物です。第13回は、シュウメイギクの花です。(2012年10月16日撮影)。
  • シュウメイギク01.JPG

☆シュウメイギクは、中国原産で、江戸時代に観賞用に導入され、京都を中心に各地で野生化したものが見られるキンポウゲ科イチリンソウ属の多年草です。(2013年10月29日撮影)。
  • シュウメイギク02.JPG

☆シュウメイギクの茎は、あまり分岐せずに直立し、高さ1メートルほどになります。(2013年10月29日撮影)。
  • シュウメイギク03.JPG

☆シュウメイギクの根出葉は、長い柄があり、広卵形で3から5に浅く裂けた小葉3枚からなります。茎生葉は、短~無柄で互生します。(2013年10月29日撮影)。
  • シュウメイギク04.jpg

☆シュウメイギクの花期は8~10月で、茎の上部で分岐し、直径7センチほどの白色から紅紫色の花をつけます。(201309年10月4日撮影)。
  • シュウメイギク05.JPG

☆シュウメイギクの花が白く萼片が少ない品種は、交配などによって作られてきたものだそうです。(2013年10月29日撮影)。
  • シュウメイギク06.JPG

☆シュウメイギクは、花弁はなく、花弁状の萼が多数あります。紅紫色の花で多数の萼片があるものが、原種に近いそうです。(2013年10月29日撮影)。
  • シュウメイギク07.jpg

☆花の中央には、多数の雌蕊が集まって球状になっており、その周りにオレンジ色の葯がある雄蕊が多数見えます。(2013年10月29日撮影)。
  • シュウメイギク08.jpg

☆シュウメイギク(秋明菊)の名は、日本には無かったことから「黄泉(あの世、冥土)の国の秋に咲く菊」の意味で「秋冥菊」となり、「秋明菊」に転訛したそうです。本来の種は、赤紫の多数の花弁状の萼片があり、「秋に咲く菊」という名前の由来が納得できます。京都近郊の貴船地方に見事な群生が見られることから、キブネギク(貴船菊)、またはギブネボタン(貴船牡丹)の別名もあります。(2012年10月28日撮影)。
  • シュウメイギク09.JPG


  • シュウメイギク10.JPG





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Last updated  2019.02.23 05:04:19
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