しろうと自然科学者の自然観察日記

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2019.12.04
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カテゴリ: 園芸植物
☆11月5日、東京都八王子市の高尾山に植物観察(20回目)に行きました。その内容を紹介しています。シュウメイギクの花です。(2019年11月5日撮影)。
  • シュウメイギク01.jpg

  • ☆シュウメイギクは、中国原産で、江戸時代に観賞用に導入され、京都を中心に各地で野生化したものが見られるキンポウゲ科イチリンソウ属の多年草です。
  • シュウメイギク02.jpg

  • ☆シュウメイギクの茎は、あまり分岐せずに直立し、高さ1メートルほどになります。この写真では、茎が途中で折れたせいか分岐しています。
  • シュウメイギク03.jpg

  • ☆シュウメイギクの根出葉は、長い柄があり、広卵形で3から5に浅く裂けた小葉3枚からなります。茎生葉は、短柄ないし無柄で互生します。
  • シュウメイギク04.jpg

  • ☆シュウメイギクの花期は8~10月で、茎の上部で分岐し、直径7センチほどの白色から紅紫色の花をつけます。
  • シュウメイギク05.jpg

  • ☆シュウメイギクの花が白く萼片が少ない品種は、交配などによって作られてきたものです。
  • シュウメイギク06.jpg

  • ☆シュウメイギクは、花弁はなく、花弁状の萼が多数あります。紅紫色の花で多数の萼片があるものが、原種に近いそうです。
  • シュウメイギク07.jpg

  • ☆花の中央には、多数の雌蕊が集まって球状になっており、その周りにオレンジ色の葯がある雄蕊が多数見えます。
  • シュウメイギク08.jpg

  • ☆シュウメイギク(秋明菊)の名は、日本には無かったことから「黄泉(あの世、冥土)の国の秋に咲く菊」の意味で「秋冥菊」となり、「秋明菊」に転訛したそうです。本来の種は、赤紫の多数の花弁状の萼片があり、「秋に咲く菊」という名前の由来が納得できます。京都近郊の貴船地方に見事な群生が見られることから、キブネギク(貴船菊)、またはギブネボタン(貴船牡丹)の別名もあります。
  • シュウメイギク09.jpg


  • シュウメイギク10.jpg





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    Last updated  2019.12.04 05:44:38
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